モモンガ通信2019(第2期) デジタル写真自家カラープリントとか横浜とかフラメンコとか・・・のどかさんの日常ヨタ話


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#85
2019年4月1日(月)
「かむろ坂のサクラ」

3月のさいごの日、31日(日曜日)は寝坊して昼前に目を覚ましました。前日の夜は21時前に布団に入ったのに、おそるべき睡魔であります。アリクイのくちづけがあるまでは眠りから覚めない姫のように、放っておけばまだ寝続けていられるほどに、ねむい。主治医に事情を話して薬をひとつ減らし、ひとつ種類を変えてもらったのですが、それでもまだ眠い。

何はともあれ前日の(ギター生徒交流会の)疲れが大きく残っている感じで、体が重だるい。かといって何か命にかかわるほどの病気という訳でもないのだから、さっさと起きて食事をし、シャキーンと活動を開始するぐらいの決意がなくてはいけない。

朝食をとりつつ、たしか昨日見た天気予報はまあまあ良かったはずなので、そうだ!花見に行こう!!と心に決めました。

カメラはなんだかんだで稼働率が上がっているキヤノンPowerShot SX130ISを持ってゆくことにします。マクロ撮影が苦手で近い被写体のアップ写真などは苦手なカメラという感じですが、28mm相当からの12倍ズームという広いレンジと、単三形乾電池駆動というあたりが気に入っているのであります。

かむろ坂は駅で言うと東急目黒線の不動前駅近く、小山台から山手通りに至る品川区内の坂でありまして、私は以前、西五反田五丁目に住んでいたこともあり大変馴染み深い桜の名所であります。

目黒川にくらべると樹齢の高い樹が多いのが特長で、坂の両脇からトンネルのようにつらなる枝ぶりが実に見事なのであります。



かむろ坂のサクラ1







かむろ坂のサクラ2







かむろ坂のサクラ3







かむろ坂のサクラ4







かむろ坂のサクラ5







かむろ坂のサクラ6




桜並木は小山台一丁目交差点あたりからはじまり、山手通りにつきあたって終了となります。坂と言っても上り下りに苦労するほどの勾配ではありませんから、老若男女問わずお花見を楽しめるナイスなスポットだと思います。この日もたくさんの人がそぞろ歩きしつつ、思い思いのスタイルで写真撮影を楽しんでいました。










#86
2019年4月2日(火)
「目黒川のサクラ」

前回のモモ通で紹介したかむろ坂を下りきり、さらに歩くこと約10分。桜の名所である目黒川に到着しました。

すごい人、人、ヒトであります。

河岸はすさまじい人だかりでもはやカオスと化しています。フツーのカメラを持ってる人なんて序の口で自撮り棒(スマホ付)をもった人だの何やら歩き食べしている人など、ありとあらゆる類の人類が大挙して押し寄せているのです。この程度でひるんではいけない。花見の季節をエンジョイするということは、自らカオスへととびこんで新たな次元のカオスをつくりだすぐらいの覚悟が必要であります。

五反田のちょっと上流から桜並木はつづき、中目黒方面へとのびてゆきます。私はいつも東急目黒線の高架下あたりから中目黒の東京共済病院付近まで両岸を歩き、一周するようなコースを楽しんでいますから、ことしもあまり気張らずに行きます。

まだ咲いていない枝もありますが、おおむね満開、といっていいのだろうと思います。今年は水上を爆走するジェットスキー馬鹿はいませんでしたが、カヌーイストがアメンボのように移動していて、毎年いろんな人が来るなあ、と感動することしきりであります。

ちなみに私はヤング時代にアウトドアショップで働いていたことがあり、カヌーは折りたたみ式(ファルトボート)を所有していた元・カヌーイストであります。

「カヌー漕ぐの途中で嫌になっちゃったらどうするんだろうね」

と、見知らぬ人が話していましたが、首が張り肩が疲れ腕がチギレそうになっても、漕がなきゃすすまないのだよ、カヌーは。目黒川ごときで草臥れてしまうようではまだまだ「ヒヨッコ」といって差し支えないであろう。え?私?腰痛がひどくてもうカヌーをこぐのは無理だわ。全てはヤング時代の武勇伝ということで、ハナシ半分で聞いてもらいたいところであります。



目黒川のサクラ1







目黒川のサクラ2







目黒川のサクラ3







目黒川のサクラ4







目黒川のサクラ5







目黒川のサクラ6







目黒川のサクラ7







目黒川のサクラ8




途中、ベンチに座って「黒糖まんじゅう」など食べて過ごせば、まさにまごうことなき正しい日本のお花見であり、私は充分に満足したのであります。「花より団子」などという言葉もありますが、私に関しては「花も団子も」というのが絶対条件でありまして、和菓子をたべて花見をするなどという贅沢な日曜日をすごせてしまうことにモーレツな感謝を感じつつ、神に祈りを捧げない訳にはいかないのであった。

いいかんじに歩いて脚も腰も売切れてきました。ああ、あとは帰宅して風呂に入り、おいしい夕食をたのしみ、撮ってきた写真の整理をしつつモモ通の原稿でも書けばもう十分に幸せではないか。今日もあまりがんばれなかったが、とりあえずはヨシとしつつ、あとはまた定められた薬をエイヤッと飲み干して今日も深い眠りにはいってゆければ、もう何もいらない。










#87
2019年4月3日(水)
「コロネ きなこクリーム&黒みつ」

通常、(パンの)コロネといえばチョココロネ(らせん状のパンの中心にチョコレートが入っている)ですが、今回は破壊力満点なものを見つけたので買ってきました。

人呼んで、ヤマザキ きなこクリーム&黒みつコロネ。

これまでの人生でチョコレートを食べ過ぎて「チョコはもういいや」的な気分になっている私からすると、きなこクリームと黒みつという和テイストで攻めてくるというのは奇想天外というほかはなく、甘党・あんこ派・黒みつ原理主義者としての私は完全にパッケージを見てノックアウトされたのでありました。



コロネ きなこクリーム&黒みつのパッケージ写真

オオカミのシェリルちゃんとともに、コロネの破壊力満点のパッケージ




ねっとりとしたきなこクリームに、あっさり黒みつがナイスブレンドでありまして、口の周りにきなこクリームをつけ、コロネの先端から黒みつをこぼすという粗相をしながらも「美味!美味!!」と叫びつつ食したのでありました。

そんなにしょっちゅう食べることは無いと思いますが、これはなかなかのヒットでありました。やるなあ、ヤマザキ。










#88
2019年4月4日(木)
「この春にかけての音楽的イベントが無事に終了」

去る2月10日には老人ホームでのフラメンコライブがあり、また3月30日にはギター生徒交流会もあったということで、フラメンコの唄の練習も含めてこの3月いっぱいまでは相当忙しい日々を送っておりました。

加えて月に一度のフラメンコ勉強会(踊り手、歌い手、ギタリストが集まってその場で演目を決め、いきなり合わせる)というのに参加するようになり、自分自身のレベルアップが急務となりはじめたところです。

とはいえ4月に入って一息ついたのは事実であります。

先日は久しぶりにヴェノーヴァのレッスンにも身が入りました。正直言っていまやっていて一番楽しいのはヴェノーヴァであります。唄うように吹く、というのが最高に楽しくて仕方がない。私にとって弦楽器であるギターは苦役そのものでありますが、管楽器には独特の快感があるので、ほんとうに気持ちいいのです。

ギター、唄、ヴェノーヴァの三正面作戦は今後も続くわけですが、じつのところ、かなりの体力と努力が必要だなあと実感するのであります。なんか人生が音楽一色に染まっている感じが、しないでもない。

ギターの生徒交流会では弾き語りをしたアンデス民謡がウケたこともあり、今後はそっち方面の弾き語りレパートリーを増やしたいところであります。

とりあえず4、5、6月あたりはフラメンコ勉強会に集中力を高めて参加しつつ、それ以外の練習もしっかり積んでいこうと思っています。










#89
2019年4月5日(金)
「ギター生徒交流会の動画編集」

3月30日のギター生徒交流会には、私はギターとビデオカメラ、三脚を持参しました。

動画に関してはネットにアップされるのはイヤン!という人が大多数を占めたため、Blu-rayディスクに焼いて配布する、ということになりました。

ワタシの作業としては

(1)動画データの、Blu-rayレコーダーへの取込
(2)不要部分のカット
(3)Blu-rayディスクへのダビング(人数分)
(4)パッケージデザイン、印刷、ケースへの挿入
(5)納品

という感じでしょうか。編集は、不要部分のカットのみにとどめ、私の労力は最低限ということにします。私には凝った編集はできませんし、参加者もそれは望んでいないので。

がんばって作業をしてゆこうと思います。










#90
2019年4月6日(土)
「ギターなら飲み・食べしつつ演奏できる(?)」

先日のギター生徒交流会で、まずは乾杯し、おのおの好きなドリンクを片手にスナックをつまみつつ、皆くつろいだ雰囲気のなかでプログラムの順番に演奏をしていったわけですが、私はふと思ったよ。

ヴェノーヴァではこういう訳にはいかないな。

ものすごく極端な話をすると、たとえば餃子を食べた口でヴェノーヴァのマウスピースを咥えでもしたら、マウスピースとリードに強烈なにおいが残りそうであります。

香りのつよい食べ物、飲み物を口にしながら演奏する、というのはヴェノーヴァをはじめ、管楽器では「御法度」ではないのか。

私はヴェノーヴァをはじめたのを機に「ロングトーンを気持ちよく出したいから」という理由でたばこをやめましたが、たばこのにおいなんかもマウスピースやリードに強く残るのではないかと思う。

なんにせよ、もともと私は本番前には食事がのどを通らないタイプでありますから、ギター生徒交流会でも出番が来るまではジンジャーエールをちびちびやりながら緊張していたのでありまして

これがヴェノーヴァだったら(ジンジャーエールではなくて)水だよな

とか、しみじみと思っていたのであります。実際のところ、飲み・食べに関してはギターは割と自由ではないかと思う。さすがに油まみれのフライドポテトを指でつまんでその指で演奏、というのはちょっと遠慮したいけれど、基本的にいって演奏前になにを食べようがそれは演奏とはまったく無関係であり、めいめい、酒を飲む人はそれなりにアルコールを楽しみながら出番を待っていたりしたのだ。

私はお酒も飲まないので「酔っぱらって演奏をしくじった」的な言い訳もできないのですが、それはそれとして宴会芸としてはギターの弾き語りは「飲み・食べ」ができるから悪くない選択肢だな、とか思ったのであります。宴会芸でヴェノーヴァを吹くとなったら、出番が終わるまで飲み・食べが事実上できないということになります。出番を終えて気を良くして食べまくっていたら上司から「アンジェリカ!もう一曲やれ!!」とか言われたら、悲劇であります。

で、今日の結論としては、私はヴェノーヴァ奏者としてこれからもストイックに生きて行こうと固く誓ったのであります。演奏時に飲み食いなんてもってのほか。吹く前にリードをしめらす水さえあれば、それでいい。それよりも私のヴェノーヴァの演奏で聴衆を酔わせてやるゼ、ぐらいの気持ちでおります。










#91
2019年4月7日(日)
「宴会芸(一発芸)ならウクレレが最適ではないかと思う」

前回のモモ通のネタ的つづきになりますが、飲んだり食べたりしながらギターを弾くというのは可能とはいえ、宴会芸のためだけにアコースティックギターを背負っていく、というのはかなりの覚悟が必要となります。そもそもギターはデカくて重い。もっていくのも大変なだけでなく、現場では置き場所にも苦労します。

そのうえ、宴会の会場で酔っ払いのクズ野郎(!)にギターを破壊される可能性なんかも否定できないことを考えると、個人的には大事なフラメンコギターは宴会場に持っていきたくはない。

飲み・食べに支障がなく、持ち運びに便利でそれなりに演奏を楽しめる楽器、というと、個人的にはウクレレが最適ではないかと思うのであります。

私も安物のソプラノウクレレを一本持っていて、レパートリーはハワイアンの「カイマナヒラ」(いつか母親と合奏する約束をしている)と高木いくのちゃんの「恋」しかないわけですが、宴会芸としてはそれで充分な気がする。

勿論、どうせやるなら故・牧伸二師匠の「やんなっちゃった節」でもきわめていけば最高であろう。

ということで今日の結論としては、宴会芸なら断然ウクレレがよいのではないか、という、だから何?といわれそうな話でありました。最近は忙しくてウクレレの練習時間がとれないのだけれど、また時間をつくってレパートリーを増やそうかな。










#92
2019年4月8日(月)
「ウクレレはCメジャー(ハ長調)が弾きやすい、のであろうか」

ギターの初心者にとってFコードを押さえるのが難しい、というような話は、ギター弾きではなくても聞いたことがあるかもしれません。

人差し指で6本の弦を全て押さえる(セーハするという)独特のフォームは、たしかにコツが要ります。

なのでギターの場合、Cメジャー(ハ長調)の曲はいきなり試練が待ち受けていることになります。C-F-G7の3コードのシンプルな曲であっても、Fコードをがんばって押さえなければなりません。

ギターの、初心者の押さえやすさで言うと例えばGメジャー(ト長調)の曲が、G-C-D7という比較的簡単な3コードで行けるのでオススメです。

さて、今日の話はウクレレであります。

私の唯一のハワイアン・レパートリー「カイマナヒラ」はCメジャーでありまして、さほど指づかいで苦労することはありません。特筆すべきはFコードの押さえ方がすさまじく簡単なことであり、ギターでは親指を含めて5本の指をフル稼働させなければならないのに対し、ウクレレのFコードはわずか2か所を押さえるだけでOK、というのは感動ものであります。

・・・いい楽器だなぁ、ウクレレ(しみじみ)。

ギターでやりやすいGメジャー(ト長調)の曲をウクレレでやってみると、これも比較的簡単に3コードをまわすことができます。

ただソプラノウクレレは指板が狭くて、左手の指をコチョコチョッと押さえながら頻繁にコードチェンジするのは本当に難しい。演奏が上手い人の運指を見ていると惚れ惚れします。ううむ、これはこれで奥が深い楽器であります。

とりあえずCメジャー(ハ長調)の曲を何かレパートリーに加えようと思いました。とりあえず、ヴェノーヴァでも最初に覚えた曲のひとつ、カトリック聖歌660「かみともにいまして」がいい感じにいけるので、これを持ち曲にしようと思います。レパートリーの選定に教会の信者受けを狙うのは、私がカトリック・ミュージシャンだからであります(政略的判断ともいう)。ギターでもウクレレでも伴奏できて、ヴェノーヴァでも吹けるとなれば、もはや私の十八番といっても過言ではないであろう。


カトリック聖歌660「かみともにいまして」


C
神ともにいまして
F      C
ゆく道をまもり
C
あめのみ糧もて
F     G7 C
ちからを与えませ

C      F
また会う日まで
  C    G7
また会う日まで
C     F
かみのまもり
  C  G7  C
汝が身を離れざれ



余談ですが、私はこういうふうにメロディーを歌いつつコードを探ってメモする作業というのが変態的に好きです。やっぱりフォーク畑出身の弾き語り人間なのだなあ、と思うのであります。










#93
2019年4月9日(火)
「ギター生徒交流会のブルーレイディスク(監修用)が完成」

3月30日に行われたギター生徒交流会のビデオ録画をブルーレイディスクにダビングし、先生に渡しました。まずは先生に監修してもらい、OKとなったら量産しようという段取りです。

