モモンガ通信2021年(第2期) ヴェノーヴァとかフルートとかフラメンコとか・・・のどかさんの日常ヨタ話


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#29
2021年4月1日(木)
「作曲家のどか、発進」

寝ている間に見る夢はたいていシュールなものが多く、訳が分からない展開をみせているうちにハタと目が覚め、その瞬間にはもう何も思い出せない、というのがたいがいのパターンである。

しかし時々妙にリアルな夢や、目が覚めた時に記憶がハッキリと残っている夢を見ることがある。

私は寝ている時に名曲を編み出すという作曲の特技がある。すごくいいメロディが浮かぶ夢をしばしば見る。だが目覚めた時にはすでに遅い。まず間違いなく、思い出せない。夢の中で美しい曲を残したという悲しい想い出をやるせなく胸に秘めて辛い朝の目覚めを迎えるのだ。

それでも「断片だけでも」残したくて、枕元にはICレコーダーを置いている。夢の中でつくった名曲の断片を、鼻歌で残すのである。だが、しかし。うまくいった試しがない。寝ぼけ眼で鼻歌を歌い、やった!夢の断片を残した!!とか思うのであるが、あとで聞き返してみると


「謎の読経」


にしか聞こえないのである。なんの役にも立たない、無駄な録音である。聴いても謎の経文を唱えてる臭いしかしないのですぐに消去するレベルである。

しかし今回は、めずらしく鼻歌作戦がうまくいった朝であった。あ!この曲いいかんじだZE、という状態で目が覚め、猛ダッシュでICレコーダーのスイッチを入れ、フンフフフーと吹き込んでみたメロディをあとで聴き直してみると、それっぽいモノが、明らかに残っている。いつもの読経ではない、比較的まともなメロディラインをたもっている。

朝食をすませた後、せっかくなので譜面に起こすことにする。夢から覚めた直後の録音は曲のごく一部、たとえて言うなら「ウイスキーがお好きでしょ」のワンフレーズにすぎないので、何度も聴き、それにあわせた感じで前後をふくらませる。ギターでメロディを鳴らし、伴奏のコードを確認しながらじわじわと書き進める。こういう作業はフルートではできない。元ギタリストでよかった、と思いました。



手書きの楽譜

楽譜を手書きふにふに




楽譜を書きながら、いろいろとイメージをふくらませる。夜の横浜、本牧。雨の降るなか、ともる車のテールライト。私はこの曲をあるひとに捧げようと思った。とても大切に思っている人である。その人に捧げよう。大袈裟な言い方でもなんでもない、ほんとうに命の恩人である。どれほど私の支えになったか知れない人である。なんとしてでも、完成させなければならぬ。

ということで私は作曲家としていい感じにスタートを切ったところであります。完成した暁にはきちんとした形でこのサイトなりナンなりで発表したいと考えております。ナンなら10曲ないし12曲完成させて、かつて写真を発表していた時にやっていたのと同様、横浜を舞台にした1枚のアルバムとしてまとめられたらいいなと思う。

かつての写真家のどかは現在は作曲家として活動を再開しているのであった。オリジナル曲づくりは本当に楽しい。いささか変な話になるけれども、作曲という作業はそれほど体力を必要とするものではないので老後の趣味としても続けられそうである。写真で苦労したような、私の弱い視力があまりハンデにならない、というのはとてもありがたい楽しみであります。のこされた時間、がんばって続けてゆこうと思う。










#30
2021年4月5日(月)
「電池交換後の腕時計、1ヶ月で死亡」

ことしの2月、止まってしまった腕時計の電池を交換しました。

2021年2月15日(月)
「腕時計の表示の遅れ(電池切れ?)に焦る」
https://ezomomo.com/momo_j/2021/momo_j2021_1.html#15

この腕時計、しばらくは動いていましたが、3月半ばにいつの間にか停止していました。新品電池を入れて1ヶ月しか動かない、というのはあきらかに異常でありますから、もう駄目でしょう。古いものですからメカに経年劣化があろうかと思います。気に入っていたので残念ではありますが燃えないゴミに直行であります。

一番見やすいメイン使用時計が死亡したのはつらいものがありますが、当面はマイ・コレクションから適当な時計を引っ張り出してしのごうと思います。



デジアナ腕時計

代打の腕時計を投入




当面はこのデジ・アナ時計でも使いましょうかね。正直言ってあんまり見やすいとはいえない腕時計であります。










#31
2021年4月6日(火)
「ヤマザキ春のパンまつり2021白いお皿ゲット」

世界三大春祭りのひとつとされる(←適当)、ヤマザキ春のパンまつりのシールをセコセコと集めておりましたが、このたび無事に28点分集まりましたので、お皿と交換してもらいに行ってきました。



パンまつり2021のお皿

お皿げっと!




