モモンガ通信2024年(第1期) ヴェノーヴァとかフルートとかオートバイとか・・・のどかさんの日常ヨタ話


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#1
2024年(令和6年)1月4日(木)
「モモンガ通信2024新年号」


改めまして皆様、新年おめでとうございます。モモンガウォッチャーの皆様にとって素敵な一年でありますよう、喜びに満ちた幸いな年になりますよう心より祈念いたしております。

この正月休みは思いのほかキツいものがありました。出かけるガッツなど無いしとりたてて「今すぐやるべきである」という用件もありませんでしたから、バックグラウンド的に駅伝の映像なんぞを流しながらガンプラでも作って遊ぼうと思っていたのです。実は去年の夏、お盆休み中につくろうかと企ててエントリーグレードの「ストライクガンダム」を買ったのですが、とてもじゃないけどつくるエナルジーが湧くこともなくそのまま放置プレイになっていたのです。



ストライクガンダム

ヨドバシで700円ぐらいで売ってたストライク




私は一連のガンダム作品については「つきあい程度」の距離感であって、最近の物語は全く知らないのですがこの『ガンダムSEED』はけっこうおもしろいと思って見てましたから愛着はあります。ストライクは主人公キラ・ヤマトが搭乗する物語序盤のメイン機体で戦闘シーンでの活躍が印象的でした。敵将バルトフェルドの操る四つ足獣メカ(←ゾイドみたいな機体)と砂漠で戦うシーンは実に良かった。最後の最後にエネルギーが切れて危うしガンダム!みたいな薄氷の勝利で手に汗握る名勝負であった。余談ですが敵将バルトフェルド氏のメカ、複座型なのはいいけど後席に愛人を乗せて戦場に出るのはどうかと思った。これは私がオートバイの後ろにぬいぐるみを載せて走りに行くメンタリティと根っこが同じなのでしょうか。

キラ・ヤマトの搭乗機が「フリーダムガンダム」になってからは物語が大きく動きダイナミックな展開し結末まで一話たりとも見逃せないまま最終回まで駆け抜けましたが、フリーダムガンダムが強すぎて戦闘シーンの盛り上がり感は減りました。

やっぱり序盤のストライクの、コクピットでキラがキーボードをカタカタやって試行錯誤のプログラミング修正しながら必死にピンチを乗り切っていた時がよかったな。

で、私が購入したストライクガンダムのプラモデルはエントリーグレードと称される簡単仕様、「初心者」「年少者」向けのものであります。いわば底辺モデルですが、その色分け工夫(塗装せず素材色だけを利用して完成させても見栄えがよい)や作中のイメージに近い造形、プラモデルとしての完成度等、低価格帯としては歴史的傑作であり非常に素晴らしいとマニアの間で評判が良く「一個は買っておけ」と、オタク界隈では話題をさらったのであります。



ストライク

安くて評判が良い(画像はAmazonよりお借りしました)




これを私は夏のお盆休みに作るつもりでひそやかに入手し部屋の隅に積んでいたのですが、箱をあけた瞬間に挫折しました。



パーツ

こんなの見たら無理だと思う




ひとつひとつの部品が細かすぎて無理ですよ今の私には。ヤングな皆様に声を大にして伝えたいのは、プラモデルみたいな細かい作業が必要なものをたくさん買い溜めし「老後の楽しみにとっておく」なんてアホな幻想を抱くのはやめて、買ったら即組み立て作業をはじめてサクッと仕上げたほうがいいゾ。老眼になったらマジで細かい作業はできなくなります。

とはいえこのままズルズルと放置するのもどうかと思ってお正月から作ろうと決意していたのです(←過去形)。でも、やっぱり無理だった。ただでさえ目が疲れる細かい作業はやりたくないのに、その上左腕の自由がきかないのでガンプラなんてやっていられません。

これでもし、お酒でも飲む習慣があれば、ほろよい気分でそのまま勢いで「呑みながらつくって完成品を眺めながらまた一杯やる」という作戦ができるのかもしれませんが、お酒をのまない自分にはそういう技も使えない。

もうあきらめて友達の息子さんにあげようかな。でも今どきの小学生はプラモデルなんて作らないか。ってことで誰かガンプラが好きでストライクガンダムがイヤではなくて、何か要らないバイク用品か楽器がお手元にある方、物々交換しませんか?(←もはや意味不明)

まあ冗談抜きに最近は「右手だけで可能な楽器」は無いかと深刻に探してる状態ですよ。右手は健在ですので専用のドラムセットを組んではどうか。右手でスネアとタムタム(2種)、あとシンバルのみ。ひたすら8ビートを刻み、オカズは片手で「ダダドドダダ」みたいな地味な感じで、どうかな?今どきのエレキドラムを使えばイケるんじゃないでしょうか。いや、もうこの際「木魚」でも叩きましょうか。カトリック信者が叩く木魚サウンドがビートだぜ!泣ける。

アンデス民謡で使う「サンポーニャ」は両手で保持するのが通常ですが片手じゃ無理でしょうか。音色が大好きなので機会があればチャレンジしたいと思っていたんですけど。どうなのかな。

ということでそろそろ本題に入りますが(え?ここまで前置きかよ!)、年のはじめということでいくつか目標を挙げてみたいと思います。去年は「特に目標は定めない」っていう方針で生きてたら割とマジでグダグダな一年になってしまい猛反省しているのですよ。

実際問題として「これからの音楽活動どうするよ」っていう点は深刻に考えています。無理になるまでは続けたい、と思っていたヴェノーヴァとフルートですが、交通事故で左腕の具合がだいぶ悪くなってしまったことで相当苦労しているのです。身体的にシンドいので練習ができていない。レッスンを受ける時間もキツい。課題がこなせないし、以前のようにも指を動かせないのでもどかしいだけです。こんなレベルでは人前で演奏するのは無理だなと思ってます。恥ずかしくてこんな姿みせられません。本音としては精神的ダメージがすごく大きくて生きる希望がほぼ消えてます。絶望的にへこんでいます。

春ぐらいまで様子を見て、3月あたりの時点でヴェノーヴァとフルートのレッスンを続けるかどうか、冷静に判断しようと思います。歯を食いしばって努力すればナンとかなる、というような問題ではない事は過去半年の実績が証明しています。あんなに努力しても良くならなかった。時間が経てば快復するかもしれないと願っていましたが駄目でした。来月には戻るだろう、あと一か月もすれば良くなるだろう、とダラダラと期待したけど無駄だった。もう元には戻らないことがはっきりした。レッスンに行ったところでわずか10分で限界が来てマトモに演奏を続けることが出来ない。こんな状態でズルズルと続けているのもどうかと思ってしまうのです。

楽器演奏に関しては身体的にできるものを全力でやるしかない。試行錯誤していこうと思います。

交通事故のダメージは精神的に厳しいものがありますが、だからといっていつまでもヘコんでいる訳にもいきません。明るく生きるか沈んで生きるか、どっちにしても同じ時間が流れてゆくのですから、どんな境遇に陥ろうともヤケを起こさず気高さを失わずニカッと笑いながらマニアックに生きていきたい。

ということで今年の目標ぅ。

(1)従来やってきた楽器はリハビリ程度にふんばる
(2)なんでもいいから右手だけでも楽しめる趣味をみつける
(3)アウトドア的に一泊する(去年テントを入手したので)

(1)の、従来やってきた楽器(ヴェノーヴァ、フルート、ギター)については文字通り、出来る範囲で無理せず続けられたらいいなと思います。ヤメちゃう宣言するのは簡単だけど、それじゃああまりにも悲しすぎるじゃん。

(2)についてはできればいい楽器が無いかな?というのが率直な気持ちですが、まあ別に音楽以外でも楽しめる趣味が見つかればいいかなと思います。とりあえず確実なのは右投げへの転向です。私は小学生の時に肩を骨折して、イナカだったのでマトモな医者が近所になくて治るには治ったけれどもボールを投げる動作が出来なくなってしまった。ゆえに左投げに転向したのであります。のちに右肩は骨が変なふうにくっついちゃってる事が判明して泣きました。まあ別に日常生活に不便が無いからいいけど。

前にもちょくちょく書いてますが私は文字を書いたり箸を持ったりの動作は普通に右利きですが無意識で行う些細な動作は左手を使いがちな癖があります。スイッチを押すとか、ドアの取っ手を握るとか、水道の蛇口をひねるとか、落ちたものをつまんで拾うとか。でもそれが出来なくなっちゃったから今すごいストレスです。

もう左腕で投げるのは絶望的なので右投げに再転向したいと思います。前述のように肩に問題があるので上から投げられない。股関節やばいからアンダースローは難しいので妥協点としてはサイドスローでしょうか?我らが横浜DeNAベイスターズの平良拳太郎投手のように投げられたら私もマウンドにカムバックできそうな気がする(←誰なんだお前は)。

(3)のアウトドアでの一泊作戦は、去年の11月にジョーク商品のようなテントを購入したら、数十年ぶりに露営をしたい衝動がわきおこってしまったのであります。さすがに山に行くのは股関節的に危険なのでキャンプ場でしょうか。キャンプ場に行ってごはん食べてテント泊して朝に撤収、ぐらいの軽いイベントを実行できればいいかな。去年はゴールデンウィークの遠足で動物園からトレッサ横浜に行ったじゃん。あんな感じの楽しいイベントをせめて年に一度はやらないとつまらないよね。

ということで目標と言いながら遊びの計画しか立ててませんが、いいんです。あまり難しい事ばかり考えていると眉間にしわが寄ってブス度が上がるんです。楽しんだ方がいいんです。ここで人生を語ろうとは思いませんが、べつに難しく生きる必要もないかな、って最近思ってます。朝起きてハッスルして昼をエンジョイして夜はフィーバーすればいいや、みたいな。


「ハッスル&フィーバー」


をキャッチフレーズに1年を乗り切ろうと思います。皆様、今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。










#2
2024年(令和6年)1月8日(月)
「ダイソーの図面ケース」


かつて軽二輪のYZF-R15に乗っていた頃は「高速道路に乗れる」ということで行動範囲が飛躍的に拡大しました。お仕事をしている人は休日は限られていて、その少ない連休をいかして旅の計画を立てないといけませんから高速道路が使えないと話にならないのであります。

早朝に出発して高速道路に乗ってひたすら「いつものエリア」から離れ、ようやく見知らぬ土地への旅がはじまるという感じになります。

当然、私はR15にETCを取り付けました。なにかあればすぐにパニクるレベルのヘタクソライダーが、高速道路の入り口で券を取ってそれを失くさないようにちゃんと仕舞って、出口の料金所でその券と高速道路の料金をサッと出して支払いを済ませてまた走り出す、なんてどうあがいても無理です。

後ろで次の車が待っているのに落ち着いた気分で一連の動作を済ませられる訳がない。オートバイに跨ったまま券をヒラリと落とし財布の中身をブチまけ、あわてて拾おうとしてバランスを崩しオートバイをなぎ倒す、というところまでイメージトレーニングは万全です。

だからETCは本当にありがたかった。全ての手続きが自動で、入り口も出口も通過するだけであります。

そんな私が愛用していたのはETC機能のついたクレジットカードであった。



カード

ETCの装置に挿し込みつつ、ガソリンスタンド等では抜き出して普通のクレカとして使える




私のR15のETC装置はメーターパネルの上、ウインドスクリーンの陰にあったので「乗車するときはカードを入れ、降りる時はカードを抜く」という手順が習慣でありました。

ところがこの「ETC機能付クレジットカード」というのが廃止されたそうで、先日の更新時にはただのクレカが届き「ETCは別途申し込んでね」ということであった。セキュリティ上の事情等で何か問題があったのでしょうか?

まあ私が次にオートバイに乗る時は高速道路に乗れるような車種は買えないであろうからもうETCは要らないな、と思ったのでありました。

もう、今後のオートバイ生活については昔愛したTDR80みたいなちっちゃい車種にして下道で近所を走ることができればそれでいいかな、と思う。

R15に乗っていた頃、ある年末に行きつけのバイク屋さんで翌年のカレンダーをもらった事があった。筒状にくるくる丸めてあるごく普通のカレンダーでしたが、オートバイでは持って帰るのに苦労しました。

私は両サイドに樹脂製のケースをつけていたので、なんとかその上を橋のように渡しつつユルめにネットで固定して帰ったのですが、強く固定するとカレンダーに変な跡がついてしまうし、さりとてユルすぎると走行中に落としそうだし、けっこう気を遣ったのを思い出します。

さて、今日はダイソーの戦利品ネタです。一度見つけた時に買いそびれて、次の入荷をひたすら待ち続けてようやく購入したものを紹介したいと思います。



図面ケース

筒状の図面ケースです




技術系とか建築系とかデザイン系とかのお仕事や勉強をされている方が持ち歩く、あの筒状の樹脂ケースであります。長さを調整する構造になっており最大でA0サイズ(841mm×1189mm)のポスターを丸めて入れることができるという、おそるべき図面ケースがなんとダイソーで330円なのだ。

最初見つけた時「お!いいのがあるな」と思ったのですが所持金が足りずに買えなかった(←貧しすぎ)。で、次に行ったときにはもう売り切れで、その後いつまでまっても再入荷されずに月日が流れたのであった。

で、今回ようやく購入にこぎつけたというのが今日の話であります。



全体

こんなかんじのモノ




ショルダーストラップがついており蓋部分と収納本体部分が悲しい別れ」をしないようになっています。つながっているので蓋を紛失する心配がありません。イイネ!



直径

筒の内径は約75mm




カレンダーやポスターのような大事な書類も、これに収納してからオートバイにくくりつけたらだいぶ固定しやすいでありましょう。車体にうまく常設できたなら、テントのポールみたいな長尺物を濡らさずに運べるのではなかろうか。一瞬「フルートを分解しないでそのまま収納する」なんていう悪夢がチラつきましたがそんなオソロシいことはさすがにできませんな。



詳細

330円というのは破格の安さ




以前、釣りを趣味にする人がスーパーカブで釣り竿をはこぶためのキャリアというか保持具で「ロッドホルダー」というものを車体に固定しているのを見た時「考えましたな助さん」と思ったものです。必要は発明の母とはよく言ったもので、みんないろいろな工夫をしているんだなと思いました。

オートバイに乗る時はできるだけ荷物を背負いたくないのですよ。時間が経つにつれて肩や背中にかかる負担が地味に効いてくるのです。可能であれば荷物はぜんぶ車体に固定したい。そういう意味で、この図面ケースはいずれ役に立つ日がくると信じているだよ。言い換えると、今の時点では運ぶ物などないってことで。悲しい現実ですけどヨイのよ。こういう、いつ役に立つのか分からないものをサラッと入手して、使い道をアレコレ妄想して過ごすという時間もまた人生を豊かにするのであります(←は?)。

でもこれが330円というのは素晴らしいと思います。仕事で使う必要があるならちゃんとしたメーカーのしっかりしたケースを使うのが良いと思いますが、そういう業界とは無関係の私のような者がカレンダーやポスターを運ぶには充分です。おすすめ。










#3
2024年(令和6年)1月11日(木)
「この頃話題のCOBライトを試す」


ダイソーに行ったらCOBライトが330円で売っていたのでビックリ。こんなものまで売っているのか?すごいねダイソー。



ライト

マジか!COBライトが330円




充電式COBライト(ダイソー公式)税込330円
https://jp.daisonet.com/products/4971275815278


突然ですが皆様はLEDライトはお好きでしょうか。私はLEDは眩しくて大っ嫌いです。激しく嫌悪しています。もはや憎んでいるレベルです。

最近の車やオートバイはヘッドライトがLED化してきて実にウザい。あの、目に突き刺さるような白い光を正面から照射されて眩惑されると本当にイライラします。即座にAGM-114ヘルファイアをブチ込みたくなるのです。

今はフォグランプも白いLEDですけど、あんなのが霧の中で役に立つのでしょうか?本当に疑問です。最近はオートバイの純正ヘッドライトが暗いから、という理由でフォグランプを増設するトンチンカン野郎が大勢います。フォグランプを前照灯の補助として常用しているのです。何を考えているのでしょうか。「暗いから」という理由で対向車がフォグランプを光らせまくっているのは迷惑行為で実にウザい。この件、責任の所在を冷静に考えたらLEDごときを積極採用したメーカーが一番悪いと思う。

私は「数年で切れる宿命は避けられないけど交換費用(電球が切れたときの修理費)が安いハロゲンバルブ」を愛してやまない古い人間ですので、イエローバルブのハロゲンヘッドランプを禁止した奴は地獄に堕ちろと呪ってる次第。議員が法律をつくるのはルールとしては良いとして、せめて車やオートバイにかかわる法律は実際に運転の経験があり実務に精通している人が定めるようにしてほしいよ本当に。

で、今日のテーマはCOBライトであります。私は今回のダイソーで購入したものが人生初のCOBライトという事になります。

COBとは「Chip On Board(板の上にチップが付いてる)」という略称で、ソレってなあに?という方にはフラッシュライト等の製品で有名なジェントス社の説明ページを一読していただくのが一番良いと思います。


COB LEDについて(GENTOS社公式のブログ)
https://www.gentos.jp/blog/cob-ledについて/


LEDライトの一種で、ひとことで言えば「点ではなく面で発光するLEDライト」です。

・高出力
・広範囲照射
・多重影ができにくい

といった特長があります。ざっくり言うとLEDの光はポイント照射なので明るく広く照らすには発光するチップをたくさん配置して周囲に反射光板(リフレクター)を工夫する必要が出てきます。COBはひとつの個体の中にLEDチップを複数入れ、しかもアルミ基板に直接貼り付けて広い面で光るのであります。これにより、かつての「電球+リフレクターの組み合わせ」のような広い範囲を照らせる(フラッシュライトマニアは「洪水」を意味するフラッド ”flood" な光という言い方をする)=LEDの欠点をひとつクリアしている製品といえましょう。

つまりCOBライトというのは「憎きLED野郎」の進化タイプなのですが、「敵を知る」という行為は大事ですから一度使ってみたかったのですよ。ダイソーで330円ならちょっと手を出してみようかという気になるじゃないですか。

さっそく製品チェックしてしましょう。



箱

箱がちっちゃいのだ




箱がすでに手のひらサイズですので売場で探す時はご注意ください。スマホ用品とかエレキ用品関係の売り場にあると思いますが、よく探さないと見逃します。



メーカー

オーム電機製じゃないですか




しょせんダイソー、適当な安物かと思いきや、こちらは信頼の株式会社オーム電機製です。「地下鉄サリン事件」であの忌々しい邪教が世の中を騒がせた時に風評被害をモロに受けた気の毒な会社ですが、むかしから「枯れた技術の製品を安く提供する優等メーカー」として社会の基礎を支えている一流企業であります。安心して買っていいモノだろうと想像します。

充電式COBライト [品番]08-1527 株式会社オーム電機(公式)
https://www.ohm-electric.co.jp/product/c07/c0703/877661/


本体は非常に小さいです。黄色い正方形の部分が光る訳ですが、この黄色い発光部の一辺は約24mmしかありません。日常的に持ち歩くのは楽勝サイズです。



サイズ

イメージ的にはZippoサイズぐらい?




