デジタル写真自家カラープリントとか横浜とかフラメンコとか・・・のどかさんの日常ヨタ話


モモンガ通信 2018年


#1
2018年3月25日(日)
「帰ってきちゃった(ごあいさつ)」

モモンガウォッチャーの皆様、いかがお過ごしでしょうか。

かつて「工房 エゾモモンガ」にて連載していた「モモンガ通信」を、ブログという形で復活させることにしました。復活にあたっては本家サイト内でやろうと思ったんですけど、いまさらHTML書くのが面倒なので既存のブログサービスを利用することにしたのです。(※注)

復活のきっかけとなったのは、ことしのお正月に目標として「横浜撮影を再開しよう」と決意したことにあります。2016年に転居したのに伴い暗室を完全に畳んでしまったので、私の中でフィルム写真文化が終焉を迎えました。これからは嫌でもデジタルカメラを使ってゆくより他はない。過去に一度、デジタル写真への転向を目指したもののPCでの画像データの扱いやプリントに苦労し、尻尾を巻いて撤退したことがありました。しかし今はそんな悠長な事を言ってられません。デジタル化しなければ自家カラープリントは不可能。そこで工房 エゾモモンガ開設15周年である2018年を「のどか的デジタル写真元年」にしようと決めたのであります。

ふだんのヨタ話(モモ通の定番ネタである通院の話とか、本業であるフラメンコの話とか)は本家サイトのトップページで更新するとして、このブログでは写真に関する真面目な話をしてゆこうと思っています。カメラ、レンズ、PCでの画像データ処理、インクジェットプリンター、写真用紙、等々のネタをじわじわと扱ってゆくつもりです。デジタル・テクノロジーに弱い私が右往左往する姿を赤裸々に綴る感じになろうかと思いますが、そこは生暖かく見守っていただければ有難いのであります。

更新は不定期になると思います(日々のヨタ話は工房 エゾモモンガの本家ウェブサイトをごらんください)。フィルム時代に到達できなかった「のどかな色彩」を求めてデジタルの荒野をめざすのがこのブログの趣旨でありますから、私自身も身が(っていうかウエストが)引き締まる思いです。

何よりも本家サイトで「新作」を皆様にお見せする事が一番の目標であります。

今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。主の恵みが皆様に豊かにありますように。



※注:当初はNinja Blogというサービスを使ってはじめたのですが、サーバーのトラブルが多く更新したい時にできない事態が多発したため、ふたたび本家サイト内のコンテンツとして構築し直しました。2018年6月更新分以降は、外部サービスは使用していません。





#2
2018年3月25日(日)
「デジタル写真の自家カラープリント(大伸ばし)について考える」

フィルムカメラを使っていたころは、66判の二眼レフカメラで撮影して六切サイズ(8×10インチ)にプリントしていました。当時使っていた印画紙現像用のスロット式プロセッサが六切サイズまでだったためです。

その後カラー印画紙現像用に購入した保温機能付のNOVAプロセッサも六切サイズまでのものでした。

六切サイズはA4判より少し小さいサイズで扱いやすく、また値段も手ごろ、そのうえ薬液の使用量も少なくて済むということで「全体的にみてハンドリングが良好」なのですが、作品として見たときに正直言ってサイズが小さいと感じていました。

できれば四切(10×12インチ)もしくは大四切(11×14インチ)でプリントしたいという願いがありました。

当時、自家カラープリントの必需品とも呼ぶべき藤本写真工業のLUCKY CP32プロセッサは小半切(12インチ×16インチ)まで対応ということで、これを導入するのが唯一の解決法と思っていました。小半切はA3サイズとほぼ同じ大きさです。

しかしCP32は40万円もする機械ですし、当時はモノクロ用の引き伸ばし機しか持っていなかったのでカラー引き伸ばし機(欲しいのが20万円ぐらい)への買い替えも含めると、導入への道のりは果てしなく長く思われました。

そうこうしている間にフィルム写真市場はすさまじい勢いで減少し、フィルムや印画紙の製造中止がアナウンスされはじめました。製品ラインナップの縮小にともない、私の常用していた印画紙や現像液、フィルムも販売終了となってしまいました。

写真作品づくりにあたっては「製品化された感材」なくしては語れません。愛用の製品が販売終了となったら、イチ消費者にすぎない写真家には打つ手はない。私は自分の使いたい印画紙もフィルムも無くなった時点で完全にヤル気を失いました。かろうじて残った製品も値上げのラッシュで「フィルム写真イコール貴族の趣味」になってしまい、私は「フィルム写真の自家プリントはもう駄目だな」と思いました。

結局CP32もカラー引き伸ばし機も入手しないうちに、私はフィルム写真をやめる決意を固め、2016年の転居にともない暗室用品を処分しました。

ちなみに藤本写真工業は2008年3月をもって業務終了、プロセッサ用の消耗部品供給を担っていたケンコー・トキナー社によるパーツ製造は2016年1月末で終了しています。

で、ここからようやく本題に入るのですが、デジタルカメラで撮った写真をプリントするために必要な「インクジェットプリンター」をどれにしようか迷っているところです。

いま使っているA4サイズのプリンター(エプソンPX-045A)ではプリントサイズ的にもスペック的にも話になりません。何しろ当時、なんのコダワリもなく一番値段が安いプリンターを買ったのです。次こそはちゃんとした写真用のプリンターを導入する必要があります。

カメラ量販店で実機を見てきました。


A2ノビ対応のエプソンSC-PX3Vというのが「最大サイズ」でした。気になるお値段は16万5千円コース。フィルム写真用のプロセッサ、藤本写真工業のLUCKY CP51が80万円、CP32が40万円でしたから、インクジェットプリンターは思ったよりも安く感じられました。これを導入すればフィルム時代には叶わなかった大伸ばしプリントの夢が現実となります。

しかし設置スペースの問題が発生しました。うちには物理的に設置不可能なサイズだということが判明。いくら私が写真狂でもここまで大きい機械を置くのはさすがに無理だわ。そこで、ひとまわりほど小さいA3ノビ対応のプリンターに照準を合わせることにしました。

エプソンSC-PX5V II 8万3千円コース

エプソンSC-PX7V II 6万5千円コース

しつこいですがフィルム写真用のプロセッサ、LUCKY CP32が40万円でしたから、破格の安さに感じられます。6万円台だってよ!!


こちらの2機種はギリギリ置けそうです。カタログには「四切 / A3ノビモデル」とあります。四切(10×12インチ)がイケる、というだけで心が躍ります。ちなみに私は六切だの四切だの、ついフィルム時代の印画紙サイズで語ってしまうわけですが、デジタル時代の現代においては「A4」や「A3」というサイズを使うのがスタンダードなようです。なんでもいいよ私としては。A3サイズの中心に正方形のプリントができれば私としては「御の字」ですから、あとは上記2機種のどっちにするか、それだけ悩めばいいみたいですね。

経験上、プリンターの寿命は意外と短いというのが私の持論ですから、底辺モデル・6万5千円コースのSC-PX7V IIを選ぶのがよいかもしれません。壊れたらまた新しいのを買わなければならない=無理して高いのを買う必要はないという理論です。

遅くとも今年の夏頃までには導入したいところです。デジタルカメラ、パソコン、プリンターの3つが揃ってはじめて「デジタル写真の自家カラープリント」ができるわけですからね。





#3
2018年3月29日(木)
「デジタル自家プリントのランニングコストを考える」

フィルム写真の感材がすさまじいほどに「値上げ」している現代、比較するのも無駄という気がしますがいちおうどれぐらいの差額なのかを見ておこうと思います。価格はヨドバシ.com調べ(2018年3月29日)。

フィルム用モノクローム印画紙

(8×10インチ)
イルフォード ILFORD
マルチグレードIV RCデラックス 44M 8×10インチ 20.3×25.4cm 100枚入
14,580円
かつての愛用印画紙ですが・・・すごい値上げしてますね。

(16×20インチ)
イルフォード ILFORD
マルチグレードIV RCデラックス 44M 16×20インチ 40.6×50.8cm 10枚入
9,050円
1枚905円であります。もう、手の届かないレベルの値段です。


フィルム用カラー印画紙

(8インチ×10インチ)
富士フイルム FUJIFILM
フジカラープロフェッショルペーパー Pro-L(ラスター) 六切 100枚
9,640円
おお、イルフォードのマルチグレード・モノクロ印画紙より安いじゃん。いちおうね。

インクジェットプリンター用印画紙
(A4サイズ)
富士フイルム FUJIFILM
G3A4100A [画彩 インクジェットペーパー 高級光沢紙 100枚 A4]
1,430円
現時点で私が常用している紙がこれです。100枚で1,430円は安いですね。

富士フイルム FUJIFILM
WPA460PRO [インクジェット用紙 画彩 写真仕上げPro A4サイズ 60枚入 超光沢 厚手]
3,130円
本気で作品を残すなら写真仕上げProを使ってみたい。値段はちょっと高め。1枚当たり53円ぐらいですか。

(A3サイズ)
富士フイルム FUJIFILM
G3A320A [インクジェット対応 画彩 高級光沢紙 A3サイズ 20枚]
1,160円
1枚当たり58円。

富士フイルム FUJIFILM
WPA310PRO [画彩 写真仕上げ Pro A3 10枚 超光沢 厚手]
1,130円
1枚当たり113円。A3でこの値段なら文句はないんじゃないか。

インクジェットプリンター用紙はA3の高級紙を買っても1枚あたり113円と安価だということがわかりました。A4の「画彩」でテストプリントし、気に入ったショットがあればA3の「画彩 写真仕上げ Pro」を使って本番印刷、という運用ができると思います。

つづいてインクカートリッジ代と、カラープリント用薬液の値段比較をしてみましょう。

インクジェットプリンターと言えば「インクカートリッジがバカ高い」というイメージがあります。そのあたりを見てみましょう。

まずはフィルム写真の薬液。
コダック Kodak
Kodak エクタカラーRA発色現像補充液 RT 10L [10L用 補充液 パートa、パートb、パートcの3本入]
これで処理液2リットルがつくれます。ヨドバシ価格で5,000円。
コダック Kodak
Kodak RA-4BF [10L用 カラーペーパ-用漂白定着液 2本組]
これで処理液2リットルがつくれます。ヨドバシで3,910円。
発色現像液と漂白定着液をあわせると8,910円ですね。昔は6千円ぐらいだったきがするけれど、値上げしたんでしょうね。