ことしのお皿はやや浅めの丸いタイプで、スパゲッティをのせたくなる感じでしょうか。トーストとかも良いでしょうね。嬉しいわぁ。

点数シール貼付期間は4月30日出荷分まで、ということでありますから、頑張ればもう1枚お皿ゲットいけるんじゃないか、などと余計な事を考えたりしております。すでに手元には5点分のシールが貯まっております。逆算すると残り24日で23点を集める、ということで1日1点のペースで貯めないと間に合わないということになります。そうまでして2枚目のお皿が必要なわけじゃないので、ここは焦らず騒がずいけるところまで行ってみる、という具合でよろしいかと思います。

なにはともあれ、お皿をゲットして嬉しいのであります。ルンルン気分で春を満喫しております。ありがとうヤマザキ。










#32
2021年4月8日(木)
「クオッカちゃん!!」

埼玉県東松山市にある「埼玉県こども動物自然公園」には、開園40周年を記念してオーストラリアからやってきたクオッカちゃんがいるということで、公式サイトやYouTubeからは目が離せません。

みなさまはクオッカをご存知でありましょうか。すごく雑な言い方をすれば(クオッカワラビーという)小型のカンガルーですな。

この動物は別名「世界一しあわせな動物」と呼ばれ、発達したあごのせいで口角があがって微笑んでいるような表情をしているのが特徴であります。これがとにかく、めちゃくちゃかわいいのだ。

埼玉県こども動物自然公園ではクオッカの赤ちゃんが生まれたりしてそれはそれはもう大盛り上がり。私もぜひ訪ねてみたいのだがちょっと遠いんですよね。オートバイという自由の翼を失った私は悲しみにうちひしがれるのであります。オートバイがあれば、ひとっ走りで行かれるのに。


どうぶつニュース 2020年4月24日
世界一しあわせな動物"クオッカ"が来園!
http://www.parks.or.jp/sczoo/news_special/detail/000245.html


ということで「クオッカに会いたい!!」と心の内で叫びつつ布団の中でモゾモゾしていたのですが、なんとヨドバシ.comでクオッカのぬいぐるみがあったのです。これはもう

「余っているポイントで買ってしまえ!」

ということになり、エイヤッとポチりました。手のひらサイズのフワフワなぬいぐるみがやってきました。うわー!!クオッカちゃんだ!!かわいい。



クオッカのぬいぐるみ

クオッカちゃーん!!はーい!!




ということで「ぬいぐるみはキリがないのでモモンガとアリクイ以外は買わない」というルールはもはや名実ともにどこかにいってしまい、こんどはクオッカを買い増ししてしまいました。のどか動物園はさまざまなけだもので一杯であります。










#33
2021年4月10日(土)
「本牧Deep Blue」

今回は私が作った最初の曲を皆様に発表いたします。いずれ、作品が増えてきたらちゃんとまとめておくコーナーを別途設けようとは思いますが、とりあえず第一作目はモモ通にて発表ということで。

曲のタイトルは"本牧Deep Blue"です。この曲は私の涙とともに、或る詩人に捧げます。本当は4月23日の「セント・ジョージの日」にアップする予定でしたが、明日死ぬかもしれないこの人生でありますから、すこしでも早い方がいいかと思い、ここにアップいたします。






"本牧Deep Blue"楽譜(pdfファイル)




横浜・本牧を舞台にした曲です。私自身の中にはいろいろと具体的なイメージがあって書いたわけですが、皆様はどんな印象を感じるのでありましょう。ぜひ感想をお聞かせください。