「ひょっとすると、家にBlu-rayディスクプレーヤーが無い人がいるかもしれませんね」

という話になりました。あまり映像にこだわりのない人の場合、昔買ったDVDレコーダーを今も使い続けているケースというのはあるかもしれない。

私は昔から映像馬鹿であって、かつてはレーザーディスク(LD)のコレクションをかかえきれないほど持っていました。あの山のようなLDの数々が不燃ごみになったのは本当に悲しかったです。その後登場したDVDというのはアナログ波時代の規格(720×480)なので、画質が中途半端に思えてしまう。あれは過渡期の規格ですよ。やはり本命はBlu-rayであります。

最初にハイビジョン・デジタルビデオカメラを買ったときはものすごく感動したものです。それまでのスタンダード画質(DVD画質)にはもう戻れないな、と思いました。フルハイビジョンで撮ってBlu-rayにダビングする、というのが私のスタイルとして定着しました。

Blu-rayのフルハイビジョン映像の美しさは素晴らしいです。といいつつ時代は4Kに向かっているのですよね。4Kモニターで見るとBlu-rayの画質でも物足りなくなるのかな。考えただけでも恐ろしい。

なんにせよ先生の監修(の結果)を待ちたいと思います。










#94
2019年4月10日(水)
「フラメンコライブのオファーが来た」

嬉しい事にフラメンコライブのオファーがきました。ミュージシャンとしてこれほどの喜びはありません。

自分たちだけで自主的にライブをするのと、呼ばれて演奏するのとでは天と地ほどの違いがあります。呼ばれる、というのはすごく有難いことであります。

私はうつ病を長く患っていて(モモ通ではそういう方面の愚痴は決してタレ流すまい、と決意して、できるだけそういう気配のない話題を毎日書いているのだ)、個人的にはカトリックの信仰と音楽がなかったら生きている意味すら見いだせない状況にいるわけですが、「ぜひ演奏してください」と言われることは私の人生に大きな意味を与えることであります。

お受けして最良のステージをお見せしたいと思います。

ということで今日はステージに立つことのすばらしさを歌ったChangin' My Lifeの名曲"New Future"(2002年)を紹介したいと思います。ミュージシャンなら誰もが共感できる歌詞。素晴らしい楽曲です。







テレビアニメ「満月(フルムーン)をさがして」の第一期エンディング曲であり、主人公がオーディションに応募するときに選んだ曲(ミュージシャンである父親がつくった曲という設定)であり、そして物語の最終話で効果的に使われた印象深い曲で、私の大のお気に入りなのです。










#95
2019年4月11日(木)
「きなこクリーム&黒みつコロネふたたび」

スーパーで10円引きになっていたので買っちゃいました。すっとぼけアンちゃん(オオアリクイ)とシェリル(オオカミ)と記念撮影です。っていったい何の記念だよう。



コロネ きなこクリーム&黒みつのパッケージ写真

もはや誰にもとめられない春の食欲




私の中ではヤマザキ・ケーキサンドを超えるヒット作なのでありまして、マジ美味であります。

ということでダイエットへの道はますます遠のいてゆくのであった。やーいデブ!!










#96
2019年4月12日(金)
「衝撃!2015年に三菱・ギャランフォルティスが販売終了していた」

今日はいきなり車の話です。

私はMMC(Mitsubishi Motors Corporation)すなわち三菱自動車工業の車が好きだったのであります。過去形なのは、いまは乗りたいと思える車が全くなくなってしまったからです。

ギャランフォルティスはかつて三菱自工が生産・販売を行っていたセダンで、日本市場でセダンがどんどん消滅してゆくなか、最後まで気を吐いていた、端正なたたずまいのセダン型車種でありました。

かつて三菱自工の車はそのフロントマスクを「ジェットファイターグリル」と呼ばれる独特のフォルムを共通化していて、その逆スラントノーズ&台形のグリルは私の好みに合致し、とにかくこのフロントマスクが大好きなのでありました。

私自身は自称「軽自動車限定免許所持者」であり、運転がヘタクソなために小さい車(軽自動車)しか運転できないという致命的弱点をもちつつも、好きな車としてはギャランフォルティスがいつも心の片隅にあったわけです。

もしも潤沢に資金があったら「痛車」をがっつりやりたいな、そのときはベース車はフォルティスでキャラクターは「初音ミク」で決まりだな、などと妄想しながら久しぶりに三菱自工のウェブサイトをひらいて衝撃を受けました。

ギャランフォルティスが、ない。

日本のセダン最期の砦、フォルティスはすでに販売終了していました(2015年)。あーあ。

そして三菱自工の現在のラインナップに目を通すと、乗りたいと思える車が一台もないという、悲劇的状況であることが確認できました。強いて言えばパジェロが残っていますが、私の好きなショートボディはもうありません。

乗りたい車が一台もないという意味では今話題になっている日産もそうであり、私にとっては日産・三菱・ルノー連合は「どうでもいい車メーカー」の代表になってしまいました。

もう私にはスズキしか残されていない・・・寂しい限りです。










#97
2019年4月13日(土)
「2輪と4輪の両方を製造しているメーカーで夢の6輪生活」

ある友人はBMWのオートバイとオープンカーを所有しています。BMWが相当に好きらしい。

私にとってはBMWというと「バイエルン発動機」、すなわち正式には「バイエルン発動機製造株式会社(Bayerische Motoren Werke AG)」ということばを最初に連想してしまうのであり、つづいて第二次世界大戦で活躍したドイツの戦闘機メッサーシュミットBf109なんかを連想するのであります。スペイン空軍でも使われた歴史的名機でありますな。

友人のように、2輪と4輪で同じメーカーに乗るというのは、メーカー愛が感じられてなんだかいいものであります。6輪生活には、他にも選択肢があります。

それはわが国が誇る2社、本田技研工業株式会社とスズキ株式会社であります。どちらもオートバイと車を両方つくる日本のメーカーというのが素晴らしいではないか。

私は学生の時ホンダのDioというスクーターに乗っていました。ホンダのエンジンのある生活、というだけで充分にうるおいのある毎日でありました。当時のスクーターですから2ストエンジンであります。本当はホンダといえば4ストローク・エンジンを持ちたいところでありましたが、細かい事はキニシナイ。

さて。ホンダとスズキで比べたら私は断然スズキ派であります。自称・軽自動車限定運転免許所持者なので、スズキには夢のような車がいっぱいある。

スズキのバイクのウェブサイトでは、壁紙がダウンロードできるのですが、私の乗りたいオートバイ、Vストローム250の壁紙で4輪駆動車のジムニーと一緒に写っているのがあって卒倒しそうになった。どちらも黄色という、私好みのカラーリングであって、その2台を所有するなど夢の夢であります。



スズキVストローム250とジムニーの壁紙(縮小)

アウトドア・テイスト満点で最高ではないか




友人から「いいじゃん!スズキで6輪生活を送りなよ」などと言われましたが、そもそも東京都心に住んでいると車を持つのは壮大な無駄になりかねないのであって、せめてオートバイだけでも所有することができれば万々歳なのであります。

スズキで6輪生活か・・・品川区に住んでる間は無理だな。










#98
2019年4月14日(日)
「環境対応と衝突安全性優先のせいで車はつまらなくなった」

ここ数年の車はどれも同じに見える。みな一様に大きくなり、通行人を跳ね飛ばそうと走る装甲車のようだ。

もちろん環境保護は大事でCO2削減は急務であろうし、衝突安全性の高さというのも大事な要素であろう。しかし、合衆国や欧州諸国をはじめとする先進諸国の安全基準を満たす昨今の「装甲車」は、見ていてなんだかなーと思う。

私にとって理想の車というのは、シトロエン2CVのような発想でつくるものだ。

・50kgのジャガイモ又は樽を載せて走れること
・60km/hで走行できること
・ガソリン3リッターで100km以上走れること
・荒れた農道を走破できるだけでなく、カゴ一杯の生卵を載せて荒れた農道を走行しても、1つの卵も割・ることなく走れるほど快適で乗り心地がよいこと
・車両重量300kg以下
・もし必要とあれば、(自動車に詳しくない初心者の)主婦でも簡単に運転できること
・スタイルは重要ではない

2CVが廉価で、維持費も低く誰にでも扱いやすくて機械の信頼性に富み、高い実用性と汎用性を有していたことは歴史が証明している。生活に密着する車はコンパクトで軽い、シンプルな機械でよいのである。

衝突安全性を重視するあまり装甲車のようになったいまの車たちは、私には「人にやさしい乗り物」には到底思われないのであります。

小さく軽く作れば燃費もよくなることは誰でもわかることだ。環境への配慮は、ある程度華奢であっても軽く作ることで対応は可能だ。

衝突安全性に関しては、車対車で考えるのではなく、車対人の場合(の影響)をもっと考えるべきだ。万一、人をはねてしまってもうまく衝撃を吸収するような構造の方が、人にやさしい車と言えるのではないか。

私にとって「国民車」と呼ぶにふさわしい軽自動車は日本の車の最後の良心であって、これ以上肥大化・装甲車化しないことを願うものであります。










#99
2019年4月15日(月)
「合衆国の自動車メーカーは、くやしかったら軽自動車をつくってみろ」

アメリカ合衆国の自動車メーカーが日本で車が売れないのを、日本市場が閉鎖的だからというせいにしているけれども大変な間違いだ。

そもそも日本の自動車市場に関税・非関税障壁のたぐいはないのであり、じじつ日本ではドイツ車などはずいぶん売れているのであります。ウチの近所なんてドイツ車ばっかり見かけます。

アメ車が売れないのは要するに日本ではアメ車は価格が高くてサイズがデカすぎるのであります。排気量4000ccのコンパクトカーなんていうワケのわからないものを平気な顔してつくって、日本で売れると思ったら大間違いですよ。日本の道幅を考えて出直してこい。

ドイツ車やイタリア車のように、日本市場で勝てる車を作ればいいだけの話だ。

徹底的に数を売りたかったら軽自動車をつくればいい。ネット通販配達用のダッジ・バン(軽)とか、趣味性の高いシボレー・クーペ(軽)とか、本気で作ってみたらいい。軽の税制は大幅に優遇されているから、本体の性能と価格次第では爆発的に売れる可能性があるゾ。

まずは3気筒660ccエンジンをつくってみてはどうか。それができなきゃ、はじまらないよ。アメちゃん。










#100
2019年4月16日(火)
「車に乗りたい、ドライブ行きたい」

まあ正直言うとひとりでオートバイツーリングのほうが好きなのですが、車のない青春は暗い、という一面もあるのです。

5速マニュアルシフトの軽自動車を運転したくて仕方がない。

私の車選びの基本3原則は

・軽自動車
・5速マニュアル
・NAエンジン

ということでありまして、そのあたりの話を車好きの友人にしたところ「変人!」と言われて終了しました(笑)。

3つ目の条件であるNAエンジン(ノーマル・アスピレーション=自然吸気エンジン)については、

「いまどき、そんなドッカンターボなんてないから、安心しなよ」

と言われたのですが、ターボ車を運転したことが無いのでどうにも怖い。次々とおしよせるタイトコーナーでアクセルを微調整しながら運転していたらターボが効いてトルクがぐいぐい増して来たら怖くはないのか。

アクセルにリニアに反応する安心感という意味ではやはりNAに軍配が上がります。

で、馴染みの調剤薬局に配達に来るアルトを見ながら「いいなぁアルト乗りたぁい〜」とか思っているわけであります。

仮に助手席に乗せてもらうなら車はなんでも構わないけど、大きい車でモーターボートのように加速するのは怖いと感じる。トヨタ・アリストの助手席なんて失神するかと思ったわ。デカくて爆発的加速をする車はどうも苦手です。

コクピットまわりのタイトなコンパクトカーが一番よいのです。以前、スズキ・スイフトの助手席に乗せてもらったときはいい感じでした。あれが軽自動車で、5速マニュアルで、NAエンジンだったら私は感激して失神していたかもしれない(どっちにしても失神するのかよ!!)。

でも4輪の世界はどんどんオートマチック化がすすんでいるのは事実で、私のように軽のマニュアルにこだわる少数派は車選びも苦労することになります。










#101
2019年4月17日(水)
「私は教習所で習った通りの事しかできない」

私は18歳のときに、普通にマニュアルシフトの車で運転免許を取得しました。

私は空間認識能力がお馬鹿なこともあって苦労しましたが、それでも半年後には免許をとることができました。マジで教習期間ギリギリセーフであった。みんなに馬鹿にされたのも苦い思い出であります。

当時は家の車と言えばサニーセダン1600ツインカムという劇的に渋い車種であり、サニーセダンの最上位スポーツモデルという事で地味なのか派手なのかわからない車でありました。エンジンの音なんて、ブロロロン!!とか言って相当派手なDOHCサウンドでありました。

これが速いのなんの。

ええ、なんどもぶつけてモモンガ兄を泣かせました。あの時代の、私のヘタクソ運転による傷と故障の数々は泣いて詫びたいけどもうどうしようもない。あたらしく車を一台買って詫びたいけれどどうしようもない。サニーセダンは私には大きすぎたのと、なによりもオートマチック・トランスミッションなのがいけなかった。

アクセルを踏むだけでスコンスコンとギヤが変わりどんどん加速していくのは恐怖以外のなにものでもなかった。私の左足はないはずのクラッチペダルを探してバタバタしておりました。

よく年寄りがアクセルとブレーキペダルを踏み間違えて事故るニュースがあるけれど、あれが他人事には思われないのであります。マニュアル車ならアクセルを踏んでもクラッチを切ればエンジンが唸るだけであります。まちがっても次々と変速をしながら突っ込む、などということはあり得ない。

私にとってはマニュアルシフトは究極の安全装置であり、巨大な凶器である車というものを無事故で走らせるための必須仕様というわけなのです。

じっさい私は就職した後はパジェロミニ(軽でMTでNA)を買い、水を得た魚のようにすいすい走りまわっていたのであります。まさに私の手・足と直結したダイレクトな操縦感。あれは最高の車であった。

私は教習所で習った通りの運転しかできないのであります。マニュアルシフト車なら坂道発進のやり方を知っているけれど、オートマチック車ではどうしたらいいのかわからない(マジ)。サイドブレーキはどうするの?引いといてアクセルをふみ、前に走り出したらサイドブレーキ解除するのかな?うむ、わからん。

もうやだ私は軽でMTでNAじゃないと乗れない!!ワンワン!!










