公道を走れるモデルではないのですが、カワサキのオフロード車でKLX110R Lというのがあります。
カワサキ公式サイトはこちら。その名にふられた数字から容易に察しがつくことですがエンジンの排気量は111ccしかない、非常にちいさなオートバイです。本格的な競技用車両ではなくて幅広い層がオフロード走行を楽しめるようにつくられた趣味的なおもちゃ、という感じです。フロント14インチ、リア12インチのホイールとのことですが「ジュニア専用設計」ではなく大人もOKですって(※体重70kgまでという制限がある)。私は悪路を猛スピードで走りたいとかジャンプしたいとか思っている訳ではなくて、荒れた道でも自在に扱える、万が一横倒しになっても自力で容易に起こせる二輪が欲しいというただそれだけの欲望しかないので、KLX110R Lは実に良いな!と思うのであります。でも公道走れないモデルじゃ買う意味がないですから、残念な話です。かつてホンダにはXLR80Rという排気量80ccのちいさなオフロードモデル(公道走行可能)があり、他メーカーにライバルとなる車種が存在しないこともあって、これが欲しくてならなかった。1987年のホンダ公式ニュースリリースが
今もこちらで見れます。当時は空前のバイクブームでしたがXLR80Rはまったく売れてなかったですね。最近はこういう見るからに楽しく遊べそうなワクワクするオートバイが無くて本当に寂しい。