次にインクジェットプリンターのカートリッジを見てみましょう。
プリンターは仮にエプソン EPSON SC-PX7V II [A3ノビ対応 インクジェットプリンター プロセレクション 有線・無線LAN対応]を買った場合です。このプリンターにつかうのは
エプソン EPSON IC9CL88 [インクカートリッジ 9色パック]
11,730円
ううむ。・・・確かに馬鹿高いですね。たかがインクカートリッジのセットで1万1千円を超えます。ただフィルム写真の薬液が9千円コースですから、3千円高いだけ、と考えるとまあ納得できる範囲です。
プリント用紙(印画紙)の安さはインクジェット用紙の方が圧倒的ですから、用紙代+インク代で考えてもランニングコストはインクジェットプリンタに軍配が上がります。
忘れちゃならないのがフィルム写真だとフィルム代とフィルム現像代がかかる点です。私の常用カラーネガフィルムはとっくの昔に販売終了しているので現実問題としてフィルム写真は事実上不可能。無いものは無い。このようにランニングコストを考えるまでもなく、今後はデジタル写真以外は考えられません。
今日の結論としては、自分で言うのもナンですがいいタイミングでフィルム写真から撤退したと思っています。





#4
2018年4月4日(水)
「インクジェットプリンター エプソンEP-50Vはどうか」

現在はデジタル写真の自家カラープリント(大伸ばしプリント)を目指しています。エプソンプロセレクションと呼ばれる上位機種のラインナップを眺めながら、次はどのプリンターを買おうか迷っているところです。フィルム写真の頃のプロセッサに比べればだいぶ安いとはいえ、けっこうな値段がします。

そんなさなか、エプソンプロセレクションではないものの、カラリオVエディションと呼ばれるラインナップのなかにEP-50Vという機種が存在することを知りました。

実機を見て驚いたのですが、A3ノビ対応プリンターでありながら、本体が非常にコンパクトなのです。いまウチで使ってるエプソンPX-045Aよりひとまわり大きいぐらい。

そして店頭に置かれた印刷サンプルを見ると、光沢感のある写真がめちゃくちゃ綺麗であります。すごい綺麗だなこれは。

6色のインクを使用して写真の画質をアップさせているとのこと。

気になるお値段もエプソンプロセレクションの機種よりも安いのです。税込47,220円。何この価格破壊。

・・・当面はこのプリンターでいいんじゃないのかナ。サンプルを見る限り、すごく綺麗にプリントできそうだし。自分の作品を印刷したらどうなるかわかんないけど、それは他のプリンターでも言えることだし。

とりあえずカラリオのカタログをもらって帰宅しました。EP-50Vのクチコミ評価などをネットで調べて、よさそうだったらこれに決めようと思います。 。





#5
2018年4月7日(土)
「インクは染料?顔料?」

エプソンのインクジェットプリンター、EP-50Vについての下調べをしていますが、ネット上でもレビューは少ないようです。まあ、その製品が自分に合っているかどうかは自分で使ってみなくちゃわからないワケですから、あまりネット上の情報に踊らされるのもどうかと思うのです。良さそうに思われるなら黙って買え、という感じです。

EP-50Vは6色の染料インクを使用するとのこと。これまで候補にあげてきたエプソンSC-PX5V IIやエプソンSC-PX7V IIは顔料インクを使用するという事ですから、インクの種類が明らかに違う訳です。私は正直言って「染料?顔料?何それ?」というレベルですから、そのあたりの情報収集もはじめています。


エプソン よくあるご質問
「染料インク」と「顔料インク」の違いを教えてください

<染料インク>
・用紙に染み込む(光沢感が得られやすい、鮮やか)
・中間色の表現が得意で階調豊か

<顔料インク>
・用紙に染み込みにくい(くっきりとした印刷が可能)
・変色、褪色しにくい


ちなみに私が今使ってるプリンター(PX-045A)は顔料インク。その前に使っていたもの(PM-770C)は染料インク。うーむ。今更そう言われても両者の違いはいまいちピンとこない。これは言い換えると、私にとってはあまり重要な違いではないのかもしれない。


比較的光沢感のある用紙、富士フイルムの「画彩」(かっさい)を使おうとしていますから、染料インクのEP-50Vでいいような気がしています。ヨドバシ価格で4万7千円ちょっとですから「自家カラープリント事始め」の段階にいる私には、スペックと価格のバランスがいい感じに思われます。インクカートリッジは純正のSOR-6CLが4千9百円ちょっと。エプソンSC-PX5V IIやエプソンSC-PX7V II用のインクカートリッジが高額なのに比べると価格も安いので、ランニングコストも抑えられそうです。

ゴールデンウィーク前に導入できれば、連休中の写真活動でいろいろと試せそうですね。早ければ今月中(2018年4月中)、遅くとも6月末までには採用に踏み切ろうと思います。





#6
2018年4月13日(金)
「プリンター 購入候補機の比較(覚書)」

いきなりですがエプソンの3機種に候補を絞り込みました。

エプソンSC-PX5V II
・候補の中では一番よさそうだと感じたスペック
・価格:8万3千円程度
・8色顔料インク
・インクカートリッジ(一式セット)純正品:21,000円程度
総評:インクカートリッジが高すぎて導入は非現実的


エプソンSC-PX7V II
・やや中途半端な感じがするものの魅力的なスペック
・価格:6万5千円程度
・8色顔料インク
・インクカートリッジ(一式セット)純正品:11,700円程度
総評:顔料インクならこの機種で決まり


エプソンEP-50V
・本体もインクカートリッジも比較的安い
・価格:4万9千円程度
・6色染料インク
・インクカートリッジ(一式セット)純正品:4,900円程度
総評:コスト面で非常に魅力的、最有力候補


プリンターとして魅力を感じるSC-PX5V IIはインクカートリッジの値段がすさまじいです。インクカートリッジのスペアが2万円超えというのは、ちょっと現実的に導入するのは躊躇してしまうレベルです。
染料インクと顔料インクのどちらがいいのかは決められません。どっちにしても自分なりの満足は得られるだろうと思います。
自分の生活水準を考えると、初期費用とランニングコストが圧倒的に抑えられるEP-50Vが最有力候補になります。Amazonに寄せられているレビューが低評価なのが気になりますが、最終的には駄目モトぐらいの覚悟で購入に踏み切るしかないだろうと思います。
いま使ってるA4プリンター、エプソンPX-045Aがそろそろ寿命(紙送りがうまくいかない事がある)なので、早めに手を打とうと思っています。





#7
2018年4月15日(日)
「PX-045Aでの写真印刷」

新しいプリンターを買うまでの間、手をこまねいているのもナンですから、いま手元にあるプリンター(エプソンPX-045A)で写真を印刷したらどれぐらいの品質(画質)で上がるのかを見てみることにしました。

PX-045Aは「写真画質」を謳うモデルではなく、ごく平凡な事務用(?)4色インク搭載の廉価プリンターですから、ほとんど期待はしていません。

いずれ本命プリンターEP-50Vを購入した後で比較できるように3枚ほどプリントしてみる。

A4の用紙を縦配置にして、その中央に7インチ×7インチぐらいの正方形でプリントしたいのだけれど、設定がいまいちよくわからない。通常のプリンタードライバーではそういう「面倒な注文」を受け付けてくれないようです。なので仕方なく、用紙の横幅いっぱいに印刷するという方法を取りました。

結果は「まあこんなものかな」という程度。写真プリンターではないにせよ、とりたてて悪い印象はありません。

標準のプリンタードライバーを使うと色の再現性はまあまあ良好ですが、どういうわけかPhotoshop Elementsでファイルを開いて印刷するとコントラストが上がりすぎ、そして色がくすんでしまいます。設定をいじる必要があるのですがどこから手をつけたらいいのか見当もつかないヨ。





#8
2018年4月17日(火)
「PX-045Aのインクを大量に消費したあとで、ランニングコストについてまた考える」

新しいプリンターを買うまでの間にちょっとした出来心で「いまあるプリンターで写真を印刷してみよう」などと思ってしまい、ビシバシと印刷テストをしていたらインク残量がみるみる減ってゆくではありませんか。

プリンターのユーティリティソフトでインクの残量がわかるようになっているのですが、A4の用紙の中央に正方形の写真を印刷していると1枚プリントするだけで一気にインクが減るのがわかります。

たかがテストで4、5枚プリントしただけでインク残量表示がガタ減りしているのを見てひるんでしまい、「ま、今日のところはこれぐらいにしておいてやるぜっ!!」とかなんとか独り言を飲み込みつつ、インク消費量問題について思いをめぐらせない訳にはいかなかった。

自家カラープリントをやるうえでランニングコストの大部分を占めるであろうインクカートリッジ代。最初のうちはテスト印刷をしまくるでしょうから、インク代はかなりの額にのぼるだろうな、と覚悟を決めました。

かつて暗室生活者だった頃・・・まだフィルム写真の感材が今と比べて破格の安さだった時分の話ですが、ひと月あたりのフィルム代と印画紙代、薬品代はトータルで1万5千円ぐらいだったと記憶しています。2万円の大台には乗っていなかったはずです。更に大量に水を使うので水道代が高かったのも事実。夜通し暗室作業なんてやってたから冷暖房費(電気代)もそれなりにかかったと思われます。

とかなんとか考えるとデジタル画像をインクジェットプリンターで吹き付けて描く現代においては、月にインクカートリッジ代として1万円ぐらいで収まれば「ランニングコストも安いネ!」という結論に至るのではないでしょうか。エプソンのEP-50V用のインクカートリッジ6色パックSOR-6CLはカメラ量販店で5千円ぐらいですから、月に2パックぐらいは買って使える、という算段であります。

A4のプリントを週に2枚か3枚プリントしたい。そしてその中の気に入ったショットをA3でプリント。A3は月に2、3枚印刷できればいいかな、ぐらいに思っています。経験上、年間で24枚も良作が生み出せるとは到底思えない(笑)。おそらく自家カラープリント開始から1年後ぐらいには、スローなペースでありながらもコンスタントにプリントを続けるような生活に突入できるのではないかと想像します。