#102
2019年4月18日(木)
「結局私には小さいオートバイがお似合いではないのか」

すでにモモ通で書いたように、私の車選びの基本3原則は

・軽自動車
・5速マニュアル
・NAエンジン

ということでありまして、こんなことを言う少数派は車の選択肢が事実上せばめられて買うものが無い、というのが現実としてあります。

現在の時点ではスズキ・アルトF(という最廉価グレード)なら5MT車が選べるので、それを買うしかありません。

そんなありさまですから、レンタカーなどはもはやATやCVTが当然で、5MT車などもってのほかであります。

他方、オートバイはどうでしょうか。軽自動車、というのを例えば軽二輪(250ccまで)とさしかえると

・軽二輪
・マニュアル(オートバイは6速や5速が多い)
・NAエンジン

というのは、もう笑ってしまうほど「当たり前」であり(そもそも3番目の条件、NAエンジンというのは、逆に言うとオートバイで過給機つきを探す方が難しい)、もう車種としてはよりどりみどりであります。あとはもう、見た目が気に入って重量の軽いオートバイを探しさえすればよい。

私は黙ってオートバイに乗っておけば、それで幸せなのかもしれないな、と思う。私は4輪に向いてないんだよ。きっと。

オートバイに関しても、車と同様に「デカい車種には全く興味がない」のでありまして、大型自動二輪免許だのリッターバイクだの、おそろしくて手を出す気になりません。

そもそも軽自動車は660ccで4人乗りの車が走るのであります。それよりも巨大なエンジン(ナナハンとか)にしがみついて一人で走る意味がわからない。だったら軽自動車のほうがいいじゃん!って思う。個人的には660ccより小さいオートバイしか興味がないのです。そんなわけだから普通自動二輪免許(400ccまで乗れるンだぜ)でお腹いっぱい。

オートバイの

・跨って乗って、前傾姿勢を維持しつつ、体重移動で曲がる
・スロットル調整は右手でやる

っていう操作メソッドがものすごく好き。四輪も跨って乗りたい。電車も跨りたい(意味不明)。

そういう次第ですから私は4輪はあきらめて2輪オンリーの生活でもいいのかもしれません。










#103
2019年4月19日(金)
「オートバイのポジションは前傾姿勢の方が腰が楽」

先日の東京モーターサイクルショーでは、念願かなってスズキVストローム250に跨ることができました。現時点では私が一番乗りたいオートバイという事で、大興奮でありました。

ただちょっと上半身のポジションが起きすぎかな?と感じました。これは定期的に下りて休まないと腰に来るかもしれない。

私はひどい腰痛持ちなので、オフロード車のように上体が完全に起きてしまうオートバイだと、上半身の重みがすべて腰に乗ってしまい、長時間乗っていられません。Vストローム250はそこまで極端ではないにせよ、ネイキッドタイプのバイクらしい、比較的上半身が起きたゆったりポジションであります。

かつて私が乗っていたオートバイ、ヤマハYZF-R15はフルカウル・スポーツということでかなり前傾がきつい姿勢を強いられましたが、バイクの軽さとサイズ感と全身のポジションが絶妙にあっていたようで、(大げさではなく)文字通り何時間乗っても腰が痛くなりませんでした。新潟県の直江津から東京までほぼノンストップ走行で帰ってきたときも全然「疲れ知らず」でありまして、なんなんだこのバイクは!とヨイ意味で感動したのであります。

重量が軽くて小さいエンジンがよく回り、タイヤの細さもあってワインディングでは思い通りのラインを描いてよく曲がるという、本当に素晴らしいオートバイでありました。エンジンが小さいので絶対的なスピード(最高速度)はあまり出ないけれど、時速40km〜60kmという実用域では抜群に俊敏で、峠道では本当に楽しかった。ギヤを3速に入れてアクセル操作をするだけでスポーツ走行全開!という感じでした。排気量が150ccと少なくタイヤも細いということでさんざん馬鹿にされていたけれども、たぶん私の運転技量によくマッチした車格だったのだろうと思います。

そういう経験をふまえると、スズキVストローム250はちょっとだけ不安があります。車格的にずっしりと重たいような気がする。YZF-R15のように軽快に走れるだろうか。ポジションは大丈夫だろうか。むしろヤマハYZF-R25に乗ったほうが、いいステップアップになるのではないか。

・・・なんて、いまはオートバイに乗れないくせにあれこれと悩むのであった。










#104
2019年4月20日(土)
「ようやく衣替えをした」

お彼岸を過ぎても寒い日があったので、衣替えのタイミングで悩みました。春の装いは軽快でよいものですが、あまり季節を先取りして薄着で風邪を引いたら意味がない。

結局4月の半ばまで、動物で言うところの「冬毛モード」で通しました。

さて。私の部屋は一階ということもあり湿気がものすごいため、定期的に(3ヶ月に1度)部屋中にセットした除湿剤の交換を行います。

クローゼットなどは、何やらプラスチックの箱型の除湿剤をセットしますが、3ヶ月もたつと水で満杯になります。衣装ケースの中の除湿剤などもことごとくゼリー状になっている。

油断してるとカビだらけになりそうで、年がら年中警戒を強いられている感じがし、正直疲れます。以前住んでいた日当たりのよい4階の部屋が恋しいです。

除湿剤の交換もかねて、おもいきって衣替えをしました。洗濯の終わった秋冬物を衣装ケースにしまい、除湿剤を入れる。モコモコの秋冬物はけっこうなボリュームがあり、片付けるのも大変でした。

春夏物を出しましたから、これで安心です。衣替えが終わるとホッとしますね。










#105
2019年4月21日(日)
「閉店したラオックス井門の跡地がダイソーになった」

私のおひざ元、武蔵小山(東京都品川区)には東洋一(?)を誇るアーケードがありますが、このなかにあったラオックス井門が閉店し、その跡地が何になるのか気になっていました。

パチンコ屋だったらヤだな、などと漠然と思っていました。

結果としてはダイソーが入りました。あれ?すでに商店街には割と規模の大きいダイソーがあるのに。なんでまた?

将来的には新しい方に統合するのかな。

何しろラオックスの跡地ですから各フロアがそれなりに広いのであります。4フロアつかったダイソーというのはなかなかダイナミックであります。

それにしてもダイソーって300円とか500円とかの商品がいっぱいあるので、油断してるとけっこうな額の買い物をしてしまうのですよね。

しかし個人的にはまだラオックス井門閉店ショックから立ち直れていません。蛍光灯や電球、電池などを買うのに重宝していたし、今使ってる炊飯器なんかもラオックスで買ったものであります。あと1Fにあったジュエリー井門には安くていいピアスがけっこうあって気に入っていたのですよ。

なんにせよ時代は流れてゆく。商店街のお店も変わるのだな。










#106
2019年4月22日(月)
「11月29日は『世界アリクイの日』らしいよ」

半年ちかくもズレたネタで恐縮ですが、私も知ったばかりなのであわててモモ通を書いております。なんと!11月29日は「世界アリクイの日」とのことです。

江戸川区の自然動物園(アリクイ界の貴公子・アニモくんがいるところ)のブログのバックナンバーを読んでいて知ったのであります。


公益財団法人えどがわ環境財団自然動物園ぶろぐ2018年11月
https://www.edogawa-kankyozaidan.jp/zoo/blog/2018-11/


そんな大事な日があったなんて!アリクイ好きとして不覚をとりました。去年は11月29日をまったく知らないままスルーしてしまったよ。

ちなみにアニモくんは現在、アイチちゃんという彼女と暮らしているらしい。ノドカさんの夢はアニモくんのお嫁さんになることでしたがもう絶望しかないです・・・(意味不明)


なお、上記ブログによると現在、日本でオオアリクイを見ることができるのは、

・東京都 江戸川区自然動物園
・愛知県 東山動植物園
・静岡県 日本平動物園
・沖縄県 沖縄こどもの国

のわずか4園だけということで、こりゃあ近いうちにもう一度、江戸川区自然動物園に行かねばなるまい、という気持ちになりました。ちなみに私が前回訪ねたのは。2011年3月5日(震災の直前)でありまして、いくらなんでも放置しすぎたと反省しているのであります。

なお、「世界アリクイの日」については、下記ハッシュタグ

#世界アリクイの日
#worldanteaterday
#worldtamanduaday
#tamanduaday
#anodotamandua
#tamandua
#anteater

(anteater:アリクイの英名)
(tamandua:コアリクイの英名)

にて存分に検索されたし!とのことでありますから、私は興奮をおさえつつ、まずは今年の手帳の11月29日に「世界アリクイの日」と書き入れることからはじめました。

さーてと。なんかヤル気が出てきたぞ。ということで4月27日(土)には江戸川区自然動物園にてオフ会を開催いたします。ぜひオオアリクイを見て元気になりましょう。










#107
2019年4月23日(火)
「Amazonプライムを解約した」

4月12日に「サイレント値上げ」をしたAmazonプライムですが、ロクな告知もせずにいきなり値上げされたのでなんだかすごくイヤンな気分になりました。

年間4,900円はずいぶん高いなと感じる(月払いだと月々500円)。

私の場合、そもそもプライム会員になったメリットがどれだけあっただろうか?

プライムミュージック・・・聴かない
プライムビデオ・・・見ない
プライムフォト・・・使わない
等々。

強いて言えば配送日・時間指定ができるのが魅力であった。あと、ときどき「プライム会員限定」の商品があったりするけれど、あえてそれを買った記憶はあまりなく、正直メリットを享受していないかもしれない。

うむ。ただの配送日・時間指定のためだけに会費を払うのもバカバカしいな。やめるか。

ということでサクッと解約しちゃいました。今後、何か不自由が出たならまた登録すればいいや、ぐらいの軽い気持ちでいます。










#108
2019年4月24日(水)
「ベランダの上階から降ってくる洗濯物の怪」

私の部屋は1階ですが、上階のベランダからウチの庭に洗濯物が降ってくることがしばしばあり、少なからず手を焼いています。

Tシャツや靴下など。布団が降ってきたこともある。布団がふっとんだ、というやつであろうか。今日はジーンズが降ってきました。

仕方なく拾って1階の共用部分に置いておくのですが、まともに回収されたことがありません。自分が落としたものを、わざわざ階下の人が拾って置いてくれているのだから感謝して持って帰れよ!!って思うのだけれど、いつまでたっても出しっぱなしになっていて、最終的には管理人さんがゴミとして出したりしているようです。

私は以前は4階の部屋に16年住んだけど階下にモノを落としたことなどただの一度もなかったけどなあ。

上階からの落とし物、マジでウザいです。










#109
2019年4月25日(木)
「じっくりCDを聴くのはいいなあ」

iPodではなく、部屋のCDコンポで久しぶりにChangin' My Lifeのセカンドアルバム"Caravan"を聴きました。

さいきんはこのアルバムをほぼ毎日のように地下鉄の中でiPod&ノイズキャンセリングヘッドホンで聴いてるわけですが、やはりCDコンポでちゃんとスピーカーを鳴らして聴くのは格別です。

各曲の完成度もさることながら、アルバムの構成が実にいい。16年前の作品ですが、個人的には永遠の名盤であります。こんな感じのアルバムを、あと2、3枚ききたかった(残念ながら解散してしまい、その念願は叶わなかった)。

それにつけてもCCCD(コピーコントロールCD)なのが悔やまれます。この時期に活動していたアーティストが不憫でなりません。










#110
2019年4月25日(木)
「じっくりCDを聴くのはいいなあ 2」

今日はCDコンポでChangin' My Lifeのファーストアルバム"Changin' My Life"を聴いていました。

まず、ジャケットがいいんですよね。シュールレアリズムっぽい神秘的なイラストのジャケット。



Changin' My Lifeファーストアルバムジャケット

素敵なジャケット




最初の曲が3rdシングルの"Myself"で、いきなりCMLの世界観に引き込まれます。そこからたたみかけるように1stシングル"Luv. Remix"、2ndシングル"Star Dust"が響きます。ビデオクリップ映像が脳裏によみがえってくる。それだけで胸がキュンキュンする。

中低音域が個性的なMycoのヴォーカルは本当に魅力的で、歌いあげる系の女性ヴォーカルやキンキン系の声質が苦手な私にとってはものすごく心地よく感じる。心地よい雨音のようなイントロの"Confidence"にはMycoの歌唱の魅力が詰まっており、素晴らしい。

"Embraced Live"(Album mix)もシングル盤収録のバージョンと違うアレンジが魅力たっぷりであります。

やっぱり私にとってはChangin' My Lifeは特別なんだな、という思いを強く持ちました。そしてわたしがやろうとしているプロジェクト、CMLのシングル曲をヴェノーヴァで吹くというプランは何としても実現したいと思ったのであります。

久しぶりにCDを聴いて気づいたのですが、2002年のファーストアルバムはコピーコントロールCD(CCCD)じゃなかったのですね。Changin' My LifeはほとんどのシングルがコピーコントロールCDなのですが、タイミング的にセーフだったのでしょうね。

セカンドアルバム"Caravan"のような究極の完成度、とまではいきませんが、最後の収録曲"New Future"は、まさにライブのラスト曲にふさわしい名曲で、この最後の一曲までさまざまな次元を旅するような愉しさを存分に味わえる、聴きごたえのあるアルバムであります。お気に入りの一枚です。










#111
2019年4月30日(火)
「腱鞘炎とともに平成に別れを告げる」

私個人の身の上に、平成時代はいろいろとあったように思うけれど、それはしょせん「人並み」のできごとであってわざわざここに書き記すこともないであろう。

あっという間の30年であった。

私は永遠の34歳なので、じゃあ昭和の記憶は幼少時ということでほとんど無いのか的な話になり計算が合わなくなるわけだけれども、細かい事はキニシナイ。

平成最後の日は右手親指の腱鞘炎が痛くてならず、しかたなく部屋で1986オメガトライブのCDを聴いて過ごした。1986年といえば昭和61年である。平成ですらない。同グループはのちに「カルロス・トシキ&オメガトライブ」に名称を変更するが、ワタシ的には1986オメガトライブ名義時代のファーストアルバム"Navigator"と翌年発表のセカンドアルバム"Crystal Night"が青春の一ページであります。完全に年齢の計算が合わない(笑)。なんにせよ、これら2枚のアルバムは和製AORの傑作として長く語り継ぎたいと、力強く思うのであります。

特にスーパーフジカラーのCMで起用されたセカンドシングル"Super Chance"は超絶名曲。私は写真を撮りに行き、今だ!!と心が揺り動かされる瞬間のたびに「Ah! Super Chance!!」とこの曲のサビが脳裏を駆け巡るのです。

1986オメガトライブのAORサウンドに身をゆだねつつ、バブル期のビーチ・リゾートに思いをはせたりしながら(ヤング時代を思い出しながら)腱鞘炎の右手をさする一日であった。










#112
2019年5月1日(水)
「KEY COFFEE 『GRAND TASTE 甘い香りのモカブレンド』 は美味」

いきなりですが私はスターバックスコーヒーが嫌いだ。あんな店に有難がって行く人の気が知れない。

いかにも味覚障害なアメ公が好きそうな、飲むデコレーションケーキみたいな超絶カロリーのキャラメルコーヒーなど飲みたくないし、普通に「今日のコーヒー」とか頼んでもそんなに美味でもない。そもそも合衆国の人間からコーヒーのうんちくを聞こうとは思わん。

・・・かくいう私はコーヒー通なのかというと決してそういう訳ではない。ただ単に、おいしいコーヒーが飲めさえすればよい。そういうレベルの、しがないコーヒー素人であります。

そんな私のチョイスはUCC THE BLENDのTASTE No.117というインスタントコーヒーでありまして、「何を偉そうなことを言いながらインスタントかよケッ」とか馬鹿にしながら去ってゆく人がたくさんいるのだろうけど、マジでおいしいんだから文句はあるまい。

そもそも、いちいち豆をひいてドリップして毎回その片づけでヒーヒー言うよりも、スプーン一杯のインスタントコーヒーにお湯を注ぐだけで完結してしまう、インスタントの便利さに私は毎回感動するのであります。

お湯を注ぐだけでこの深いコクと豊かな香りだよ。最高ぅ。

そんな私ですが、近所のスーパーでKEY COFFEEのレギュラーコーヒーが298円と安かったので買ってきました。

「GRAND TASTE 甘い香りのモカブレンド」

という商品であります。パッケージには2018年度モンドセレクション金賞受賞などと書かれており、期待できそうであります。



GRAND TASTE 甘い香りのモカブレンドのパッケージ

GRAND TASTE 甘い香りのモカブレンド




モカはときどき飲みたくなるよね。モカのいいところはハズレがない。どの喫茶店で頼んでも比較的ちゃんとしたモカが出てくるので、安心して注文できます。

ということで、令和時代の初コーヒーに「GRAND TASTE 甘い香りのモカブレンド」をいれてみました。

結論。素晴らしい香りのおいしいモカです。モカらしいマイルドさが心地よく、たまにはこういうのもいいな!と思わせてくれます。非常に満足度は高い。ノドカ的には五つ星であります。これ、330gで298円は破格の安さではないのか?