昨年、フルートを習い始めてから音楽が楽しくてしょうがないのであります。むろんそれまでギターを弾いていたので音楽が楽しいのは「今にはじまったことではない」のですが、フルートの先生にいろいろなことを教わって私自身ものすごく音楽的進歩を遂げ、ついに作曲をはじめるまでに至った次第です。

作曲自体は私の最大の弱点のひとつ、視力というものがあまりハンデにならない趣味ですし、インドアでひとり淡々と耽(ふけ)ることのできる地味な作業でありますから、老後に至るまで楽しめそうであります。

なぜ曲をつくるのか?それは「主イエス・キリストを賛美するため」の一言に尽きます。音楽活動はカトリック教徒である私なりの「祈り」なのであります。私はこの世においては塵(ちり)、芥(あくた)のような人間にすぎませんが、神を賛美せずにいられない。神に対する感謝の涙は止めることができない。

ああ、一曲でいいから、死ぬまでに美しい曲をかいてみたい、と思う。

そして写真と同様、私の没後300年ぐらいに発掘されて評価されればそれでヨイ。なにはともあれ第一作が完成したことを素直に喜ぶ私なのであった。










#34
2021年4月12日(月)
「寂しい人間、バナナにすら『やさしさ』を求める」

私はバナナという果物がとりたてて好きというほどではないのですが、嫌いでもありません。安いし手軽に食べられるのでよく買います。

今回スーパーで買ってきたのは「やさしさバナナ」と書かれたものであった。



バナナ

やさしさバナナ




一体なにが「やさしい」のかよくわからないのだが、寂しい人間としては見ただけでしみじみとしてしまい、そうかそうか、やさしさバナナなのか、とつい手にとり即カゴに入れました。

私はどちらかといえば根本的な部分でダメな人間であり、この世のクズといっていいほどのショボい存在ではありますが、自分では決して冷酷非道な人間ではないと思っているのです。気高さとやさしさだけは忘れたくないと思っています。気高く咲きつつ、絶望している人や困っている人がいたら駆け寄って手を差し伸べる人間でありたい。私からカトリックの信仰を取り除いたらカスしか残らない。

ということで、帰宅してコーヒーをいれ、これはやさしさバナナだなー、ありがてえありがてえとか言いながらムッタムッタとバナナを食べたのでありました。










#35
2021年4月14日(水)
「アニメ『Get Ride!アムドライバー』のDVD鑑賞で熱く燃える」

先月、ネットフリマで2004年アニメ作品『Get Ride!アムドライバー』のDVD(レンタル落ち)全巻セットが出ていたので購入に踏み切りました。

謎の敵「バグシーン」とたたかうヒーロー「アムドライバー」の、冒険の物語であります。アニメ本放送のときは序盤にあっとおどろくストーリー展開が素晴らしく、真実をつきとめるべく奔走し最後の敵との対決まで1年間の放送を見事に駆け抜けてゆきました。

放映当時は爆裂にハマってしまい、思い出深い作品となったわけですが、なかなかどうして久しぶりに鑑賞してもめちゃくちゃ面白いであります。魅力的なキャラクターが揃っていて、実にヨイ。ストーリーが、実にヨイ。楽曲が、実にヨイ。総じて素晴らしい。全身にアムエネルギーが満ちわたる名作であります。

キャラクターデザインとかって「時代」とか「流行り」とかがあって、私は最近のアニメ(の絵)が苦手です。目の描き方とか口の描き方とか。ロリ顔・巨乳の女の子が出まくってる最近の絵がどうもダメで、私はいつしかアニメ趣味を卒業しました。個人的には2011年に地上波放送された『TIGER & BUNNY』あたりが最後の輝きでありました。タイバニすら劇場版は見ていません。その後はもうアニメからは遠のいています。やっぱり私は古い人間なんですよね。私自身もアニメ製作の仕事をしていた地デジ化する前の時代、ブラウン管アスペクト比4:3の画面の時代が輝いていたと思うのであります。

さて。繰り返しになりますがアムドライバーはキャラクターがいいのであります。私は主人公(ジェナスくん)とコンビるムードメーカー的存在、ラグナくんのファンでありました。ラグナ・ラウレリアはお調子者っぽいところもありますが卓越した射撃の腕前をもっていて、やる時は必ず仕留める的なかっこよさがあり、主人公のジェナスや他のアムドライバー達を見事にサポートしています。