エナルジーは充電式でUSB Type-C端子にケーブルをつなぐ方法です。いまどきのスマホで主流の端子ですから迷うことはないでしょう。充電中は赤ランプが灯り、満充電になると緑色に光る〜キャッツ・アイ!



充電

横にUSB Type-C充電端子(ゴムのキャップ付)




このライト、様々な工夫が随所にみられて使い勝手が非常によいです。まずてっぺんの部分がカラビナのようになっていて、ヒモや輪っかに簡単に吊るすことができます。単なるフックではないので不用意にタタキ落とす、という心配がありません。



カラビナ

ヒモに通せば墜落の心配なっしんぐ




そして底面には三脚穴がついています。ミニ三脚を持っていっればどこにでも好きな角度で設置できます。ぬいぐるみのライトアップで遊んでクレ。



三脚装着

三脚に装着できるのはチョー便利




背面の中心には円形の磁石がついているので、鉄の壁面にピタッ!と貼り付けることができます。ホワイトボードや玄関の扉などに貼れるZE!と思いましたがその使いみちがわかりません。とりあえず冷蔵庫に貼った私であった。



磁石

マグネットがついている




背面にはもうひとつ、カチカチと音を立てて段階的に開閉する輪っかがあります。この輪っかは任意の場所で止まるのでつっかえ棒としてスタンド代わりにするとか、カラビナでは通せないデカいフックに吊るすとかいろいろ工夫できます。うむ、立派なモンだ。



輪っか

ヒンジ部はカチカチと段階的に固定でき、最大でここまで広げられる







立てられる

つっかえ棒にして立てられる




このように、ただのコンパクト・ライトにしてはやたらと多機能であり、水戸黄門の印籠のように保持すれば懐中電灯としても使えるのです。ヒモで首から提げてウルトラマンのカラータイマーの位置に配置すれば夜のお散歩ライトとしても役に立つかも?

で、肝心の「照らす能力」はいかほどでしょうか。スイッチ・オン!!



光る

まさに爆光だった




すさまじく眩しい白い光(※私が憎んでるやつ)でありました。さすがに笑うしか無かった。直視してしまうと目をヤラれ、完全に視界を失います。まぶたをとじても20分ぐらい残光が残って不快感から抜け出せないあの感じをイメージしていただけるとわかりやすいかも。

スペック上は「ブースターモード最大で250ルーメン」という趣旨の記載があります。電源スイッチを押すとHighモード→Lowモード→点滅→消灯の順にモードが切り替わる仕組みで、どの段階でもスイッチを長押し(約2秒)するとブースターモードになり、より明るく光る仕様となっています。結論としては、照らす範囲はさすがCOBライトということで非常に広範囲をくまなく照らしますが、決して光源を直視してはいけません。また、人に向けることは決してしないでください。マジで危険です。



ぬいぐるみ

まぶしいよう




リフレクター不要でフラッド(flood)な光、すなわち面で広い範囲を大きく照らすという能力はすさまじいものがありました。と同時に、いまわしいLEDの光がさらに強力になって異次元レベルの光害にまで進化したことに驚愕するのであった。この先は、自分の車を改造してこういう光源をヘッドライトに埋め込む奴が続出するでしょうから、ますます夜の公道が危険になる予感しかありません。

オートバイ乗り、特に小さい自動二輪を愛する人達はDIYで自分好みのパーツを装着する文化が根付いていますから


「愛車の純正ヘッドライトが暗いので、COBフォグランプを増設しました。爆光です!」


とか言い出すBakasが絶対に出てくると思います。最悪です。他人の迷惑を考えない奴は公道に出てくるんじゃないよ、まったく。

なお、このダイソーのCOBライトはLowモードで使おうとすると数分で暗くなってしまうクズ製品、という評判がネットであがっています。私はメインライトとして本気で使う気はまったくないので検証すらしていませんが、みなさまの検証報告をきくとやっぱり値段なりのモノっぽいです。ヨドバシとかでちゃんとしたのを買えば3千円ぐらいはするものなのだから、やっぱりメインで使いたい人はケチってはいけないというのが真実でありましょう。

ということで「敵を知るためにあえてCOBライトを買ってみた」という顛末であります。正直言って使い道が思い当たらないのです。人のいるところで灯すのは迷惑行為以外の何物でもないし、アウトドア遊びでもテントの中で使うには明る過ぎる。いちおう私としては庭で短時間使う照明にしようと思いますが、ここまで明るく照らす必然性は無いんですよねえ。

ということで、COBライトに興味をお持ちの方、導入は慎重にやったほうが良いと思いますよ割とマジで。


(追記)

実際にベランダに吊るして庭用ライトにしてみたんだけど明るすぎて不便であった。照射範囲は良いとして白い光が眩しすぎるのだ。ということで私が実用にするには色味を変えつつ大幅に減光する必要があり、とりあえずダイソーで買った黄色い布テープをライトのレンズ部分に貼り付けた。

いい感じのイエロー照明になったので、玄関入ってスグの、扉の上に配備したのよねん。



玄関

室内側、玄関扉のすぐ上に設置




夜、帰宅して真っ暗な部屋に帰るじゃないですか。扉をあけて部屋に入ったらすぐこれを灯すと黄色の照明で室内の視界が広がるという寸法よ。ナカナカ良いであります。これはグッドアイデアということで、LEDの白い爆光が苦手なみなさま、苦難の時代を生き抜いて参りましょう。










#4
2024年(令和6年)1月14日(日)
「通話料の安いモバイル回線」


今日は電話代の話。

携帯電話の爆発的な普及にともない公衆電話が激減しました。公衆電話が減ってきたから携帯電話を持たざるを得ない、みたいな悪循環になって2024年現在の時点で携帯電話を持っていない人というのはかなりの少数派になっていると思います。

モモンガ母は携帯電話の通話だと相手の声が聞き取りにくいらしくて、固定電話にかけてクレ、といつも言われます。なんだかんだでPHSの通話音質は別格で素晴らしかったなあ、とあらためて思います。

携帯電話も最初の頃は通話料が本当に高額でした。料金プランも百花繚乱でいろいろあったし、料金体系はかなり複雑で固定電話にかけると幾らでPHSにかけるとまた別料金で、と面倒でした。たくさんかける人は「無料通話分」がいっぱい付いているプランを選んだりしたものです。

スマホ時代になって携帯電話の通話料金が「30秒22円」という水準で固定化しているのは正直高くないですか?まあ必要な人は「電話かけ放題」の料金プランにしているでしょうけど、昔の公衆電話が3分10円だった頃を思えば30秒22円ってナンだよぉ!と思ってしまうのであります。

私は通話しまくりマンですので問答無用で「かけ放題プラン」を選択です。いろいろ使いましたがただ単に通話するだけ(ネットはしない)で通話かけ放題が安くて通話の品質もよいものはpovo2.0のかけ放題トッピング(月額1,650円)との結論に達し、このSIMを4Gケータイ(4Gに対応したガラケー)に入れてプライベートで使用しています。

4Gケータイだけでは今どきのコミュニケーションに不自由がありますからスマホとの併用になります。私は殿様商売のドコモは嫌いだし胡散臭いKDDIも嫌いだしペテン師のにおいがするソフトバンクも嫌いだから、国士ミキタニ氏を応援すべく楽天モバイルのスマホを使っております。こちらは「Rakuten Link」というシステムを使用することで通話料無料(ただし音質やつながりはイマイチとの評判、私は電波状況良好な品川区に引きこもっているので不便は感じない)でありますから、メインスマホとしては大活躍であります。

楽天モバイルは大赤字を叩き出しつつも、なんだかんだで基地局が増えて使い勝手は劇的に向上しています。ですのでサービス開始当時にクソすぎて即刻解約した方や未だ楽天モバイルを使ったことのない方は改めて(自宅で使い物になるかどうか確認したうえで)検討の選択肢に入れることをおすすめします。実際、品川区五反田においては携帯電話4キャリアの中で一番通信速度が良好です。Rakuten Linkも驚くほど品質が向上しておりウワサで聞くほど酷いものではありません。噂を信じちゃいけないよ。

しかし、私のように4Gケータイとスマホを併用(2台持ち)するのは一般的とは言えません。「スマホメインで、ちょこっと通話する時があるけど通話料が安いサービスは無いだろうか?」と探しておられる方が割と多いのではないかと想像します。30秒22円というのは何とかならんのか?

そんなアナタにオススメなのは日本通信です。私は日本通信との付き合いは2008年から。マジ16年ぐらい。MVNO(仮想移動体通信事業者)としては老舗中の老舗です。殿様商売のNTTドコモにかみついて総務省を巻き込んでバチバチに戦ってきた歴戦の勇士であります。


日本通信SIM 合理的なスマホ料金誕生(公式)
https://www.nihontsushin.com/


スマホのデータ通信量が少なくて、ときどき電話する人なら日本通信の「合理的シンプル290プラン」がマジでおすすめです。月のデータ通信量が1GBまで290円、通話料金は30秒11円と半額です。MVNOですからデータ通信速度はそれなりですが、音声通話に関してはドコモ回線の品質とまったく一緒ですので通話をする人には最高です。

1GBじゃ足りないよ!という人には「合理的みんなのプラン」(10GB&70分相当の通話料込みで1,390円)や「合理的30GBプラン」(データ通信30GB&70分相当の通話料込みで2,178円)というのもありますから、出先でYouTube動画を見まくったりオンラインゲームをするようなよほどのスマホ依存症でない限り日本通信で困ることはありません。

さらに一歩踏み込んで、アプリは使わなくてデータ通信は全くしない、だからスマホは要らない!ガラケー(4Gケータイ)が使えればいいから基本料金と通話料が安い(それでいて音質が良い)ところはないでしょうか?という私のような欲張りな老害にピッタリなのがHISモバイルです。


格安SIMならHISモバイル(公式)
https://his-mobile.com/


ここは何が凄いって音声通話料金が破格の30秒9円という安さですよ。携帯3大キャリアの30秒22円がいかに高いかがよくわかります。音質は上記の日本通信と同様にドコモ回線そのものですから、他の格安SIMのプレフィックス番号サービス回線よりも断然良いです。

おすすめは「自由自在290プラン」です。


自由自在290プラン(公式)
https://his-mobile.com/domestic/service/jiyujizai290


上記の公式サイトでも「100MB未満の月は290円〜(税込)!ガラケー・ガラホ・通話メインの方にオススメ!」と謳っていますが、ガラホ(4Gケータイすなわち今どきのガラケー)で待ち受けメイン&ごくたまに公衆電話代わりにちょっと使うならこちらは本当に最高のプランと言えます。

HISモバイルのSIMをドコモの4Gケータイに入れて、モバイルデータ通信をオフにしておけば基本料金は月額290円で、あとは通話した分が30秒につき9円かかって加算されると考えれば、ごくまれに、ほんのちょこっと「もしもし」をする人なら爆裂に携帯電話料金を安くできます。ドコモのケータイプランなんて基本料金が月額1,507円で通話料金は30秒22円ですからね。アホくさくて契約してられません。

私は「公衆電話代わり」にHISモバイル回線を使っております。4Gケータイ(ガラケー)にはジャストフィットのプランなのです。待ち受けオンリーで、まったくかけない月は290円で済みます。仮にかけたとしても30秒9円です。自宅に電話して「モモンガのどかです!今、目黒駅東口にいるから迎えに来て!!おねがいしまーす」ってワンコール1分したとして、わずか18円で済むわけですよ。本家ドコモやau、ソフトバンクなら44円かかってしまいます。これを月に4回やったら、ドコモなら通算176円、HISモバイルなら72円ですよ。この通話料金を月の基本料金に加算すると考えると、差はデカい。

ドコモ:基本料金1,507円+通話料176円→計1,683円
HISモバイル:基本料金290円+通話料72円→計362円

繰り返しますがエリアと通話音質に関してはドコモとHISモバイルは全く一緒です。4Gケータイのモバイルデータ通信を設定でオフにしてしまえば裏で余計なデータ通信料金が発生することは無いので「ただの電話機」として使うならこれ以上の回線はありません。

よく「日本通信もHISモバイルも契約時の事務手数料が高い(3,300円)のよねぇ」とかこぼす人がいますが、事務手数料とか工賃にケチをつけるようになった結果が今の日本の没落を招いたという事実に早く気付いたほうがよいです。受けるサービスの対価はきちんと払う人間になりましょう。

といいつつ、去年のブラックフライデーには事務手数料が1円になるキャンペーンをやっていましたから、HISモバイルへの乗り換えを検討する人はこまめに公式サイトを覗いてタイミングを逃さないようにするのが良いと思います。



キャンペーン

キャンペーン前にはこんな予告画面が表示されていた







謎のキャラクター

私はHISモバイルの謎のキャラクターが大好き




たいていの格安SIMはネットでオンライン契約をしなければなりませんが、HISモバイルは少ないながらも店舗があります。東京都内だと江東区の大島(おおじま)にHISモバイルステーションがあります。神奈川県だと藤沢にあります。


HISモバイル取扱店舗
https://his-mobile.com/shoplist


最近は携帯電話&スマホのモバイル回線において通信障害が起きたりすることがありますので、イザという時にそなえてサブ回線を持っておくというのは大事と思います。掛け捨て保険みたいなモンでしょうか。povo2.0だと半年に一度トッピングすればそれ以外の月は「月額0円維持」が可能ですから、サブ回線に持つなら一番オススメですな。あとはメイン回線をドコモかソフトバンクモバイルか楽天モバイルのいずれかにすれば良い。私は危機分散の意味で端末をそれぞれ用意しているけど、今はデュアルSIM対応のスマホなんかもたくさんあるから1台で2回線を使い分けるのも容易です。すごい時代になりましたよ、まったく。

なんにせよスマホ依存、ネット依存の生活スタイルは程ほどにしておくのがよろしいかと思う今日この頃です。おお、今日は珍しく真面目な話をした気がしますな。










#5
2024年(令和6年)1月17日(水)
「50cc原付の余命と次の一手を考える」


つねづね私が話題に取り上げてきたことですが、2025年には50ccの原付がなくなることが確定しています。これに対してオートバイ製造メーカー各社が「出力を50cc相当に落とした125ccエンジン搭載車を従来の原付自転車区分で売らせてクレ」と声をあげていたのですが、どうやらその提案が認められて「内燃機関の原付一種の存続」がほぼ確定したと報道されています。まだ正式なアナウンスは無いんですけどね。

メーカーにとっては事実上日本専用車種でしかない(世界規模ではセールスにならない)50ccをつくり続けるのは相当な負担だったようです。

それにつけても今回の方向性は相変わらず小手先だけの法改正を行って「その場しのぎ」をする日本の悪い面が出ていると思います。そもそも車の運転免許で50ccとはいえ自動二輪に乗れるのがオカシイと思ってる私としては「採算とれないならさっさとヤメちまいな!」と思う。エレキでいいじゃん、と思う。私は50ccごときは2ストで充分、という流派に属していますが、2スト原付などとっくに無くなってしまったので今更言うこともない。

でも、たとえばヤマハのジョグ125を出力制御して50cc相当にして販売するとするじゃん。本家125ccと変わらない値段のデチューン版なんて買う気になるのか?という話ですよ。ジョグ125はメーカー希望小売価格が255,200円もするのですぞ。これに改修を施すわけだから価格が安くなる訳が無い。

しかもジョグ125は現行の50ccスクーターに比べたらひとまわり大きいし車両重量は95kgもある。

だから車のオマケで乗りたい人はエレキ原付で我慢しておけ!どうしてもガソリンエンジンのスクーターが必要ならとっとと免許を取りに行け!と思う。いまは125ccのオートマチック限定免許なんて講習時間も短い(2日で取れる)し費用もだいぶ安く済むのだから、ウダウダ文句を言ってるヒマがあったら教習所に入校したほうが話は早い。

なお余談ですがオートマチック限定免許でスーパーカブに乗れるのはおかしいと思う。左手で操作するクラッチレバーが無いだけでクラッチ操作は必要(左足でペダルを踏み変速する際にクラッチ機構が作動する)のだから、あの変速機構を備えたカブをオートマチック扱いにすると決めた人は控え目に言ってオツムが相当弱い人か、機械のことを理解する意思もなく実際に運転した事など一度も無い人だろう。

ということで本題に戻ります。私がツバとばしまくって常々叫んでいる事ですが、50ccエンジンのオートバイを買えるのは今が最後のチャンスなのであります。ホンダ・タクト「ベーシック」とかマジですごいスクーターです。電子制御燃料噴射装置をそなえた水冷4ストロークOHC単気筒。超絶機構てんこもりのミニミニエンジンを採用した車種でありながら、メーカー希望小売価格はわずか179,300円であります。



タクト

現行タクトはマジ傑作




こんなハイテクな50ccエンジンなんて日本人しかつくれないだろう。タクトは全長が167.5cm(←普通はミリメートルで言うんだけどセンチメートルの方が我々一般人には理解しやすいですよね)で重さはわずか78kgですのよ。そもそも原付に乗りたい人(主に高齢者層)というのは、こういうちっちゃくて軽いのがイイのではないのか?しつこく繰り返しますが、何を好き好んでデチューンした125ccのデカくて重くて値段が高いスクーターに乗りたがる奴がいるものか、と思う。

ホンダのダンクとかジョルノとか、ある意味超絶なお宝スクーターなのであるから、買えるものならさっさと1台押さえておいたほうが良いと思います。欲しいという気持ちがあるなら動くべきタイミングは今です。もう今後このサイズの50ccスクーターが出ることは無いのだ。かつてバカにされていた50ccのベスパというスクーターが現在は「スモールベスパ」と呼ばれてどれだけプレミア価格になっているかを知っている人なら、ダンクやジョルノなら長きにわたって原付ライフを楽しめると思う。駐輪場でデチューンしたジョグ125やディオ110に乗っている人を相手に軽くドヤれるであろう。

まあ私自身に限って言いますと、去年の終わりごろになって急に「ご近所ちょい乗りなら電動アシスト自転車でいいんじゃないか?」などとひらめいて試乗しまくった挙句、股関節炎が超絶悪化して年末年始はマトモに歩けなかったレベルですから、次の一手は慎重に検討したいと思います。

左腕がダメなんだから次はスクーターでいいじゃん、とか言われたりするんですけど私は跨りたいんです。いすに座るだけじゃダメなんです。私が新幹線や飛行機に乗ってもイマイチ気分が盛り上がれないのは「跨ってないから」なんです(←割と本気で言ってる)。車体を両脚ではさまないと気が済まないの。自動二輪をニーグリップしたときの一体感がたまらないんだよう。ケンタウルスになったような独特の躍動感で悦楽が全身をかけめぐるんです。わかるかなぁ。わっかんねえだろうなぁ。

アフリカツインなど、ホンダのデカいオートバイにはDCT(デュアル・クラッチ・トランスミッション)を搭載したモデルが事実上オートマチック車扱いで売られていますが、排気量の小さい車種にDCT車は無いですよね。いや別に私はベルトドライブでもいいんだ。ホンダのグロムみたいな跨る形状であって、それでいてオートマチック車、出してくださいよ。左手でクラッチレバーを握る必要もないし、左足で変速操作するのも不要。右手右足だけで操縦可能。そういうのが出てくれたら本当にいいなと思う。

ということでエレキ仕掛けのオートバイには期待しているんだ。カワサキが「エレキNinjaを出します」と宣言してから、身をよじりながら待ち焦がれている人たちが大勢いるじゃないですか。私もその一人なのよ。私はエレキはカーボンニュートラルの理想!環境にやさしい!!というような莫迦げた思想に毒されていないし、むしろ人類は火を扱う事しかできない(それ以上のテクノロジー、たとえば原子力なんかは正直使いこなせていない)のが実情なんだから車やオートバイを走らせるぐらいなら内燃機関でいい、と思っていますが、ご近所ちょい乗りの自動二輪はエレキもアリだと思っています。エレキならエンジン内のカーボン噛みによるトラブル「エンジンがかからないよう(泣)」やオイルの乳化といった面倒が無いぶん、ズボラな私のような人間には管理が楽だと思うのですよ。

乗り物としてのエレキの欠点は航続距離の短さと充電時間の長さですが、そんな事はハナから分かりきっているのだから「これはご近所ちょい乗り用」で「ウチに帰ったら充電しよう」と割り切れば済む話です。エンジンの車と2台所有して、使用目的で使い分ければ良い。エレキ車で遠乗りしようとか、出先で充電スポットが無いとか言い出すから話がかみ合わなくなるのだよ。使用目的は人それぞれ、適材適所ですよ。

個人的にはエレキ車のロケットスタートっぷりがけっこう好きなんです。爆裂トルクでゼロ発進して「ひゅーん」とモーター音を鳴らしながらいきなり最高速に達するアレは、ちょっと中毒になります。

去年の夏に試乗した「とあるエレキ原付」ではスイッチ操作で走行モードが1から4まで選べる仕様であって、

1:おばちゃん安心モード(電車のようにじわじわと発進する)
2:普通モード(常識的な発進をする)
3:ワイルドに行こう!モード(ハイな気分になれる発進)
4:ロケットスタートモード:ウイリー上等、慣れないと危険!