個人的にはUCC THE BLEND No.117と、その時の気分で飲み分けたい感じであります。いやあ、美味しいコーヒーが飲めるってこんなに幸せな事なんだなぁ。嬉しいなぁ。










#113
2019年5月2日(木)
「ギター生徒交流会のBlu-rayディスクの作成ふにふに」

3月30日におこなわれたギター生徒交流会の模様を記録したBlu-rayディスク(受注生産)の数量が確定したので、さっそくダビング作業を行いました。

出演者14名、上映時間約84分の映像作品となりました。

思い起こせば数年前、Blu-rayレコーダーを買う時に「自分にはオーバースペックではないのか。こんなもの本当に必要なのか」とか思ったものでしたが、フルハイビジョン・ビデオカメラとの組み合わせを試したことで状況が変わりました。思い切ってBlu-rayレコーダーを買った過去の自分をほめてあげたい。

ディスクをダビングし、ジャケットを印刷してケースに入れて完成であります。我ながらよくできました。自画自賛モード全開であります。次回のレッスン時に納品できるでしょう。

というふうに、ここ数年の工房 エゾモモンガの主たる業務は「ビデオ撮影」という感じでありまして、それなりの実績を積んでまいりました。それはそれでヨイことだ、と思っています。

このあとは5月6日に唄の師匠のコンサートがあり、オフィシャル・ビデオ撮影を頼まれております。引き受けたのはいいけど右手の腱鞘炎が心配だ・・・とりあえず何とか乗り切りたいところです。










#114
2019年5月3日(金)
「腱鞘炎、肝心なのは親指の固定だよねー」

腱鞘炎で右手がどうにもならない。

とりあえず手首を固定するサポーターを持っているので、着けてみた。でも親指は完全にフリーになっており、親指が動いてしまうのでまったく意味が無い。イテテ。

やっぱり手首から親指を固定できるサポーターがないと意味が無いな。

適当なのはないかと思ってAmazonをリサーチ。1,000円しないぐらいでサポーターを見つけたので買ってみた。



サポーターを装着した右手

PYKES PEAKというブランドのサポーターです




非常にいい感じであります。親指だけでなく腕全体の重だるさが軽くなりました。これで症状自体が改善するだろうか。とりあえず連休明けに病院に行くまではこれでしのぐZE。










#115
2019年5月4日(土)
「ギターの練習会を欠席する」

腱鞘炎で痛む右手親指と重だるい腕に悩まされてきましたが、どうやら左手の親指も軽く腱鞘炎になっているようであります。

付け根が痛い。

右手でボトルの蓋が開け閉めできず、仕方なく左手でやろうと思ったら痛くて困惑しました。マジか!両手で同じ症状かよ・・・

こんなこともあろうかとサポーターは2つ買っておいたので、さっそく左手にも装着しました。ナンテコッタ。

親指を固定しているとPCのキーボードもロクに打てないしマウスの操作もしづらい。スマホのタッチもやりにくいので、おのずと

「なにもしない」

というパターンに陥るのであります。音楽をかけながら、ノンビリ過ごす。ちなみにコーヒーをいれても、マグカップを持ち上げるのがつらい。せっかくおいしいコーヒーを開封したのに。グスン。

5月5日にギターの練習会を予定していましたが、先生に欠席の連絡を入れました。ドタキャンのようになってしまって残念ですが、じっさいのところギターどころではない。日常生活にさえ支障をきたしているのだ。

連休開けたらマジで整形外科にダッシュだな。










#116
2019年5月5日(日)
「新興宗教の宣教師」

うちのポストと玄関の表札には、洗礼名のAngelicaも併記されています。そのせいもあってか「輸血拒否」で有名な某新興宗教の、外国人宣教師2人組が冊子をもって、定期的にウチにやってくる。

この連休中も"Hi! Angelica!!"と2人満面の笑顔でやってきたよ。

なお、うちの玄関には「私はローマ・カトリック教徒です。他の宗教の勧誘はおことわりします」という英語の案内板を貼っているんだけど、そんなことにはおかまいなく定期的にやって来て世間話をして、彼らの宗教の冊子を置いて去ってゆく。

最初は「私はカトリックで改宗する気はさらさらないと言ってるのに、随分あきらめの悪い人たちだな」と思っていたけれど、最近は私の所に「癒し」を求めてきているんじゃないかと思うようになった。

いくら宣教の熱意にかられて宗教の勧誘をしているとはいえ、各戸訪問していたら原則、冷たくあしらわれてメゲそうになるのであろう。そんなときにウチにくれば(異教徒だけど)心優しいアンジェリカさん(英語が通じる)が迎えてくれる、だから安心して立ち寄れる、という感じではなかろうか。

私はその昔、営業の仕事をしていたことがあり、成績はふるわない冴えない営業担当者であったから、癒される得意先、というのはたしかにあったのを否定できない。いつも笑顔で迎えてくれる優しいお客様のところに立ち寄るときは気持ちが救われる思いがしたものだ。

彼女たちにとって、ウチはそういう位置づけになっちゃってるんじゃないかと思う。自分で言うのもナンですが、じっさい私は癒し系なのである。エゾモモンガさんは優しいのである。

ちなみに彼女たちが最初に来た時に「アンジェリカさん、国籍はどちら?」ときかれたので、とっさに

「母親は日本人で、パラグアイから来た」

と、のうのうとウソをついたのである。南米のパラグアイといばアリクイのタエちゃんのふるさとであるけれども、私には何の縁もゆかりもない。でもとっさにウソをついちゃったんである。タエちゃんと同じ出身地を名乗ってみたかったのである。イタズラ100パーセントのウソである。もう取り返しがつかない。でも誰も傷つけない優しいウソということで、イエス様どうぞ私をおゆるしください。

ということで品川区のアンジェリカさん(パラグアイ出身?)のところには、また2ヶ月後ぐらいに宣教師が最新版の冊子を届けに来るであろう。もうしわけないけど冊子は即刻ゴミ箱行きなんだな、これが。










#117
2019年5月6日(月)
「CDラジカセの調子が悪い」

私の部屋のオーディオシステムはケンウッドのMDX-G3という、CDラジカセ(ケンウッドはミニディスク・パーソナル・ステレオシステムと呼んでいた)であります。

MDプレーヤーがついていることからわかるように、年代物です。2001年発売のラジカセであります。メリハリのあるサウンドを奏でる、なかなかの名機であります。

ニュースリリース2001年 RAMPAGE MDX-G3発売
https://www.kenwood.com/jp/newsrelease/2001/press20010110.html

私はもっぱらCDプレーヤーとして使っているわけですが、今はCDの音飛びがひどく、CDを入れ替えるたびにピックアップレンズのクリーニングをしている状況です。そうまでしないとまともにCDがかからないオーディオシステムというのは、地味にストレスが溜まります。

もうMDは過去の遺物になってしまったし、カセットデッキが今後必要になることもなさそうですから、そろそろ買い替えたほうがよいのかもしれないな。

私はマニアではないので「部屋で普通にCDが聴ければヨイ」という程度のリクエストしかないですから、高いオーディオシステムは必要ありません。最悪の場合、ブルーレイレコーダーのディスクトレーにCDを入れて、テレビのスピーカーで聴くというのでも構わないのですが、やはりCDを気楽に鳴らせる専用機が欲しい気がする。

ちょっとヨドバシにリサーチしに行ってくるかな。










#118
2019年5月7日(火)
「コンパクトなCDコンポが欲しい」

端的に言えば、CDプレーヤーとスピーカーが一体になっている機械が欲しいのであって、カセットデッキやラジオのチューナーは必要が無い。

コンパクトCDコンポ、CDポータブルシステムなど、呼び名はメーカーによってさまざまであるから、ここでは単純にCDコンポと呼ぼうと思う。

そして機能的には

・良質のスピーカー
・CDプレーヤー
・Bluetooth機能

が付いているものがいいな、と思いながらヨドバシの店頭に赴いたのであります。「マニアではないからあまりこだわらない」とか言いながら、良質のスピーカーを希望するあたりが、やはりどっちかというとマニアなのかもしれない。

店に着いてから自分のCDコレクションを1枚持って来れば良かったと気づきました。店頭のコンポにもサンプルのCDが入っていてデモンストレーションしてくれるわけですが、やはり気に入った音源で比較したいなと思った。失敗、失敗。

仕方がないので持参したiPodをBluetooth接続して、いくつかの機械で音色をチェックしていた。ちなみに聴いた音源は1986オメガトライブの「君は1000%」であります。ほら、そこ、笑うなっ。

デザイン的には、JVCケンウッドのNX-W30というのが気に入りました。自分の部屋に置く場合を考えると、現在ラジカセを置いている棚の上にちょうどよく置けそうな感じ。値段は19,970円。た、高いな。音は悪くはない。スピーカーが元気よく鳴っている感じがする。

私があっちこっちの機械をいじりまくり、音を鳴らし、「ううむ」と唸りつつ腕組などしていたものだから、いよいよ店員さんが声をかけてきました。

iPodやiPhoneを使っているのならこちらがオススメです、といってきたのがONKYOのX-U6という機種でありました。

なんでもiPod/iPhoneに入った音楽も高品位なサウンドで楽しめる、デジタル接続に対応したUSB端子を装備しているのが特長だという。要するにiPodをライトニングケーブルで接続するといい音が鳴るというのだ。

店員さんに言われるがままに自分のiPodをケーブルでつないで「君は1000%」をかけてみると、なるほど、音色は別次元であった。いい音。やっぱりBluetoothだと音質が落ちるんだね。

たいていの機種ではiPod/iPhoneのデジタル接続機能は非搭載ということで、店員さんのイチオシであるONKYOのX-U6はたしかに素晴らしいものに思われました。

しかし、値段は2万円の大台を突破。22,090円。

CD鳴らすのに2万円ならまあ安い方だろう、といいたいところですが、個人的には予算1万円ぐらいでなんとかしたかったのであります。しかし1万円ごときでは思い描くようなBluetooth付のCDコンポなど買えないこともわかった。

私はいったん撤退し作戦を練ることにしました。










#119
2019年5月8日(水)
「Bluetooth接続をあきらめて、中古のCDラジカセでいいんじゃないのか」

前回のモモ通の続きであります。いまどきのCDコンポをリサーチして、いいなと思うのが予算2万円コースという実情を把握して帰宅しました。

ううむ。いくら私の人生に音楽が重要な地位を占めているとはいえ、いきなりCDコンポ2万円で買え!買え!!と言われるとたじろぐのであります。

今の私にとって2万円は大金だ。1万円ならポン、と出せるけどその倍だと考えてしまう。

使用目的と活躍の頻度を考えればせいぜい2万円、というよりむしろ「たかが2万円」であり、音楽好きならそれぐらい躊躇なく出せるだろという話ではある。仮に5年使うと考えれば1年あたり4千円。1ヶ月あたり333円である。存分にCDの音楽を楽しめることを考えれば、ただみたいなモンだ。

ここでいっぱつ無理して買うのも悪くないかもしれんナ。

しかし、ふと思った。

そもそもCDプレーヤーの調子が悪くて、ラジカセを更新しようと思ったのである。そこでBluetooth付がいいんじゃないか的なスケベ心を発揮してしまうから、おのずと価格がアップしてしまうのだ。

Bluetooth機能をあきらめれば、新品でももっと安く済むんじゃないか。ナンならネットオークションで可動品の中古CDラジカセを送料込3千円ぐらいで落札すればいい、ただそれだけの話ではないか。

そんなことを思いながらオークションウォッチをはじめたものの、中古品を買ってすぐ寿命を迎えることになったらアホらしいなあ、なんていうふうにも思う。

さて。CDコンポをどうすべえ。(←多摩地方の方言)










#120
2019年5月9日(木)
「CDコンポでまだ悩む」

モモ通は前回の話のつづきです。ヨドバシでCDコンポをリサーチしてきて、いったん撤収し、迷い、そして一晩考えた。

「やっぱり最終的にはスピーカーの出力がモノを言う」
「できれば新品を買って長く使いたい」
「希望としてはBluetooth機能はあってほしい」
「音楽関連経費と考えると、無理をしてでもここで2万円投資する価値は確かにある」

みたいなことを考えていました。そして

・第一印象が良かった JVCケンウッドのNX-W30(ヨドバシ価格19,970円)
・店員さんのオススメ ONKYOのX-U6(ヨドバシ価格21,890円)

のどちらか一方を買いたいな、という方向に気持ちが固まりました。どんなに短くとも5年か6年は軽く使うであろう。あるいは新品ということで、もっと長く使えるかもしれない。そう思えば2万円は高くはない。

問題はどっちにするかだな・・・

そこでふと「大事なのは外寸(特に設置幅)ではないか」と思い当たり、布団からガバッと跳ね起きました。設置スペースのことを考えていないのは片手落ちであった。メジャーを取り出し、台の幅をまず確認する。

いまウチのラジカセを置いている台、というか棚の幅が約44cmであります。現在のラジカセがちょうどよく収まっています。

こういうふうにビシッと設置できなきゃ意味が無い。

結論から言うと、JVCケンウッドのNX-W30は幅的にジャストフィット、店員さんオススメのONKYOのX-U6は寸法的に置けないことがわかりました。

まずJVCケンウッドのNX-W30はスピーカー一体型で、幅は40.5cmとなっています。ちょうどいいかんじ。

これに対し、ONKYOのX-U6は

・本体部分の外寸 幅21.5cm
・スピーカー部の外寸 幅13cm(2つ)

ということで、合計すると47.5cmにも及ぶということでありまして、棚の上に収まらないわけです。この時点で、ONKYOのX-U6は候補から外すことにしました。となると買うべきはJVCケンウッドのNX-W30で決まりです(断言)。










#121
2019年5月10日(金)
「CDコンポのNX-W30を買おう(いつ?)」

いざ、買うと決めたJVCケンウッドのCDコンポ、NX-W30ではありますが、やはり2万円コース(19,970円)ということでなかなか思い切ることができない。その気になれば貯金を崩して今すぐにでも買えるのだが、もともと予算1万円ぐらいという目論見でいたこともあり、決心ができないのだ。

とりあえず今の時点で手元に1万円あるから、あとは来月から5千円ずつつみたてて7月あたりに買おうか。

しかしいまヨドバシでは祝!新元号 特別ポイント還元(2019年6月2日まで)ということで通常10パーセントポイント還元の商品が、今なら13パーセントポイント還元になっているのである。

これは非常に大きいことで、3パーセント分のポイント増は見逃せないのであります。

ただ、慌てるのもどうかと思う。夏になったらなったでまたセールのひとつもやるかもしれない。何よりもNX-W30そのものが値下がりする可能性だってある。

慌てずに7月まで待つか。ただ、いまあるCDラジカセはものすごく調子が悪い。これは私の中で小さいながらもストレスの元になっている。

「いや、もうCDの音トビは勘弁!!」

私はヨドバシ・ドット・コムのサイトを立ち上げ、お気に入り登録していたNX-W30をただちにカートに入れ、購入ボタンを押したのであります。

翌日、ヨドバシ・エクストリーム便が速攻で商品を届けにきました。マジ速い。

さっそく設置ふにふに。調子の悪いラジカセを光の速さで撤去し、その跡地にNX-W30を置く。ちょうどピッタリのサイズであります。やはり寸法を計っていたのは正解であった。



NX-W30

部屋に設置したNX-W30




最初にかけるCDはChangin' My Lifeのファーストアルバム"Changin' My Life"にしました。聴き慣れたCDでこれまでとの差を味わおうという考えであります。

イコライザーはフラットにして、じっくりと楽曲を味わう。心地よいベース音、ハリのある高音、つややかなヴォーカル。なんの不満があろうか。やはりこのCDコンポにしてよかった。ヨドバシの店頭で第一印象がよかったコンポなので、選択は間違いではなかったと思う。

しかし、こうして聴いてみるとこれまで使っていたラジカセの音も決して悪くは無かったのだな、という気もするのであった。










#122
2019年5月11日(土)
「CDコンポNX-W30の、Bluetooth機能をためす」

購入したCDコンポ、JVCケンウッドのNX-W30にはBluetooth機能が搭載されており、iPod touch内のライブラリを無線で飛ばして鳴らすことができます。

私はヨドバシの店頭で持参したiPodをペアリングし、1986オメガトライブの「君は1000%」を聴いていたので、すでに使い方はわかっている。だから「試す」というほどのことでもない。できて当たり前なのであります。いちおう機能が壊れていないかどうか、チェックする目的もある。

一般にBluetooth接続したスピーカーが鳴らす音というのは(ビットレート的な意味で)音質が劣化している、ということになります。オーディオマニア的には我慢ならない事だろうと思う。でも私はマニアじゃないのである。

無線で鳴らせればそれでオーケー!!