おそらく、お金がかかるのはテスト印刷を重ねる最初の数か月だけですよ、たぶん。きっと。と、希望的観測な結論で今日のモモ通は終了です。





#9
2018年4月19日(木)
「SILKYPIX Developer Studio Pro8 for Panasonicの購入」

株式会社市川ソフトラボラトリーのRAWデータ現像ソフト"SILKYPIX Developer Studio Pro8 for Panasonic"が、2018年4月30日(月)までの期間限定でダウンロード販売されているとの情報を得ました。


http://silkypix.isl.co.jp/ext/special/dsp8pana/


(以下、公式サイトより引用)
SILKYPIX Developer Studio Pro8 for Panasonicは最新のSILKYPIXシリーズプロフェッショナル版であるSILKYPIX Developer Studio Pro8のPanasonic製カメラ限定版です。調整機能はプロフェッショナル版Pro8と同じ機能を搭載しておりますので、豊富な機能により皆様の作品づくりを強力にサポートするRAW現像ソフトとなっています。


既存のPanasonic製カメラのみを対応とし、さらに販売期間を限定したことでお手頃価格を実現しました。


(引用ここまで)


私はパナソニックDMC-GH1というカメラをメインで使っており、ひとまずは同梱されていたRAW現像ソフト"SILKYPIX Developer Studio 3.0 SE"を使っています。使っています、というのは半分ウソで、現時点ではただインストールしただけという状態です。少しいじってみた位で、全く使いこなしていません。とはいえこのバージョンはひとことで言うと機能制限版とのことで、どうせなら全ての機能を使える完全版が欲しいと思っていました。

しかしSILKYPIX Developer Studio Pro8(シルキーピックス デベロッパースタジオ プロ8)のダウンロード版が28,080円、というのに気持ちは挫けました。そ、そんなにするのかよ・・・

タイミングによってはキャンペーン特別価格が適用されたりするのですが、それでも2万円ちかくするソフトということで完全版の入手はあきらめかけていたのです。

そんな折に"SILKYPIX Developer Studio Pro8 for Panasonic"が期間限定販売で3,800円と知り「これしかない」と思ったのです。重要なポイントとしては、将来発売されるパナソニックの新機種には対応しない、という点でしょうか。

そんなの関係ナイ。いま手元にあるカメラのRAWデータが3,800円の投資で使えるならそれで充分!!

ということで、"SILKYPIX Developer Studio Pro8 for Panasonic"をダウンロード購入しました。

ゴールデンウィークの横浜散歩から本格的にRAW撮影をしようと思っています。そのための先行投資ということで、まずは準備OKといったところでしょうか。





#10
2018年4月21日(土)
「プリンター エプソンEP-50Vを発注」

ゴールデンウィークには横浜に写真散歩に行くつもりであります。写真活動を本格始動したいと思っているのです。そのタイミングに間に合わせたく思って、プリンターを注文することにしました。

機種はエプソンのEP-50Vに決めています。

ビックカメラのポイントがいい感じに貯まっていたこともあり、今回はビックカメラ.comで注文しました。

いきなり話は脱線しますが私はどちらかというとヨドバシ派なのです。税込価格で明朗会計。ビックカメラの、消費税抜き価格の表示で安く見せるのは卑怯だと思うのです。しかし残念なことに私の通勤経路にヨドバシはないのであります。ビックカメラのほうがアクセスしやすいのでやむを得ずビック派に転向した次第であります。

EP-50Vは購入時の価格が5万円をきっていたのでヨシとしています。「あの金を払うのはあなた〜」という唄声が和田アキ子の声で脳内で再生されるなか、未来の自分を信じてカード払い。一括払い・5万円の買い物は引き落とし日的な意味で正直キツいものがありますが「必要な時が買い時」ということで、思い切りました。

あとはカードの引き落とし日まで金策に励むだけ。

これでフォト品質のプリンターをゴールデンウィークに間に合わせることが可能になりました。とても嬉しいです。

プリンター、デカい箱が届くんだろうね・・・





#11
2014年4月22日(日)
「エプソンEP-50Vが届いた」

ネット通販で注文したエプソンのプリンター、EP-50Vが届きました。

配送のオニーサンが期待を裏切らない巨大な箱をもってきました。A3サイズのプリンターとしては小さな筐体の機種ではありますが、やはり箱はデカかった。

過保護じゃないか?っていう梱包を解いてプリンター本体を取り出す。台の上に設置してセッティングを終えるまで1時間近くかかってしまった。やはり、デカい。いきおいあまってSC-PX5V IIを買わなくて正解でした。

デカいとは言ってもフィルム写真のプロセッサー、ラッキーのCP32に較べれば省スペースです。薬液の管理も廃液の処理もいらない。いやいや、Photographyは光の版画であって、紙にインクを吹き付けて「写真」などと言うのは邪道、とか以前の私なら思ったかもしれませんが、デジタルに転向した今となってはもう「光画」なんて言ってる場合ではないのです。紙にインクを吹き付けて何が悪い(←開き直った)。それで満足のゆく結果が得られるなら、私はそれでいい。

前面の用紙トレイが非常に使いにくい。私の場合、写真を印刷するのがほとんどでしょうから、面倒でも背面の給紙トレイをメインで使うことにしました。

音はとても静かで、夜10時過ぎていても騒音を気にせずプリントができます。PM-770Cは爆音プリンターでしたし、PX-045Aもそれなりにデカいサウンドを奏でていましたから、静粛性については満足です。

これでA3ノビまでの大伸ばしプリントが可能なのだから嬉しいではないの。過去に暗室で六切サイズの印画紙で写真生活を送っていた時よりも大きなプリントが得られるのですよ(まだやってないけど)。非常に楽しみであります。





#12
2018年4月22日(日)
「チノンのカメラストラップ」

今日はちょっとした息抜き話。カメラストラップについてのお話であります。

ないと困るけど、いざ買おうとすると気に入ったものがなかなか見つからないのがカメラストラップです。私はカメラは首に提げる流派でありますが、思い起こせばヤングな日々に頸椎を痛めている私にとって首にカメラを下げるのはかなりの苦行であります。

かつてはマミヤC330fという、化け物のような巨大二眼レフを使っていましたが、さすがに首に提げると貧血になる感じでしたから、リュックのショルダーストラップのD環にぶら下げるカタチで胸の前に構えていました。

で、現在。パナソニックGH1にライカ12-60mmズームレンズをつけると結構な重さになりますが、まあ半日ぐらい横浜を散歩する程度なら首に提げてもさほど辛くはないレベルとなっています。

そして私のサブカメラである2台目のGH1(※同じカメラを色違いで2台もっているのだ)には、チノンのAFズームレンズを付けています。これがまた、中途半端に巨大で重く、ライカレンズと変わらない重量感でありますから、それなりに幅広のストラップが欲しいところです。

もともとベルギー製のゲバルトっていうカメラストラップをつけていたのですが、このたび念願かなって、チノンのストラップをゲットしてしまいました。黒地に赤いストライプの入ったもので、すさまじいほどにダサく、言うまでもなくチノンのロゴ入りであります。こんなマニアックなシロモノ(しかも未使用品)をネットオークションに出品する人もどうかと思いますが、それを落札してしまうワタシも正直どうかと思うのですよ。どんだけチノンが好きなんだよっていうね。

チノンのストラップにチノンレンズ。いやあ、いい写真が撮れそうだ。

横浜でチノンのストラップとレンズをつけたGH1を提げて写真を撮ってる美人がいたら、それ、アタシですのでよろしく。最近は疲れているせいかLUMIXのロゴさえもCHINONに見えている・・・ここまでくると、もう、病気です。





#13
2018年4月23日(土)
「Panasonic LUMIX G8が欲しい」

先日ダウンロード購入したRAW現像ソフト、SILKYPIX Developer Studio Pro8 for Panasonicについてはまだほとんど使ってはいません。

このソフトは、将来発売される機種についてはノーサポート、そして期間限定の販売ということで3,800円という低価格で提供されています(2018年4月30日まで)。

とりあえず現時点で最新機種のGX7MK3やG9についても対応したということで、


私 も 新 型 機 を 使 い た い


という衝動を抑えられません。3か月ぐらい前から、パナソニックのG8という機種が欲しくてならないのであります。

防塵・防滴設計で、ボディ5軸、レンズ2軸による強力な手振れ補正機能を搭載し、1600万画素の画像が撮れるという私にとっては夢のような高性能カメラであります。

私のメインカメラはパナソニックのLUMIX GH1という機種ですが、何しろ2009年発売の「化石のような」カメラですから、いかんせん古さは否めない。カメラ量販店の店頭でG8に触らせてもらったとき

「ああ、GH1を使う時代は終わったな」

と思ったのであります。GH1はさすがに時代遅れで駄目だ・・・そう実感したのでありました。

いちど触ってしまうともう、いけません。GH1とは明らかに違うG8の上質なシャッターフィールが忘れられない。もう今すぐにでも、G8を買ってしまいたい。

しかしG8は10万円を超えていました(当時)。これからプリンターを買ってデジタル写真の自家カラープリントをやろうとしているのに、そのうえカメラ本体を買い替えるのはさすがに厳しい。

まずはプリンターを買って、愛用のGH1で撮れる写真を楽しもう。そう自分に言い聞かせました。まずは高価なプリンターに投資することに決め、いったんはG8の採用をあきらめたのです。なーに、カメラは逃げない。

何しろ今すぐにG8を買うだけの資金はありません。とりあえず月に2万ずつ積み立てて、5か月後に購入するというのが一番現実的なプランであります。

ところが、ネットの掲示板で得た情報によれば、この春にG8はディスコンになったとの噂が。じっさい、すでに後継のG9が発売されており、G8はいつ販売が終了してもおかしくはない状況になっています。

そうこうしているうちに、徐々に店舗でG8の在庫がなくなりはじめました。私のいきつけのカメラ量販店でも展示がなくなりました。そんな状況を見ていたら、一度はあきらめたG8の購入意欲が再び頭をもたげてきました。新品を買うなら今、ということでしょうか。

さて、どうする?