という切り替えが可能であった。爆速でドカンと発進してミラーに映る後続車を点にしたかと思うと法定MAX速度の時速30kmに到達するや否やピタッとリミッターがかかりそれ以上の速度は出ず5秒後に後続車に追いつかれる、というのが面白かった。

私は平地でしか試乗しなかったので聞きかじりの話だけど、上り坂ではみるみる速度が低下し、下りはひたすら握力でブレーキをかけ続けるしかないのでブレーキのディスクがアチチになるんですって。だから山岳地帯の住人は絶対に買ってはいけないという。マジで糞すぎて最高だなエレキ原付(←誉めてるのかけなしてるのか意味不明)。

意表をついてスズキがe-ストリートマジックみたいな奇妙奇天烈なバイクを出してくれるのを待っているのであった。跨れるタイプ、マジでおねがい。出して。

とりあえず(何度も書いてますが)個人的には2025年秋までに原付を入手したいと思ってますので、今後私が何をしでかすのか楽しみにお待ちいただきたいと思います。あれが欲しいこれが欲しいといいながら結局どのバイクも買ってないじゃん!と突っ込まれる日々ですが、私はまだキシ・ダフミオばりの「検討中」なのであります。急ぐ必要は無いのであります。

落とし所としては「スーパーの駐輪場でとなりのおばちゃんの自転車にガツンガツンぶつけられても泣かないで済むレベルの乗り物」を入手したいと思っています。ホンダのタクトを新車で買ったらそういう訳にはいかないでしょ?いろいろ考えながらタカの目で「候補車」を探している最中なのであります。










#6
2024年(令和6年)1月20日(土)
「2輪プラス4輪、夢の6輪生活」


いよいよこの話をする時が来てしまったか。

私は年がら年中、車だのオートバイだのに乗りたいと思いながら生活している訳でございます。過去のモモ通を読んでいただけば私が買いもしない(※財力的に到底手の届かない)車やオートバイを話題にとりあげてはネチネチと雑な文章を綴っているのであります。

どうせ買えないんだから黙ってろよ!って言われちゃうかもしれないけど乗りたいんだから仕方がない。

私自身、車など持てる身分ではないのですが乗るなら軽バンか軽トラックがいいな、といつも思っているのであります。どちらかといえばバン(スズキ・エブリイ)に惹かれていたのですが去年の末にスズキがスーパーキャリイという軽トラックで「特別仕様車 Xリミテッド」を出し、これがやたらカッコよくて手のひらを返して軽トラック派に転向してしまった。


スズキ スーパーキャリイXリミテッド(スズキ公式)
https://www.suzuki.co.jp/car/super_carry_x_limited/



Xリミテッド

画像はスズキ公式よりお借りしました




超かっこいい。何がいいって黒のスチールホイールですよ。車好きは鉄製のホイールを「鉄チン(てっちん)」と呼びますが、何をかくそう私は黒い鉄チンが大好物なのであります。具体的に言うとトピー工業製M74(12x3.5B)TF367というクロ鉄チンが好きすぎて夜8時間しか寝られないレベル。

スーパーキャリイXリミテッドは黒い鉄チンをはきボディにデカールを配してドレスアップしたカッコマン仕様となっております。



公式画像

カラーは「クールカーキパールメタリック」ですって




もともと私は軽トラックに憧れは有りましたが、あのドライビングポジションを「強いられる」のが苦手でありました。私は「運転をするのにまず大事なのは自分にきちんと合った適正なシート位置ならびにドライビングポジションの設定」だと思っているので、微調整のきかない軽トラのキャビンはどうにもキツい。ヘッドレストなんて背後の壁に薄っぺらい枕みたいなのがくっついているんですぜ。あれに自分の身体を合わせるようにして運転をしなければならないのはかなりの苦痛です。10分20分ならまだしも、あの座席に1時間以上はいくらなんでも辛すぎる。

と、そんな軽トラック市場に登場したのがスーパーキャリイであります。荷台の面積をおもいっきり減らしてキャビンを大きくし、軽トラックでありながらシートのスライドやリクライニングを可能にしているという思い切った設計になっています。

実用重視の方には「いやいや、荷台を小さくしたら駄目でしょ」とお叱りを受けるかもしれませんが、私のように「遊びで使える軽トラックが欲しい」という人間からすると非常に魅力的な2シーターの実用車です。

私がやりたいのは荷台に(かつての愛車TDR80みたいな)ちっちゃい趣味オートバイを2台のっけてライダー友達と2人で遊びに行くための「トランスポーター(俗称:トランポ)」として使い、たとえば高原までドライブして現地でオートバイを降ろして気持ちよい道だけのんびりツーリングを楽しみ、またトラックにオートバイを載せて街へ帰ってくるというようなライフスタイルを実現したいのです。

このあたりから興味ない人にはやや退屈な話になってきますが、もうTDR80は手元に無いので似たようなサイズのオートバイとして現行のホンダ・グロムをとりあげて「スーパーキャリイ」の荷台に積めるのか?という疑問に焦点を当てて具体的な検討を試みたいと思います。

まずはスーパーキャリイの荷台の寸法を見てみましょう。積み込むうえで重要な荷台床面地上高や荷台高(アオリの高さ)もついでに調べてみた。

荷台長:1,480mm
荷台幅:1,410mm
(参考・対角線の長さ:約2,044mm)
荷台床面地上高:650mm
荷台高(アオリ部分の高さ):290mm

トラックの荷台の積載に関しては、車からはみ出してもOKな範囲(長さ)が「車体の1.1倍まで」と定められています。スーパーキャリイは軽自動車ですので全長は3,395mmです。約33cmははみ出ても大丈夫、雑に言えばアオリの分(約300mm)ははみ出しても無問題(法的にOK)ということです。これはリヤハッチをちゃんと閉じなければならぬ軽バンにはない強力なアドバンテージといえます。


気になるのはオートバイが積めるかどうかですから、こんどはホンダ・グロムを見てみましょう。現行グロム(JC92)の全長は1,760mmです。まっすぐ入れたら荷台にはおさまりませんが、はみ出しは30cmまで許容範囲内であるから荷台長は最大で1,780mmと考えることができ、後輪さえ荷台に無事にのっかればOKということがわかります。

調べてみるとホンダ・ダックス125も全長は1,760mmです。ホンダ・モンキー125の全長は1,710mmです。このように、ホンダの排気量125ccクラスの小径ホイール仕様・趣味バイクならスーパーキャリイでもまっすぐ積めるということが言えます。導き出せる結論としては同じサイズなら2台積むのもナンとかいけそうです。いいね!

改めて考えると全長が1,720mmで重量は80kg(装備重量だと90kgぐらい)のTDR80は文字通り「神がかっていたミニバイク」といえます。グロムJC92なんかを見ると、数値的なサイズはTDR80とほぼ一緒だけど実際に跨ってみると一回り大きく感じるし、ズッシリとした重量感がハンパ無い。やっぱり4ストだな、と感じる。あーあ、TDRを手放したのは間違いだったんじゃなかろうか?さんざん乗り回したから悔いはない、といいつつもやっぱりTDR80が私の理想の乗り物だったんだなあ。セイシュンは帰ってこないんだな、これが。

何はともあれスーパーキャリイよ。マジでかっこいいっすね。



公式画像

Xリミテッド公式より画像引用




スーパーキャリイにはグレードが2つあり、特別仕様車のXリミテッドは上位グレード「X」のドレスアップバージョンとなっております。しかし装備をいろいろ調べたところ、どうやら私の好みに合うのは下位グレードの「L」でありました。決定的な違いとしては「L」なら標準装備のヘッドランプがハロゲンバルブなのだ(上位のXだとLEDヘッドランプになってしまう)。自分が乗るならグレードLの2WD、5速マニュアルですな。雪道は走らないから4WDは要らない。

エアコンとパワステが標準装備なので、追加で必要なモノはせいぜいゴムのフロアマットぐらいじゃないでしょうか。それよりもホイールを黒い鉄チンに換装して自己満足度を高め、あとはオートバイ積み降ろし用の折りたたみ式ラダーと固定用のベルト等を導入すれば私の人生はバラ色になると思います。わーお!夢がひろがりんぐ。

スーパーキャリイを持っていたならオートバイを積んであちこち行けるし、ツーリング中にトラブルに見舞われても自分で車体を回収できる(※高額なレッカーを呼ばずに済む)し、2シーターだからここぞという時はデートにも行けるし、普段は助手席に「もふっとオオカミ」をのせておいて誰かを助手席に乗せる時には「もふっとオオカミ」を座席後ろのスペースに置けるし、何から何まで理想的であります。まあ、いまどき流行りの「車中泊」は無理だろうけど荷台で「車上泊」ぐらいはできるんじゃないでしょうか。対角線で寝れば巨大女の私でも横になれる。

ということで、私のクルマ物欲はスーパーキャリイに着地してしまったのであります。他の車にほとんど興味が無くなってしまった。新型のスイフトなんかはすごく良さそうだけど比較したら私の使いみちではスーパーキャリイのほうが適任すぎて色あせて見えてしまう。

最近は街行く車を見てもスーパーキャリイしか目にとまらなくなってしまった。かなり重症であります。レクサスLSなんかを見ても「高い車のってるなー」とは思うけど自分が運転してみたいという気持ちは起きません。あれは後ろの席にすわってふんぞり返るのが正しい使いみちの乗り物であって、自分で運転して楽しい車には思えない。

ここで理由もなく急に居直ってしまうんだけど、私だって、なにも「いすゞフォワードに乗りたい」と言ってる訳ではないのですよ。軽トラックに乗りたい、軽トラックが欲しいって言うぐらい許してくれよ。

今サクッと極論に走ったけど、現行のフォワードかっこいいっすね。大好きです。


いすゞフォワード(公式)
https://www.isuzu.co.jp/product/forward_post/



フォワード

トラックが好きなんだよぉ




脱線したツイデだから言っちゃいますけど、今の車の免許区分はワケわからないですよね。なんです?大型・中型・準中型って。細分化してどうするんだよ。莫迦じゃないの?こういう小手先だけの意味ない法改正ばっかりするから、バスやトラックの運転士さんを目指す人がいなくなっちゃうんだよ。日本の交通行政って本当に糞だわ。

ということで車に限っては物欲の着地点が確定してしまったので、世の中の車が「スーパーキャリイとそれ以外」という珍区分になってしまった私がいるのだった。なんと悲しい生き方でしょうか。寝ても覚めてもスーパーキャリイなんです。完全に何かを踏み外して生きてます。さすがに車は買えないから遥かなる夢なんですけどねー。



スズカーゴ

最後はこれに乗りましょうか




上記画像はスズキがジャパンモビリティショー2023にて参考出品した "SUZU-CARGO" です。画像は公式よりお借りしております。こういうジャンルのミニミニ・トラックが出てくれたら私にも購入できる可能性が出てくるかもしれないZE。でも、さすがにコレではもはや何のためにトラックを欲しがっているのかすら分からない。後ろに赤ちゃんカピバラでも積むのか?私は小さいオートバイを2台積めるトランポが欲しいのであってトラックそのものが欲しい訳ではない。

結論。車はスズキのスーパーキャリイが一番好きです。トヨタの車を見放題の「トレッサ横浜」みたいにスズキの車が見放題の商用施設があるといいのになあ。実車をじっくり見たいなあ。まあ、でもどうせ買えないから意味ないか。さみしー。










#7
2024年(令和6年)1月23日(火)
「ことし最初のお買い物」


皆様は年明けに何かお買い物をされましたでしょうか。私は元日にボールペンのインクが切れて翌日文房具屋さんに駆けて行き交換用のリフィル(替芯)を買ってきました。2日から営業している武蔵小山の文房具屋さん「イエトミ」にマジ感謝。

当然ながら2日なんてまだお店はほとんど休みな訳ですよ。私はつねづね「ちゃんと休もうよ日本人」と思っているので、別にお正月の三が日ぐらいは休みでOKだと思います。4日から「仕事始め」という人も多かろう。だからそういう意味で年末年始・土休日も関係なくお仕事している人は尊いなあとしみじみします。

まあ今回は文房具屋さんにかけこんで助かった次第ヨ。営業していてありがとう。という訳で今年の最初の買い物はボールペンのリフィルであった。

で、商店街をフラつくツイデにチラ見したらリサイクルショップの「ハードオフ」が営業しているではありませんか。新年早々、何もこんなに早く営業開始しなくてもいいのに、とか思いながら私はフラッと突入したのであった。

前々からちょっと狙っているカメラ部品がまだ売れていないのを確認しつつ、とりたてて欲しいものはないけどグルリと店内を一周しました。

ジャンクコーナーは文字通り「ゴミのような物」しか無いのですが、オーディオ用のケーブルとかは意外と使えたりするのでチェックしておいて損は無い。

で、これを見つけて購入しました。ジャンク品のコーナーで110えん。



自撮り棒

グリップのついた棒状の物




これはアクションカメラに装着するグリップであります。よくYouTubeを見ると歩きながら動画を撮ってるときにアクションカメラを棒のようなものに装着してるじゃないですか。アレです。GoProとかで使う「グリップ付きの棒」であります。カメラを自分に向ければ自撮りもできる、というアイテムですな。

ヒンジが付いていて畳まれているアームをぐいっと反転させると長い棒になります。上記画像は畳んで収納した状態で長さが約18cmです。



カメラ装着

先っぽに動画カメラを装着して使う




ノブをゆるめ、安全装置を解除するとアームが可動状態になります。根元はグリップになっていて、先端にカメラを付けると握って保持できるようになります。アクションカメラは単体だと持ちにくいので手持ち録画するにはこのようなグリップが必需品です。



アーム部分

先端のカメラ固定ネジは自前のもの




ニョキっとアームをひろげると全長は33cmぐらいになります。これはいろいろ使えそうです。ちなみに上記の画像はいずれも帰宅してすぐ試しにアクションカメラを装着してみたもので、あくまでも今回の獲物は折り畳み式アームを備えたグリップです。

これが110円コーナーに転がっていたのであります。私は「お!いいの見っけた!!」と手に取ったのですがすぐに110円で投げ売りされている理由が判明。グリップがベトベトなのです。全体的にネトネトしている。

とっさに私は「あー、たぶんグリップのゴムの加水分解だなぁ」と思いながらネトネトした棒をまじまじと眺めたのでありました。ラバー系の素材が加水分解してしまうともう手の施しようがありません。その場しのぎ的な対処は可能ですがしばらく使っているうちにまたベトベトが再発するのです。昔、フィルムカメラのボディなんかでも「握った時の手に吸い付く感じがよい」という理由でラバー系の外装が多用されたのですが、経年劣化でベトベトになってどうしようもなかったです。ミノルタのアルファ7なんかひどかったなあ。

しかし、この棒に関して言えば、よく見ればグリップはラバー系の素材ではない。ただのプラスチックです。テープ状のものを貼ったとか、他のゴム製品と一緒に保管していたらベトベトがくっついちゃったとか、その程度であります。あくまでも予想ですがちょっと洗えば復活する(はず)。

あとは110円ジャンクにされた可能性としてはプラスチックの劣化や破損部分があるかもしれない。プラスチックパーツは折れたりヒビが入ったりするとほぼ修復は不可能ですから、どこかに重篤なトラブルが発生しているかもしれません。私は手にまとわりつくベトベトを気にしつつも、隅から隅までじっくり観察しました。うむ。特にプラ部品がヤバくなっている所は見当たらない。

ひょっとするとこれは掘り出し物ではないか!ということで買ってきちゃった。



ベトベト

ベトベト感が伝わりますでしょうか




お会計を済ませて、まるで「ばっちい物」を触るかのように指でつまんで保持して帰宅。マジでベトベトがハンパない。はやく手を洗いたい。

いちおう上記に掲載した4枚の写真を撮ってから、さっそく分解&洗浄作業にとりかかりました。まず基本は食器洗い用の中性洗剤でゴシゴシ作戦です。ケミカルに頼るのはその後です。