もう充分であります。私は全ての音楽ライブラリをiPodに入れているので、まさにジュークボックス状態で、なんでもかんでもホイホイと無線接続したスピーカーで次々に演奏できるのは快感であります。

アンデス民謡のコンピレーションアルバムを聴く。いい感じじゃないか(嬉)。

音質に関しては私の耳は相当「安上がり」かもしれません。Bluetooth上等。いいの。私は変なマニアじゃないから。










#123
2019年5月12日(日)
「コンパクトコンポーネントシステム(CDコンポ)JVCケンウッド NX-W30 総評」

このたびCDコンポ、NX-W30を購入しました。


JVCケンウッド NX-W30
https://www3.jvckenwood.com/audio_w/home/nx-w30/



NX-W30

写真は公式サイトより引用




「アートなウッドの"ONE BODY"」と謳ったオールインワンパッケージのオーディオシステムであります。以下、キャッチコピーをカタログから引用。

インテリアに調和し、設置しやすいウッドの“ONE BODY”
スマートフォンの音楽をスピーカーで楽しめるBluetooth(R)搭載
さまざまな音楽が楽しめるCD・FM・USBメモリー対応
豊かな響きを実現する本格ウッドキャビネット


私がヨドバシカメラの店頭で最初に目をとめ、第一印象のよかった製品です。

一般に、CDコンポと言えば本体(プレーヤー部分)とスピーカーがセパレートになっているものがほとんどです。これまでオールインワンのラジカセを使っていたので、セパレートタイプへのこだわりはありませんでした。むしろオールインワンパッケージのほうが設置が楽、ということで好みに合いました。

天面がフラットな板なので、上に何かモノを置くこともできそうなのが気に入りました。私の部屋にはゾイドのコマンドウルフがあるので、それを飾ってもよい。CDを立ててもよい。

これまで使っていたCDラジカセはプラスチック製で、ギシギシ、ミシミシといいいかにも剛性が足りない感じがしましたが、NX-W30はさすがにずっしりと重量のある本体で、それなりの音量でスピーカーを鳴らしても大丈夫。剛性感のあるキャビネットは大事。

CDは安心のトレー式です。8cmシングルCDもOKよん。

ウチの設置場所は棚の上で、席に座った時の耳の高さとほぼ同じ高さにスピーカーがきます。これが絶妙にいい音を聴かせるコツでありましょう。実際にCDを鳴らしてみると、低音の響きはよいし高音はきらびやかだし、ヴォーカルも心地よく艶やかであります。実用最大出力15W+15Wのパワーはダテではありません。ワンルームの音楽演奏環境としては最上の部類に入ると思います。

しょぼいのはリモコンです。まあ、機能が少ないから大げさなリモコンなど不要ですが、それにしてもしょぼいです。寝床で布団にまぎれて失くしそうな感じ。まあ、不満というほどではない。

総じて、よくできたCDコンポだと思います。

「好きな音楽を もっと気軽にスピーカーで」

というキャッチコピーがカタログに書かれていますが、まさにそこがピンポイントで私の使用目的に合致したといえましょう。

これで、古いラジカセのCD音トビの問題から解放されました。ストレスなくCDが聴けるというのはこんなにも心地よいことなのだな。私には安い買い物ではありませんでしたが、おもいきって購入した甲斐がありました。

NX-W30はこんな人にオススメ

・一体型が欲しい(セパレート型スピーカーのコンポのような、本格的な物はいらない)
・とにかくCDを「気軽に」「いい音」で聴きたい
・iPodやスマホに入れた音楽ライブラリもBlutooth接続して聴きたい
・コンポの上に物を置きたい
・木目調の筐体が好き
・予算はMAXで2万円

ノドカ的オススメ度 ★★★★★










#124
2019年5月14日(火)
「新しいCDコンポで豊かな音楽鑑賞環境がととのった」

いまも部屋でCDを聴いております。TVアニメ「満月(フルムーン)をさがして」のサウンドトラックです。コピーコントロールCD(CCCD)ですが、問題なく再生できております。

コピーコントロールCDは本当に音楽界の汚点、歴史上最悪のクセ物でありまして、わざとエラー信号を追加してPCでのリッピングを出来ないようにしたCDモドキであります。この、意図的に書き込まれたエラー信号のせいで下手をするとCDプレーヤーを故障させる可能性がありますので、注意が必要です。

コピーコントロールCDの読み込みには時間がかかるものの、問題なく演奏がはじまって胸をなでおろしています。まったく、余計なものを作りやがった過去のミュージック・レーベル会社を呪いたくなります。まあ、東芝EMI自体がいまは消滅しているので怒りの矛先を向けようがない。

そんな話はこれぐらいにして。

音トビのストレスが無く、快適に良質のスピーカーでCDを鳴らせるというのがこれほど心地よいとは。8cmコーンのスピーカーでこれだけの音が出るのだから驚く。スペック的には大したことないのに、本当にいい音がする。マジでNX-W30を買って本当に良かった!!の一言に尽きます。

気に入ったCDをかけながらコーヒーをのんでいると、もう天国を先取りしたような気分になります。すごいくつろぎ感です。

JVCケンウッドのNX-W30、かわいいのう。我が家で最高の家来というかんじであります。










#125
2019年5月15日(水)
「iPod/iPhoneやスマホに音楽ライブラリを入れている人は、迷わずBluetoothスピーカーを買うべし」

今日の結論はもう、タイトルそのものであります。私は全ての音楽ライブラリをiTunesで管理しており、それをiPodに入れております。これを超ミニ・ジュークボックス状態で活用できるのがBluetooth接続のスピーカーであります。

いまの気分で聴きたい曲をさっとセレクトし気軽にスピーカーで演奏できる快感。これはもう音楽生活に革命を起こすレベル。

私はかつてApple大好き人間で、コンピューターも電話もデジタル音楽プレーヤーも全てAppleという生活を送っていました。しかしApple製品は陳腐化が速くて、すぐに新製品が出てくるので持っているプロダクトがあっという間に時代遅れになります。しょっちゅう最新モデルを買わなくてはいけない。これがストレスになったので、私は身の回りからアップル製品を排除するようになり、いまはiPod touchだけを持っています。iTunesで音楽ライブラリを管理しているので、最低ひとつはiPodが必要になるのです。

幸か不幸かiPod touchは陳腐化するのが遅い。何年も同じ製品を売っているし、新しいのが出ても音楽プレーヤーとしての基本性能は変わりません。

そういう意味でiPodひとつだけ確保しておくApple生活は気楽でいいものです。

肝心のオーディオシステムとしては、この度JVCケンウッドのNX-W30を購入することによって利便性の高い音楽再生環境が整いました。私はマニアではないのでBluetooth接続による音楽のサウンドにも全く不満がありません。お気に入りのCDをトレーに入れて再生するのもひとつの「儀式」のようで優雅な気持ちになりますが、気軽にiPodを経由して鳴らす音楽もカジュアルで良いものだと思います。

オーディオ好きな人はもっと上のクラスのスピーカーを買うのかもしれないですし、Bluetooth接続のものなど音が悪くて論外、という扱いをするかもしれませんが、私レベルのお気楽音楽好きにとってはBluetooth接続のスピーカーは音楽生活を一変させる大発明品であります。2万円出せばこんなにハッピーになれる、という意味でものすごくオススメであります。

もうね、ウチの中がお気に入りのカフェにいるようなくつろぎの空間ですよ。絶対に自分の好みの音楽がかかるカフェ。やばいぐらいに居心地が良いです。










#126
2019年5月16日(木)
「ワイドFM、いいではないか」

私はヤング時代からAMラジオのトークが大好きでしたが、さいきんはつまらないプログラムが増えたこともあり、また好きな番組も減ってしまって、わざわざ録音してまで聴くようなガッツはなくなってしまいました。

最近はRFラジオ日本(1422kHz)の番組を少し聴くぐらいです。

そんななかで、FM補完中継局(ワイドFM)対応のNX-W30を買ったので、補完放送の周波数を調べてみました。

90.50MHz TBS
91.60MHz 文化放送
92.40MHz RFラジオ日本(2019年5月現在、放送未実施)
93.00MHz ニッポン放送

実際にニッポン放送などを流してみると、FMの高音質で野球中継などを聴くのは悪いものではありません。がんばれDeNAベイスターズ絶賛最下位(涙)。

はやくRFラジオ日本の補完放送がはじまってほしいな。

なお民放連がAMラジオの廃止要請をしているということですが、やむを得ないのかなとは思っています。AMラジオは送信設備が大掛かりで消費電力も多大だといいますから、これからの時代はワイドFMとネットラジオでいいのではないかと思っています。










#127
2019年5月17日(金)
「CDの劣化(?)音がブチブチ・シャリシャリ言うよ」

このたびCDコンポを購入して大満足な音楽生活をおくっているわたくし。気に入っているCDを順番に聴いてゆくシアワセといったらない。

問題はAir Supplyの"Air Supply Story Vol.1"を聴こうとしたときに起こりました。



CDのジャケット(ブックレット)

お気に入りのCDです




BGM的に音をしぼって鳴らしていると、5曲目の"Having You Near Me"でCDの音トビが発生しました。ん?どうしたんだ。

いったんディスクを取り出し、ふにふにと拭いて様子を見る。盤面には小傷があるがこれぐらいでは問題はないはずだ。

もう一度コンポにセットし、さっきまでよりも耳を凝らしてCDを聴いてみる。すると・・・

1曲目の"Lost In Love"を聴いてみると、楽曲の背後でシャリシャリとなにやら気になる音がする。そしてこんどは3曲目で音トビが発生したのです。

問題を切り分けてみよう。まずはディスクに問題があるのか、CDコンポに問題があるのかを確認しなければならない。もしCDコンポ側に問題があるとしたら、買ったばかりなのでショックは計り知れないな。

まずCDコンポで別のCDをかけてみると問題がなく再生できた。ホッ。ここで問題が発生したら私は買ったばかりなのに!と頭を抱えたであろう。

つぎにCDウォークマンに件(くだん)のCDを入れて、ヘッドホンで鑑賞する。慎重に耳をすますと、やはり背後でブチブチ・シャリシャリと音がしている。そしてCDウォークマンでは15曲目に音トビが発生。どうやらCDに問題があるようであります。

ここで私は「CDの寿命は実は短い」というような話をどこかで読んだことを思い出しました。デジタル信号が書き込まれた金属の板や、それをサンドウィッチしているプラスチック製の円盤が経年劣化して「再生不能」になるというような話です。もしもそれが真実であるとして、CDの寿命は20年とも30年とも言うのだから、

「CDは光ディスクだから(物理的にミゾを掘っている)レコードと違って寿命は永久的」

という当初のうたい文句には、おもいっきり騙されたということになります。

今回の"Air Supply Story Vol.1"は文字通り学生時代のCDですからちょうど30年ぐらい経っています。(すごいな永遠の34歳。年齢の計算が合わないゾ)

ただ、見た目では全く劣化しているようには見えないのが難しいところです。見た目は問題が無いのに、演奏には支障が出ている。

"Air Supply Story Vol.1"は私のお気に入りのアルバムで、私がウィンドサーフィンに夢中になっていたころによく聴いていました。将来自分の結婚式の二次会パーティでかけるつもりでいました。残念ながらその夢は果たせないまま、CDが寿命を迎えたようです(号泣)。

すごいショックだ・・・グスン。できることならこのCDは買い直したいなあ。だってこのCDは自分の結婚式の二次会パーティで(以下略)。










#128
2019年5月18日(土)
「ピアスのフック部を樹脂製から金属製に交換する」

私は令和最初の記念品として、誕生石オパールのネックレスを買いました。小粒ではあるものの石の美しさはさすがのオーストラリア産で、遊色効果は最高です。非常に気に入っているのですが、唯一の欠点はデザインが十字架ではないということです。私はカトリック教徒なので、基本的に身に着けるアクセサリーは十字架をモチーフにしたものにしています。

そこで発想を変え、十字架のピアスをすることにしました。胸元に十字架が無くとも、十字架を両耳にぶら下げておけばなんの不満もありません。

ちょうど気に入ったデザインの十字架ピアスをみつけたのでサクッと購入したのです。

しかし問題がありました。十字架ピアスのフック(耳の穴に通すパーツ)がプラスチック製なのです。これはいつか折れるな、と思っていたら、案の定、2週間も経たないうちにポキッといってしまいました。

あーあ。

私は個人的にプラスチックが大嫌いなのです。最近はプラスチックごみによる土壌汚染や海洋汚染が問題になっています。石油からつくられ、安価で、加工が容易で、自由な形状で製品化できるけれども、経年劣化がひどく(特に紫外線に弱く)、目的に応じた寿命は短く、それでいて残骸は分解されず、健全なかたちで土壌に戻ることはなく、あくまでも細分化されたやっかいなゴミとしてほぼ永久的に地球に残る。プラスチックこそ、人類がもたらした悪魔の物質だと私は思っています。

話はフックの折れたピアスに戻りますが、私は軽く舌打ちしながらフックの残骸をニッパーで切り離し、代わりに金属製のフックをつけました。



ピアス

フックを金属製に交換




片側だけ金属というのも変ですから、もう一方のピアスの樹脂製フックも容赦なく切り離し、金属製のフックに付け替えました。これで余計なストレスを感じることなくピアスを装着することができます。

ちょっとピンボケですが樹脂製フックの残骸の写真はこちら。見るのもイライラするプラごみであります。



プラスッチックごみとなった樹脂製フック

ゴミになった悪魔の物質




プラスチックのやっかいなところは、どんなに嫌だと思っても日常生活に深く入り込み過ぎて排除しきれない点であります。でも嫌いなものは嫌い。土壌を汚し海を汚し生態系にすら悪影響を及ぼすプラスチックが、やっぱり嫌い。










#129
2019年5月19日(日)
「半年ぶりの歯科検診」

歯科検診に行ってきました。歯医者に行くのは本当に嫌なものですが、虫歯になってしまうのはもっとイヤであります。定期的に通って検診を受け、ヤバい事態を未然に防ぐのが大事だと思っています。

結論から言うと、虫歯は無かった。歯のお掃除をして終了であります。

ホッ。

いちばんいいシナリオであります。虫歯が無い(嬉)。歯石などの掃除をするだけで終わる、という最高の流れ。とりあえず初日は下の歯の掃除を済ませました。翌週、上の歯の掃除して今回の通院は終了しました。

「虫歯」はもちろんのこと、年齢的に「歯周病」とかが気になり始めるわけですが、そういう事態もなく、スムーズに終わったので胸をなでおろしています。顎関節症によるアゴの痛みは相変わらずですが、これはもう仕方がないネ。いまは歌うのに支障が無いレベルなのでヨシとしよう。