このラグナと良いムードになったのが本作ヒロインのひとり、シシー・クロフトちゃんです。DVDの第8巻の盤面にはこのふたりが描かれていてシビレる。ストーリーを思うと胸がいっぱいになる。



DVDの写真

ラグっちとシシーちゃん超かわいい!!この二人大好き




さて。好きなアニメ作品、むかしは『魔法の天使クリィミーマミ』とか『魔法のスターマジカルエミ』とかレーザーディスクを「保存版」として大量にコレクションしていましたが、いまは昔ほどそういうコレクションの情熱もなくなりまして、レンタル落ちの『満月−フルムーン−をさがして』と今回の『Get Ride!アムドライバー』の二作品をDVDで持ってるだけで満足しております。あとの作品はもう、円盤を買ってまで保存する必要もないかな。オタク的コレクション趣味もキリがないですからね。

ってことで『アムドライバー』見てます!マジ名作。私の第二次アニメブームに燦然と輝く金字塔です。自分以外に『アムドライバー』好きな人って会ったことが無いけれど、いいの。自分にとって名作なら、それで充分なのです。こういうのを「心の財産」と私は呼ぶのです。










#36
2021年4月16日(金)
「老眼がひどくてヴェノーヴァのリード・セッティングに苦労する」

今日のテーマは、まあタイトル通りの内容なわけですよ。私はヤマハのヴェノーヴァを吹くのですが、マウスピースに振動体であるリードを固定するセッティングで大変な苦労をしております。

老眼で適正なセッティング位置が見えないのだ。

ヴェノーヴァはソプラノサックスと同じマウスピースを使用します。葦、もしくは樹脂などでできたリードを適正な位置に配し、リガチャーという固定具で留めます。

「マウスピースとリードの間隔は髪の毛一本分」みたいなシビアな位置どりをするので、老眼の私は発狂寸前になります。手元が見えない!!もちろん老眼鏡(聞いて驚くなよ!プラス3.5ディオプターだ!!)を使いながらセットするのですが、苦労することに変わりはありません。

いろいろな楽器をやってみると、それぞれの楽器なりの、さまざまな苦労がわかって面白いですね。私はずっとギターをやってきた人間なので、リードのセッティングというのは「異文化だなぁ」と強く思うのであります。自分自身がいろいろな楽器に挑戦することで異文化を知る。そして、他の楽器を演奏する人を尊敬してしまう。

ということで最近は

・楽譜を見る時用の老眼鏡
・リードのセッティングに使う老眼鏡

の2本を持ち歩いております。

フルートの頭部管を適切な位置に差し込むのも視力的に辛いものがあります。ペンで目印を書いてなんとかしのいでいます。ま、ヴェノーヴァのリードよりは楽かな。

歳をとるにつれて細かい作業をともなう趣味っていうのは厳しくなるんだね。去年の春、ミニ四駆の組み立ても苦労したもんなあ。若いころは自分で自転車の整備とかやってたわけだけど、ブレーキ部分や変速機まわりのシビアなセッティングは今の視力じゃとても出来ないだろうと思います。

カトリック教徒の私としては、この苦役のような現在の人生はとっとと終えて、霊的な身体で復活する日が待ち遠しいのであります。復活した暁にはギター鳴らしたりフルート吹いたりして音楽をやりまくりたい。復活後は老眼もヘルニアも股関節痛もなくノーストレスで楽しめるだろうから、現世では多少の苦労を味わいながら、楽しく朗らかに老いていこうと思っています。










#37
2021年4月19日(月)
「エレキギターを買い直す計画」

私は今でこそ「ヴェノーヴァ奏者」「フルート奏者」を名乗っておりますが、フルートをはじめたのは去年の夏であります。それまでのメイン楽器はフラメンコギターでありました。

ギタリストとしての全盛期(?)は

・金属弦のドレッドノート(アコースティックギター)
・エレクトリック・アコースティックギター
・12弦ギター
・クラシックギター(フラメンコギターに改造)
・スペイン製のフラメンコギター
・サブのフラメンコギター
・ミニギター
・エレキギター
・アンプ内蔵エレキギター
・エレキベース