湯の中でスポンジたわしでゴシゴシやってみたところ、アーム部分、つまみ、そして底面に収納されている三脚は綺麗になった。ホラ御覧なさい!洗えばどうって事ぁないんだよ!!と言いたいところですが、相変わらず肝心のグリップはネトネトのベタベタ状態です。でもゴムではない事実を改めて確認したので、次の一手は決まりです。解決は容易であります。

いったん乾かす。アーム、つまみ、三脚はもう大丈夫。相変わらずベトベトのグリップにはいよいよケミカルを投入します。人呼んでパーツクリーナー。これをシュッと吹きかけてウエスでゴシゴシやれば間違いなくベタツキは落ちる。

シュッ!!ゴシゴシ。シュッ!ゴシゴシ。15分ぐらい地味な作業を続けて、ついに私は勝利した。



新品同様

ピカピカです




プラスチックをおかさないパーツクリーナーを吹いては磨き、吹いては磨きをやっただけでピカピカ状態を取り戻しました。やったね!これ110円はマジで儲けたYO。

歩行しながら等、普通に手持ち録画するときはアームをたたんで収納状態で使うと握りやすく安定します。高いアングルから録画したり、自撮りをしたりする時は上記画像のように長くのばせばヨイのです。こんなツマらないアクセサリーでもGoPro純正を新品で買うと6,000円ぐらいはしますから、こりゃー得した気分ですわ。



手持ち

この状態だと手持ち録画がやりやすい




マジでピッカピカよ。ふだんアホなグッズばかり購入している私としては近年まれに見るヒットであります。のばしたり畳んだりして遊ぶ。おー、こりゃ良いね。



グリップ

いっぱしのユーチューバーになった気分よ




しかもですね、グリップの底の部分には三脚がネジ込んであります。つまみをグルグルゆるめるとスポッとはずれて中に脚が収納されているのです。脚を広げてからグリップ底面に戻せば自立する。なにこれ超いいじゃん。



自立する

ミーアキャットばりに立つ




こんなの使うとかユーチューバーの世界じゃないですか。昔はビデオを録るといったらハンディカムでしたから、こんなちっこいカメラで普通に動画が録れちゃう現代って凄いわ。ちなみにナンでこんなもん持ってるかというとオートバイに乗る時にドライブレコーダーとして使えるからなのだった。こういう、露骨にカメラに見える物体を後ろに向けて車体後部に装着しておくと、後続のドライバーはよほどの阿呆でない限り適切な車間距離をとってくれます。ドライブレコーダーは本当に大事。公道に出るなら任意保険とドライブレコーダーとプロテクター(最低でも胸部およびヒザ、スネのプロテクター)はライダーなら必須だと思います。

かくして、ボールペンのリフィルは必要に迫られて買ったものなので置いておくと「今年最初の買い物」はこのアクションカメラ用グリップ(110えん)という事になります。物欲関係もいい感じでスタートを切れたように思えて嬉しいものです。

まあYouTubeに動画をアップする気はサラサラ無いので、そういう期待はなさらずに居て下され。動画編集作業とか大嫌いだし、そもそも私のパソコンがそんな高等な作業ができるほどのスペックではないのだ。このテキストベースのモモ通にちょこっと画像を載せるのがやっとです。

今年も我がウェブサイトは「2000年代初頭のホームページ風味」を貫いて行きたいと思います。キーワードは「ISDNでも読めるサイト」ですよ。大事にしたい、この精神。










#8
2024年(令和6年)1月26日(金)
「ガチャコのバッテリーシェアリングサービスに思う」


ちょっと話はさかのぼってしまうのですが、去年の12月25日クリスマスの日付でこんなニュースがあった。一部界隈ではちょっと話題が盛り上がったのですが皆様は興味おありでしょうか。


個人向けバッテリーシェアリングサービスの開始について
(株式会社Gachaco公式)
https://gachaco.co.jp/20231225



ニュースリリース


ガチャコのサイトにて発表




(以下引用)

株式会社Gachaco(代表者 CEO 渡辺 一成、以下「Gachaco」)は、2024年1月9日(火)より、バッテリーシェアリングサービス(以下、Gachacoサービス)を個人向けに提供いたします。

今夏の個人向け電動バイク(Honda製EM1 e:)の発売に伴い、個人向けに対応した運用システムを構築し、東京都練馬区エリアにおける体験キャンペーンの結果を踏まえ、現行の法人向けGachacoサービス提供に加え、個人向けのGachacoサービスを開始する運びとなりました。


(中略)


個人向けGachacoサービスの概要

Gachacoサービスを利用すると、バッテリーおよび充電器を購入する必要が無いため、EM1 e:単体を僅か97,200円*(税込)で購入することができます。Gachacoサービスをご利用いただくための会費は、月額980円(税抜)からとなっています。

(*東京都在住の方が、一般社団法人次世代自動車振興センター補助金、および東京都助成金を利用した場合)

【サービス提供開始日】
・2024年1月9日(火)10:00より、受付開始


【サービス利用料金】

(1)ライト・プラン 走行距離の短い方にピッタリなプラン
月会費980円(税抜)
従量課金180円(税抜)/kwh相当

(2)スタンダード・プラン たくさん走る方にお得なプラン
月会費2,550円(税抜)
従量課金170円(税抜)/kwh相当


(以下略)


いきなり本題に突入しているのでちょっと説明しますね。エレキバイクの普及に向けて、エネオス、ホンダ、カワサキ、スズキ、ヤマハの5社が「株式会社Gachaco(ガチャコ)というのを設立しました。

事業内容はバッテリーパックのシェアリングサービスです。

コンセプトとしては個人個人がバッテリーパックを購入するのではなく、バッテリーパックは会員制でシェアして使おうという作戦です。アチコチに設置したステーションで満充電のものを用意しておき、必要になったらそこでバッテリーパックを交換しながらエレキバイクに乗るのです。出先で電池がなくなってきたらステーションでバッテリーパックだけを交換できるので、充電待ち時間が無くて良いでしょ?というサービスです。

これまでは実証実験的に法人向け&一部地域(世田谷エリア)で展開していたサービスを、いよいよ個人向けに本格展開しようというのです。すでにサービスは今年1月9日火曜日からはじまっています。

さあ、皆様はどんなふうに思われますでしょうか?

いちおうガチャコとしては「個人はエレキバイクの本体だけ買えばOK牧場、あとは乗る頻度と距離で月額料金プランを決めてクレ」というスタンスです。

私は「セコいなあ」と思いました。バッテリーパックと充電器を個人で購入するのはクッソ高額ですのでシェアリングというのは悪くない考えだとは思います。でも月額で会費を払って、さらに従量課金されるのだから毎月の費用はバカになりませんぞ。

「ユーザーは車体を買うだけ」「補助金もあるよ」とか言ってるけど、そもそも補助金ナシではとてもじゃないけど売れないようなシロモノを買わされて、車体の所有者は当然自分だから自賠責と任意保険も加入して、肝心かなめのエナルジーは高額な従量課金制ですよ。

しかも、私が声を中ぐらいにして言いたいのはガチャコで正式に採用されたバッテリーパックがホンダのつくった「Honda Mobile Power Pack e:」という超絶に中途半端規格な点がヤバいんじゃないの?という点です。


Honda Mobile Power Pack e:(ホンダ公式)
https://www.honda.co.jp/mobilepowerpack/


まさか、ヤマハやカワサキやスズキといった他メーカーもこれに準じた規格で今後エレキバイクを出してくるのだろうか?と思うとめまいがしてきます。これこそ、日本独自のいわゆる「ガラパゴス規格」と化して世界でシェアをとれずに儲からないビジネス街道一直線ではないか。

ひとことで言うと「ちょい乗り用途にはデカくて重すぎるし本格的なオートバイを走らせるには不十分なバッテリーパック規格」です。

なんであれ一つの規格を策定する際は、国内市場だけにターゲットを絞り込んだ前提では駄目なのですよ。いずれ海外市場に打って出る未来を見越して考えないといけない。しかし「Honda Mobile Power Pack e:」にそれだけのポテンシャルがあるのか?と考えると疑問で、これを日本代表として推し進めるとすればすでに半分「手詰まり」になりかけてるパターンだと思うのです。規格を制定するなら台湾とかインドとかベトナムとかタイみたいな二輪王国に根回しして世界的にシェアを取れる規格を立ち上げるべきであった。もう手遅れですね。



パワーパックe:

ホンダ公式より画像をお借りしました




これ実物を見たら誰もがデカさと重さに驚くと思います。重さが10.2kgあんのよ。高齢者など非力な人が安全に使えるようなシロモノではない。私はホンダドリーム店でこれを見せてもらった(原付への脱着などやらせてもらった)けど心の中では「だめだこりゃー」って思ったレベル。こんなバッテリーパックを安くもないお金を毎月払ってシェアリングとか、どんな罰ゲームですか?って思います。EV(エレキ車)にも言える事ですが根本的に電気エナルジーの使い方を誤っているとしか私には言いようがない。

こんなものを世の中に増やして、発電所をフル稼働して車だのオートバイだのといった乗り物を動かそうと思ってる人はお勉強はできて「知識」はあるんだろうけど「知恵」が足りないと思う。キシ・ダフミオじゃないけど「適材適所」っていう言葉を教えてあげたい。なんでもかんでもエレキ化すれば万事解決すると思っている人は初心に帰って中学の理科からもう一度やり直すべきです。「勉強し過ぎると莫迦になる」っていうのを具現化するのはヤメていただきたい。

ということで今日の結論は、私はエレキ原付肯定派ですけどガチャコは勘弁してください、という事です。大陸製の特定小型原付もヤだけど日本メーカーもこのありさまでは、エレキバイクの将来は「お先真っ暗」ですよ。

たのむよ。日本人は基本的に頭がカタいので、もっと発想を柔軟にして「伸びしろのある規格」をつくる習慣をつけてくださいな。










#9
2024年(令和6年)1月29日(月)
「大人になったら誰も注意してくれないからね」


オートバイの運転に関して言いますと、私自身は以前にも増して慎重になりつつあります。交通の流れを妨げないことを優先しつつ、オノレの運動能力の低下(反射神経、とっさの判断力など)を自覚しているので車間距離はユトリをもって保ち、集中力が切れてきたらすぐに休憩を入れています。

後ろに追いつかれたらすぐ道を譲る。追いつかれたという事は相手は自分よりも巡航速度が速いということであるから、すみやかに先に行かせる。そして決して抜き返さない。これはとても重要だと思う。前をノロノロ走っている原付マンが、何度抜いても赤信号で左側をすりぬけて前に出てきたりすればドライバーはイラッとするもんであります。一度自分が先に行かせた車両はよほどの事情が無い限り抜き返さないのがよろしい。

すり抜けの是非については立場の違いで賛否両論あります。個人的に速く走るライダーはどんどん前に出たら良いと思うけど、重要なのは「すり抜けのやり方」だと思います。自分を車のドライバーの立場に置き換えてみて、こんなやり方ですり抜けをされたら危険だし腹も立つ!みたいな作法で強引にやるのはダメだと思う。

車と違ってオートバイは身体がむき出しなので「どうぞ、のしぐさで道を譲る」「譲ってもらったら相手にお礼のサインを送る」というのが表現しやすいのであります。これは車にない利点だと思っているから、私は大げさなぐらいに「どうぞ」や「ありがとう」の意思を身体で表現することにしている。車も前後に巨大な液晶モニターを配置して「どうぞ」と文字が出たり「ありがとう」と表示する機能があったら世の中は平和になると思う。

実は今年の正月、1月1日に重要な書類を見失ってほぼ部屋中をひっくり返すぐらいの捜索活動を行っていました。「ここにおいてあるはず」の場所に、あるべきものが無い時の絶望感はナカナカのものであります。

結局1日がかりの捜索で見つけられなくて「やばいなヤバいな」と思いながら眠りについたのですが、翌朝目を覚ましたら「あ!そういえばあのファイルに仕舞ったんだった」と思い出して思い当たったファイルを開いたらビンゴでありました。正直ホッとしましたよ。

というわけで1日は部屋をひっかきまわしたおかげで色々なモノを発掘したのですが、おもしろい物が出てきました。自動車の運転免許を取った時の「適性検査」というのか「性格判断」みたいな結果シートです。

設問にYesかNoかで答えていき、その回答の結果で「自分の内面にどういう性格がひそんでいるか」「実際に運転するときはどういう点に注意すべきか」みたいなアドバイスが書いてあるのです。教習所に行った人はみんな経験がおありでしょうけど、どんな内容だったかしっかり覚えている人はいないのではないでしょうか。

該当するポイントがあると「*」印がつくのですが、私は協調性が劣っているという判定でありました。これは当時も「やっぱりそうか」と思ったし、今見ても思わずニヤッとしてしまうレベルであります。



協調性

協調性が欠けているにチェックが入っている




私は幼少時より他人となじむ事ができず群れることを嫌い、ひたすら単独行動をしていました。幼稚園に行く頃に東京都西部のすさまじい山岳地帯のド田舎に引っ越したら土人のムラ社会はなかなかに強力であり、私は「都会から来たいけ好かない奴」みたいな扱いをうけてひどくイジメられたのだった。孤独をこじらせたのは幼少期からなのだ。

さいわい高校に行ってからは友達にも恵まれて人並にコミュニケーションできる人間に復帰したけど、根っこの部分が一匹狼なのは中学卒業までの悲しい歴史によって培われた人生観なのだった。独立独歩の精神で我が道を切り拓いて行くのが「自カラヲ律スル」ということであり、必要な事だと思って生きてきた。

そんな私に協調性があるわけがないのだ。

それでもさすがに齢(よわい)を重ねて私も相当に丸くなったのである。今は常識レベルの協調性ぐらいは身に付いている。オートバイを運転していても、道を譲って相手が笑顔になればそれでヨシとする。昔はともかくとして、今はさほど身勝手で傍若無人な運転はしていない。それで充分であろう。

まあ今回、教習所の適正検査結果の診断書を見てしみじみ思った。この客観的な指摘は私の性格の核心をついており、的確に言い当てており、こうやってちゃんと伝えてくれる事はまことにありがたい事である。

人間、まともな家庭で育てられれば子供のうちは「ノドカの○○な所は周りの人を非常に不快にさせて良くない習慣だから改めなさい」と注意してくれるものである。しかしこんな親切は子供のうちだけで、悪いところを「悪い」と的確に指摘し細かく指導的アドバイスをもらえるのはせいぜい社会人一年目までである。それ以降は仮に欠点があろうとも「あいつはホニニャララな奴だ」とレッテルを貼られ、それに応じて適当に扱われて誰も本当のことを注意してくれなくなるだろう。大人になると「面と向かって悪いところを率直に注意してくれる人」などいなくなってしまうものだ。

そう思えば教習所がくれたペラ紙一枚といえども有難いものです。こんなふうにストレートに「きみ、協調性欠けてるよ!しっかり自覚しないと駄目だよ!!」って言ってくれるのは教習所ぐらいしかない。それが現実であります。

というわけで私に欠けているのは協調性。今は「和を以て貴しとなす」というふうに考えているけど根っこの部分は変わっていないだろうから、これからも一層自覚を強くもって身勝手な人間にならないようにしたいと思いました。

若い人にとっては年配者の説教と言うのはウザいものですが、注意されているウチが華よ。そのうち誰も注意してくれなくなるんだ。言われてカチンとくる内容であろうとも、アドバイスを受けたら心の片隅には置いておくほうが良いゾ。

と、説教じみたことを言って今日はおしまい。










#10
2024年(令和6年)2月1日(木)
「レッツ!」


またしても今日はいつもと同じネタであります。ノドカはいつまでたっても「買う買う詐欺」だから聴くだけムダ、どうせ買わない車だのオートバイだの的な話だろう、と言われるのでありますがその通りであります。今日も「あれが欲しいこれが欲しい」の話なので、適当に読み流していただけると有難いです。

ということで原付マンの話題は原付自転車なのだ。

しつこいけど2025年10月をもって排気量50ccエンジンの原付バイクは製造販売が終了します。その後は「排気量50ccエンジンと同等に出力をおさえた125ccクラスが新しい原付として製造販売される」という方向で定まっています。

50ccを買うのは今が最後のチャンスなのです。

で、過去には互いに対抗心を燃やしてバチバチと派手にやりあっていたホンダとヤマハという最大のライバルが今では協業しているほどに「さびれた業界」になってしまった50cc原付は、過去からみれば驚異的なテクノロジーを装備しつつ比較的安価で売られているのであり、とりわけホンダの「ひとり頑張り状態」が際立っています。

何しろ実用車のスーパーカブはもちろん、クロスカブ50という遊び心に満ちた派生車種もあるし、スクーターだってタクトにジョルノにダンクといった魅力的な車種をラインナップに連ねているのだ。水冷4ストロークOHC単気筒で電子制御燃料噴射装置をそなえているという超絶技術てんこもりのエンジンが「今なら買える」のであります。

しかしですね。私は


クロスカブ50・・・欲しいけど高すぎて無理
ダンク・・・高級装備イラネ、これも高すぎるよねぇ
タクト・・・うむ、傑作車に違いないけど水冷&コンピュータ制御はメカ的に複雑すぎて将来長きにわたって維持するのは不安でないかい?