毎晩のようにG8購入プランを脳内でシミュレーションしました。いま手元にあるメインカメラGH1を2台売却したところで、得られる資金はせいぜい1万円というところでしょう。メーカーのサポートがとっくに終了した9年前のカメラなど、今更売ったところで幾らにもなりません。あとはニコン1 V1とソニーNEX-3ボディを売却してはどうか?うまくいけば合計で4万円ぐらいにはなるかもしれません。残り6万円をどうする?

それに正直言うとニコン1 V1とソニーNEX-6は手元に置いておきたい(売りたくない)。GH1も動画撮影などで便利なので、1台は手元に残しておきたいところ。

やはり毎月2万円ずつ積み立てて貯金するしかないか・・・5か月後に貯金は10万円になる。その時までG8の新品が売れ残っている保障はない。うーん。どうしたものか。

ビックカメラ.comでG8の在庫状況をチェックしていると、オリコのローンが12回まで手数料無料、という広告が表示されました。12回払いまでなら無金利で利用できるということです。

ローンという手があったか・・・

しかしたかが10万円のデジタルカメラごときを月賦で買うってどうなんだろう、という気持ちがぬぐえない。車やバイクを買うならともかく、カメラでローンはないでしょ、なんて思う。

思い起こせば、オリコのローンといえば、かつてアップルのノート型コンピューター"iBook G4"をアップルローンで買ったなあ。それこそ工房エゾモモンガのサイトを立ち上げた2003年頃だよ。懐かしいなあ。あのときは20万円ぐらいのローンを組んだよなあ。

試しにローンの分割払いシミュレーターなどを使ってみる。分割12回までは金利ゼロということで、たとえば6回払いを選ぶと、ひと月あたりの支払額が1万7千円弱になる。毎月積み立てるつもりで、ローンの支払いをするというのはアリかもしれないなあ。年内には支払いも終わるし。

一晩考えてから、決めよう。。





#14
2018年4月24日(火)
「Panasonic LUMIX G8が欲しい 2」

今の時点では「気も狂わんばかりに欲しい」という、Panasonic LUMIX G8の購入について、気分を落ち着けてじっくり考えてみる。

<買う理由>

・写真活動を再開するにあたり、意気込みに負けない高スペックのカメラを使いたい。
・最新のカメラということで、防塵防滴、強力な手振れ補正機能、1600万画素搭載。
・新品を買えるラストチャンス(製造終了との噂)。
・ローンを使えば無理なく入手できそう。

<買わない理由>

・今の自分には高額すぎる(おおよそ10万円コース)。
・資金がないからといって、わざわざローンを組んでまで買う必要があるのか。
・横浜撮影という目的には、手元にあるGH1で充分ではないのか。
・大事なのはレンズと腕。カメラ本体にこだわりすぎるのは壮大な無駄ではないか。

GH1に不満があるわけではない。むろん、画素数が1200万ということで今となっては見劣りするスペックではありますが、普通に撮るぶんには充分綺麗な写真が得られます。写真で大事なのはレンズであって、私の手元にはメインレンズとしてライカの12-60mmとチノンの28-70mmがあります。それを使って撮るのは今のカメラでもできることです。

GH1で充分じゃないのか?本当にG8が要るのか?そんな自問自答を繰り返しました。しかし時分に問いかければ問いかけるほど、私の結論は購入へと傾いてゆきました。

古いGH1が「駄目」なのではなく、G8が現時点で「良すぎる」のです。

せっかく再開する写真活動を、古いカメラではなく最新の高性能カメラで気分よく「残したい」という気持ちが強まってきました。これからの創作活動の可能性を考えたときに、9年前の古いデジタルカメラが足かせに成りはしないか。そんな不安が少しでもあるなら、むしろ思い切って新型のカメラに買い換えるほうがずっといい。

よし、決めた。G8を購入しよう。

とはいえ資金は限りなくゼロですから、私は頭金なしのフル・ローンでG8を購入する決意を固めました。しかしローンには審査がつきもの。もし仮に審査に落ちたら、すべてが煙となって消えてしまうのです。私が泣こうがわめこうが、駄目なものは駄目ということになります。まあ、そのときはそのときです。もし駄目だったら、もうサラッとあきらめることにしましょ。

ということで、私はネットでPanasonic LUMIX G8の購入ボタンを押し、同時にローンの申し込みをしたのです。果たして私は念願のカメラを買うことができるのでしょうか?審査に通るのでしょうか?つづく。





#15
2018年4月25日(水)
「Panasonic LUMIX G8が欲しい 3」

たかがデジタルカメラで、まさかのローン購入を決めたわたくし。まあいいさ。かつてはMacをアップルローンで買ったこともあったのだ。あのときは20回払いとかにして金利も相当すさまじかったけど、今回は無金利プランでいくのだ。

私はどうも借金が苦手です。落ち着かないのです。ナーニ、ローンなんていうのは、必要な分だけサクッと借りて、とっとと返してしまえばヨイのであります。

99,295円のカメラを分割6回で返済します。これまでの人生で一番しょぼい金額のローン生活です。

初月:16,795円
2ヶ月目:16,500円
3ヶ月目:16,500円
4ヶ月目:16,500円
5ヶ月目:16,500円
6ヶ月目:16,500円

計:99,295円

5回払いが選べないので6回払いを選択。月々の負担も、もともと2万円を積み立てるつもりでしたから無理がありません。

ローンの申込はオンラインで手続きすることになっていて、必要な情報もろもろを入力して「申し込む」をクリックして終了。

このあとは職場に在籍確認の電話が来るのであろう・・・そういえばアップルローンのときも在籍確認の電話があった記憶があります。それから審査結果の連絡がきて、それからようやく商品の発送か・・・ま、ゴールデンウィーク中に発送されれば連休の後半で撮影ができるかな。

なんて思っていたら、ものの5分で「審査完了のお知らせ」「商品の準備完了」がメールで届きました。速い!!マジか?審査に通っちゃったのか??こんなんでいいのか?オリコさんよォ。

まだ何か裏があるんじゃないか、在籍確認の電話があらためて来るんじゃないか、と思っていたのですが翌日にはカメラの発送のお知らせが。ひぇ〜。帰宅時間を考えると私が平日に荷物を受け取るのは徹底的に絶望(涙)ですから、案の定、再配達コースであります。

とりあえず土曜日の夜には受け取ることができるでしょう。写真散歩初日には間に合いませんでしたが、仕方がない。世の中すべてが思い通りにいくことはないのだ。

これは楽しみです。





#16
2018年4月26日(木)
「ゴールデンウィークの予定」

いよいよゴールデンウィークがやってきます。
私の心も躍っております。ついに写真活動を本格的に再開する日がくるわけですよ。かつて足繁く通った横浜を、また訪ねてこんどはデジタルカメラで撮ろうというのです。なんという緊張感。

いきなりですが4月28日(土)に第一回横浜散歩をやりたいと思っています。この日は午前中にギターのレッスンがありますので、13時に帰宅、昼食をとってからの出発ということで15時頃から撮影開始という事になりそうです。夕方の光線をうまく活かして撮れたら最高ですが、洋館の開園時間が17時までですから「短時間勝負」ということになります。

まずは初戦を落とさずに手堅く結果を出す、という意味ではレンズはライカ12-60mmでいくのが定石かもしれません。しかしあえてチノンAFレンズを持ってゆくつもりです。チノンレンズでどれだけ勝負写真を撮れるか、じっくり取り組んでみたい。チノンの暗いズームレンズをマニュアルフォーカスで撮るのは相当な「苦役」だろうと予想しますが、初戦だからこそ、そういうチャレンジを貪欲にやってみたい。

そしてもし、チノンレンズをマニュアルフォーカスで撮るというスタイルが「とてもじゃないけど、やってられない」ということが判明したら、あきらめもつくというものです。第二戦以降はチノンへのこだわりを捨てて、安心のライカレンズにご登場願おうと思っています。

できればゴールデンウィーク中に3回ぐらいは横浜に行き、撮りまくりたいと思っています。今年は工房エゾモモンガのウェブサイト開館15周年ですから、その記念行事として年内に新作をアップするというのを目標に掲げています。そのためにもたくさんの撮影が必要です。

春の光を味方につけて、いい写真をたくさん撮りたい。





#17
2018年4月28日(土)
「ゴールデンウィーク横浜山手散歩」

待ちに待った連休がやってきました。このゴールデンウィークは横浜に出かけて写真活動を再開する決意を固めています。今日は連休初日。まずは幸先よくスタートを切りたいところです。

午前中のギターレッスンを終え、いったん帰宅して昼食を済ませてからカメラの準備をはじめました。今日はサブカメラのGH1ゴールドにチノンのズームレンズ(AF ZOOM LENS 28-70mm F3.5-4.5)を装着です。あとは充電済みの予備バッテリーが2個ありますから、万全の体制と言えるでしょう。

本来であれば初日は「結果」を出したいですから、ライカレンズを持ってゆくのが「筋」であります。ライカレンズなら自動ピント合わせが効くので失敗がありません。私は視力が悪いので手動ピント合わせが本当に苦手ですから、チノンレンズを持って行ってもピンボケ写真を量産する可能性を考えると、やはりライカレンズを持って行った方が安心確実なのは本当です。

しかし・・・やはり私はチノンレンズにこだわりました。私の横浜を、往年のチノン製レンズがどんなふうに「すくいとって」くれるのか。それを知りたいのです。

まだ写真にほとんど興味をもっていなかった若き日々よりチノンに憧れていた私にとっては、いまこうして手元にあるチノンレンズをなんとしてでも活躍させたいのであります。

マニュアルフォーカスで失敗したっていいじゃないか。ひょっとしたら一枚ぐらいは、スーパーチャンスをジャストピントで奇跡的に撮ることもあるかもしれない。私は「それ」が欲しい。そういう、ほんとうに気に入った写真を何枚か集めて、自分のウェブサイトで展示できたならそれでいいのだ。

電車を乗り継いで14:40分頃にJR石川町駅に到着しました。はやる気持ちをおさえつつバッグからカメラを取り出し、ストラップを首にかけます。かつてそうしていたようにイエス様とマリア様と私の守護の天使にお祈りを捧げる。私のこの写真活動は主にささげるのであります。