#130
2019年5月20日(月)
「洋服を買おう」

近所の洋服屋さんで気に入ったワンピースを見つけました。これからの季節によさげな感じです。1,280円。うむ。

つぎに見に行って売れ残っていたら買おうか、などと思いつつ帰宅すると、洋服安売りの店・パシオスから店舗限定優待ハガキが届いていました。

私のお買い物原則は「ツブれたら困る店で買う」ということになります。なくなったら困る店は、買い支えするのが大事。

パシオスが近所から撤退したら不便なので、まずはそちらに行ってみることにしました。そもそも徒歩圏内にパシオスがあり、そこでとりあえず着るものが買える(自由に選べる)という境遇はなかなかに便利なものであります。パシオスにはいつまでも、そこにいて欲しい。

以前はお小遣いを握りしめて新宿サブナードや池袋サンシャインシティにおもむき、洋服を買うようにしていましたが、さいきんはそんな経済的余裕がなくなってしまったので近所で済ませているのであります。

いつ行ってもパシオスはそこそこに混んでいて、それなりに売れているようですから、とりあえず撤退の心配は無さそうであります。

そして店内を軽く偵察してみると、ちょっと気に入ったトップスを見つけたので、ジーンズに合わせるとよいかもな、と思って試着してみました。デブな腹を隠すデザイン(ぉぃ)。涼しげで夏に向けていいかんじであります。値段は1,800円。これが優待ハガキで2割引になるのならヨイですな。

2割引の威力は絶大ですからあと1、2着さがしても良かったのですが、今月はすでに懐具合がシベリアなので1着だけでいいやという事になり、無事にお買い上げであります。1,520円。めでたし、めでたし。

こんどの通院日に着てゆく予定であります。










#131
2019年5月25日(土)
「モノまみれ大いに結構!断捨離なんて糞くらえだ!!」

ここ数日「今日のひとこと」で愚痴ったことではありますが、私は2016年の転居の際に、引っ越し業者から

「転居先の部屋の大きさに対して物が多すぎるからできるだけ多くのものを処分してほしい」

と言われ、しかたなく「断捨離」を行ったわけですが、結果として「処分して後悔している」ものがあまりにも多いのでやりきれない思いをしています。

実際私の部屋が「モノまみれ」だったのは確かで、当時は自宅が暗室だったこともあり自家写真プリント関連のものをはじめ、ギターやら家電製品やらいろいろあったわけです。「特攻野郎Aチーム」のフェイスマンじゃないけど「望遠レンズからからブラジャーまで何でも揃えてみせるぜ!!」みたいな部屋に住んでいたのは事実であります。

キーボード(電子ピアノ)も処分した。キャンプで使う一人用テントも処分した。自家プリント用品は言うまでもない。手放して「気持ち的にスッキリした」のはレーザーディスクのコレクションぐらいのもので、それ以外のもので手放したものにかんしては全て後悔していると言っていい。

トランクひとつだけで収まるようなミニマムな生活、というのに対するあこがれなど、私にはない。何もないシンプルな部屋に住んで人生の達人になったように思いこむのも何か違うと思う。

そもそもギタリストである以上、ギターのある部屋に住むのは当たり前。譜面台もギタースタンドもある。ステージに立つ以上、衣装のある部屋に住むのは当たり前。音楽好きである以上、CDのある部屋に住むのは当たり前。写真好きである以上、複数のカメラのある部屋に住むのは当たり前。A3のプリンターがあるのも当たり前。ビデオカメラもある。三脚だって目的に応じて4種類ぐらいを使い分ける。

いろいろなモノがあるのは、私がいろいろなことを楽しんでいる証だ。もっと言うと、人生が充実している証だ。

断捨離なんて糞くらえだ。ミニマルライフなんて糞くらえだ。天国に行くまでの仮の住まいである「この世」で、私は仲間とフラメンコを楽しみ、写真を楽しみ、アリクイを愛して、その他もろもろの楽しみを満喫しながらこれからも生きていく。やりたいことがあるからこそ、必要なモノに囲まれているのだ。モノをとっかえひっかえして、忙しくも充実した時を過ごしているのだ。

モノに囲まれて何が悪い!!断捨離しかできない単細胞は私の前では黙ってろ!!と言いたい。










#132
2019年5月26日(日)
「ヴェノーヴァのリードで悩む」

ゴールデンウィークに入る前に、ヴェノーヴァ用のリードを買いました。これまではVandorenのJAVA(緑箱)の2・1/2を使っていたのですが、どうも柔らかすぎるように感じる。吹きやすいけどピッチが下がり気味だし、高い音が出しにくい。

ということでトラディショナル(青箱)の2・1/2にかえてみたのです。

硬さがかなりアップした感じで、高い方のシとドが従来より出しやすくなった。下がり気味だった音のピッチも修正できているような印象です。しばらくはこれで様子を見るかな、と思っていました。

しかし数日使ってみたところ、やっぱり私には硬すぎるのか、三連符などのリズムが出せなくなってしまいました。曲を吹こうにも音が安定しない。これはちょっとキツいね。先生にも相談してみたと結果、つぎは硬さ「2番」のリードを試すことにしました。

ところが、硬さ2のリードを取り扱っているお店が少ないらしい。どちらかというと特殊な商品のような扱いになるようで、そのへんで簡単に買えるものではないのだとか。

先生から教わったポイント

・リードはVandorenトラディショナル(青箱)の2番を試してみるべし
・リガチャーはヤマハのゴールドラッカーを試してみるべし

なぬっ。リガチャーでも演奏感が変わるのですか。こうしてみるとヴェノーヴァも奥が深いな。とりあえず楽器屋にれっつらごー。










#133
2019年5月27日(月)
「Vandorenの2番は、マジで売ってない」

ヴェノーヴァで使うリードは、ソプラノサックス用リードであります。私はサックスというとアルトサックスとテナーサックスしか知らなかったのですが、ヴェノーヴァと出会ったことでソプラノサックスの美しい音色を知るきっかけができました。新しい楽器との出会いはそれだけで素晴らしいことであります。

もともと私は高い音の出る楽器は「聴き疲れする」という理由であまり好きではなく、むしろ低い音の楽器が好き(チェロやコントラバス等)だという自覚があったのですが、さいきんは自分の音楽的守備範囲が広まったせいか、たとえばクラリネットの音を非常に心地よく感じるように変わってきました。ソプラノサックスの音もすごくいいなあと思うのであります。

で、今日の話題はヴェノーヴァで使う、Vandorenのソプラノサックス用リード「2番」であります。「2番」というのはリードの硬さを表す数値で、数字が大きくなるほど硬くなるわけですが、狙うサウンドと自分の技量と楽器との相性で適正な硬さを選ぶことになり、

Vandoren JAVA 2・1/2(高音が出ない。ピッチが下がる。たぶん柔らかすぎる)
Vandoren Traditional 2・1/2(硬すぎる)

と、順に試した結果、先生のアドバイスを受けて次はTraditionalの2番を買うことにしたのであります。

ところが。結論から言うとTraditionalの2番はリードの中では特殊な部類に該当するという事で、簡単に買えるわけではなかった。

先生から事前にお話を聞いていたので覚悟はしていましたが、何件も楽器屋さんをハシゴしてようやく1箱ゲットできました。手ごわいな、バンドーレン!!



バンドーレン・トラディショナル・2番の箱

2番!!




実際に「店頭で売っていない」という現実を突きつけられると今後の作戦を考えないといけないですね。リードは消耗品ですから、基本的に入手困難なモノを自分のスタンダードにするのは辛いものがあります。

つぎの私の作戦としては、入手のしやすいJAVAの3番を使ってみようと思います。JAVAの2・1/2で高音が出しづらいなら、そのひとつ上にすればヨイであろう。

ソプラノサックス用JAVAの3番は、Traditionalの2番の代用になるか

という、ただ一点にフォーカスしながら試してみようという作戦です。同じVandorenの2・1/2でもJAVAとTraditionalの銘柄の違いでかなり違いがあることがわかりましたから、試してみる価値はあるでしょう。ううむ、ヴェノーヴァもいい演奏をしようとするとナカナカ奥が深いな。










#134
2019年5月28日(火)
「ヴェノーヴァにVandoren Traditionalの2番リードの組み合わせは、すこぶる良好」

苦労して購入したソプラノサックス用リード、VandorenのTraditional(青箱)の2番ですが、さっそくヴェノーヴァに付けて吹いてみたら非常に良い感じであります。

2・1/2ほど息がつらくないし、高音も出る。

なるほど先生が勧める組み合わせはダテではないな。私は骨の髄までしみわたるほどの天邪鬼ですが、素直に師匠の言うことをきく、というのがいかに大事かをしみじみと実感したのであります。

ヴェノーヴァは「ドレミファソラシドが2オクターブ鳴らせる楽器」であります(単純で良いでしょ)。

このうちの、一番高い「シ」と「ド」を綺麗に鳴らすのが難しくてこれまで苦労してきたわけですが、今回入手した2番のリードを使うと比較的いい感じに鳴ります。

高い「シ」と「ド」はサビの部分の最も高い音として出てきたりしますから、これが美しく鳴らせるかどうかは演奏家としては死活問題です。

いいぞいいぞ、2番リード最高だにゃ!!と私はニヤけたのであります。最強ですよコレは。

箱買い(10ヶ入)したので、当面はこれでよいであろう。

しかし前回のモモ通でふれたようにVandorenのリードでもTraditionalの2番というのは「not定番商品」ということで、入手が非常に困難なわけです。

リードは消耗品ですから、できるだけ早くこの組み合わせを卒業して、もっと入手しやすいリードを自分のスタンダードにしたいという気持ちがあります。慌てる必要はないけれど、今後の課題として常に意識していきたい。

本当のリード探しの旅はこれからだっ!!










#135
2019年5月29日(水)
「リガチャーで吹き心地が変わる?」

前回まではヴェノーヴァのリードについて語りましたが、今日の話題はリガチャーです。

リガチャーって何?

演奏するときに咥えるマウスピースに、リードを固定する「留め具」とでもいいましょうか。ちいさな部品であります。

リガチャーによって演奏感、というか吹き心地はだいぶ変わるらしいです。

私の先生は、ヴェノーヴァに最初から付属している銀色のリガチャーではなく、ヤマハのゴールドラッカー仕様のものを愛用されています。私は金色大好きっ子、シルバーのアクセサリーよりゴールドの物のほうが大好物ですから、真似してみることにしました。

見た目が好みのゴールド色になり、吹き心地も改善するなら素晴らしいではないか。

お店でヤマハのゴールドラッカー仕様を試奏させてもらいました。

印象としては「リードの振動が増す感じ」がしますが、気のせいではないのか??という疑いもあり、何度も付け替えていろいろと演奏してみました。

やはり「ゴールドラッカー仕様」のほうが鳴らしやすいと感じる。息が軽い。単なる思い込みではなさそうです。これは買ったほうがよいな。

私はヴェノーヴァを2本使っているので、もう一方には違う種類のリガチャーを試してみたく思いました。

ところが他の製品を出してもらい値段をきいて卒倒しそうになりました。こちらのリガチャーが1万6千円、こちらは2万円ですねー。みたいな。すさまじく高いではないか!!

やはりサックス(ソプラノサックス)の部品なのだな、としみじみと実感しました。楽器自体が30万円とか40万円とかしますからね。マウスピースが1万円、リガチャーが2万円というのも「珍しくはない」世界であろう。

ということで試奏したうえで買っちまいましたよ。セルマーのリガチャー。1万円を超える値段のモノを見た後だと3千3百円のセルマーがバーゲンプライスに見えてですね、これぐらいならイケるだろうと判断しました。



セルマーリガチャーの箱

なにやら高級感ただよう箱に入っております







セルマーのリガチャー

MADE IN FRANCE!!




使い分けですが、メインの黄色のヴェノーヴァにはヤマハのゴールドラッカー仕様のリガチャーをつけます。主に自宅の練習で使う白のヴェノーヴァにはセルマーのリガチャーを使います。

さーて練習、練習。










#136
2019年5月30日(木)
「ヴェノーヴァ奏者が、セルマーのリガチャーについて(語るほどの技量もないのに)あえて語る」

ヴェノーヴァ用にゴールドラッカーのリガチャーが欲しくて、おもいきってセルマーのリガチャーを購入したわたくし。

セルマー。フランス製でございます(ニヤリ)。

お前ごときに違いがわかるのかよ!!と言われそうでありますが、正直に言って、ヴェノーヴァのサウンドにどれだけ差が出ているかはわからない。断言するのも恥ずかしいけど、私にはまったくわからない。

じゃあなんで買ったんだよ!と言われそうですが「なんとなく吹きやすいと感じたし、なによりもネジが1個で使いやすいからです」と答えましょう。

楽器屋さんでまず1万6千円ぐらいするBGのリガチャーと、3千円ちょっとのセルマーのリガチャーの2種類を試奏させてもらいました。1万6千円のほうが絶対にいいんだろうな、と思いながら試奏室に入ったのですよ。素人がいきなり「逆締め」のリガチャーとかハードルが高すぎるっす。

そして持参したヴェノーヴァにとっかえひっかえ、付け替えて、いろいろ吹いてみたのですよ。

そうしたら明らかに3千円のセルマーの方が「鳴らしやすい」と感じたのです。セルマーの方が、マウスピースへのセッティングがしやすい(つけやすい)うえに、鳴らしやすい。うわあ、値段が高い方がいいってわけじゃないのだな、と思いました。

1万6千円のリガチャーは、もしかしたらきちんとセッティングするとすごくいい音が出たのかもしれない。でも、試奏室で手早く2つを比較するというシチュエーションで、そんなシビアなセッティングは私にはできなかったのです。雑な言い方になりますが、どちらも適当なセッティングになっちゃったかもしれないけど、そんな状況下でも鳴らしやすいと感じたセルマーのほうが、道具としての使い勝手はいいと言えます。

店員さんにセルマーが気に入った旨を伝えたところ、在庫がもう1個あるので、どちらか選んでと言われました。

そして同一のモデルを2個渡されて再び試奏室にこもるわたくし。

結論から言うと、まったく違いがワカラン。これら2つのうちどっちかを選べと言われても判断がつかない。迷った挙句、高音が奇麗に出ると感じたほうを選びましたが、セッティングの微妙な違いからきた差かもしれないし、私の演奏にムラがあるせいかもしれない。だから選んだのはもはや「博打」に近い。でもいいの。

何はともあれリガチャーをとっかえひっかえ、交換して試すという貴重な経験をしました。いちおう結果としては、一番使いやすいと感じたものを選んだわけです。

家に帰って改めて気を落ち着けて使ってみると、セルマーはネジ一本でリードを固定できる構造が素晴らしいです。ヤマハの、ネジ二本で固定するタイプよりもセッティングがスムーズにできます。ただ逆締めということで重心が変わる感じがしますね。



2本のヴェノーヴァの写真

セルマーは白のヴェノーヴァに装着




ということでセルマーはサブのヴェノーヴァ(白いほう)につけて使うことにしました。メインのヴェノーヴァ(黄色)は、ヤマハのゴールドラッカー仕様のリガチャーをつけて使います。










#137
2019年5月31日(金)
「リードのテスト(Vandoren Traditional 2番の代替品を探す)」

ヴェノーヴァで使用するリードの話です。

Vandoren Traditional(青箱)の2番は入手性に難があります。どこの店でも気軽に買えるものではありません。

そこで、代替品は無いかと他の銘柄・番号を購入してテストしてみました。



追加購入したリードの写真

違う銘柄のリードを買ってきた




結論から言うと、無い。当たり前っちゃあ、当たり前ですよねえ。銘柄が違ってほぼ同じ製品があるとしたら、何のためにダブってラインナップしてるんだって話になります。

まあそう書いてしまうと身もフタもないので、購入した順に素人インプレを書いてみましょう。ヴェノーヴァで吹きやすいかどうか、しか書きようがないんですけどね。試したのはすべてVandorenのリードです。