と屁理屈をならべ、挙句の果てには


「どれもこれもヘッドランプがLEDだからヤダ」


と謎の後出しジャンケンをぶちかまして結局「買わない」という結論に到達するのであった。いつもの事とはいえ、あんまりではないか。水冷50ccエンジンすごい!とヨイショしておきながら「買うには将来が不安だ」とか意味が分かりません。しかも、ヘッドランプがLEDなのは最初から分かっていることなのに、さも購入候補であるかのごとく書き連ねておいて手のひら返しで全否定するなんて卑怯者そのものではないか。

でも実際、本当にLEDが嫌いなんです。もう憎んでいるレベルなんです。この世から消えて欲しいものの一つなんです。私の子供の頃は発光ダイオードといえば赤く光るものでした。トランジスタラジオの、ダイヤル選局操作の同調ランプが赤く光るのが当たり前でした。あれは良いのです。許せるんです。暗室の灯りと同様、赤いランプは眩しくないんです。

だが白色LED、お前は駄目だ。あの突き刺さるような眩しい光は本当に嫌いです。

ということになると現代のオートバイはほぼ全部買えなくなります。今どきは省電力ということでヘッドランプにLEDを採用するのが言わば「当たり前」であり、人気のホンダ・レブル250だって当初はハロゲンバルブのヘッドランプだったのにモデル変更でLED化してしまった。もう、そういう時代なので仕方がないのであります。でもイヤなものはイヤだ。本当にイヤなんだ。

エレキ原付を買えばもう間違いなく灯火類はLEDであり、選択の余地はありません。もはや手遅れなのです。私がこれから二輪を買う計画を練っている時点で、私の敗北は確定しているようなものです。

しかし、私は気づいてしまったのだ。まだ「たったひとつの希望」が残されていた。



レッツ

スズキのレッツ(公式ページの画像をお借りしました)




スズキ レッツ(公式)
https://www1.suzuki.co.jp/motor/lineup/uz50m1/


誰かが言っていた。この世に欲しいバイクが無い、と絶望する日が来ても、俺達にはスズキがある!と。まさか私がそれを実感する日が来ようとは。

思えば以前、ホンダの並行輸入車をこっそり視察に行ったとき、自分に買えそうなのは正直コレしかなかったと言ってレッツの写真をモモ通に掲載した事があった。



中古の黒いレッツ

2023年11月15日のモモ通でも載せた画像




この時は「さすがにレッツ購入の可能性は無いなぁ」と思ってうなだれて帰宅したのでありますが、よくよく考えてみればレッツの魅力はハンパではない。ただ単にあの時はグリーンの色みがとても綺麗なスーパーカブの印象が強かったので黒いレッツが冴えないように見えただけで、改めてみると印象が違う。



青いレッツ

青いレッツを見るとデザインがオシャレで可愛い




ここで、私の独断と偏見に満ちたレッツの魅力を挙げていこうと思います。

まずもって軽い。ちっちゃくて軽い。装備重量は70kgしかない。装備重量というのは「実際に走れる状態」を指しており二輪業界では「乾燥重量(油脂類を入れていない状態)」の対義語であります。要するにエンジンオイルをしっかり入れてバッテリー液もビンビンでガソリン満タンにした状態で、レッツはわずか70kgなのであります。華奢で非力な人でも安心して扱えます。若い頃のように身体の自由がきかない高齢者にはありがたいであろう。

つづいてガソリンタンクが4.8リットルと大容量な点も魅力です。趣味バイクとして幅をきかせているホンダのダックス125が、タンク容量はわずか3.8リットルしかないのだ。レッツのほうが車体重量が37kgも軽くて、それでいてガソリンは1リットルも多く入る!

続いてはエンジンであります。レッツはシンプルな空冷エンジンを搭載しています。複雑な機構で成り立つ水冷エンジンとは部品点数からして違います。シンプルであることはメンテナンスのしやすさにも直結します。当たり前ですが空冷エンジンなら水冷に関係するトラブルがありません。複雑ではあるものの高性能なエンジン開発に舵をきったホンダとは真逆の方向でスズキは時代の要請に応えていたという事です。あ、ちなみにレッツは日本国内設計の日本製造、正真正銘の "Made in Japan" 品質です。

そして、ここが個人的には一番大事な点でありますが、ヘッドランプがLEDではなく私の好きなハロゲンバルブであります。昔ながらの電球なんです。眩しく突き刺さる白い光のLEDではないのです。もう、これだけで評価が爆上がりです。



リア姿

後ろ姿もオシャレさんなのよ




黒のボディだとよくわからずにスルーしてしまいましたが、こうしてみると全体的に曲線をうまく使った良いデザインのスクーターです。リアのブレーキランプの形状なんて個性的で実に素敵です。真後ろから見るとすっごく細くて、これぞ50ccスクーターの理想よ!という感じがします。



真後ろと真上

細くていいなあ!




ちなみに現行モデルで私が一番気に入っているのは「サンディベージュ」というビミョーな色です。派手さはないけど個性的。街中で悪目立ちすることもなく、別のオートバイでもなかなか見かけない色でいいと思います。



ベージュ

サンディベージュ(PSE)というボディカラー




ということで、見た目はかわいいし機能的にも文句のつけようがないので急にレッツが気になりはじめました。エレキ原付にお金をかけるくらいならコッチに乗ったほうが良いのではないか?という気がします。ちなみに新車価格はメーカー希望小売価格が178,200円(消費税10%込み)ということになっています。けっこうな値段ですが、私が試乗して「良いな」と思ったエレキ原付も同じぐらいの値段がしますから、とりたてて高すぎるという感じはありません。自賠責や任意保険の費用は一緒ですし。それに、エンジン車ならうまくすれば中古車も射程圏内に入ってきます。製造販売終了とともに一気に市場価格が暴騰するだろうと想像しますが、さいわい今は妥当と思われる価格で中古車が市場にあふれています。探せばベージュも見つかるかもしれません。

これは狙い目かもしれないな。ちょっくら気に入る中古車を探してみましょうか。(←懲りずにまた「買う買う詐欺」発動してるっぽいぞコイツ)










#11
2024年(令和6年)2月4日(日)
「スズキ・レッツの持病」


前回のモモ通でスズキの50cc原付「レッツ」に完全に魂を奪われてしまった話を書いたのでございます。エレキ原付や新原付(125ccのデチューン版)なんかを買うよりも現行モデルのレッツを買ったほうが断然いいように思えてなりません。



レッツ

ちっちゃくてかわいい、これが原付のあるべき姿ですよ







シート下トランク

シート下にトランクスペースがあるのがスクーターの魅力




調べたら車体本体を値引きしている安い店もあって、新車の乗り出し価格がそれこそメーカーの希望小売価格ぐらいで収まってしまうらしい。自賠責5年とかで買うと18万円をちょっと切るぐらいにはなるだろうか。17万円台というのは現代においては奇跡的なバーゲンプライスといえます。

しかし、ガソリンエンジン車であるならなおさら「テキトーな中古車、安く手に入らないですかねえ」みたいな発想になる訳ですよ。車もバイクも新車を注文し購入してナンバープレートを装着した時点で価値は半減するもんです(←ちょっと大げさかな。車種による)。納車式を無事に終え、まだ一度も跨らずエンジンをかけない状態で、ありがとうございました!!って挨拶した2秒後に店員さんに「あ、やっぱり売りますので買い取ってください」って言ってごらんYO。あら不思議!たった今40万円で買ったオートバイが、指一本触れていないのに20万円で買い取ります!って言われるんだよ。マジで。

だから世の中には「新車を買うよりも程度のよい中古を探して買ったほうがトク」と断言する流派が存在する訳ですよ。私は中古車の目利きが無いから、中古車の購入は100パーセント博打になります。買ってみたら想定していた以上に手がかかるポンコツだった、というのは最初のTDR80から辿ってきた道であります。唯一、新車で買ったのはYZF-R15だけですがあれはインド製品をYSP(ヤマハスポーツプラザ)が気まぐれで輸入して売っていたモデルなので品質は最初からちょっとナンといいますか(以下自粛)。

今の私はビンボなので「適当に安い中古でなんとかしたい」というのが本音なのだった。ただでさえ新車価格が178,200円と安いレッツであります。新車乗り出し価格は20万ぐらいであろう。しょせん50ccのスクーターなんだから1万キロぐらい走行していいかんじにヤレてるのを安く買えたりしたら、そっちのほうが良いではないか。

実はいま隣県のショップで走行距離が1,500kmちょいの中古車が13万円台で出てるのよ(車両本体は9.8万円)。フロントには純正のカゴを、そして荷台には樹脂製のボックスを装着してあります。ちゃんと予備の鍵も揃っている。中古車を買う際に、この予備の鍵がちゃんと付いているかどうかは極めて重要です。マスターキーが1本しかなくて自分でスペアキーをあとから購入する(鍵屋さんに注文してコピーキーをつくる)となるとまた余計な出費がかさんでしまうのだ。だからフル装備&走行距離1,564Kmで乗り出し価格13万7千円(諸費用・自賠責1年込)はかなり魅力的です。今すぐにでもショップに飛んでゆきたい衝動にかられます。



中古車

良いのが売りに出てるぞ




というぐらい現行レッツのデザインがすっかり気に入っちゃったんだよなあ。フロントの丸いヘッドランプ周りとかリヤの灯火類のデザインとかすごく好きになっちゃったんだ。ベージュのレッツが一番好きだけど青も素敵だし黒も引き締まって見えて悪くは無い。

中古のレッツをひそかに探しているさなか、おそるべき真実を知ってしまった。

現行のレッツは2年11か月前、令和3年3月5日にリコールをぶちかましているのだ(ちなみに今年は令和6年よん)。


スズキ リコール等情報(公式)
2021年3月4日 レッツ、アドレスV50の改善対策について
https://www.suzuki.co.jp/recall/motor/2021/0304a/


上記サイトより内容を引用します。


不具合の内容

エンジン制御コンピュータにおいて、制御プログラムが不適切なため、

1. 燃焼室にカーボンが堆積し、その一部が剥がれ落ち、排気バルブまたは吸気バルブのシート面に噛み込むことがあります。そのため圧縮不足となり、停止直前のエンストやエンジン始動不良となるおそれがあります。

2. スロットルを開けて始動した場合、エンジンの点火制御が適切に行われず、発進時または減速後の再加速時にエンストを起こすおそれがあります。


改善対策の内容

全車両、エンジン制御コンピュータを対策品と交換します。


(引用ここまで)

ということで、平成29年(2017年=現行レッツが登場したのは2015年)9月11日〜令和2年(2020年)12月1日製造のモデルが大掛かりなリコール沙汰で改修されたのであった。

ちなみに、平成27年(2015年)12月10日にも前身モデルのレッツ4がほぼ似たような問題でサービスキャンペーン(←リコールをメーカーに都合よく言い換えた珍用語)を実施しています。要するにスズキの50cc空冷エンジンには致命的な「持病」があるっぽいのだ。


スズキ リコール等情報(公式)
2015年12月10日 アドレスV50/レッツ4/レッツ5のサービスキャンペーンについて
https://www.suzuki.co.jp/about/recall/2015/1210/index.html


(以下引用)

不具合の内容

エンジンの暖機が不十分な状態での走行を繰り返した場合、カーボンが燃焼室周辺に堆積することがあります。そのため、堆積したカーボンが部分的に脱落して、インテークまたはエキゾーストバルブのシート面に噛み込み、停止直前のエンストやエンジン始動不良となるおそれがあります。


(引用ここまで)


でもまあ私に言わせればですね、4ストの50ccエンジン車を「ご近所ちょい乗り」だけで乗っていたら普通にカーボンはたまりやすいしオイルもコーヒー牛乳みたいに乳化(※俗称)してしまうモノなのであります。メーカー、車種を問わずに発生するのが4ストスクーターの宿命ではないだろうか。

たとえば中古車を見に行って、エンジンの燃焼室周辺に堆積しているカーボンの有無などチェックのやりようがないのであります。たまったカーボンがボロッと剥がれ落ちてインテークやエキゾーストバルブのシート面に噛み込むのは正直どれを買おうが「いつ起きてもおかしくはない」事象であります。とりあえず私のような素人にできることは

・なるべく暖気運転をする(冬場は特に)
・フルスロットルを多用しない
・オイル状態のこまめなチェック、早めの交換
・エンジン内を洗浄する添加剤(フューエルワン等)の利用
・短距離・短時間走行ばかりでなく、ときどき遠乗りする

といった事ではないかと思うのであります。ガソリン給油時に洗浄剤を適切に入れて、冬はしっかり暖機をしてときどき長距離走行するということで最悪の事態を回避するように心がけるしか道はないのではないかと言ってしまうのですby元・水冷50cc乗り。

まあそれでもスズキの50cc空冷エンジン、現行の型式A409エンジンにちょっと不安が走ったのは確かであります。前身モデルのレッツ4に搭載されていた型式A404エンジンもリコールがあった、と思うとこれはもう「根本的に手の打ちようがない設計上の持病」みたいなもので、ここをどう捉えるか?がレッツの評価そのものにつながるのかな、と思います。うーむ。

そもそも、新車を買ってもエンジン内にカーボンはたまるのです。4ストエンジンの原付スクーターなんてそういうものです。って考えるとやっぱり「そんな細かいことを気にしないで中古のレッツに人生を賭けてみたくなる」のです。私は断じてギャンブラー気質ではない(博打のたぐいは一切やらない)のですが、どういう訳なのかオートバイに関してはイチかバチかに賭けてしまうという謎の行動パターンをとりがちです。ハズレを引いて「うわぁあああぁ!」と頭をかかえるもの一興、と思ってしまう。これは何かの病気なのでしょうか。

今はオフシーズンなので中古市場にタマ数が揃っていますが、2月も中旬を過ぎるとこんどは「新学期需要」「新年度需要」というのが一気に増加するので新車・中古車問わず車体は早い者勝ちの争奪戦がはじまります。私自身は2025年の原付導入がスケジュール的な目標なので急ぐ必要性はゼロなのですが、レッツが入手困難になったり謎の高評価が広まって人気が急上昇して買えなくなる未来が来たらイヤだなあ。

うーむ。買い逃したら激しい後悔に襲われそうだ。でもまあ私はつい先日まで「買うならクロスカブ50しかない」とか言ってたのである。どうせレッツも「とっさの思い付きで口にのぼった車種」に過ぎなくて、一週間後にはまた違う車種を話題にして大騒ぎしている可能性が高い。ちょっと心を落ち着けるとしよう。










#12
2024年(令和6年)2月7日(水)
「モバイルバッテリー買い替えを検討する」


その昔、私は熱烈なApple製品ファンであった。あのスノッブな感じが自分の心のありようにマッチしたのは、なんとなく想像がつくであろう。私がアニメ業界にいた20世紀末あたりだと普通にMacが業界のスタンダードだった、というのもある(Macがないとデザイナーとのデータのやりとりに支障が出たりした)。

また無線好きをこじらせて携帯電話マニアでもあったから、iPhoneの発売日に店に並ぶというような事もやっていたのである。

いまはおちぶれてビンボ人となり「貧窮問答歌」をうたっている生活だけど、仕事をしていた頃は流行りもののデジタル機器をとっかえひっかえ買い換えて遊んでいたクチであります。

そういう次第だから外出先で携帯電話を充電できる「モバイルバッテリー」というのは比較的ふるい時代から使っていたのであります。「エネループ」で快進撃をつづけていた三洋の「モバイルブースター」ですよ。

私が現在「も」メインで使っているのは "cheero Power Plus" というモバイルバッテリーであります。



モバイルバッテリー

私の愛用モバイルバッテリー




こちら、買ったのは2012年頃だと思います。その根拠はTDR80に乗っていた時にiPhone4をつないで使っていた記憶があるからです。TDR80の調子が悪くて乗り続けるのをあきらめてYZF-R15を購入したのが2012年12月ですから、2012年にはすでにこのモバイルバッテリーを使い始めていたのは間違いありません。

で、ことしが2024年って事はもう10年以上現役で使っているということになります。これはもう明らかにバッテリーとしては「延命するにもほどがある」という限界点を突破していると言えましょう。今のところ使えるから惰性で使い続けているだけで、もう購入した当時の性能は発揮できていないでしょう。



表記

当時としては大容量の10000mAh




10年前と違って今どきのスマホはバッテリー容量も肥大化の一途をたどっています。私が現在メインで使っているスマホはバッテリー容量が5000mAhもあります。だから10000mAhなんていうモバイルバッテリーは珍しいものではなくなりました。

今はUSB PDなんていう規格まで登場してType-CケーブルでノートPCに給電する、なんていうのがあるぐらいですから、USB Type-A端子なんてイラネ!っていう人もいるらしいですよ。私も今のスマホを買って、家にころがってるテキトーなUSB充電アダプターを使ったら一晩たってもスマホの電池が満タンにならずに焦ったことがあった。iPod shuffle(初代)のときから使っていた充電アダプターごときでは役に立たず、もっと急速な最新鋭の充電アダプターを使わないと充電時間が短縮できないらしい。ちょっと自分が足をとめただけであっという間に時代の最先端から取り残されてしまうのを痛感します。

実際のところ、私の上記のモバイルバッテリーは満充電にするのに8時間ぐらいかかっていた(※昔はそれが当たり前だった)ので、そんなのをいつまでも使っている場合じゃないのだとようやく気付いた次第であります。すくなくとも10年以上前のモバイルバッテリーはいいかげん引退させても良いであろう。

実は去年の秋ぐらいに、すでにモバイルバッテリーをひとつ新調したのでありました。ヨドバシの店頭で「アウトドア用ヘビー・デューティ仕様なモバイルバッテリー」ということで売られていたのを見つけて一目惚れしてしまい思わず衝動買いしたのであった。エレコムのアウトドアバッテリーというものであります。



アウトドア用

ボンベみたいなモバイルバッテリー




落しても大丈夫な樹脂製ボディはダイバーが背負う空気タンクみたいな円筒形でキャップ部分は防水のねじ込み式になっているという、なかなかにイカした仕様となっております。ほぼ見た目で選んだのですが値段は高かったうえに容量も5000mAhしかない。スマホを1度充電するのがやっと、という性能であります。何もかもが電気クイな現代にあっては容量不足は否めません。



ボンベふう

見た目はいいんだけどねぇ




ということで、このエアタンクふうのものは毎日持ち歩く用として引き続きがんばってもらう事とし、それと並行して古いモバイルバッテリーを退役させて新型を採用したいな、と思って情報収集しております。これが、なかなか悩ましい。とりあえず自分の基準では最低限で10000mAhの容量は欲しいな、と思うのですが「USB PDに対応しているか」「端子はType-AとType-Cそれぞれ幾つ必要か」「出力はそれぞれの端子で何ワットが適切なのか」等々、自分の必要用件をもうちょっとしっかり整理しないと製品選びができない。

別にノートPCに充電する必要は無いからUSB PDには対応していなくても良いのかな?とか、アクションカメラへの給電を考えるとType-A端子が要るな、とか、少しずつ考えをまとめはじめたところです。そもそも必要事項としては「オートバイに乗ってるときにスマホ(音声ナビ用)とアクションカメラに給電したい、というのが主たる目的である事を考えつつ、本当に必要なものを買えたら良いなと思う。

あと重要なのはモバイルバッテリー本体を満充電にする時間を短縮したいという点ですな。いまは10年前のモバイルバッテリーをマジでひと晩かけて充電してますから、できればもっと高速化したいところです。となるとモバイルバッテリーを高速充電するための充電器も要るのかな?充電するための機器を充電するための充電器?とか考えると頭が混乱するのであります。こうやって、せっかく発電所が供給した電力をわざわざ電池に移してそれをまたスマホに移してってムダなロスを積み重ねてるのが馬鹿馬鹿しいよね、現代って奴は。

いちおう現時点ではこちらを候補にしてます。でも、自分の使用目的にこれが最適なのかどうか確信がもてずにズルズルと購入を先送りしています。値段も高いし。



候補


USB急速充電器とモバイルバッテリーを兼ね備えたタイプ




ここでちょっとモバイルバッテリーから話がそれちゃうのですが、車のバッテリーに目を向けてみたいと思うのであります。結論から先に言っちゃうと、いまどきの最新技術を満載した車は昔ながらのシンプルな車と比較してバッテリー交換すら手間がかかるし余計にお金もかかる、というを話ですよ。