今日のコースはブラフ18番館、外交官の家をめぐってから山手本通りを歩き、山手公園付近に寄り道しつつカトリック教会でお祈り、それからベーリックホールやエリスマン邸を訪れたのち元町を散歩して「元町・中華街駅」でゴールという計画であります。

まずもって苦戦したのがやはり手動ピント合わせであります。GH1はマニュアルフォーカス時にファインダー内の表示を拡大し、ピント合わせを補助する機能があります。それを駆使するのですが右手のボタン操作が忙しい。それに拡大表示してもピントの山がつかみにくい状況が多々あり、理屈の上では出来るんだろうけど実際にやってみると実に難しい!のであります。それにカメラを構えてからゴソゴソとボタン操作をするので撮影するのに時間もかかる。別に誰かを待たせている訳じゃないけどなんだか要領の悪い写真家になったようでトホホであります。かといってスピードアップを心がけてあわててやるとマトモに撮れない。

これはピンボケ写真のオンパレードになりそうだ・・・そう思いながらシャッターを切ってゆく。

途中、カトリック教会に寄ってゆっくりお祈りできたのが本当に良かったです。さいきんは疲れて主日のミサもおやすみしてばかりいるので、駄目信者なのです。

山手散歩を一通り終えて、元町に下りてからは「街角スナップ」を撮っていました。たくさんの人が歩いているなかでチンタラ手動ピント合わせなんてやっていたら通行の邪魔ですから、モモンガ奥義その1「ピント固定」を発動であります。ずばり、レンズの焦点距離を28mm、ピントを「3m」に固定しておいて、あとはおもむろに被写体まで3mの距離まで近づいて一瞬でカメラを構え、ただちにシャッターを切ってすぐにその場から離れる、という必殺技であります。このピント固定(ピント目測)というのは非常に便利で、疲れ目も老眼もいっさい関係ありません。チノンレンズの距離目盛を信じてひたすらシュートする。マイクロフォーサーズはピントが深いのでデジタルでも実用になる(はず)。

17時15分、撮影終了。約300ショット。フィルム写真じゃ考えられないショット数ですね。かつてフィルム写真をやっていたころは1回の撮影散歩で120フィルム4本を撮る習慣でした。66判のコマ数としてはわずか48枚です。その中でいい写真が1枚か2枚撮れていれば御の字、という感じでした。デジタルはメモリーカードの容量&バッテリーが尽きるまで撮れますから、ショット数はフィルム時代とは桁が違うのであります。

今回の300枚のうち9割が没ショットになるとして、残り1割(30枚)のうちマトモに作品として使えるのが何枚あるでしょうか。帰宅してからPCで展開するのが楽しみであります。

帰りの電車では眠気との戦いでした。昨日までの仕事の疲れとは違う、心地よい疲れ。明日はRAW現像への挑戦でしょうか。

何はともあれ祝!写真活動復帰!第一回戦は無事終了しました。いい写真にはまた詩を添えて、いずれは新作という形で工房のウェブサイトにアップしたいと考えています。





#18
2018年4月30日(月)
「予備のバッテリーパックを購入する」

わざわざローンを組んでまでデジカメを買うのはいいけれど、予備のバッテリーはどうするよ問題が浮上しました。

デジカメのバッテリーパックは最低でも2個を用意して、かわりばんこに使うのが定石であります。本体付属の充電池1個のみ、スペアが無い状態で運用するのは現実的ではありません。

そしてスペアのバッテリーパックについては、言うまでもない事ですが「純正品を買うのが一番」であります。そんなことはわかっています。

しかしLUMIX G8用の純正バッテリーパックDMW-BLC12はビックカメラで税込6,976円もします。そのうえ、お取り寄せ(6月下旬以降出荷予定)と話になりません。

とりあえず駄目モトで互換バッテリーに手を染めるのが貧乏フォトグラファーの生きる道。私はデジカメを買うとAmazonでDSTEという中国メーカーの安いバッテリーを買うことにしています。

しかし今回はロワジャパンのバッテリー980円を買ってみることにしました。純正品の7分の1という価格破壊っぷりが微笑みを誘う。互換バッテリーの場合は「試してみたら、使えなかった」という可能性がゼロではありませんから、いわば博打であります。

ロワジャパンの980円バッテリーのレビューを見ると「使えない」という書き込みもあり、手元に届く前からスリリングな気分を味わうことができます。

カメラ本体よりも一足早く届いたバッテリーパック。これが使えなかったら泣くしかないネ。いや、大丈夫でしょう。きっと上手くいく。私はこういう博打では上手く乗り切ることが多いのです。

なにはともあれカメラの到着が待ち遠しいであります。





#19
2018年5月1日(火)
「速報!パナソニックG8入手」

ローンを組んでまで購入に踏み切ったというデジタルカメラ、パナソニックG8が手元に届きました。

じっさいに使ってみた感想などは横浜散歩を終えてから書くとして、まずは手元に届いた時点での印象。

最高じゃないか(遠い目)

などと言ってる暇はありません。「初期不良」がないかどうかをチェックしなければならないのです。ちゃんと写るのか?各機能は問題なく動作するか?それをきちんと検証するのは相当大変な作業になります。

とはいえ持ち主はこともあろうにワタシでありますから、その性格からして緻密な検証作業をするはずもなく

「とりあえず横浜に持ち込んで、撮ってみて、不具合っぽいのがあったらショップに持ち込もう」

ぐらいに考えております。

実際に手に持った感想は・・・って、さんざんショップでいじり倒しているので今更感がありますが、非常にいい感じであります。ライカ12-60mmレンズを付けるとやや重たく感じますが、何しろフィルム時代はマミヤC330fというバケモノを使っていた私ですから、カメラの重みは作品の重み、という持論もあるくらいで充分に許容範囲であります。スイッチ類が非常に多く、かつてのフィルムカメラ、ミノルタ・アルファ7を彷彿とさせる「機能バブル」っぷりが見事であります。独立したスイッチ類が多いので、設定のためにいちいちメニューを辿ってゆく手間がありません。

何よりも角ばった端正なたたずまいが良いです。これまでの愛機GH1は曲面・曲線を多用したデザインで、見た目に関してはあまり好みではありませんでした。

さて、動作チェックを兼ねて横浜にお出かけです。AFの塩梅なども見たいので、ライカ12-60mmを着けてゆこうと思います。問題なく動作するようならただちに「メインカメラ」として制式採用し、これまで使ってきたパナソニックGH1をすみやかに退役させたいと思います。

次の横浜散歩が楽しみです。





#20
2018年5月1日(火)
「サブカメラ問題」

私はフィルム時代から2台もしくは3台のカメラを併用するというスタイルを貫いてきました。

一番の理由は出先でレンズ交換をしたくない(するのが面倒くさい)ということです。好きなレンズを各ボディに装着したままにして、複数のボディを自在に使い分けるというスタイルを好んでいます。

これまではパナソニックのGH1を2台つかってきました。同じボディを2台、というのはある意味理想であります。カメラを持ち換えたときに違和感がなく、操作体系はまったく同じ、撮れる写真もまったく同じ、バッテリーパックの使いまわしも可能ということで、同じボディを2台持つというのはきわめて合理的な体制といえます。

しかし今回、パナソニックのG8を購入するという「暴挙」に出たことで事情が変わりました。ずばり、サブカメラどうするよ問題が浮上してきたのです。

これまでの愛機GH1は1200万画素、このたび購入したG8は1600万画素と画質面で足並みが揃いません。そのうえ、バッテリーパックの種類も異なり、使いまわしがききません。

1600万画素のカメラのサブボディには、1600万画素が必要です(断言)。最初から1200万画素で足りているなら、そもそも1600万画素機に買い換える必要がないからです。

1600万画素のサブカメラか・・・

理想はG8の2台体制であることは言うまでもありません。しかしローンを組んでやっとのことで1台目を購入したのです。これをもう1台買うなど夢のまた夢、であります。

私はせめてバッテリーパックが使いまわしできる機種をサブカメラとして導入したい気持ちをおさえられなくなってきました。それが実現するなら、お気に入りだったGH1を売却してもいい。っていうか、そうしたい。G8を手にした今、GH1などもう見るのもイヤだ(ぉぃ)。

G8と併用するのにちょうどよい、同じバッテリーパックを使用する1600万画素機がどうしても必要に思われました。そこで私が白羽の矢を立てたのはG8の前の世代の機種、パナソニックG7であります。

G7は2015年6月発売のカメラで、ぱっと見た感じはG8によく似ています。というよりも、G8がG7からほとんど変わり映えのしないモデルチェンジをした、というのが正しいのでしょう。G7は4K動画に対応しており、バッテリーパックもG8と同じものを使う仕様となっています。G8で実現した防塵・防滴仕様やボディ内手振れ補正機能はありませんが、G8よりも軽量であり、サブカメラとして考えると非常に魅力的です。

メインのG8にライカ12-60mmズームレンズを付け、サブのG7にチノン28-70mmズームレンズを付けておけば万全の体制が整いそうであります。

しかしG7の中古価格はそれなりに高いのです。マップカメラでは42,800円。せめて32,800円だったらなあ、と思う。仮に手元にある2台のGH1と1台のG1を売却したところで、その売り上げは1万円になるか、ならないかといったところでしょう。購入資金としてはまさに焼け石に水。お金さえあればなんとかできるのだけれど、うーん。

マップカメラのG7の中古品を指をくわえて眺める日々が続きました。

しかしゴールデンウィーク前の、ギターの練習をする間もないほどのすさまじい忙しさ、日々の残業の疲れでヤケクソ気分になってしまった私はある日、会社帰りの電車の中でスマホを操作しながらG7の中古品をポチってしまいました。オイオイ、購入資金の42,800円はどこから来るんだよ・・・

何はともあれ、中古のG7を購入したのであります。

後日あらためて届いたG7は超美品。使用感がほとんど感じられず、「切り込み隊長として、時には手荒に使う」というサブカメラ本来の目的にはモッタイナイような状態でありました。そりゃそうだ。42,800円もしたのだから、キレイなカメラに決まっている。

プリンターの支払いもまだだし、カメラのローンを組んでいる、そんななかで私は一体何をやっているのだろうか?大丈夫なのだろうか?