と各種取り揃えて「現在9本所有ずら」とか「10本目のギターを買ったずら」とか平気で言っていたのであります。

その後、ストレートに言えば「金に困って」あまり弾かないギターを売ったりしたわけですが、売却したことを後悔して買い直す、というような馬鹿なことを繰り返していたわけであった。

もうエレキはやらん、とか言ってエフェクター、アンプ等を含めてエレキ関係の機材の一切合切を売却したのはいつのことであったろうか。モモ通のバックナンバーを調べてみると、ウクレレの金策のためにギターを4本売却したのが2019年8月、エフェクターなどの機材を売ったのが2019年10月のようであります。その後私はメイン楽器をフルートに持ち替えたこともあり、

・中学時代から使ってるドレッドノート(アコースティックギター)
・ヤマハのフラメンコギター

の2本だけを手元に残して細々とギターライフを楽しんでいるのであります。

さて。作曲という作業にギターは欠かせないのであります。コード進行を考える時に、もっとも手軽に和音を鳴らせる楽器だからであります。またメロディを鳴らすのも容易、ナンの音かもすぐわかるということで、作曲をはじめてからギターの重要性が再び「上昇」したのであります。

そしてしみじみと「やっぱりエレキギターが1本、あったほうがいいな」と痛感したのでありました。

お気に入りだったアイバニーズやアリアプロのエレキを容赦なく売却した過去の自分を呪ったところで話は前に進みません。過去は変えられないのであります。私は改めてエレキをいっぽん入手すべきであろうか?と、思い悩む日々が続きました。

ううむ、エレキギターが欲しい。何度も買ったり売ったり、アホとしか言いようがない。










#38
2021年4月21日(水)
「レスポールが欲しい」

ギターというのは基本的に「出したいサウンドによって使うギターを持ち替える」という世界であります。しかし私はいまからエレキギターを何本も揃える狙いはない。とりあえず厳選して1本だけエレキを所有する人生、というのにしたいと思う。

では、何にするか。

一本だけ持つならレスポールタイプか、テレキャスター・シンラインタイプ、もしくはスクワイヤーのジャグマスターがいいな、と思う。

以前、アイバニーズのレスポールタイプを使っていて、それがすごくしっくりくるギターだったのです。テレキャスターやディンキーなど、数々のエレキを買っては手放したけれど、レスポールタイプが一番自分に合っているように感じました。構えてしっくりくる。弾きやすい。好みの音が出る。ピックアップはアクティブのハムバッカーを2基搭載した、あのアイバニーズは本当に素晴らしかった。見た目もかっこよくてロック志向な私としてはレスポールタイプは問答無用で第一候補になる。

第二の候補として出てくるのがテレキャスター・シンライン。これはエレキギターについてナンの知識もなかったズブの素人だったころに、一番最初に「一目惚れ」したギターなのであります。とにかく見た目が好き。これ大事。

第三の候補はスクワイヤーのジャグマスター。ショートスケールのかわいいギター。持っていたなかで一番デザインが気に入っていた。あれを新品で買えた時代はヨカッタ。ぜひとも買い直したい。でも、限りなく珍品に近いギターなので探すのが大変です。再入手は事実上不可能であろう。

さて。本家ギブソンのレスポールも、本家フェンダーのテレキャスター・シンラインもすさまじい値段がします。20万とか30万とかそういう次元でありますから、新品を買うのは絶望的であります。第一、それだけのお金が手元にあるなら、フルートを買い増すほうに資金を投入したいと思う。

まともなエレキギターを新品で買おうと思ったら、予算は最低8〜10万円ぐらいであろうか。フェンダージャパンの1本を買おうとしたら安くてもそれぐらいする。

たとえばスクワイヤーのシンラインが59,400円。本家フェンダーではなく廉価版のスクワイヤーでもこれぐらいはするのである。それすら私にはキツい。

じゃあアンタ、逆に訊くけどサ、いくらまで出せるのよ?と言われたら「そうねえ中古品でいいから2万円くらいかな」とか言ってしまう私はもう、ハナから勝負にならないのである。2万円のギターなんて、安ギターである。こう言ってはナンだが、とうてい「まともなギター」とは呼べないような、だめなモノが多い価格帯である。正直、ゴミである。でもそれしかお金は出せない。私はフザけているのではない。生活水準を考えると今買えるのは2万円のギターがやっとなのである。