1. JAVA(緑箱) 2・1/2

・楽器屋のお姉さんに勧められて最初に買った私のスタンダード。
・入手性がよい(たいていの楽器屋で普通に売っている)。
・高音が出しにくい。
・音のピッチが下がり気味。
・これらの欠点は、セルマーのリガチャーを使うことでやや改善する。


2. Traditional(青箱) 2・1/2

・入手性がよい(たいていの楽器屋で普通に売っている)。
・鳴らすのにものすごい息が必要。ヴェノーヴァには硬すぎると感じる。
・演奏そのものが難しい。レッスンに持参して玉砕。まったく音楽にならない。無理。


3. Traditional(青箱) 2

・先生のおすすめ。
・非常に吹きやすい。ヴェノーヴァにはベストな組み合わせという印象。
・入手性に難あり(売ってないので、気軽に店頭で買えない)。


4. JAVA(緑箱) 3

・入手性がよい(たいていの楽器屋で普通に売っている)。
・ヴェノーヴァではかなり硬いと感じる。2・1/2との差はおおきい。
・演奏すると相当息が苦しい。できれば使いたくない。


5. V12(銀箱) 2・1/2

・青箱の同番号よりはわずかに柔らかい。
・ヴェノーヴァは吹きやすい感じは無い。JAVA3より多少マシ、という程度。
・高価なのでわざわざ買うのは無駄。



やはり(どんなに苦労しようとも)Traditional(青箱)の2番を買うのがベストであろうと思いました。マジかよ・・・いばらの道だな。

次点で、最初に買ったJAVA(緑箱)の2・1/2番ですね。とにかく高音が出しづらいので最初は「柔らかすぎるのかな」と感じたけれど、Traditionalの2番に較べると硬かったです。なお、音のピッチが下がるのと、高音が出しにくい問題はセルマーのリガチャーを使うことで改善することがわかったので、それだけでも収穫はありました。

ヴェノーヴァのセッティングも地味に奥が深いな・・・










#138
2019年6月1日(土)
「ヴェノーヴァのレッスンに持参するモノタチ」

以前、リードをTraditional(青箱)の2・1/2番に替えてレッスンに行ったときに、あまりにも吹きにくくて閉口しました。まともに音楽を吹くことができない。

「いつものリードは持ってきてないの?」と先生はおっしゃいました。持ってきてないよう・・・

先生は「管楽器あるある」のネタで、セッティングを変えてきた日に限っていつものリードを持ってくるのを忘れる、というのを話してくださいました。「リードなんて大した荷物になるものじゃないから、必ず持ち歩いたほうがいいですよ」とのこと。

その時にすっかり懲りて以来、私のレッスン持参グッズは下記のとおりとなりました。

・未開封リード(Vandoren Traditional 2)
・以前使っていたリード(Vandoren JAVA 2・1/2)
・ヤマハ リガチャー(予備)

さすがに予備のリガチャーを持ち歩くのはやりすぎかもしれないけど、リガチャーがなければ鳴らせない楽器なのだ。本番ではどんなトラブルが起きるかわからないのだから、持ち歩くのも悪くないだろう。これらをポーチに入れて持ってゆく。



予備のリードとかの写真

予備のリードとリガチャーをポーチに入れる




あとはテキストと筆記用具でありますな。

ヴェノーヴァのケースには「けものフレンズ」のミナミコアリクイをつけています。ちょっと尻尾のデザインが納得いかない(本物のミナミコアリクイの尻尾はこんなふうにふさふさと毛が生えているのではない)けれども、まあ、そういう細かい事は言わないのが良いであろう。



ヴェノーヴァのケース

ヴェノーヴァのケース







ミナミコアリクイのアクセサリー

けものフレンズ「ミナミコアリクイ」をつけてます




これらをフル装備してもリュックに入ってしまうというのはいいね。ステルス的に楽器を持ち歩ける。ギターと違ってなんて軽装備なのであろうか。素晴らしい!!










#139
2019年6月2日(日)
「ヴェノーヴァがたのしい」

いま私は両手親指が腱鞘炎ということもあり、ギターの演奏が「苦役」になっている部分はあります。

ギターの先生からは「力が入りすぎてるから、もっと脱力して」と言われてうまくできず、むしろストレスをためたウサギのように脱毛しそうになっている次第。

上手いギター演奏家は、たしかに余計な力など入れていないのはわかるのだが、「指先に力を入れずに弦をはじく」というのは、思いのほか難しい。私はどうしても、うまく脱力することができずにいます。

他方、いまや私のメイン楽器と化したヴェノーヴァは、指先は基本的にリコーダーのように穴をふさぐだけというカンタン楽器でありますから、腱鞘炎の痛みで頭を抱えることもなく「気軽に、気楽に」音を鳴らせるのであります。

ギター練習でためたストレスをヴェノーヴァで発散する、というワケのわからない状態になっています。

ヴェノーヴァを習いはじめて丁度半年ぐらいになりますが、すごく楽しくて本当にいい楽器だな、と思うのであります。管楽器の常識をくつがえした(何しろ私ごときの、ギターを持った野蛮人が楽しめるのだ)という意味で本当に素晴らしいと思うのです。

ただしヴェノーヴァのサウンドがフラメンコギターと合うか、といわれると「ううむ」と唸ってしまうのも事実。バンドのサウンドの幅を広げたいと思ってはじめたヴェノーヴァですが、フラメンコギターバンドと合わせるのはちょっとどうかと思う音色であります。やはり、ヴェノーヴァはヴェノーヴァでがんばって、いずれ目標としている「ひとりChangin' My Life」の夢を実現したいな、と思うのであります。

もしくはヴェノーヴァでユニットを組むというのもいいかもしれないな。レッスン中に先生とハモってるとすごく楽しいのです。

夢がひろがります。

そういう意味で皆様にもヴェノーヴァをおすすめしたいのですが、難点は音がバカでかい事であります。プラスチック製のしょぼい楽器のくせに音量がすさまじいというのは、なかなか一般家庭に普及させるのは難しいであろう、と思うのであった。










#140
2019年6月3日(月)
「ヴェノーヴァ、現在の練習曲」

ヴェノーヴァを習い始めて約半年。ポップスからジャズなどさまざまな楽曲を通じて技能向上を目指しております。

現在の課題曲は"You'd Be So Nice To Come Home To"というジャズのスタンダードナンバーであります。

私はフォーク&ロック畑出身ということもありジャズというのはまったくの門外漢でありまして、知らない曲、知らないアーティストばかりで大変はずかしいのです。とはいえここ数年はRFラジオ日本(AM1422kHz)のプログラム「オトナのJAZZ TIME」などを聴くようになったおかげでわずかながらではありますが、守備範囲を広げつつあります。この番組のおかげで私はトロンボーン大好きっ子になったのだ。


オトナのJAZZ TIME
RFラジオ日本(AM1422kHz)
DJ:島崎保彦、紗理
毎週土曜日23:00〜24:00
http://www.otonanojazztime.com/


なんでも戦場に送られた青年が、愛する女性を思う気持ちを歌った曲とのことで、カッチョエエ。ヴェノーヴァだとラ#、高いレ#、ファ#あたりで地味に苦労する感じであろうか。シ♭ってどういう指使いをするんだ?ラ#と同じだよね?音楽的素養の乏しい私は発狂寸前であります。

ヴェノーヴァはC管ということで「ハ長調」の曲だと楽勝なのですが、先生曰く「それではオモチャと変わらないです!他の楽器と合わせられない!!」ということで、さまざまな調の楽譜にチャレンジしつつ演奏の幅を広げるという感じですすんでおります。

ギターの方は腱鞘炎のため停滞していますが、ヴェノーヴァのおかげで音楽のある生活が送れるのは本当にありがたいことであります。










#141
2019年6月4日(火)
「この季節の掛け布団問題」

私は暑がりであります。たいていのデブは暑がりですからね(←いま自爆した)。

さすがに冬用の暖かい布団は片付けてありますが、いまは温度調整がなかなかに難しい。眠りにつくときは暑くて、明け方は冷えるのだ。

薄手の掛け布団を出したけど、暑くて眠れない。けっとばして寝る。こんなもん無理!とかいって。そしてお腹にひざかけをのっけて眠る。明け方、寒くて目が覚める。蹴とばしていた布団をあわててかけなおす。そして再び夢の中へおちてゆく。

ということで、薄手の掛け布団は足元にたたんで用意しておくのであります。そして、お風呂から上がって、髪を乾かして、あぢあぢあぢー、とか言いながらアクエリアスを飲み、歯を磨く。エアコンをつけて寝床に入り、しばらくぬいぐるみであそぶ。エアコンの冷気でいいかんじに身体が冷えたら、エアコンを止め灯りを消して枕元のスピーカーから聖書朗読を流しつつ、あおむけになるのであります。

暑いのでお腹にひざかけを掛けるのみ。そして聖書朗読に耳を澄ませる。「使徒パウロのコリントの教会への手紙1」とかをききながら

「相変わらず聖パウロの手紙は自分に酔っている感がハンパないな」

などと、信者にあるまじきことをチラリと思いつつ、みことばに耳を傾けるのであります。眠れない夜は、iPodを操作しつつ次々に聖書を聴いてゆく。どんなに「眠れない」と思っていても、聖書の威力は絶大でありまして、淡々とした朗読を聴いているうちに眠気がおそってくるのであります。やがて限界が来て、ストンと眠りにおちる。さすが、神のみことばは偉大(笑)。

そういう意味で、この人生のうちで「一番買ってよかったものは何か」と訊ねられたなら、「聖書朗読のCDでし」と迷わず答えるでありましょう。私を不眠症から救った本当に素晴らしいアイテムです。

そして、夢を見ているうちに、それも「歯がボロボロこわれる悪夢」とかを見ているうちに明け方となり、寒くなってきて目が覚めるのだ。

余談ですが私は歯が駄目になる夢をよく見るのですが、アレはいったい何なのでしょうか。

・ボロボロと歯が抜ける
・ガムのようなものが口の中に広がっていて、あらゆる歯にへばりついて取れない
・口の中が砂(っていうか謎の異物)まみれになる

というような悪夢をよく見ます。もう嫌になるぐらい繰り返し見てます。じっさいの歯は無事なんですけどね。先日も歯医者で定期検診を受けてなんともなかった。歯がヤラれるのは夢の中だけです。なんなんだよ・・・

そして話は明け方の「冷え」に戻るのですが、明け方はお腹にのっけたひざかけだけでは寒くて、目が覚めてしまうのだ。仕方なくトイレに起きて、ふたたび寝床に戻り、「あー寒い寒い」とか言いながら、足元にたたんである掛け布団を広げて肩まですっぽり入る。そして横で転がってるアリクイのぬいぐるみを引き寄せ抱き締めて、2度寝に入ってゆくのであります。

とりあえずはそんな感じで、面倒だけど足元に掛け布団を用意しておき温度調節をするという仕組みであります。










#142
2019年6月5日(水)
「カチューシャを新調した」

私はロングヘアなので食事の時に髪が垂れて口に入るなどという事態を避けるため、カチューシャを愛用しています。

以前は重い前髪をしていたのを、数年前にカットして前髪を作るようになってからは、大好きなアニメキャラ、シーマ・ガラハウみたいな感じになっています(ガンダムのOVA作品『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』知ってる?)耳を出すと完全にシーマと同じ感じになるので、いまの髪形を気に入っています。

機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY
https://www.gundam.info/special-series/gundam-works/special-series_gundam-works_20110128_476p.html


前髪が長かったころはマジで食事の皿に髪が落ちるほどであったから、カチューシャでオールバックにしたりしていました。そういう意味で今の髪型のほうが利便性は向上しましたねえ(髪の利便性ってナンだよ。笑)。

外出時、スマホは忘れてもカチューシャは忘れない。

私は頭のサイズがデカい(SHOEIのヘルメットでMサイズ)というか、ハチの部分がすごく出っ張ってるのでヤワなカチューシャでは髪が留まりません。小さいサイズのカチューシャだと、冗談抜きで頭から飛びます。特技「カチューシャとばし」で笑いをとるとか乙女心はすさまじく傷つくのですよ実際。

そんなわけで「頭に合う、しっくりくるカチューシャ」を選ぶのはなかなかに難しいのです。

雑貨屋さんではカチューシャチェックは欠かせません。とくに、ここ数年使い続けたカチューシャが壊れ始めた(カチューシャが壊れるってナンだよ、とかつっこまないでクレ。経年劣化と読み替えてくれてもかまわない)ので、マジでそろそろ新しいのを買わないとヤバ以状態に陥っていたのであります。

そして結論から言うと久しぶりに恵比寿で下車、アトレの雑貨屋さんでカチューシャを買いました。フィット感はまあまあ良好、頭から飛ばす心配もなさそうということで購入に踏み切りました。



カチューシャ

シンプルなデザインのカチューシャであります




これで「ラーメン食べ会」などにも安心して参加できます。よかった!!










#143
2019年6月6日(木)
「フラメンコの練習&ライブ コンパネの運搬」

フラメンコの練習会場に近所の区民センターのスタジオを借りました。

フラメンコは踊り手さんが、かかとに釘の打ってある靴で床を激しく打ち鳴らすので、基本的にどこでも練習できるわけではありません。音がすさまじく響く(端的に言ってうるさい)のと、あとは床そのものへのダメージが問題になります。

借りようと思っていた施設も、受付担当者が相当難色を示しました。フラメンコ練習には貸さない、ぐらいの強硬姿勢であります。交渉の結果、条件付きでの貸し出しにようやく同意してもらえた感じです。

条件のひとつがコンパネ(床に敷く板)を持ち込んで、スタジオの床へのダメージが絶対にないようにすること。

うむ。仕方がない。条件を飲むしかあるまい。

板を持ち込むのは、私が車を持っていて自由に使えるのなら大した問題ではないのかもしれませんが、基本的には私は公共交通機関を使ってのライブ・ドサ回りミュージシャンですから、自分で運ばなければなりません。どうする?

私と同じように「すべてをカートに装着してドサ回りしている」ギターの先生にも相談して、適当なコンパネを教えてもらいました。とりあえず必要最低限の、持ち歩けるサイズを買うべし。ということでコンパネは90×60cmの板を2枚入手しました。

床に並べて敷けば90×120cmの踊りスペースを確保できます。踊り手さんにはこの狭さでなんとかやってもらうしかありません。

しかし合板の重さはハンパではありません。運搬が問題です。私は背負うことにしました。

最近買い直した、ギターのハードケースを背負うためのアタッチメントを改造します。ストラップが短くて板を固定するのに足りないので、ギターストラップを縫い付けてストラップを延長しました。



コンパネ背負い用アタッチメント1

リュックのように背負えるようになっています







コンパネ背負い用アタッチメント2

外側はこのようになっています




これに加えて衣装とビデオカメラと大型三脚を持つとかどんな罰ゲームだよって思う。っていうか、肝心のギターが持てない(笑)。



板の上にギターケースをひっかける

ギターをソフトケースに入れて、板の上に強引にひっかけていく事にしよう!もうフラメンコの為ならなんでもするZE!!