取り急ぎ、退役させるGH1のほかにも使用頻度の低いカメラを売却して資金を捻出することにしました。以下、売却予定リスト。


Panasonic LUMIX GH1(メインカメラ)

Panasonic LUMIX GH1(サブカメラ)

Panasonic LUMIX G1(切り込み隊長カメラ)

SONY NEX-6(できれば手放したくない・・・)

カメラ2台を入手して4台を売却するのだから文句はあるまい(キッパリ)。上記のうち最初の3台の売却益は合わせて1万円ぐらいでありましょう。いまさらGH1ボディなど、せいぜい3〜4千円。G1に至っては値段もつかないんじゃなかろうか。

一番の稼ぎ頭はSONYのNEX-6ボディでありましょう。1万円台半ばはカタいぜっ。ひょっとしたら2万円ちかくまでいくんじゃないだろうか、と「捕らぬ狸の皮算用」をしてしまう。できれば売りたくはないが、G7を買ってしまった今となっては持っている意味が無い。

リストには入れていないけどニコン1 V1もどうしようか迷います。こちらもレンズセットで出せば1万円台半ばにはいくと思います。でも、できれば売りたくない・・・現時点で私が持っている唯一のニコン製品であり、使用頻度は少ないけれどとても気に入っているからです。

とりあえず上でリストアップしたカメラが売れれば3万円ぐらいにはなるでしょう。それだけ稼げればあとは何とかなる。ニコン1 V1の売却は最後の手段にとっておきます。

ということで私はまさに電撃作戦というぐらいのスピードをもって、GH1の2台体制からG8およびG7の2台体制に移行したのであります。





#21
2018年5月2日(水)
「ゴールデンウィーク横浜散歩 その2」

4月30日。連休前半の最終日。私は第2回目となるゴールデンウィーク横浜散歩に出発しました。

前回は従来のメインカメラであるパナソニックGH1にチノンのズームレンズを装着し、手動ピント合わせで写真を撮ってきました。GH1には手動ピント合わせを補助する機能として、ファインダー像を拡大表示したりできるのです。そういう機能を駆使しての撮影は、楽しいながらもいささか「苦役」であり、視力も消耗して正直言ってけっこう疲れたのであります。

今回は新たに購入したカメラボディ、パナソニックG8の出番であります。自動ピント合わせの精度などもチェックしたいですから、今回はライカの12-60mmレンズを装着してゆきました。自動ピント合わせということで撮影はだいぶ楽になるでしょう。

バッグは、これまた新規に導入を図ったエツミのカメラバッグ、Photo'sショルダーバッグであります。脱水症状を回避すべく1リットルの水筒をズバン!と入れて、あとはカメラと財布をうまい具合に配置して肩から斜め掛けです。

角ばった黒い肩掛けバッグはもうあからさまにカメラバッグであり、「ノドカさんってばまた糞ダサいバッグをよくもまあ・・・」とか言われそうでありますが、ある程度写真を本気でやりはじめるとバッグはやっぱりカメラバッグが使いやすいということを悟るわけですよ。きちんとカメラを保護しつつ収納し、それ以外のアクセサリー(フィルターとかブロワーとか)もいい感じに格納でき、現場では撮影に集中できる。アウトドアブランド、モンベルのキャッチコピーじゃないけれど

機能性には美しさが宿る

というのは真実でありまして、私はこのエツミのフォトス・ショルダーバッグが本当に気に入っているのであります。

さて今回は自動ピント合わせのレンズを着けていることもあり気持ちに余裕があります。手動のチノンレンズのときのような気負いもプレッシャーもない。ライカレンズはとても素敵な描写をみせてくれるから信じて撮ればよいだけ。まず失敗はない。あとはもう最新鋭機種G8の性能に身をゆだねてひたすらシュートすればいいのであります。

今回のコースは石川町駅を出発。坂をのぼって山手地区へ。大好きなブラフ18番館を皮切りに

外交官の家

横浜山手・テニス発祥記念館

旧山手68番館

ベーリックホール

エリスマン邸

山手234番館

横浜市イギリス館

山手111番館

をすべてまわります。途中カトリック教会に寄ってお祈りをするのは前回同様であります。最後は港の見える丘公園をまわってフィニッシュ、ということにしましょう。

そして余力があれば山下公園を経由し日本大通りあたりを撮影散歩するのもいい。あのエリアはかつてモノクロ写真雑誌「ナチュラル・グロウ」に掲載された写真を撮ったこともあり、個人的には山手についでお気に入りなのだ。

今回の天気は、前回の雲一つない快晴!とまではいかない、やや雲の多い空であります。雲には表情があるし、雲が出ていると柔らかい光線が差し込むので、それをうまく活用して撮れたらいいなと思う。

新しいカメラということもあり「操作にとまどう」のが心配ではあります。いろいろな機能をガチャガチャといじりまくって撮るよりも、今日はプログラムオート(プログラムシフト)と露出補正で乗り切る感じでいければよい、と思う。

G8にはバリアングル液晶がついています。ところが、背面液晶に鼻の頭が当たるのが気になります。鼻の脂で液晶が・・・思い切って液晶を逆向きにして畳んでしまいました。こうすると撮った後で液晶画面でチェックする、という手間がなくなります。さながらフィルムカメラで撮っているようです。これはいい、と思いました。撮った写真をじっくりチェックするのは家に帰ってパソコンに取り込んでからでいい。横浜にいる間は、結果の事はあまり考えずにどんどんシャッターを切ってゆこう。

G8の静かなシャッター音が心地よく、リズミカルに撮影ができます。かつて一眼レフ、オリンパスE-300で横浜を撮り歩いたことを思い出しました。E-300は「モモンガのくしゃみ」みたいな独特のシャッター音とフィーリングで、それはそれで気持ちよいリズムで撮ることができたものです。残念ながら撮れる写真はノイズまみれでいまいちでしたが・・・でも今はG8の静かなシャッター音のほうが好みに合っていると感じます。ミラーレスカメラはやっぱりいいね。もう一眼レフには戻れません。

さて。山手カトリック教会でお祈りをしてから再び歩き出したところで、末日聖徒イエスキリスト教会の信者の方から声をかけられました。何故分かったかというと、かれらはちゃんと「名札」を着けていたからです。

曰く、「ゴールデンウィーク特設ビジターセンター」と称し、教会のオープンハウスをやっているとのこと。冷たいお水もご用意していますので休憩にお寄りください、と。

ここで「まつじつせいと?何ソレ?」というモモンガウォッチャーの方に簡単に説明しますと、彼らはいわゆる「モルモン教会」であります。アメリカの新興宗教で、私(カトリック教徒)の立場で言わせていただくと彼らはキリスト教からすると「異端」でありまして、独自の聖典「モルモン書」を聖書よりも正確であるとしているあたり、いわゆるキリスト教(カトリック、正教会、プロテスタント各団体)とは相いれない宗教であります。

そして話は信者の女の子(宣教師)から声をかけられたところに戻るのですが、私は一瞬

「めったにお目にかかれないモルモンの礼拝堂を覗くチャンスではないか」

と思い、寄ってみようかという興味がよぎりました。そもそもカトリック教徒である私が異端の新興宗教の礼拝堂を見てどうするんだという話もありますが、正直興味がないわけではない(っていうか見てみたい)。

そして絶対に信者に取り囲まれて住所とか書かされて後から勧誘とかスゴいのだろうな・・・などと想像しました。そしたら全員まとめてカトリックに逆勧誘してやるというのも楽しそう。守護の天使の名をもつのどかアンジェリカが異端を相手に論争を挑むというのはどうか。

しかしそういう面倒な事に頭を突っ込むのは良くない。私にカトリックの信仰が揺るぎなくあるように、彼らには彼らの信仰があるのだ。私に心の平安があるように、彼らにもまた信仰による心の平安があるのだ。そういう場所を、興味本位で覗いてよいわけがない。もっと簡単に言うと、逆の立場で自分がされたら嫌なことを、わざわざ他人に対してするのはよくない。

ということで丁重にお断りしつつ別れました。

今回は、前回スルーした山手234番館や横浜市イギリス館、山手111番館も寄ることができて満足度の高い散歩となりました。このあたりにはいい思い出がいっぱいあって、若かりし日々の美しい思い出が脳裏に甦るのは心地よい時間でありました。

おそらく読者の多くが「能書きはいいから撮ってきた写真を見せてクレ」と思っていることでしょう。以前なら私もカメラの中からjpgデータを取り出して「ハイ!」と気軽にお見せしたかもしれません。しかし、いまの私はデジタルカメラでカラー写真をやろうと考えていて、そしてそれは

暗室で焼きたかったカラー写真の夢を、デジタルで実現する

という大いなる野望であり、決してカメラから「良く撮れたjpg画像」をアップロードすれば済むという世界ではないのであります。つまりこのあと、じっくりとRAWデータを現像して自分の世界観というか心象風景に近い「画」を作り出す作業が待っているのですよ。だからホイ!と気軽にアップロードはできないのね。出し惜しみをしているのではなく、まだこのあとの作業がある、ということなのです。面倒くさい事を言って本当に済まない。とはいえ、一枚も写真が無いんじゃぁ寂しいですから、ベーリックホールを訪ねたときのものをちょいとアップ。



ベーリックホール

こんな写真を撮っているのです




そう、今はこうして正方形のカラー写真を撮っているのです。フィルム時代は二眼レフカメラで66判をやっていたから、これからも正方形写真にこだわるのです。


港の見える丘公園に着いたあたりで、そろそろ私の腰が音(ね)を上げてきた感じ。ゆっくり座って休みたい。

ということで、山下公園や日本大通りの散歩はまたの機会にゆずるとして、わたしは今回の撮影散歩をゴールとしました。約300枚の撮影。G8のバッテリーはまだまだ大丈夫。動画を撮ったりしなければ、バッテリーの持ちは比較的よさそうだなと感じました。

新たに導入したカメラ、パナソニックG8のおかげでルンルン気分で撮影散歩を楽しむことができました。最新のカメラはやっぱりイイね!!あとはいい写真が撮れているかどうか、帰ってじっくりチェックしたいと思います。