なので私はかつて持っていたアイバニーズと同型のモデルが中古市場に出ていないか、中古サイトやオークションをタカの目で見張りました。あれなら2万円ぐらいで買い戻せるのではないか、と思ったのです。しかしマニアックなギターであったから、そうそう中古市場にでてくるものではない。それに、仮に予算内で見つけたとしても、コンディションまではわからない。

そもそも中古品というのは買うのが難しいものだ。店頭で試奏して買うならまだいいが、ネットオークションなどはまず間違いなく「博打」になる。貧乏人ほど堅実な買い物をするべきであって、ネットオークションで勝負に出る、など論外なのである。

私は頭を抱え、新品で買うならあきらめて安ギターしかない、と覚悟を決めました。サウンドハウスのサイトを開き「価格の安い順」で商品を表示しつつため息をつく日々がつづいた。

まあまあ悪くないかな、と思わせるヤマハのエレキギター、パシフィカが31,680円。天下のヤマハである。やはりお金を出して買うならこのあたりであろうか。なんか悲しい妥協点だな。レスポールタイプですらない。こういうふうに値段で決めて悲しい買い方をすると、後悔する日がくるであろう。パシフィカは、やめておこう。

さて、どうしよう。










#39
2021年4月23日(金)
「エピフォンでいこう!!」

かつて私はエピフォンのSSTクラシックというソリッド・エレガットギターを持っていました。

ナイロン弦のソリッド・エレキギター、言うなればチェット・アトキンス・モデルのクラシックギター版という「世にもまれなる珍品」で、エピフォンなだけに作りは猛烈にチープでしたが、唯一無二の存在であり買った値段とほぼ同額で売れたという伝説のギターであります。

エピフォン、あれはいいものだ。本家ギブソンは無理でもエピフォンのギターなら後悔しないんじゃないか?

本家ギブソンのレスポールはン十万円の世界なので購入は無理としても、ギブソンの傘下にある廉価版のエピフォンの(それでも正式にレスポールを名乗ることができる)安物レスポールを買おう、という方向に気持ちは固まっていきました。せっかく「一本だけエレキを所有」するなら、やっぱり好きなギターがいい。レスポールの廉価タイプが欲しい、と思いました。

サウンドハウスでエピフォンが見当たらないので、イシバシ楽器のサイトを覗いてみる。私は今使ってるフルートをイシバシ楽器で買っているので、イシバシ楽器なら通販も信頼してヨイとみている。

WEBSHOPでレスポールタイプを「価格の安い順」で検索してたちまちのけぞった。いきなりすごいのを見つけた。一番最初に表示されたのがエピフォン・レスポールSLというモデルである。いわゆるスチューデントモデルであろうか。値段はおどろくなかれ、13,580円である。中古ではなく新品の価格である。しかも色は私の大好きな黄色。非常にポップなデザインの超かわいいレスポールだ。



レスポールSL

新品で1万3千円台の素敵なレスポール




ナンだこれは。こんなレスポールがあるのかよ。信じられない。あえて言うなら「おもちゃレスポール」という感じであろうか。いったん呼吸をととのえ、YouTubeでこのモデルを検索し、レビューなどを片っ端から見てみる。チープだぞ!かわいいぞ!!

私は心臓が高鳴るのを感じた。これいいじゃん。間違いなくいいじゃん。個人的にはエレキギターのデザインはポップ路線よりもシックな方が好きなので色はヴィンテージ・サンバースト(13,750円)のほうがよいかもしれない。しかし私のイメージカラーである黄色も捨てがたい。かつて黄色いZO-3を持っていたが、やっぱり黄色いギターはいいもんである。ううむ。どうするよ?もう心臓バクバクである。

だが話はここからなのである。ギター選びはこの「色違いの二者択一」とはならなかった。さらに画面をスクロールさせると、エピフォンのレスポール・スペシャルVEというモデルが現れたのだ。こちらは茶色の艶消し塗装で、見た目が私の、どストライクであります。こういうシブいギターがいいのよ!!