まず充電池の大原則として頭に叩き込んでおきたい点があります。それは「急速充電はバッテリーにダメージを与える」という動かしがたい事実です。

メーカーのセールスマンがしたり顔で「いまはバッテリーの性能が上がっていますから急速充電しても昔と違って劣化しないんです」とか言う訳ですよ。あれは嘘です。同じバッテリーなら、ゆっくり充電をする方が長持ちします。急速充電を繰り返せばバッテリーは早くヘタるものです。

ただしメーカーが「急速充電しても大丈夫」と言っているのは全部が全部ウソという訳ではありません。皆様ご存知、車には「アイドリングストップ」という機能を採用した車があります。無駄に空気を汚さぬようにアイドリングはできるだけヤメましょう、そうすれば燃費も向上するよ!という謳い文句で採用された無駄機能ですよ。

アイドリングストップ採用車には充電制御型バッテリーというのが積まれています。これはオルタネーター(発電する機器)とバッテリーの間に充電制御回路(コンピュータ)が介入することで、急速充電を受け入れる造りになっているものです。頻繁に充電・放電をくりかえすことができるようになっており、そのへんのホームセンターで安く売っているバッテリーとは別物です。

ではアイドリングストップ採用車に一般バッテリー(安く売ってる普通のバッテリー)を用いるとどうなるか?コンピュータが介入する充電制御回路が無いので、結果的に急速充電をくりかえしてしまい寿命が縮まるのであります。

つまり車自体の設計が「交換作業が困難でしかも高価な充電制御回路つきのバッテリーを使用することを前提としている」という訳ですな。「いまはバッテリーの性能が上がっていますから急速充電しても昔と違って劣化しないんです」というメーカーの言い分は、その意味で正しいのです。つまり「ウチの車に乗るなら交換作業に手間と費用がかかり、しかも値段も高いバッテリーを必ず使えよ!わかったな!!」と言っているのです。これを「バッテリーの性能が上がっている」と言い換えているのです。

だけど私は疑問なのよ。みんな、本当にそんなものが欲しいんですか?そうまでしてカタログ燃費の向上した車が良いのですか?私は逆です。交差点で右折待ちしている時に勝手にエンジンが切れるような車は絶対にイヤだと思う。アイドリングを止めれば世の中の問題がすべて解決すると思って設計した奴は頭がおかしいとすら思う。ましてや、バッテリー交換ごときにディーラーに持ち込んで高い工賃と高い新品バッテリー代を支払わなきゃいけない車なんて、ユーザーになんのメリットがあるのか?なんか策に溺れているだけで無駄を増やしているだけみたいな気がして、すごくイヤです。

オートバイの世界にもアイドリングストップ機能が侵食しているし、ナンなら「バッテリー交換の際はバックアップ電源をつないでおかないとメモリーが飛んでデジタルメーターの積算距離とか燃料噴射装置のコンピュータ・セッティングがリセットされちゃう」なんていうアホな事態が当たり前になりつつあるのだ。最新の技術を応用しようとすればするほど、シンプルさは失われて複雑怪奇な仕様となり結果的にユーザーが不利益を被る構図ができあがってはいないだろうか。

ということでだいぶ話が脱線しちゃったので戻すけど、もともとUSBはデータをやり取りする通信用インターフェイス規格であったのに、オマケ的についていた給電機能がどんどん進化してしまって訳が分からなくなってきた感は否めないのだった。急速モバイルバッテリーを急速充電するために急速充電アダプターと急速充電対応のUSBケーブルが必要、とか言われると「なんだかなぁ」「かえって不便になったなぁ」と思ってしまうのであった。

私はもっとシンプルに生きたいよ。










#13
2024年(令和6年)2月10日(土)
「自動二輪番付・モモンガ場所」


今日もオートバイの話であります。私の頭の中は「オートバイ」と「動物&ぬいぐるみ」と「音楽」という3つの項目が99パーセントを占めているので、どうしても話題はいつも同じとなるのだ。

で、結論から言ってしまうと「2024年現在において日本の自動二輪メーカーのトップランナーは間違いなくスズキとカワサキ」というのが私の率直な感想であります。

かつて(※私がティーンエイジャーだった1980年代)あたりでは王者ホンダにヤマハが肉薄して両社が頂点をめぐってバチバチにやりあっている、というイメージが強かった。両社の頭文字をとった「HY戦争」という言葉もあった。日本には世界の4大バイクメーカーがある、といいつつも高校生に一番身近な50cc原付クラスでホンダとヤマハの対決構図が非常に目立って、第三勢力のスズキはそれに否応なく巻き込まれている一方で、スクーターをつくらず原付のシェア争いとは無縁なカワサキは孤高の存在として傍観者のように存在していた印象です。

で、話は令和の現代に飛ぶわけですが正直なところ一番勢いをもって一気呵成に攻めているのはカワサキ、それとは別のステージで魅力的なラインナップで根強いファンをがっちり掴んでいるのはスズキという気がする。去年の3月にモーターサイクルショーを見に行った時にそんな印象を強く持ったのですよ。

誤解されると困るので断っておきますがホンダとヤマハをこき下ろそうという意図はありません。ホンダは一貫して素晴らしい製品をつくり続けているし、私はもともと熱烈ヤマハ党ですので応援する気持ちは今も変わりません。しかしモーターサイクルショーのブースを覗いた時点であからさまに熱量が違うというか「勝負あった感」を肌で味わったのが事実であります。スズキとカワサキのブースでは展示車両が放つワクワク感、ときめきの量が段違いというか圧倒的であった。言い換えるとホンダとヤマハの2社は「普通」もしくは「普通に良い」というレベルにとどまっていた。ある意味物足りないと感じた。

カワサキは新しい時代をつくろうとしている、というのが一番強烈な印象だった。他方スズキは「またしてもスズキがやってくれた(やらかした)」というインパクトを盛大に残してくれた。今、突き抜けて面白いメーカーはこの2社だと思う。

ここでいきなり現行モデルに関する私の個人的なランク付けというか「上位番付」を発表することにしたい。私は普通自動二輪免許しか持っていないので排気量の大きい車種は完全に守備範囲外なのですが、シロウト目線で見てもカッコよい・悪いの区別はしてしまうものだし自分には運転できなくても「これは良さそうだなあ」と感じる車種はあるのだ。

まず東西の両横綱を発表するとしましょう。現行で製造販売されているオートバイのうち、独断で私が最もカッコよいと思うのがこちらです。以下、掲載する画像はすべてメーカー公式サイトから引用しております。


横綱:スズキ GSX-S1000GT



GSX-S1000GT

旅するオートバイ、個人的ナンバーワン




横綱:カワサキ Z900RS



Z900RS

最新技術の粋をあつめた美しきネイキッド




横綱はスズキとカワサキであります。まずもってスズキのGSX-S1000GTはいわゆる「ツアラー」と呼ばれるジャンルの車種になりますが実車を見た時は失神するかと思うレベルでかっこよくてハートを射抜かれました。この唯一無二のデザインはいかにもスズキという感じであります。去年のスズキのブースは「旅に出よう」という明快なコンセプトを掲げており、それを最高の形で提示するモデルでありました。GSX-S1000GTこそ旅するオートバイの頂点であります。

もう一方の横綱はカワサキZ900RSです。言わずと知れたカワサキの超絶人気車種であり、かつての名車が脈々と受け継いできた様式美を最新技術で堂々と具現化した「本物の風格」が圧倒的です。人気があるのも頷けます。これこそ究極であり完成形、どこをとっても何を見ても素晴らしい。カワサキの美学ここにあり。海外メーカー勢が束になってかかってこようが、カワサキZ900RSの輝きの前では全てがかすむレベル。これぞオートバイの日本代表という気がします。

次は大関をみてみましょう。


大関:スズキ Vストローム1050DE



Vストローム1050DE

世界最高の「黄色いアイツ」




大関:メグロK3



メグロK3

伝統ト信頼ノMEGURO




ご存知のように私は黄色が大好きでありまして、スズキのチャンピオンイエローは最高に刺さるのであります。オフロード&アドベンチャー系でスズキは必ず黄色を送り出してきますから、私の魂は完全に抜かれてしまうのであります。Vストローム1050DEの色と形は私のストライクゾーンどまん中でありますから、惚れてしまうのも無理はないのであった。

そしてもう1台はメグロK3であります。私がずっと昔にいた職場で先輩が「彼氏がメグロとかいう古いバイクに乗ってるんだけど知ってる?」と訊いてきたので腰を抜かした事があった。お宝ですよソレ。目黒製作所は駅で言うと東急の不動前駅の近くにあった我らが地元企業であります。大正時代からオートバイをつくっていた老舗メーカーでしたがカワサキに吸収合併されて消滅。そのメグロのブランドをカワサキが現代に甦らせて市場に送り出したのがメグロK3なのです。私自身はレトロ系デザインのオートバイはあまり関心が無いのですが、メグロ復活と言われたら興奮はおさえられません。控え目に言って「芸術」です。

次は関脇。


関脇:スズキ Vストローム250SX



Vストローム250SX

またしてもスズキの黄色が登場




関脇:カワサキ Z H2 SE



Z H2 SE

近未来SF感がたまらない




さあ関脇にようやく私の「普通自動二輪免許」で乗れる車種が登場しました。Vストローム250SXであります。去年の夏「バイクの日」イベントで実車を見て惚れました。黄色いアドベンチャー、油冷単気筒250cc。憧れとか夢とか一切排除して、現実的に自分が本当に乗りたいと思える車種を挙げろといわれたらコレが一番に来ますよ。タラレバの話をしてもしょうがないけど、もし仮に私が精神崩壊せず仕事を続けてちゃんと稼ぐ人生を歩めていたなら、おそらく買おうと決意を固めたでありましょう。週末のたびにこれに乗って野辺山高原に帰ってると思う。

そしてもう1台の関脇は意表をついてカワサキZであります。あれ?アナタこういう系って好きだったっけ?と問われるレベル。この実物マジで凄い迫力ですよ。ボリュームのあるカタマリ感がすごい。ロボットアニメに登場する系のSF風味がすさまじい。「実はメカ生命体です」「ロボット形態に変形します」と言われたら信じるレベル。40年前にアニメ『機甲創世記モスピーダ』を見ていた私ですが21世紀のオートバイがこういうデザインに進化するとは夢にも思いませんでした。私のロボット好き・メカ好き属性が、このオートバイをカッチョエエと叫ぶのであります。しかも排気量1リッターで吸気システムはスーパーチャージャー搭載、最高出力200PSというバケモノです。やっぱりこれはアニメか映画に登場する架空のメカなんじゃなかろうか。

では次、小結。


小結:スズキ ジクサー250



ジクサー250

乗って楽しいのはやっぱり17インチホイールのオンロード車よ




小結:カワサキ Ninja ZX-6R KRT EDITION



Ninja ZX-6R KRT EDITION

カワサキのライムグリーンこそ至高




おそろしい事態です。個人的独断で好きな車種をピックアップしたら上位番付はスズキとカワサキの二社が独占して終わってしまいました。

まずはジクサー250が小結というのは我ながらオドロキであります。先ほどは「自分が仮に仕事をして稼いでいたなら迷わずVストローム250SXを選ぶ」などと書いていましたが、正直に言いますと曲がりくねった山坂道を実際に運転して楽しいのは大径ホイールのオフロードやアドベンチャー系モデルよりも17インチホイールを履いたオンロードスポーツモデルなのだ。もともとアウトドア志向で車はパジェロやジムニーのようなクロカン4WDが好きだった私は昔から自動二輪もオフロード車に憧れていた訳ですが、実際に免許を取得してオートバイを運転してみたら林道のような悪路を走る機会などなく99.999パーセントは舗装路を走るのであり、舗装路を楽しむにはオンロード系スポーツタイプの方が上だという事を体験で悟ったのであります。油冷単気筒の小っちゃくて軽いオンロード用オートバイ、といったらジクサー250であります。こういうのが良いのです。Made in India、嗚呼もしかして私も鈴菌に感染したのであろうか。

もう一方の小結はカワサキのNinja ZX-6Rであります。カワサキのアイデンティティとも言える「ライムグリーン×エボニー」のカラーリングが好きすぎて、やはりKRT EDITIONという事になるのです。何と言いましょうか、パッと思い浮かぶ「かっこいい自動二輪のイメージ」というと、このNinjaの姿になっちゃうのですよ私は。ヤング時代に自転車旅に明け暮れていた頃、旅先で知り合ったライダーが緑のカワサキに乗っていたという記憶がすごい強烈に焼き付いているんですよね。ひと目でカワサキとわかるライムグリーンは本当に存在感のある素敵な色だと思います。いくら黄色好きな私といえども仮にライムグリーンのカワサキを手にしたなら大切にしたいと思います。断じて黄色に塗りなおす気にはなれません。


ということで、あくまでも私個人の独断ではありますが、まさかのスズキ&カワサキによる上位独占という番付発表となりました。かつて熱烈ヤマハ党だった私はどこに行ってしまったのでしょうか?まあ実際、今のヤマハのラインナップを見てもトキメキが無いんだからしょうがない。私自身は大型自動二輪免許は持っていない(自分の体力や技量を考えると取るガッツもないし余命を考えると必要性も感じない)にもかかわらず、まっさらな気持ちで眺めて「いいなァ」「素敵だなあァ」っていうオートバイを順に並べたらカワサキ(※メグロも含む)の大型バイクが4台も登場しちゃったという、そういう事であります。それほどに今のカワサキ車は存在感がオオアリクイです。「原付」とか「スクーター」とかいう客層はバッサリ切り捨てて、趣味の乗り物としての大型車にしっかりと軸足を据えて盤石のラインナップでコアなファンをガッチリつかんでいる、という印象があります。

ちょっと蛇足になってしまいますが、我らのホンダが上位に来ないというのは非常に寂しい限りであります。でも改めて考えると昔からホンダってそういう印象があります。ラインナップは豊富だけど突出して個性を放っておもしろそうなものが基本的に無い。ホンダ党の皆様から袋叩きにあうことを覚悟しつつも「これはホンダにしかない」っていうオートバイをあえて、強いて挙げるなら「カブ」しかないような気がする。カブ以外のバイクはみんな優等生かもしれないけど薄味というか個性に欠けるというか、これじゃなきゃ駄目だ!っていう引力が弱い気がするのよね。

フォローする訳ではありませんが私がホンダで一番好きなオートバイはCB250Rです。今回の番付発表では小結ジクサー250と大差ない前頭筆頭という事にしておきたい。


前頭筆頭:ホンダ CB250R



CB250R


ホンダで一番好き!海外のCB300Rなら黄色もあるのになあ




CB250Rは水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒エンジンのライトウェイト・スポーツでありまして、丸いヘッドライトのシンプルなオートバイを現代風にうまくアレンジした素敵なデザインが魅力です。私好みのスリムで軽い点が最大の特長で、私が小結にしたスズキのジクサー250よりも馬力がある上に10kgも軽いのであります。見た目もジクサー250と優劣つけがたい、いやむしろ上を行ってる感はあるのですが「ホンダの水冷に乗るよりスズキの油冷に乗ったほうが人生楽しめそう」という意味不明・説明不能な理由で敗れ去ってしまうのだ。同じ時間を過ごすなら優等生のホンダくんとつきあうよりも個性的なスズキくんと一緒にいる方が刺激がありそうだな、楽しい毎日が送れそうだなという気持ち。わかるかなぁ。

そしてCB250R最大の謎といえば「あのホンダのバイクなのに不人気」という点でしょうか。同じエンジンを搭載したレブル250は女の子にも大人気、派生車種のようにCL250も登場。オフロード系のCRF250LとCRF250ラリーも熱烈なファン多数、にもかかわらずCB250Rだけは絶望的に売れていません。何故なのでしょうか?私にはまったく理解できません。あれ?みんな丸目のネイキッドが好きって言ってたじゃん。なんで人気がないんだろう?

まあ今回はあくまでも現行車種に限って、私の純粋な見た目の好みと思い込みに満ちた偏見で発表した番付にすぎないので何の意味もありません。私が「お気持ちを表明」したところで何がどうなる訳でもありません。それでも率直に感じたのは、四輪に比べたら自動二輪はまだ多様性が存在して趣味として楽しめる車種がよりどりみどりなのは嬉しい事だ、という点であります。四輪なんてクーペもセダンもステーションワゴンも消えてしまって今はミニバンとSUVの二者択一じゃないですか。若者ががんばれば買える価格帯でマニュアルシフトのすばしっこい車も存在しません。そう考えると自動二輪の世界では50ccの原付スクーターから超ド級のスポーツ車(車で言ったらフェラーリみたいな超高額車)まで選択肢がいっぱいある訳ですから、市場に流通する中古車も含めれば自分のハートに刺さる1台は必ず見つかる、と言っても過言ではありません。そもそもマニュアルシフトが当たり前に売られている、というだけで嬉しい世界です。

カワサキはこのままの姿勢で新しい時代と文化を創造するトップランナーで居てほしいし、スズキは今後も個性あふれる車種で我々に極上のときめきを届けてほしい。あとはホンダとヤマハがもっと業界を盛り上げてくれたらヨイなと思う。個人的にはSRとセローという看板車種が消えて以来ちょっと存在感が希薄になっているヤマハが本気を出してくれることを願っています。○○車のジャンルではヤマハの一人勝ち、っていう状態を見たいんだヨ。

というわけで今日は改めて「スズキとカワサキは最高」という結論で話を締めたいと思います。国内メーカーはみんな頑張れ、超がんばれ。










#14
2024年(令和6年)2月13日(火)
「キッズデジカメ」


いささか古い話で申し訳ないんですけど、昔の合衆国の映画で『ベスト・キッド』というタイトルの作品がありました。カラテを通して少年が成長してゆくファンタジー(?)でありまして、不良グループにいじめらていた主人公の少年が日系人の老人から手ほどきをうけてカラテをマスターしてゆき、そしてついに因縁の対決を迎える・・・という単純明快なサクセスストーリーであります。いくつか続編がつくられたけど、第一作は1984年。私が好きだったロックバンドの "SURVIVOR" が主題歌を提供していたので大変印象深いのであります。あの頃の洋楽は輝いていましたよマジで。

今みたいなワイヤーアクションもCGもない時代のドラマだからカラテ勝負シーンの迫力なんかは「80年代レベル」なんですけど、一撃必殺のカウンター攻撃が毎回みごとに決まって勝利するというのは痛快であったし何よりもヒロインの女の子は健康的でかわいい。今みたいにポリティカル・コレクトネスという面倒くさい思想にまみれてLGBTアピールだのストーリーに関係ない人種問題だとかデブやブサイクの強引な起用だとかいうような珍奇な風潮もなく「いたって健全な頃の合衆国品質」ですから安心感があります。同性愛者のキスシーンみたいな望んでないものを見せつけられる心配もない。何よりも映画の主題歌だ!カラテだ!ということでプロモーション・ビデオを日本庭園で収録しているサバイバーが実に微笑ましいのである。