#22
2018年5月3日(木・憲法記念日)
「RAWで撮る、ということ」

デジタルカメラでの写真活動を開始したわけですが、RAWデータで撮ることに決めています。しかし私は正直に言うとRAWデータなるものが何なのか、いまいち理解してはいないのだった。

これまでデジタルカメラではJPEGで撮るのが当たり前でした。っていうか、デジカメはそういうモン=撮影とともにJPEGを生成する装置だと思っていたのです。

デジタルカメラはダイナミックレンジが狭く、それはラチチュードの狭いリバーサルフィルムに似ていると感じていて、ざっくり言えば

「デジタルの撮影はリバーサルと作法が一緒」

という理解のもと、段階露出をしたりしながらより「マシ」なコマを選ぶ作業を重ねていた訳です。

「生データ」の意味をもつRAWファイルについていろいろ調べてゆくなかで、自分の感覚としては「RAWで撮るのはネガフィルムで撮るのに近いのかな」という理解に落ち着きました。われわれ暗室系の写真家は撮影そのものよりも、第二の撮影とでも呼ぶべき暗室作業に比重を置くわけです。そして色みを意図的に変化させたり覆い焼きをしたり焼き込みをしたりしながら、ネガから「どうプリントするか」ということに全力をそそぎつつ、渾身のプリントをしていたわけです。

レタッチ耐性のあるRAWデータはカラーバランスを好みのものに変更できると知って、ならば私もRAWで撮るべきだろう、と思ったのです。

もちろんJPEGデータをレタッチすることも可能ではありますが、レタッチ耐性という意味ではRAWデータのほうがすぐれているようですから、まずは実際に自分のカメラで試してみるよりほかにないと思っています。なーに、時間ならたっぷりある。

最終的に自分のイメージ通りの「画」を得られればよいわけで、RAW撮影はそのための第一歩なのだろうな、と想像しています。

まずは試してみよう。そうだ、それが一番。





#23
2018年5月4日(金・みどりの日)
「撮ってきたRAWデータを"SILKYPIX Developer Studio Pro 8 for Panasonic"で展開する」

2日間で600ショット近い、大量に撮ったRAWデータとやらを私はいったいどうすればよいのか。

とりあえず先日ダウンロード購入した"SILKYPIX Developer Studio Pro 8 for Panasonic"で開いてみる。

すると撮影してきた画像が普通に現れました。あれ?これはこれでもういいんじゃないの?っていうぐらい、普通の画像です。そのまま


「現像」−「1コマ現像」


とやるだけで、jpgファイルが生成されます。なるほどねー。そして、パラメータ・コントロールのツール画面をいろいろいじってみると、たとえば露出をオーバーにしたりアンダーにしたり、ホワイトバランスを変更したり、コントラストを強めたり弱めたりできることがわかりました。これはすごい。まさにカラーネガフィルムであります。

ひとしきりいじってみた後、自分がどんなプリントを得たいのか、しっかりと方針を固める段階にさしかかったことを私は悟りました。この、SILKYPIX Developer Studio Pro 8 for Panasonicで画像をいろいろといじることが可能なのはわかったけれど、具体的にどんな写真がゴールなのかをイメージできていないと、どツボにハマる可能性があります。

コントラストがパキパキに強く出てビビッドなカラーが目に痛いような作品にしたいのか?

いや、それはない。断じて無い。

かつてモノクローム写真でやっていたような世界を、カラーでどう表現したいのか?

RAW現像でいろいろいじれるのはいいけれど、策に溺れるだけで「カメラのjpg画像」の劣化データを量産して終わるんじゃないか?試行錯誤を繰り返して、結局は「カメラの生成するjpgが一番」なんてことになりはしないか?

私はいったいどんな写真をプリントしたいのか?もう一度しっかりと自問自答しなければならないと思いました。





#24
2018年5月5日(土・こどもの日)
「どんな写真を撮りたいのか(プリントしたいのか)」

写真を通じて主の栄光を賛美したい、というのが私のモットーでありますが、それでは具体的にどんな写真を「仕上げ」たいのか、という具体的な回答にはなりません。

ここで私はあえて暴言を吐かずにはいられない。

私にとってモノクローム写真を撮ることは「逃げ」でした。それは自家カラープリントの技術的な課題(全暗でプリント作業しなければならない事や薬液の温度管理がシビアなこと、適正なカラーバランスをきちんと出すのが難しい事)から逃げていたという意味と、もうひとつ、モノクロームにしてしまえばなんとなく芸術作品っぽく見える、という意味で「カラーの世界から逃げていた」という意味です。

そう。私にとってはモノクロームは「逃げ」だったのだ、今になって正直に告白すると。じっさい、そんな自分がいやでフィルム写真をやっていた末期には自家カラープリントをはじめたのだ。結局作品として仕上げるまでには至らず、そうこうしているうちに自分の愛用フィルム(富士PRO800)がディスコンになったりして、暗室を続けることを断念せざるを得なくなったのだった。

こんどはモノクロームの世界に逃げることなく、本当の意味で、自分の「画」を生み出したい。やっぱりカラー写真で、自分を表現したい。

私はここでまたひとつ暴言を吐くのですが、私には好きな写真家というものがない。他の人の撮る写真は私の100パーセント望む絵的世界ではないからです。「しょせん他人の仕事の成果」という感じがして、他の写真家に入れ込むことはなかった。私がこの世で唯一好きな写真家は私自身であり、それはなぜかと言えば「私の撮りたい世界を本気で撮っている、世界でたったひとりの写真家」だからであり、全世界を敵にまわそうとも私自身の味方は私ひとり、という現実があるわけですよ。私は私自身の撮る写真の熱烈なファンであり、他の写真家にはあまり興味がない。そして私の撮る横浜写真というのは300年後ぐらいに評価されるものだと思っているので、他人の評価などまったくアテにしてはいないのです。

しかしそういうスタンスで一匹狼として生きてきて、いざ、「じゃあアナタの写真、あなたらしい写真ってどんなモノ?」と問われたときに頭を抱えている状態というのが今現在の自分であります。主の栄光を賛美したいという、あなたの写真を見せてよ、と言われても一枚も出せないのが、今現在の自分であります。

カラー写真の難しさ。それはモノクロームのような「それだけで芸術的な雰囲気を出せる技法に逃げる」ことができないという現実であります。

ということで、私の暗室ならぬ、デジタル明室は面白いことになってきました。とにかく、プリントをしてみるしかない。ひたすら、やりたいことを、やりたいようにやってみる。そういう試行錯誤の中から、自分の撮りたい写真、見せたい画をつくりあげてゆきたい。





#25
2018年5月6日(日)
「とりあえず1枚を仕上げてみた(工房トップページの写真に採用)」

写真を順に現像しています。

手動ピント合わせに苦労したレンズですが、案の定ピンボケ写真を量産しており、採用されるショットはかなり少なくなりそうです。

しかし「ビギナーズラック」とでも言うべき、気に入ったものが撮れているのも事実。RAWデータをSILKYPIX Developer Studio Pro 8 for Panasonicで展開した直後に「ああ、これは次回の作品に採用だな」と感じるような、自分好みの写真も確かにありました。

何はともあれ一枚の写真を仕上げました。(工房のトップページ写真として採用したものです)

露出の過不足を調整したり、カラーバランスを変更したり、現像の手法は試行錯誤でありますが

「私の得たいプリント」

を、PCのモニター上で仕上げることができました。しかし問題はここからです。かつて写真のデジタル化を志したときに、挫折したきっかけが「モニターの色とプリントの色が一致しない」という問題でした。

当時はコンピューターはMac(iBook G4)を、プリンターはエプソンPM-770Cを使っていたのです。高価なキャリブレーションツールを購入したりして、あれこれ試行錯誤しましたが結局はうまくいかず、「これは駄目だ」という悲しい結論に至り、ヨレヨレに疲れ果ててデジタルカメラ&自家カラープリントの野望から撤退したのでありました。

今回は背水の陣であります。挫折しても、もう戻れる世界(フィルム写真の世界)は事実上無いのであります。どんな苦労をしようとも、デジタル自家カラープリントの環境をモノにしなければなりません。

私の場合、Photoshopで印刷するとコントラストが強くなり、そして色が暗くなるのが悩みのタネでありまして、今回導入したEP-50Vでも同じ問題が起こりました。Photoshopでデータを開き、印刷メニューから「補正しない」を選んで印刷すると、コントラストが強まり色が暗く落ちた写真がプリントされるのです。

とりあえずエプソンのプリンターが装備している「オートファイン!EX」という設定に切り替えてみました。要するにプリンターが「きれいなプリントにするために勝手に補正しちゃいますよ」という、写真家からすると邪道なかんじがする設定であります。しかし私は写真の悪魔に魂を売り渡しちゃってるので、邪道だろうがナンだろうが結果として満足のゆくプリントが得られればそれで結果オーライなのです。

結論からいうと「オートファイン!EX」を選ぶことによってモニターで見た感じとプリントの上りが「ほぼ一致」することがわかりました。少なくとも「補正しない」よりは自分のイメージに近い写真が得られます。

オーパ!オーパ!やったッ(開高健ふうに)。

もちろん撮った写真によっては違う結果になるのかもしれません。でもとりあえずは「オートファイン!EX」でのプリントを自分の基準ということにして、いずれ気が向いたらより正確なカラーキャリブレーションを試みる、というかんじでいいのだろうと思います。

とりあえず手元にはA4の写真用紙、富士フイルムの「画彩」(かっさい)があるので、何枚か印刷してみました。A4の中心部に7インチ×7インチの正方形でプリントします。かつて六切印画紙の中央に6インチ×6インチの正方形で焼いていた時のフォーマットとほぼ相似形です。自分にとってはこの、余白をたっぷりとった「たたずまい」が大変に好ましいのです。