レスポール・スペシャルVE

オヤジ臭すらただようブルーズィな茶色の激シブ・ギター




しかもスペシャルVEはピックアップがハムバッカー2基である。さっきの黄色のレスポールSLはシングル2基であるから、ハムバッカー派の私としてはこっちの方がヨイ。値段は17,600円!!マジか。

またしてもYouTubeでスペシャルVEを検索しレビュー動画を見まくる。レビュアーは「作りはとってもチープですが」などと言いつつ、なかなかにいい音を出してギターを奏でている。

私の決心は固まった。後者、エピフォンのレスポール・スペシャルVEを買おうと思った。これを私の最後のエレキギター、終着駅にしようと思ったのです。そうと決まれば話は早い。私はただちにカートに入れ、間髪を入れずに購入ボタンをクリックしました。

さて、この買い物は吉と出るか凶と出るか。何はともあれ、私はエピフォンの安ギターをポチったのであります。










#40
2021年4月26日(月)
「エレキギターを鳴らすための、エフェクター選び」

ということで前回のモモ通に書きましたように私はエピフォンのエレキギターを注文しました。

エレキギターは基本、アンプにつないで鳴らす楽器でありますが、まさかエレキの爆音をこの工房内で出すわけにはいきませんから(そんな事をしたらご近所の人にマジで刺される)、ヘッドホンにつないで「ひそやかに鳴らす」ようにしたいと思います。

エレキギターにヘッドホンをつなぐためによく使われる機材が「マルチエフェクター」であります。本来はギターとアンプとの間にさしはさんでギターの音色を自由自在に操るものです。これにはたいてい「ヘッドホン端子」がついており、単体でギター練習用ヘッドホンアンプのように使えるのが特長です。

むろん私もかつてはZOOMだのBOSSだの、けっこうな値段がするマルチエフェクターを所有していたものでありますが、すべて売却したので今は手元にありません。

なので今回、また買い直すことにします。かえすがえすもアホだなぁ、と思う。

私の実体験としてあるのが「マルチエフェクターの操作が難しすぎて使いこなせない」という苦い過去であります。エレキギターは自分で音作りしてナンボ、とか言われるわけですがそんな自由自在に扱うことはできなくて本当に苦労しました。結局、マルチエフェクターにプリセットされた音色をとっかえひっかえして使うようなレベルでありました。

その「痛い過去」をふりかえり、こんどはできる限り操作が簡単なものを買おうと思います。どんなに機能が良かろうとも、何万円もする上位機種とかは要らない。安くてシンプルで理解しやすい「昭和アナログ世代」でも使える機材が欲しい。

いったん過去の話になるが、最初に買ったのはZOOMのG1であった。理由は安かったから。これが複雑すぎて使いこなせなかった。プリセットのパターンで鳴らして遊んでいたが、知り合いの高校生がこれからバンド活動をはじめるというのであげてしまった。

その後は「マルチエフェクターは難しい」という結論からBOSSのコンパクトエフェクターをチマチマと買うようになった。単体のコンパクトエフェクターは非常にわかりやすいので私でも何とかなった。だがそれだとヘッドホンを使った練習ができない。

やっぱりマルチが要るな、と言って奮発してBOSSのGT-1を買った。使い方のガイドブックまで買ったが、操作の難しさに発狂寸前であった。また悪戦苦闘の日々が続いた。

ほかにもKORGのPANDORA STOMPを買ってPCでエフェクトをエディットするとかアレコレ試したのであったが、操作に苦労したのはいつも同じだった。

できるだけシンプルなマルチエフェクター、ないですかね?私は各メーカーの取説をダウンロードしながら「一番わかりやすいもの」を探していた。いまの流行というか世代というか潮流でいくならZOOMのG1 FOURが本命なのであろうが、取説を見る限り私にとっては難しそうであった。これは、間違いなく使いこなせないであろう。

結論。VOXのStompLab IGというのに決めました。



StompLab IG

なかなかいいデザインのマルチエフェクターではないか




・説明書がなんとなく理解できた
・乾電池(単三形乾電池4本)で動くのがいい
・値段が約5千円と安い

というのがその理由であります。過去に何度か店頭で手に取ってみて「こんなショボいものが使いものになるのかナ」と馬鹿にしていた製品であります。立場が変われば視点も変わるのです。かつてはショボくみえた機械も、今の私にはシンプルなインターフェイスのわかりやすい機材に見えています。マルチエフェクター・アレルギーの私に使えそうな唯一の製品であります。