Survivor - The Moment Of Truth (The Karate Kid OST) HQ






で、ここで私の屁理屈が作動してしまうんですけど単数形がキッド(kid)であるなら複数形はキッヅ(kids)とタ行を用いてカタカナを綴るのが法則としては正しいのではないか?「キッズ」と表記するのは誤りではないと中学時代から思っているのであります。それ以外にも我々がトランプと呼ぶ、ポーカーに使うあのジョーカー含めて53枚のアイテムとか、買物で使うお馴染みのクレジットカードに該当するカード(card)の複数形はカーヅ(cards)であり、車(car)の複数形カーズ(cars)とは明確に区別して書くのが理にかなっているのではないかと割と真面目に思っているのです。こんな説を唱えている人は自分以外に見たことが無いのでガマンしてます。「キッズなんちゃら」って書かれていると見るたびに「キッヅ」って書き直したい衝動に駆られてモヤモヤするんですけど、誰にも理解してもらえません。

まあいいや。携帯電話でも「キッズケータイ」というのがありますね。親が防犯グッヅ的に子供に持たせる端末ですよ。



子供用携帯電話

お前、なんで持ってるんだよ




私の端末はドコモ3G対応なのでさすがにもう引退させましたが、今のキッズケータイは回線も4Gに対応してデザインもスマホっぽく進化して、家族との連絡をとりあう機能やGPSで子供の居場所がわかるようになっていたりと相変わらず一定の需要を満たしています。中学に進学する頃にはキッズケータイは卒業してスマホを持たせるかどうするか親御さんは悩むところだと思います。現代は子育ても大変よね。

そして、現代では「キッズケータイ」「キッズタブレット」「キッズパソコン」といったものに加えて「キッズデジカメ」なるものが存在しているらしい。もう一般人向けデジタルカメラはスマホに駆逐されたのかと思っていたら、よもやそんな市場が形成されていたとは知りませんでした。



キッズデジカメ

あら!かわいいじゃん




私はたまたまビックカメラ.comのサイトで知ってしまい、こんな可愛いものがあるのか!と無駄に感動してしまってヤメておけばいいのに新宿に寄ったツイデにビックカメラの売り場を覗いてしまったものだからイチコロよ。衝動買い一直線の展開であった。



売場にて

このキュートな感じがたまらん




3歳児ぐらいから小学校低学年あたりの層をメインターゲットとした「知育玩具」の扱いであって、価格帯は安いものは4千円程度から上位モデル(なのか?)は1万5千円ぐらいのものまで幅広く売られていました。子供に持たせれば子供目線の写真が撮れる、というのは確かに面白そうだしカメラを手にすれば色々なものに目を向けたり興味あるモノをじっくり観察したりして、集中力を養ったり感性を育むのに役立ちそうではある。やがてステップアップする段階でスマホではなくレンズ交換式のカメラを渡して基礎技法を教えたら教育上良いような気もする。まあ私は子供いませんけど。

帰宅してヨドバシドットコムで検索したらすごくいろいろな種類のキッズデジカメがあって本格的に目移りするレベル。



いっぱい


可愛いのがいっぱいあるぞ




その昔は「デジタルハリネズミ」みたいなトイデジカメというのが流行ったけど、それに比べると今どきのキッズデジカメの方が見かけ上のスペックが上なのですよ。普通に1600万画素とかです。私の使ってる一眼レフ(オリンパスE-520:1000万画素)より画素数が多いじゃないですか。あと自撮り用のインカメラがついていたりUSB充電端子がType-Cだったり、子供用といえども仕様はしっかり最新鋭なのです。

何よりも見た目が可愛いのでぬいぐるみの首にかけてあげたくなる。本当に買ってしまおうかと迷ったぐらいでありました。でも、これは明らかなことですが「買ってどうするんだよ」という思いが当然わきあがるのであり、冷静に考えると使用目的は皆無であるとの結論に至る訳で、私自身も数日かけてようやく物欲がおさまったところです。

そもそも普段の「ちょい撮り」であればスマホのカメラ機能で充分コト足りてしまうのであります。何もわざわざキッズデジカメなど新規で買う必要は無いし、買ったところであえて持ち歩いて使うなど面倒です。今は何もかもが値上がりして生活費もカツカツなのだから「かわいい」などという衝動で要らぬカメラを購入する余裕などない。

そもそも「おもちゃ代わりのカメラ」なら既に持っている。おもちゃカメラではない。タネ明かしをすればその正体は古いデジタルカメラ(2002年発売)で、現在の基準で見たらスペックはゴミだけど発売当時は5万円を超えていた高級品である。



FZ1

私が手元に残している古いデジタルカメラ




パナソニックLUMIX FZ1であります。ルミックスと言えばCMに浜崎あゆみを起用して「私の目はライカの目」「カリスマ画質」のキャッチコピーで一時代を築いたデジタルカメラであります。自慢じゃないけど200万画素だぞ!200万!!レンズはライカ・バリオエルマリートですよ。



ライカの目

F2.8通しの高倍率ズームレンズよ




今では信じられない話ですがデジタルカメラ黎明期はフィルム時代からのカメラマニアが「家電メーカーがニワカ技術でつくったカメラなんて使ってられるか」「ライカのブランドをカネで買っただけの名ばかりレンズ」とバカにしていたのだ。300万画素のデジタルカメラが登場した頃、口から泡を飛ばしながら「フィルム対デジタルの画質論争」などという無益な争いをネット掲示板で戦わせていたのだから、微笑ましいよなあ。



背面

背面液晶は1.5型(いま見ると小さい)




2000年代はデジタルカメラも毎年のように新型が発表されて楽しかったですな。200万画素が出たと思ったら翌年には300万画素、その翌年には500万画素が登場、そしてついにレンズ交換式の一眼レフカメラも600万画素でデビュー!とフィーバーしていた時代があったのです。デジタルの画質はフィルムに追いついただの、もうフィルムを抜いただのと大騒ぎしていたものですよ。「高画素化競争はやめてほしい」とか「500万画素なんて何につかうんだ」とか、今になってみると恥ずかしく思えるような発言を私も声高に叫んだものよ。スマートフォンが登場するまでは、携帯電話もデジタルカメラも競争が激しくて本当に楽しかったんです。

そんなわけで今も枕元で転がっているLUMIX FZ1ですが、使ってみるとなかなか良い写りで感動します。まあ、現代のスマホに搭載されたカメラ機能にサラッと負けるんですけど。



FZ1サンプル画像

20年前基準の「最新の写り」を楽しめる




今、わざわざキッズデジカメなど買う必要も無いな、と思うのであった。ネタ的に持ち出すならこのFZ1で充分であります。腐ってもライカレンズ。おもちゃとして遊ぶカメラはこれで足りるよね。

というわけで何とか「キッズデジカメ物欲」を抑えたところです。私の中ではもうカメラにお金をかける時代は終わってしまいました。手元に残したいくつかのカメラ(売ろうにも値段が付かずにショップで買い取ってもらえないレベルのものたち)を大切に使いながら余生を送りたいと思います。










#15
2024年(令和6年)2月16日(金)
「難解な物語についていけないマンがボヤく」


前回のモモ通で映画『ベスト・キッド』のテーマ曲、Survivorの "The Moment Of Truth" のことをちょっと書いたのですが、サバイバーといったらシルヴェスター・スタローン主演の映画『ロッキー3』(1982年作品)のために書き下ろした "Eye of the Tiger" が一番有名であろう。あらためて聴くと記憶していたよりも前奏が長い(なかなか歌い出さない)、このタメにタメてから放つ感じが良いですな。『ロッキー』シリーズの事実上完結編と呼びたい三作目の世界観をみごとに歌い切った名曲です。サバイバーといったらやっぱこの曲ですよね。



Survivor - Eye Of The Tiger (Official HD Video)





スタローンの『ランボー』は一作目が最高でダラダラ続編でアフガンまで行ったのはちょっと冷めるものがあったし、『ロッキー』も3作目で終わっていれば良かったのにと思う。まあ、それを言い出すと『エイリアン』も2で個人的に終わりたいし『スター・ウォーズ』なんかは蛇足のオンパレードでウンザリしてしまい今は見るのもイヤだ。

というようなことを書いていて急に思い出したのですが、これまたちょっと古い話で時は2007年にさかのぼる。電車の吊り広告で『スパイダーマンヨ』っていう映画の宣伝ポスターを見た訳ですよ。いやぁ、「スパイダーマンよ」って言われてもちょっとなあ、困るよなあ、と思ったら『スパイダーマン3』であった。実に読みにくいというか紛らわしいフォントであった。ちなみに当時の職場でその話をしたけど誰も私の抱いた感情を理解してくれませんでした。「普通にスリーだろ」って冷たく言われて終了したのだった。

ハリウッドで今更(←当時)スパイダーマンを映画化しているというのは話に聞いて知っていたけど、こう言ってはナンですがスパイダーマンといったら子供の頃に東映の実写版ヒーロー作品をテレビでやっていたのでありまして、その印象が強いのであります。

東映版だと悪の組織(名前忘れた)の破壊工作を阻止するために主人公がスパイダーマンに変身して颯爽と登場するのですが、これがすごくカッコよかったのであります。毎回「名乗り口上」と決めポーズがあるのですよ。


「誰だ、お前は?」

「地獄からの使者、スパイダーマン!!」(決めポーズ&効果音、カメラアングルを換えてスパイダーマンのアップ映像)


登場したスパイダーマンは独特のクモ的決めポーズをするのですが、大きく脚を開いて腰を低く構えるその姿はなかなかの迫力であり、スーツアクターの股関節が柔らかすぎて超スゴい的な感激を覚えたのであります。

名乗り口上も最初は「地獄からの使者、スパイダーマン!」という決め台詞だったのが物語が進むにつれていろいろなバージョンが登場してきます。

「犬笛にむせび泣く男、スパイダーマン」
「悪のからくりを粉砕する男、スパイダーマン」
「大東京の停電を阻止する男、スパイダーマン」

等々、実に味わい深いのであります。ネットで「スパイダーマン 名乗り口上」等のワードで検索するとまとめているサイトがあったと思います。「悪のからくりを粉砕する男」はかっこいいよね。

そして物語も毎回進行パターンが決まっており、最後は飛行メカ「マーベラー」に搭乗、マーベラーは飛行形態からロボット「レオパルドン」に変形して必殺技で敵を討つという様式美であちました。毎回同じ、このパターン。ドラマ『水戸黄門』のクライマックス「この紋所が目に入らぬか」と同じレベル。これぞ正義の味方よ。

そんな東映作品を見て育った世代としては劇場で『スパイダーマンヨ』を見ても全く面白く思えなかったんです。名乗り口上もない、決めポーズ(※効果音付)もない、そしてロボットも出てこない(涙)。つまらん。アメコミヒーローは実につまらん。

いきなりですがアニメにしろ実写版ヒーローにしろ、昔の作品って「悪の組織の野望をくじく正義の味方」っていう構図がわかりやすかったですよね。私の好きだったアニメ作品『科学忍者隊ガッチャマン』(1972年よりシリーズ開始)を例に挙げれば、世界征服を企むギャラクターの陰謀を阻止するために5人の少年少女が科学忍者隊の使命に青春の全てをささげて戦う訳ですよ。泣ける。

やがて「争いの根っこをたどると双方に言い分があって一概にどっちが正義でどっちが悪なのか言い切れない」っていう構図の作品が出てきました。いつ頃でしょうかね?『機動戦士ガンダム』(1979年からシリーズ開始)あたりはもう、そういう傾向が出てますよね。辺境のスペースコロニーに住む人たちが地球連邦政府から虐げられていて、ゆえにジオン公国が独立を宣言、というのがきっかけで泥沼のような戦争が始まって、宇宙世紀の物語が続いているじゃないですか。

2002年の『機動戦士ガンダムSEED』の設定(劇中では「コズミック・イラ」という暦が使われている)ではコーディネーターと呼ばれる人たちが暮らすプラント(スペースコロニー)とナチュラルと呼ばれる人類が暮らす地球(連合)との間に埋めがたい溝があって根本的に憎しみと戦いの連鎖を止めようがないという絶望的な世界観でした。どっちが正義でどっちが悪、というのはもはや概念として有り得ない世界であります。戦ったところで勝ち負けでは何も解決しないという最悪の事態であって、鑑賞していても正直つらいものがあった。

こういう「敵・味方のどっちが正しいとは一概に言えない設定」が当たり前のように溢れてきて、ストーリーとしては「憎しみの連鎖を断つ・戦いを終わらせるために行動する」という主人公が活躍する潮流にならざるを得ない訳です。個人的に「こんな戦いはもうやめよう的ストーリー」は『機動戦士ガンダムAGE』(2011年作品)が良かったと思います。謎の敵に愛する人の命を奪われて憎しみに燃える爺さん、敵の事情を知る息子の葛藤、そして「モウヤメヨウヨー」と叫びながらガンダムを操縦する孫。親子三代にわたって繰り広げられた戦争の結末とは?壮大なスケールで悲しい歴史を描きつつ、しっかりと戦いに終止符を打ったのは素晴らしいと思いました。

『ガンダムAGE』に関しては尺の使い方が明らかにおかしい(どうでもいいエピソードに時間を割きすぎて物語で一番大事なはずの部分をしっかり描く時間が足りなくなってる)という印象もあった。シリアスな物語なんだけど揚げ足取りに執念を燃やすガンダムマニアからは笑いのネタにされ、商業的にもコケて「駄作」扱いですが私は『機動戦士ガンダムAGE』こそひとつの完成形だと思ってます。

『ガンダムAGE』があまりにも不評だった反動なのか、その後の作品はもはや完全に意味不明・理解不能な物語が出てくるようになってしまい私は「つきあいでガンダムを見る生活」から脱落しました。『ガンダム Gのレコンギスタ』(2014年)は最終話まで見たけれども意味が解らず主人公たちが何をしようとしているのか、そもそも何が作品のテーマであったのかすら解らないものであった。主人公の目的がわからない。あっちに行ったりこっちに行ったり、物語の展開にサッパリついていけない。誰と戦っているのかすら不明であったし、最終回を見終わった時点で「私はいったい何を見ていたのか」と絶望に陥ったものであります。

その点、実際の戦争を描くのではなく製作したプラモデルをシミュレーション操作して戦う「ガンプラバトル」を描いた『ガンダムビルドファイターズ』(2013年)は安心して見ていられる微笑ましいものであった。殺し合いは無いですからね。

あと、逆に「理屈抜きで立ちふさがる敵はぶちのめすのみ」っていうスタンスで殴る蹴るの戦闘スタイルを貫き、すさまじい結末を迎えた『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』(2015年)は難しい事を考えないで見ていられたのでアレもアレで良かったと思う。ストーリーはよくわかっていなかったのですが、戦闘シーンが面白かったからそれで充分です。

ということで、今回は『ガンダム』シリーズの名を挙げながらウダウダ書いてきた訳ですが、ただ単に私自身が難解な物語を不得手にしているだけかもしれません。思い起こせば映画『2001年宇宙の旅』も理解できなかったクチです。小説でもドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』なんて本筋と関係ないような話がダラダラ続くので途中で飽きちゃって付き合い切れなかったですし。

断っておきますが「長い作品は即ダメ」というのではありません。例えばロマン・ロランの『ジャン・クリストフ』とかヴィクトル・ユーゴーの『レ・ミゼラブル』とかは感情移入しつつ最後まで読めましたもん。中里介山の『大菩薩峠』も読んだよ。

最近は目が疲れる&老眼で小さい字が読めないということでめっきり本を読まなくなってしまった。もう文庫本の字なんて見えません。映画もまったく見ていません。最後に劇場に行ったのはいつだろうか?インド映画にハマっていたのも10年以上前だし、そもそも映画を見るのも集中力というか体力が要るじゃないですか。最近はアニメすら見る気力がわかなくて自分でも情けなくなるよ。

友人から映画のDVDを借りているのに消化できてないなあ。せめて借りている作品だけはしっかり気力をふりしぼってシャキッ!と見ないといけませんな。










#16
2024年(令和6年)2月19日(月)
「定義がわからない用語の氾濫で混乱する」


私はルー大柴の「トゥギャザーしようぜ」「一寸先はダーク」というフレーズに代表される彼の話芸が大好きであった。日本語にかなり強引に英単語をねじ込んでしゃべる「ルー語」というのは相応の英単語的な語彙力がないとサッと出ないものであるから、ルー大柴氏はかなりの勉強家ではないかと察したのであります。

そのうち時は流れてコイケユリコ東京都知事が会見するたびにちょっと意味がわからない英語由来のカタカナ語を多用して話すものだから、彼女の言っている内容を理解するには通訳(翻訳家)が必要という時代が到来してしまった。ルー大柴の「ルー語」のような誰でも察するレベルの英単語ではなく、合衆国で刊行された自己啓発本で使われてはじめた概念をそのままカタカナでしゃべっている感じであり、本当にユリコ都知事は何を言っているのか解らないことが多すぎて参ったのだった。

時をおなじくして「にわかに用いられるようになったけど意味がわからないビジネス用語」というのも爆速で増えた記憶があります。何か謎の使命感に駆られているようでカタカナ語を使いまくる社長のいる職場で困惑した経験があります。たとえば

・アサイン
・エスカレーション
・スキーム

みたいな。社長も必死に覚えて使っていたのだろうけど、従業員は正直ついていけなかったですよ。「エスカレする」なんていう謎の活用形が飛び交って変な職場であった。普通に「上司に相談する」でいいじゃねぇか!って思った。何が「事業スキーム」だよ。事業計画でいいじゃねぇか。

明治時代の日本人は外来語を漢字を用いたことばに翻訳することに心血を注いだわけですが、現代人は何でもカタカナ化するだけでずいぶんと劣化したものだと痛感するのであります。

ということで、今どき用いられる訳わからないカタカナ語は大抵は「合衆国あたりでニワカに流行ってる言葉をそのまま輸入したもの」と判定しているので、意味が解らない時は適当にネット検索してその場を乗り切っている次第であります。そもそも私が英語を必死に勉強していた頃はインターネットもない時代であったから、知識が古いのは仕方がない。知らない言葉はそのつど調べるしかない。

しかしその一方で、中途半端に日本語化して「意味はわかるけどどうにも腑に落ちない用語」というのもあります。具体例を挙げますとズバリ


「空飛ぶクルマ」


というものです。ときどきニュース等でも用いられるので皆様も耳にされた事があるはずです。この2年ぐらいでいきなり頻出用語になった印象があるのですが、これは一体なんなのでしょうか。

この用語、文中において使われる際は例外なく「車」がカタカナ表記の「クルマ」となっております。

ひとまず最初にこんなニュースを引用しておきます。記事は2024年2月11日にネット上でアップされたものです。


都心で「空飛ぶクルマ」実証実験 客乗せたヘリ運航し課題抽出
2/11(日) 12:23配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/ddba94723802f25b08d1be8810602cf399dba1c0


(以下引用)

次世代の交通手段として開発が進む「空飛ぶクルマ」の実用化に向けた課題などを確認するため、ヘリコプターを使った実証実験が都内で始まりました。

実証実験は、都心と臨海部を結ぶルートで行われます。

都心側の発着点は東京駅前の高層ビルで、一般から公募した乗客を乗せたヘリコプターが、江東区の青海や新木場との間をおよそ15分で結びます。

運賃は1万7600円です。

実施する三菱地所などは都心で運航する際の流れや音・風の影響などを検証するほか、乗客の意見を航路や価格設定などに生かしたい考えです。

実際の空飛ぶクルマを使った実証は、早ければ2024年度中に行うことを目指します。


(引用ここまで)


なんですかこれは。まず最初の疑問なんですけど「空飛ぶ車」じゃなくて「空飛ぶクルマ」ってあえてカタカナで書かなければならない意味はあるんですか。車って漢字で書いたら駄目なんですか。

そもそも私から見ればここで指している乗り物は回転翼航空機(マルチコプター)にすぎない。明らかに航空機であって、断じて車両(自動車)ではありません。なぜメディアはマルチコプターをさして「空飛ぶクルマ」と連呼するのか?どこが車なのか?それを誰もおかしいと指摘しない理由はなんなのか?