ちなみに品川区民ホールということとで、区民なら安く借りられるかな、と思ったのですが、メンバーの半数以上が品川区民じゃないと「区民価格」にはならないということで、ウチら5人のバンド(品川区民は2名)は一般価格の適用となり思ったほど安くは無かった。しかも、すごく利用手続きが面倒くさいという。

これなら多少遠くても、最初から板の持ち込み不要なフラメンコスタジオを借りたほうがいいな、というのが今日の結論です。










#144
2019年6月7日(金)
「超やりたい!!JR東日本 横浜DeNAベイスターズスタンプラリー」

私は横浜大洋ホエールズ時代からの熱烈な横浜ファンであります。子供の頃の記憶力というのは素晴らしいもので

「行くぞ大洋 行くぞ大洋」

の球団歌がいまも血液の中を脈々と流れております。もうとっくにホエールズじゃなくなってるぞ!いまのDeNAの歌を歌え!と思うのですが身体にしみついてるのは「行くぞ!大洋」なのであります。

前置きはこれぐらいにして、いまJR東日本は我らが横浜DeNAベイスターズのスタンプラリーを実施しています。


5/31(金)からJR東日本が「JR東日本 横浜DeNAベイスターズ スタンプラリー」を開催!
https://www.baystars.co.jp/news/2019/05/0531_05.php



スタンプラリーチラシ(台紙)

五反田駅でスタンプラリーの台紙をもらってきた!!横浜行きたい!!




横浜を熱く盛り上げよう!スタンプを集めて完全試合を目指せ!
2019年5月31日(金)〜7月7日(日)

ピッチャーの今永くんと三嶋くんを熱烈応援している私としては狂おしいほどにやりたいのであります。

そして私の三嶋くんを酷な場面で連投させるラミレス監督のやり方を何とも言えない苦々しい気持ちで見ているのであります。まあ、そのへんの愚痴をいいはじめると止まらないので今日はヤメておきます。

しかし、ひとりスタンプラリーというのはハードルが高い。正直、こういう娯楽イベントは一人ぼっちで黙々とやるのはどうかと思うのだよ。

できることなら同じくベイスターズファンのダーリンとキャッキャウフフと盛り上がりながらやりたいものです。

・そもそもダーリンがいない
・そもそも身の回りにベイスターズファンがいない
・そもそもベイスターズファンのダーリンを見つける事自体が幻想に近い

という、「そもそも三重苦」では、どうすることもできないのであります。いちおうまだ完全にあきらめたわけではない。ベイスターズのAクラス入りを希望をもって見守っているのと同様に、私も今後ダーリン(ベイスターズファン)をみつけて7月7日の最終日にキャッキャウフフと二人でスタンプラリーをやる可能性だって、ないわけではないのだ。希望を捨ててはいけない。

いまはセ・パ交流戦の真っ最中でありますから、まずは盛り上がって応援してゆきたいのであります。誰だ!「12球団最弱」「みんなの貯金が増えるネ横浜銀行」なんて言ってる奴ぁ!!

ということでスタンプラリーはダーリンが見つかり次第、やろうと思います。まさにベイスターズが優勝するのと同じぐらいハードルが高いZE。

最後まであきらめない。流す涙は男の血潮。誓うナインでがっちり掴む。勝利の星は大洋ホエールズ!!

誰かファンの人いませんか(弱気)。










#145
2019年6月11日(火)
「セビジャーナスを踊ろう!!『5日間チャレンジフラメンコ』に申し込んだ」

今日は前置きが長いよ。

ご存知のように私はフラメンコ歌手&ラテンギタリストであります。ここ数ヶ月は腱鞘炎で腐っていますがまごうことなきギタリストであります。

そんな私が「どだい無理である」とハナからあきらめているのがフラメンコの踊りであります。私はいわゆる「ダンス系」のことができないのだ。身体にそういうセンスがないのですよ。盆踊りですらできない(関節のこわれたロボットみたいな動きで笑いをとるレベル)。

学生時代にスペインに行ったとき、同級生の女の子が授業のあとにセビジャーナス(アンダルシアの都市セビージャでさかんに演奏される舞踊曲)のレッスンを受けているのを尻目に、ひとりで自転車屋に行ったりしていたのだ。

しかしですね。

フラメンコ歌手をしていると踊りの事がまったく分からないというのは「ありえない」話で、踊り手さんの動き(や合図)を見逃さないようにして必要に応じて歌うというのが当たり前なのであります。

そして踊り手さんの巧みな動きを見ながら「やっぱりフラメンコの踊りはいいな」としみじみするのであります。

フラメンコライブを見に行くと、最後のアンコールなんかでセビジャーナスが演奏されて、「お客様の中で踊れる方はぜひご参加ください!!」みたいな流れになることがあるものです。そうして、踊れる人がそれこそステージと観客一体となって盛り上がるさまというのは、見ていて

うらやましい

のであります。正直、セビジャーナスが踊れたら楽しいだろうな、セビジャーナスだけでも踊れるようになりたいな、と思う。しかし通常の踊りのレッスンは月謝制ですから気軽に参加するわけにはいかないですし、まして「セビジャーナスだけ習いたい」なんて言えないのであります。

そして、ここからようやく本日のモモ通の本題に入るのであります。

我らがVIVAフラメンコギタースクールが、新たに「5日間チャレンジフラメンコ」というレッスン・プログラムを立ち上げました。


5日間チャレンジフラメンコ
https://vivafla.jp/5daysflamenco/


2019年7月1日(月)19時より、約50分のレッスンを5日間連続して受講し、セビジャーナスを踊れるようになろうという企画であります。

詳細は上記公式サイトのリンク先を見ていただくとして、特長としては

・月〜金の5日間、19時から50分間のレッスン
・5日間でセビジャーナスを一曲通して踊れるようにする(一曲完結)
・万一、欠席してもレッスン動画映像を提供してもらえる
・場所は赤坂
・受講料は5日間全部コミで2万円

というような設定になっています。



「このような方にオススメです」ということで、

・どうせ通うなら短期間に集中して習いたい

・何か1曲だけでも踊れるようになりたい

・家と会社の往復以外の出会いや交流がほしい

・気分転換やストレス発散したい


「フラメンコに興味ある!」
「仕組みが知りたい!」
「ちょっと踊ってみたい!」

という好奇心旺盛な方でしたらどなたでもOKです!



講師のJURINA(ジュリナ)先生とはステージでご一緒させていただいたことがあり、とてもセクシーかつ情熱的な素敵な踊り手さんなので、あの先生に教えていただけるならワタシがんばる!!みたいな気分になるのであります。

ということで、えい、やぁっ!と申込をしました。

モモ通読者の方で、セビジャーナスの踊りレッスンを受けてみたい方、ご一緒しませんか?詳細は上記リンク先のVIVAフラ公式サイトで確認していただければと思います。一緒にスペイン・アンダルシア娘を目指して頑張りましょう。

ってことで今年は踊りにも手を出しちゃうぜ。ナンなら踊りデビューしちゃうぜ。ウシシシシ。










#146
2019年6月13日(木)
「枕元Bluetoothスピーカーの使用をやめる」

私は毎晩、布団の中で聖書朗読(mp3ファイル)を聴いています。

猛烈な不眠症のため、これなくしては「寝られ」ません。

絶望的に「眠れない夜」であろうとも、とりあえずは処方された睡眠導入剤を飲み、布団に入り、聖書朗読さえ再生すればこっちのものであります。どんなに長くても2時間と聴いていられない。いずれ眠気に襲われて、気づかぬうちに寝入ってしまう。

正直言うと私は「低音」が好きなので女性の朗読よりも男性の朗読のほうが好きであります。若い女の子のかわいい声は、それはそれで好きなのですが、寝る前の朗読は男性の低音ヴォイスのほうが心地よく感じる。

ここでいったん話はそれますが私はミュージシャンでも、ハイトーンヴォイスの男性はあまり好きではありません。むかしは「低音の魅力」フランク永井とか、石原裕次郎とか、心地よい歌声の男性歌手はそれなりにいたのですが、どういうわけか最近のミュージシャンは揃いも揃って高い声の男性が多い。まったくもっていやな時代であります。

さて、夜の聖書朗読の「低音」をより心地よく聴くためのアイテムが、枕元に設置した小型のBluetoothスピーカーであります。あるのとないのとでは大違い。iPod touchの内蔵スピーカーではかなり「明瞭な声」として聞こえますが、逆に言うとすこし耳障りな感じがしないこともない。他方、Bluetoothスピーカーを通すことによって非常に骨太の低音が再生され、実に耳あたりのよい「くつろぎの音」が生まれるわけです。

欠点は電池の持ちであります。連日、寝落ちするまで(っていうか寝入ったあとも)iPod内の音声をBluetooth接続したまま再生し続けているわけですから、すぐに充電池が切れます。もう、しょっちゅう充電しないといけない。これがウザい。

もうひとつの欠点が、電源がオンになっているときのインジケーターランプが青色だということです。これが寝るときに目にうるさい。これから寝ようという時に、枕元で真っ青なランプがついている、というのは非常にイライラさせられます。「ブルーライトヨコハマ」byいしだあゆみじゃないんだから、せめて緑色か赤色で光ってクレ、と思う。ちなみに充電中は赤ランプが点灯し、これはこれで悪くない。

ということで、どうせ寝る前の聖書朗読を聴く時間は2時間に満たないのだから、今後は枕元スピーカーを使うのをヤメることにしました。iPod touchの内蔵スピーカーで済ませようという作戦です。AMラジオを聴いていると思えばさほど音質は気にならない。音楽を聴くわけじゃないから、たぶん問題ないと思うンだ。










#147
2019年6月16日(日)
「中古iPod touch(第5世代・16GBモデル)入手」

私は夜寝る時に枕元にiPod touchを置いて、聖書朗読を聴いています。

この、聖書朗読専用にサブのiPodを持つことにしました。聖書専用機があれば、

・前回の続きを聴きたいときの頭出しが楽
・バッテリーの管理が楽(朝起きた時にメインiPodの充電池が無くなっていると絶望する)
・枕元に置きっぱなしにできる

といったメリットがあります。アプリを使ったりネット接続したりする必要はなく、ただ聖書朗読のmp3ファイルが聴ければよいので、古い型でもかまわない。むしろ安く入手できれば、それにこしたことはない。

ということでネットオークションでiPod touch(第5世代・16GBモデル)を落札しました。送料込み3,200円。予算をちょっとオーバーしました。まあいいや。

A1509というモデルで、外側にカメラがありません。なんという役立たず。発売当時は底辺モデルだったものですね。むろん、私は音楽プレーヤー機能だけが使えればいいので実害はありません。っていうか枕元用にカメラ機能は要らない。

iOSのバージョンは9.3.5。最新のバージョンはiOS13ですから、絶望的な古さですね。でもアプリを使う目的はありませんから、まったく問題なっしんぐ。

第5世代は最新世代と同じくライトニングケーブルを採用しているので、充電コードで苦労する問題もありません。

さっそくセットアップを開始。どうせネットもしないので、Wi-Fiの設定すらしない。いきなりライトニングケーブルをひっぱり出し、iTunesと同期させます。聖書はプレイリストになっているので「プレイリストを選んで同期」して、聖書のプレイリストをことごとく選択し、同期。ここで余計な欲を出して音楽を入れることを考えるとまた面倒な「選曲、どうするよ問題」が発生しますから、今回は容赦なく「聖書朗読専用機」にします。



iTunesと同期

iTunesに接続し同期!聖書朗読のプレイリストを片っ端から転送します







聖書朗読専用iPod touchの完成

問題なく聖書朗読が再生されます




BluetoothもWi-Fiもすべてオフにし、純粋なタッチパネル式聖書朗読プレーヤーとして枕元で活躍してもらいます。余計な電波の送受信がなければ電池の持ちもよくなるであろう。

ということで無事にセットアップ完了。さあ。ウチに来たからには壊れるまで枕元で働いてもらうよ(ニヤリ)。毎晩聖書を朗読してもらおうか。










#148
2019年6月20日(木)
「夜のひとときは紅茶かほうじ茶で」

私はコーヒー大好き人間であります。間違いなくカフェイン依存症だと思います。なんていうか、人間何かしらに依存しないと生きられないと思う、っていうのがワタシの持論。酒とかたばことか、カフェインとか、炭酸飲料とか、チョコレートとか、ミントタブレットとか。まあ、依存する対象は非合法のもの(麻薬)じゃなければなんでも許されるだろうと思う。カフェイン依存症なんてカワイイもんだよ。

休みの日の真昼間、たとえばランチのあとに、コーヒーを一杯おいしく飲んで、そのあと30分ぐらい昼寝するとすごく気持ちいい。30分後、スッキリといい感じに目覚めます。あれはカフェインが効いてくるんだろうか、と思う。

静かな夜にしみじみと飲むコーヒーは格別のうまさでありますが、不眠症で苦しんでいる身でありますから、なるべく夜はコーヒーを飲まないようにしています。

夜はもっぱら紅茶かほうじ茶ですね。

コーヒーと同様、紅茶もストレートでいただきます。紅茶では圧倒的にアールグレイが好きです。香りが最高です。

日曜の朝にダージリンでいれる甘いミルクティーというのも悪くないです。

紅茶の魅力は「ブレンドの妙味」ということだろうと思います。そのへんにこだわりがありすぎると日東紅茶のティーバッグが飲めなくなっちゃったりしますから、あまりこだわらないほうがいい。「ブレンドの妙味」といえばパイプたばこも同じ。紅茶の楽しみとパイプたばこの喜びは非常によく似ていると思います。でも私はヴェノーヴァという管楽器をはじめたのを機にたばこをやめちゃったのでもうパイプを吸うこともないでしょう。月々、たばこにかけていたお金を今はヴェノーヴァレッスンの月謝にまわしています。

緑茶もいいけど寝る前ならほうじ茶かな。ほうじ茶は好き嫌いがあるというか、あの香りが嫌いな人は本当に「憎んでいる」レベルでほうじ茶をいやがるような印象がありますが、私は好きです。なんかいい感じで眠りに誘ってくれる味だと思う。私はティーバッグのほうじ茶がお気に入りです。なんていうか、たまにしか飲まない人にってはティーバッグは無駄がなくてよい。

ということで今宵も紅茶を飲み終えたらお風呂に入って、眠りにつくとしよう。










#149
2019年6月25日(水)
「森永チョコフレーク食べ納め」

販売終了のアナウンスがあった森永チョコフレークが、近所のスーパーに最終入荷ということで買ってきました。

コーンフレークをチョコでコーティングするという最高においしいお菓子であります。最近の子たちは「指が汚れてスマホの操作ができない」という理由でこれを敬遠し、売り上げがガタ落ちしたとか。そしてついに販売終了に追い込まれてしまった。

明治のカールがなくなったり、森永スピンがなくなったりとお菓子業界もなかなかに栄枯盛衰な感じがするわけですが、何はともあれ最後の森永チョコフレークであります。



森永チョコフレーク

さいごのひと袋であります




皿に山盛りにして箸で食べました。箸で食べれば手なんか汚れないよ!!とか思いながら、ああ森永チョコフレークよ永久にさらば、としみじみしたのであります。

今後は日清のチョコフレークで生きていくよ。グスン。










#150
2019年6月30日(日)
「都営交通の桃太郎に期待」

東京都交通局のマナー啓発ポスターで、桃太郎が地下鉄「鬼ヶ島行き」に乗る際、従者の猿や犬たちが駆け込み乗車しようとしているのを桃太郎が「走らないで!」と注意しているのがあって、大変気に入っています。

列車はもうドアが閉まりけておりタイミング的には絶望なのですが動物たちは必死なのであります。雉なんて汗をかきながら電車に飛び乗ろうとしているのでありまして、その絵がめちゃくちゃかわいいのであります。



桃太郎一行による地下鉄マナー啓発ポスター

オトナの対応がイカすぜ桃太郎!!




私は単純な人間なのでこういうシンプルでわかりやすいものが好きなのだ。

「都営で鬼ヶ島 1話 鬼ヶ島へ出発」というタイトルがついているので、シリーズが出てくるのであろう。続きを期待しようではないか。












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