ダウンロードした取説を印刷し何度も読み返しております。イメージトレーニングは万全です。










#41
2021年4月28日(水)
「ひと足先にマルチエフェクターが届いた」

ネット通販で購入したVOXのStompLab IGが手元に届きました。

これ単体ではなんの役にも立たないのであります。エレキギターがまだ届いていない今、実にもどかしいのである。たとえていうなら「ヘルメットが届いたけどオートバイがまだ無い状態」であろうか。

なにはともあれ開封であります。うむ、取扱説明書を事前にダウンロードして読み込んでいたので、なんとなく恐怖心は薄めだぞ!!

要するに一番左のツマミで音楽のジャンルを選んで、好みのプリセット音色を呼び出せばよいのだ。プリセットで遊べればもう充分。自分なりの音をセッティングするのは10年後でかまわないだろう。



StompLab IG

StompLab IG キター!!




ただ、乾電池交換のたびに底面のネジをいちいちはずさなきゃいけないのはダメ設計だと思いました。時代遅れの楽器業界といえどもこれは許されない・・・と思いながら手でゴム足をまわしてみたらすんなりと緩みました。いちいち「ねじ回し」を出さずに済むようです。これなら、いっか。

くっそう早くギターが届けばいいのに。










#42
2021年4月30日(金)
「今年の連休は家でひっそりエレキギター遊び」

東京は「緊急事態宣言」が出ちゃったので、遊びに行くのは自粛!であります。もう、絶対ステイホームで感染防止につとめるよりほかにない。

しかし私はノー・ダメージであります。エレキギターとマルチエフェクターを注文したので、連休は家にひきこもって音楽をやって楽しもうという計画であります。

ということでギターが届いたぜい!!さっそく開封ぅ。



エレキギターの箱

レスポール届いたぁ!







レスポール

艶消しのボディ色がイカしてるネ!







レスポールのヘッド

渋いおっさんみたいなかっこよさだわ!!




先に届いたマルチエフェクター、VOX StompLab IGにつないでみようじゃないか。

さっそくシールドでギターとマルチエフェクターをつなぎ、ヘッドホンを挿して音出ししてみました。やばいぜーエレキだぜー。もうエレキはやらん、とか言って2年もたたないうちに舞い戻ってきちゃったね。

ひとまずギターとエフェクターの双方に初期不良がないことだけ確認し安堵したのだった。通販で買うと返品交換とか面倒ですからね。動作確認、これ大事。

明日から遊ぶよん。気分はラケンローラーだぜい!!










#43
2021年5月6日(木)
「レスポール最高」

かくしてエピフォンのレスポール・スペシャルVEを購入したわけですが、これがすこぶるよろしい。

VOXのStompLab IGにつなぎ、ヘッドホンでモニターしながら音を出していると、よだれが垂れるほどに気持ちがいい。フルートを吹く気持ちよさとは違う快感があります。



ニホンカモシカのぬいぐるみも満足の表情

わたくしも満足の表情




StompLab IGはいろいろな音が出せるマルチエフェクターですから、クリーンな音を選ぶと甘い音が出るし、ハイゲインのディストーションサウンドもいい感じである。エレキギターの歪(ひず)んだ音というは本当に癖になりますね。私はピロピロ速弾きとかはできないのでパワーコードでリズムを刻むのがせいぜいですが、それにしても楽しい。

やはりエレキギターはギタリストに一本はあったほうが良いものだと、しみじみ思った。そして、どうしても一本だけ選ぶならやはりレスポールタイプになるな、と思いましたね(自画自賛)。

それにしても渋くてかっこいいギターを選んだものである(再び自画自賛)。地味な外観だが飽きがこない感じで非常によい。ポップカラーの明るさ、心が弾む感じは無いが、ひとりで部屋で鳴らすにはこれで充分である。いや、これならハードロック・バンドに誘われても臆することなく参加できるであろう。

「ナイトレンジャー、やりませんか?」
「いいですねぇ、やりましょう」

みたいな会話が弾みそうである(←いまどきそんな奴いねーよ)。

そいういう次第でレスポールを買ったことに非常な満足を得たわたくしでありました。ゴキゲンであります。










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