「空飛ぶクルマ」の定義がよくわからないのでWikipediaを見たのですけど、そのまま引用すると


少人数の定員で自動車のように日常的に利用ができる、空中を移動可能な乗り物のこと。特に交通手段としては、空飛ぶタクシーとも呼称される。


と書いてありました。うむ。

私はなんとなく「ああ、これはおそらく "Flying Vehicle" という英語をなんとなくイメージで翻訳した造語に違いない」と察したのであります。英語のヴィークルには広義の「乗り物」という意味があるから「空飛ぶ乗り物」と直訳してしまうと「それ飛行機でしょ」って突っ込まれてしまう。ゆえに「空飛ぶクルマ(カタカナ)」という造語で狭義の意味を持たせたのであろうと想像したのです。

しかしWikipediaによると英語は "Flying car" との事であります。直訳すれば「空飛ぶ車」ですね。ヤング時代にオーストラリアに渡ってクイーンズランド州の高校にいた私の理解ですと広義の「車両」が "Automobile" で、そのなかのパーソナルな乗り物が "car" になります。バスやトラックは「オートモービルではあるけどカーではない」という理解ですよ。なるほどねぇ、よりパーソナルな乗り物であるという意味が込められていると思えば英語で言うならFlying carで良いのであろう。

ここまでの調査で英語は理解できたとして、日本語で「車」といったら自動車すなわち陸上を走行する車両を連想するのであり、ただのマルチコプターをポンと出されて「空飛ぶクルマです」と言われても困るのであります。それってただの回転翼航空機ですよね?車じゃないよね?って言いたくなります。仮に空飛ぶクルマと言われたら、見た目は乗用車で地上を自由自在に走行できる前提で、なんらかのギミックで翼がせり出すなどして飛行形態に変形して飛ぶモノを期待してしまうのです。

百歩譲って、マルチコプターに車輪がついて他の自動車にまじって公道を走行できるのなら「空飛ぶクルマ」として受け入れても良い、ぐらいに思う。そんなの無理ですよね?やっぱりパーソナル・マルチコプターごときを車呼ばわりするのは無理があるのではなかろうか。

定義をはっきりさせてほしいと思う。あくまでも空飛ぶクルマと言い張るのなら、免許はどうなるの?普通自動車免許で乗れるのか?航空従事者免許が要るの?両方ないと駄目なの?

この「しっかりとした定義づけを行う」という点について日本のお役所は認識が希薄というか勉強が足りないというか脇が甘いというか、ユルユルなことが多いんですよ実際。

たとえばですね、空飛ぶモノついでに言及しますが最近は「ドローン」と呼ばれるものがしばしばニュース等で報じられますよね。国土交通省の「ドローンの定義」というのが、門外漢の素人が見ても明らかにおかしい。


国土交通省
航空安全 飛行ルール(航空法第11章)の対象となる機体(国土交通省公式サイト)
https://www.mlit.go.jp/koku/koku_fr10_000040.html


(以下、引用)

航空法第11章の規制対象となる無人航空機は、「飛行機、回転翼航空機、滑空機、飛行船であって構造上人が乗ることができないもののうち、遠隔操作又は自動操縦により飛行させることができるもの(100g未満の重量(機体本体の重量とバッテリーの重量の合計)のものを除く)」です。いわゆるドローン(マルチコプター)、ラジコン機、農薬散布用ヘリコプター等が該当します。

※令和4年6月20日から、重量100g以上の機体が「無人航空機」の扱いに変わり、飛行許可承認申請手続きを含む、航空法の規制対象になりました。

回転翼航空機(マルチコプター)
固定翼航空機
回転翼航空機(シングル)
ドローン(マルチコプター)
ラジコン機
農薬散布用ヘリコプター


(引用ここまで)


皆様は読むのも面倒くさかったと思いますので私がまとめちゃいますけど、つまり「ドローンとはマルチコプターを指します」と国土交通省が断言しちゃっているのです。

いや、それは誤りだら。

そもそも「ドローン」は一般名詞 "Drone" であり、無人航空機(Unmanned aerial vehicle, UAV)のことです。ドローンには回転翼機以外の航空機(固定翼機)も存在するのに、現状において国土交通省は「ドローン」は「マルチコプター」とイコールである、と定義しているのです。もうこの時点で役人の勉強不足が私レベルの素人にもバレてしまうのであった。

また余談ですが「ドローン」は「無人航空機」であるのに「有人ドローン」なる訳語も存在します。こうなると言葉として矛盾をかかえ意味上で破綻をきたしており訳が解りません。ちなみに「有人ドローン」というのは英語では "Passenger drone" であって、乗員のいない「旅客用無人航空機」などと訳すのが適切ではないかと思う。「有人ドローン」って訳しちゃった人はあまり航空機に興味が無くて専門用語の知識が欠落していたのであろう。いろいろな意味で勉強が足りてない。こういう奴らがマスコミ業界、メディア業界にはびこっているから、現代用語がカオス化してゆくのだと思う。

あいかわらず屁理屈にまみれたモモンガ通信で申し訳ありません。しかし外国語学研究科出身の私としては最近の珍妙な用語の氾濫にホトホト呆れている訳でして、違和感を覚える用語を見つけるたびに心がいちいち引っかかってしまうのであります。まあ私自身が頭おかしい人なので、察してやってください。

また、これは蛇足ですが「空飛ぶバイク」っていう用語も存在するんです。英語では "Hoverbike" といいます。この時点で私がまたしても翻訳した奴に噛みつきたくなる感情を抱いている現状をお察しいただけると思います。それこそカタカナ表記でそのまま「ホヴァーバイク」としてくれた方が100万倍マシだったと思うのであります。

結論。「勉強し過ぎると莫迦になる」というのはあながち間違ってはいない。自分を見ていると本当にそう思うのであった。

屁理屈ばかりこねて、すみません。










#17
2024年(令和6年)2月23日(金)
「200円で購入した謎の商品」


受験シーズンで雪が降ったかと思うと暖かい日が続いて梅の花が咲いたとの便りが届くようになり、湯たんぽを蹴っ飛ばして寝ていたらまた冬の寒さに逆戻り。気温の乱高下と気圧の変化が激しいせいなのか体調も「日替わり状態」という感じで正直辛いものがあります。

まあそれでも天気の良い日には久しぶりにカメラなんぞをぶら下げてご近所の公園をゆるゆると散歩ししつつN.S.Pの『春はもうすぐ』を口ずさんでいたのであります。彼らの楽曲を聴いていると学生時代の記憶があふれるように甦ってきちゃうのよ。今更あらためて言うまでもないことですが私の根っこの部分は相当暗い。







まあ二月半ばのいっときは暖かい日が続いたのでのんびり歩けば気分はそれほど悪いモノでは無かった。



公園にて

春の訪れを感じる




来月になってお彼岸を過ぎる頃にはオートバイで走るにも良い季節になるんじゃないかと思います。山に行くとまだ路面が危なかったりするけど、山梨の桃源郷の風景が恋しいなあ。柳沢峠から塩山に抜けて、ピンク色の桃の花が一面に咲き誇るあの風景を見に行きたいなと思う。もう人生の秋を迎えている自分としては、好きな風景を存分に見に行けるのもあと何回あるか?という話ですよ。愛車の無い人生は暗いよ。

思い起こせば今年1月20日のモモンガ通信で「車に乗るなら軽バンか軽トラックがいい」みたいな話を綴りましたが、その時に取りあげたスズキの軽トラック「スーパーキャリイ」が好きになり過ぎて現時点に於いては他の車に対する興味が忽然と消失してしまったのであります。



スーパーキャリイ

街をゆく車を見ても他の車が眼中に入らない




車に関してはもう「スーパーキャリイ」以外は全く興味がわかないというか、どうでも良くなってしまいました。スーパーキャリイ以外は別に欲しいとは思わないなぁ、スーパーキャリイなんて買えないなぁ、じゃあ車はもうあきらめましょうか、みたいな悟りの境地に達したのであった。現実問題として品川区在住の自称・魔法少女(64)にスーパーキャリイは無用の長物であります。

「終活」なんていう言葉もあるけれど、要するにもう「今後の人生で本当に必要なもの」だけを身の周りに残してあとはスパッと切り捨てる段階に来ているような気がするのであります。なので、次の船舶免許の更新はヤメる方向に気持ちも固まりつつあります。車も乗れない(買えない)のに船舶もへったくれもない。過去十年以上、もう陸にあがって船は乗っていないのである。次に更新したってどうせ操縦する機会など来るはずがない。

船舶免許も更新にはそれなりのお金がかかるのだ。私は「艦長」の肩書を維持することに執着し、誰であれ相手には「艦長と呼べ!」と言いたいという、ただそれだけの理由で必死に船舶免許を維持していたのであります。もう引退してもいいであろう。すでにラジオ局の免許は返納して「局長」の肩書は喪失しているのだから、フネも捨てて肩書は「元艦長」でいいような気がする。今後は自動二輪免許だけ死守する方向にリソースを全振りした方が残された人生に無駄がないように思う。

自動二輪についても、将来にわたって細々と維持していく事を優先したら「あんまりお金がかからずに乗れるオートバイ、なんか無いっすか?」みたいな気分になるわけですよ。車でも言えることですけど高級車はひとつひとつの交換部品の値段も高いんです。


交換:バンパー 300万円
納期未定(イタリアからいつ届くかわからない)


みたいなのは困るんです。私がランボルギーニを買ってもしょうがないんです。オートバイだってオイル交換(オイル3.6リットル)とプラグ交換(4本)とかいうモンスター車両よりも、オイル0.9リットルにプラグ1本で済むちっちゃいタイプのほうが良い訳ですよ、単純に。

まあそんなこんなでオートバイ旅シーズンも近づいてきましたので、オートバイ用品店「ラフ&ロード川崎店」に行ってきました。どうしても欲しいものがあってヨー。



買い物

今回の獲物




何を買ってきたんだ?という話ですけど、獲物はご覧のように2つあります。今回どうしても必要になって買いに行ったのは上記画像で右側に写っている、緑のヒモのような物体です。



ジップタブ

クイックオープンZIPタブ




これはラフロ(ラフ&ロードの略称)が取り扱う便利グッヅの中でもとりわけ私がイチオシの逸品、人呼んで「クイックオープンZIPタブ 4ヶセット」というものです。ライムっていうのはこのグリーンを指しているのです。カラーバリエーションはブラック、レッド、ライム、ブルーの4色となっております。

何に使うかと言うと、バッグやジャケットなどのジップスライダー部分に装着して、グローブをしたままでも開閉をしやすくするという便利商品であります。



使用例

ライディング用グローブを装着していてもファスナーの開け閉めがやりやすい




そんなモンふつうに適当なヒモとかで作れるのではないか?わざわざ専用品を買うほどのモノなのか?と思う方もおられるであろう。しかしこの絶妙なサイズ感とゴムのついた環っか部分が非常に使いやすくて、いっぺん使ったらやめられないのであります。たとえて言うならギター用のカポでいっぺんシャブのカポに手をだしたら二度とやめられない、というのに近いです(←出たよ一般人には理解できないたとえ)。

4ヶセットで550円(税込)という値段はなかなかの強気を感じますが、価格に見合っただけの性能を有しており個人的に意見するならばオートバイ乗車時に使うジャケットやバッグ類のすべてのジッパーにこれを付けたくなるレベルです。本当にすごい。

というわけで目当ての商品はサクッと買ったのですが、問題はもうひとつの黒い物体ですよ。ZIPタブの横に「特価品」みたいな感じで置いてあったのですが、手に取ってみたものの使いみちがわからない。



謎の製品

な、なんだ?これは?




25mm幅のナイロンベルトで全長は80mmほどあり、先端はスナップでパチンととめる構造で開閉ができるようになっています。ベルトにでも通すのかな?そしてもう片方の端は180度おりかえして樹脂製の部品(かなり変則的な形状)がついており、3つの穴があります。中心は直径14mmほどの大きな穴があり、ここに何かを通すかひっかけるかするのだろうと察しがつきます。その両脇にも小さな穴がありますがこちらは肉抜き加工っぽい。

な?なんなんだ?これは。



わからん

だめだサッパリわからん




なので会計のときに「これは何に使うんですか?」と訊こうかと迷ったのですが、わざわざ教えてもらうほどのモノでもないか、と少々雑な気分になりつつサクッと購入して帰宅(←買うなよ)。しかし、レシートには「その他小物」としか書いておらずいくら眺めても正体が不明です。

で、数日間「いったい何に使うんだろうか」とぼんやり考えていたのですが、結論など出るはずもない。そうこうしているうちに別件でまたしても「ラフ&ロード」に行きたい用事ができたので、お店をふたたび訪ねたツイデに店員さんに例の謎商品についてたずねてみたのであった。


「スミマセン。こちらの商品はいったい何に使うものなのでしょうか?」

「ああ、こちらは以前取り扱っていたバッグに装着するオプションパーツです」


…わかる訳ないわ。そんなの名探偵、明智小五郎でも解明できないわ。眺めて分かるモンじゃないや。あーそうなんですねー、といいつつ私は軽く脱力していた。



私の顔

私はこんな顔になった




ということでノドカさんから緊急速報!ラフ&ロードのバッグ用オプションパーツ、まだ今なら川崎店に在庫あります!!ただしブラックは私がラスト1個を買っちゃったので終売、あとはグレーが4個ほど残っていますので必要な方はお急ぎください!!1個200円(税込)です。

という、聞いて嬉しくないラフ&ロード情報を皆様に提供しつつ今日はおしまい。私はこれを一体何に使えばいいんでしょうかね。










#18
2024年(令和6年)2月27日(火)
「今年はモーターサイクルショー行かないよ」


毎年恒例、3月の「モーターサイクルショー」に向けて各社からの2024年モデル(新型車含む)の情報がずいぶんと出てきた感じですな。ホンダのバイクラインナップを見たら "NEW" の表示が付いている車両が目立ちました。まあ自動二輪界は単なるカラーバリエーションの追加・変更だけでも "NEW" っていう扱いになる慣例ですから、私があらためてチェックした範囲だと大きな話題はNX400の登場とグロムの大幅な外装変更ぐらいであった。

個人的には2024年モデルのグロムでは純正オプションでサドルバッグ(しかも両サイド対応!)が用意されたというのが一番のグッドニュースでしょうか。専用のサドルバッグサポートが正式に存在するというだけで価値がオオアリクイ。私は車体後部の両脇に荷物を装着する流派に属していますので、今回の改善ははっきり言って最高です。


2024年02月15日ニュースリリース(ホンダ公式)
原付二種スポーツモデル「グロム」の外観を変更し発売
https://global.honda/jp/news/2024/2240215-grom.html



公式画像

上記ニュースリリースより画像引用




「グロム純正アクセサリー装着車イメージ」としてこちらの画像が上がっていました。こんなにちっちゃいオートバイなのに長旅に出るぜ感が出ていて個人的にはツボにささりまくっています。車体脇にナイロン素材のサドルバッグが装着されています。車体にサドルバッグサポート(11,000円)を固定したうえで、両脇にサドルバッグ(片側分11,770円だから2個買ってね)を装着できるという大進化であります。初代グロムが登場してから11年、ようやく私の望むスタイルが実現したという次第ヨ。

もしこのオプション装着状態の実物がモーターサイクルショー会場で展示されるのであれば見に行きたい気はするけれども、逆に言うとそれ以外にコレといって見たい物はない。いろいろ考えた末に今年の「モーターサイクルショー」は行くのをヤメることにしました。

今年の「モーターサイクルショー」では新基準原付(2025年10月末で製造販売が終了する排気量50cc原付にとってかわる125ccクラスのデチューン版)はまだ発表されないでしょう。新基準原付が話題になって各メーカーが実車を公開するのは来年でしょう。

個人的には新基準原付の登場により、現在は50ccまでと厳しく定められている品川区の駐輪場などが広く開放されることを願っています。去年は特定小型原付なんていうのも法整備されたし、日本のバイクメーカーも電動車を新しくリリースしているのだから、今後は動力の種類や排気量や出力に縛られず安心して停めらる場所が増えれば都市部での自動二輪の使い勝手は大幅に向上して利用者も増えると思います。

余談ですが私自身の個人の感想としては新基準原付(デチューンした125ccクラスの車両)には興味がないです。デカい、重い、値段も安くはない(ベースとなる125cc車両より極端に安くなるとは思えない)という三重苦。使用目的によるので一概には言えませんが、どうしてもエンジンの原付じゃなきゃ駄目という人は現行の安くて高性能な50ccをサッサと購入するか、いっそのこと自動二輪免許を取得して125ccクラスに乗り換えたほうが良いと思う。このへんの話、「原付専門店 げんチャんねる」さんの動画にもあがっていました。


原付専門店 げんチャんねる
【来年】50cc原付の生産終了が決定!これからどうなる?どうするのがいい?







まあ私はヒネクレ者でヘソが六角レンチでネジ曲がっているレベルなので、最近は「エレキ原付に乗って『電車乗り』を名乗りたい」という凄まじい自己顕示欲をこじらせてしまい状況は絶望的です。なんでこんな屁理屈をこねくりまわす性格になっちゃったのでしょうか。自分で言うのもおかしな話ですが滑稽というレベルをこえて「哀れ」にすら思う。生き方のありようが子供達のお手本にならない、こういう大人になっちゃイケないよなあ。私は生きる反面教師ですよ、マジで。

生れて、すみません。










#19

























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