そんなかんじで自家カラープリントの道を進み始めました。まずは順調な滑り出し、といったところでしょうか。





#26
2018年5月9日(水)
「暗室から明室へ」

エプソンEP-50Vという「写真画質プリンター」を導入して、いよいよデジタル写真・自家カラープリントの道を歩み始めました。

かつては夜の闇にまぎれて「暗室作業」にいそしんだわけですが、デジタル写真の現在はコンピューターを使っての「明室作業」になったわけです。


撮影

(過去)カラーネガフィルム富士PRO800で撮影
(現在)デジタルカメラでRAW撮影


フィルム現像

(過去)C41処理
(現在)SILKYPIXで展開・現像

プリント作業

(過去)コダックRA処理、NOVAプロセッサーでプリント
(現在)SILKYPIXで現像、Photoshop Elementsで印刷設定、エプソンEP-50Vでプリント


かつては暗室での作業が私の「写真活動」の大部分を占めていました。AMラジオを鳴らしながら深夜までプリントに熱中したものであります。あれはあれで、楽しいながらも不健康な生活でした。何しろ夜中の1時、2時までプリントなんて当たり前。夜更かしはお肌の大敵であります。

デジタルになってからはコンピューターとにらめっこする時間が一気に増えました。正直言って目が疲れます。特にRAW現像なんてやってると時間があっという間に経ってしまい、気づくと目がチギレそうになっていたります。目をいたわりながら写真活動を続けていく必要がありそうです。明室は明室で、これも健康にはあまりよくない感じがします。

インクカートリッジはプリンターのユーティリティソフトでほぼリアルタイムで消費量というかカートリッジ内の残りが見られるようになっています。グレーのインクがダントツで減りが早いです。もう残量は4分の3ぐらいになってしまった。A3サイズに印刷するようになったら更に消費量が加速するのでしょうね。

EP-50Vはインクカートリッジひとつひとつがとても小さくて、最初本体にセットするときに

「こんなんじゃああっという間に無くなるだろうな」

と思ったものです。プリンター本体を安く売ってインクカートリッジで儲ける、というのはナルホドいいアイデアだな、などと売り手目線に立って感心してしまったりして。

何はともあれかつての暗室生活者は現在、コンピューターを使って現像からプリントまで行う時代であります。うんうん、順調、順調。





#27
2018年5月12日(土)
「横浜山手散歩&ローズガーデンで癒される」

5月12日(土曜日)は貴重な晴天。梅雨入り前の横浜をせめてもう一回ぐらいは訪ねておきたいと思っていましたから、カメラを準備して出かけました。

午前中は通院&ギターレッスンがありましたから、家でランチを済ませて一休みして、13時半すぎに出発。そんな次第で石川町駅に着いて撮影をはじめたのは15時近くになっておりました。

ブラフ18番館をスタートして、みなとみらい線「元町・中華街駅」をゴールとするいつものコースです。今日は洋館はサラリと済ませてメインディッシュを「港の見える丘公園」のローズガーデンと決めています。この時期はちょうどバラが見ごろを迎えていますから、存分に愉しみたいところです。

今日のカメラは私の新しい相棒、Panasonic LUMIX DMC-G8であります。レンズはチノンAF28-70mm F3.5-4.5をマウントアダプターを介して装着。今日もチノンで奇跡の一枚を狙おうという作戦です。

28-70mmで明るさがF3.5-4.5のレンズというと、コンタックス用のCarl Zeiss Vario-Sonnar T* 28-70mm F3.5-4.5を連想するのは私だけではありますまい。

ZeissにはZeissの良さがあるように、チノンにはチノンならではの魅力がある。というか、あるはず。というか、あってほしい。というか、あるといいな・・・と、弱気になってゆくのではありますが、私はチノンが大好きなのでこのレンズもたいそう気に入っているのであります。特にワイド側での描写がいいのよ。

とはいえやはりMF(マニュアル・フォーカス=手動ピント合わせ)レンズということで、打率は大きく下がります。カメラのもつピント合わせ補助機能(ファインダー像を拡大表示したり、ピントが合うと印が表示されたりする)を駆使して臨むわけですが、私自身の視力が悪いので、何?ピント?ちょっとよくわからないですねえ状態というおそろしい体たらくですから、何しろピント合わせが「苦手」なのであります。

そういう意味では自動ピント合わせのレンズを使ったほうが打率は大幅アップし、採用される写真も増えるのですが、何もそんなムキになることはないのであります。いちおう年内に新作アップはしたいとは思うけれども、焦ってまでやろうとは思わない。むしろ大好きなチノンレンズをいじる事自体が楽しかったりしますから、私も余程のマニアなのかもしれません。

ゴールデンウィーク中は端午の節句の飾りつけがされていた洋館も、今日は「母の日モード」に変わっていていい感じであります。5月らしい明るい雰囲気で、写真を撮り歩く心もはずみます。

それにしてもすさまじいほどの人出でありまして、どこへ行っても人、人、人。私はできるだけ写真にヨソの人が写らないように心がけていますが、洋館のなかも続々と人がきますのでフレーミングが大変であります。

レンズのワイド端28mmというのは、マイクロフォーサーズボディでは「ちょっと長めの標準レンズ」になってしまい、建物の中で写真を撮るのはかなりの苦行であります。おのずと、画を切りとる感じになります。

山手本通りを歩いて最終目的地である「港の見える丘公園」に到着しました。ローズガーデンはまさにいまが旬、ということですさまじい人だかりとなっております。

バラの花は圧倒的でありました。いろいろな品種が奇麗に植えられていてじっくり見ていると時のたつのを忘れるほどであります。そして手動ピント合わせのチノンレンズでは撮影がまったく追いつきません。今日はライカレンズも持ってくるべきだった。「荷物をできるだけ減らしたい」という写真家にあるまじき行為で交換レンズは持ってこなかったのよ。失敗したなあ。もちろんバラの写真をたくさん撮ったのですが、あとで家に帰ってピントチェックしてみるとほとんどがピンボケで採用できるコマは数えるほどしかありませんでした。教訓。次回はちゃんと交換レンズもバッグに入れてきましょうね。

ふだん仕事で神経を削りながら毎日を過ごしていて、「心は疲れてるけど身体はナマってる」みたいな状態でしたから、たくさん歩いたことで心地よい疲れに包まれました。17時半ごろに散歩を終えましたが、帰りの電車のなかは気持ちよくて寝落ちしそうになっていました。

梅雨入り前のよい季節を、大好きな場所の写真散歩で過ごせたことで心がだいぶ潤(うるお)いました。特にローズガーデンは本当に癒されました。お花はいいね。ウチ(工房)が1Fということで日当たりもイマイチですから、晴れた日はこうやって積極的に外に出て(というか大好きな横浜に出かけて)優雅なひとときを過ごすというのは大事だ、としみじみ思った次第であります。

梅雨入り前にあと一回ぐらい横浜に散歩に行けたらいいなと思います。





#28
2018年5月18日(金)
「デジタル時代のプリント(標準サイズ)を考える」

フィルム写真をやっていたころのプリントは、NOVAプロセッサーが六切サイズ用でしたから、六切サイズを制式フォーマットにしていました。あとはイルフォードのはがきタイプの印画紙を時々使って、小さいプリントを得ていました。

そして現在。

当初、デジタル時代はA4サイズを「制式」とし、気に入った作品だけA3に大伸ばしするつもりでいました。あくまでも標準としてはA4用紙をつかい、縦位置に配置した中心部に7インチ×7インチの正方形プリントを得るという手法です。

これはかつての六切プリントをホンの気持ちだけ大きくしたサイズであり、ハンドリングも良好です。

ところが実際にA3プリントをするようになってみて、気分が変わってきました。A3サイズの印画紙の中心に10インチ×10インチの正方形をプリントしてみると、そのサイズ感は非常に素晴らしく、むしろA3サイズを「制式」として採用したくなったのです。

A3サイズの大伸ばしプリントを見た後では、A4サイズは中途半端に小さく思われます。

じっくり考えた末、次の2サイズをわが工房のスタンダード・サイズとすることに決めました。

(1)作品

A3サイズ用紙を縦位置に配置し、その中心に10インチ×10インチの正方形をプリントする

(2)テストプリント&アルバム保管用

はがきサイズ用紙を縦位置に配置し、その中心に3.8インチ×3.8インチの正方形をプリントする

余談ですが1インチは25.4mm(2.54cm)であります。何が3.8インチ(約96.52mm)だぁ!9.7cmと書けば良いじゃないか!!っていうか日本人なら切りのよい9.5cmとかじゃぁ駄目なのか?とか言われそうですが、こればっかりはフィルム写真の名残で身についちゃってるから、しょうがないのであります。

まずは仕上げた作品をはがきサイズで出力し、気に入ったものをA3に大伸ばしプリントするという順番ですすめてゆきます。テストプリントをはがきサイズにすると整理も比較的楽ですし、何よりもそのまま手紙として出せるのが良いのです。L判では小さく2L判では大きすぎると感じるので、はがきサイズがちょうどいい。
今後はA3サイズとはがきサイズの写真用紙を買えばよい、ということになりました。

これまた余談ですが、もし写真展示することになった場合はA3ノビの用紙の中心に11インチ×11インチの正方形をプリントするのが良いかもしれませんね。半切サイズとほぼ同じぐらいになりますから、六切にプリントしていた頃のように「プリントが小さい」と言われることもなさそうです。

綜合的に判断するとA3ノビ用紙まで使用できるプリンター、エプソンEP-50Vを買って良かったと思っています。





#29
2018年5月19日(土)
「横浜散歩:日本大通り〜山下公園〜港の見える丘公園」

5月19日土曜日。午前中の病院のハシゴを無事に終えて、天気も良いので、カメラを準備して横浜にれっつごー。

前回、チノンレンズしか持たずに行ったら「港の見える丘公園」のローズガーデンで写欲にピント合わせがついていけず、ピンボケ写真を量産してしまい苦い涙をのんだので、今回はメインカメラにライカ12-60mmズームを装着していくことにしました。

そしてサブカメラにはチノン28-70mmレンズを着けて、バッグの中に入れておきます。最強のカメラ2台体制であります。現場でレンズ交換の手間をかけずに被写体&目的に応じてカメラを自由自在に使い分けしようという作戦です。

ツイデにオリンパスの14-42mmパンケーキズームもバッグに入れる。カメラ2台にレンズ3本。もう、どんなトラブルがあっても涼しい顔して撮影を続行できる万全の体制であります。

しかし・・・重い。重すぎるっ。

カメラバッグのストラップが左肩に食い込んでおります。なんか感じとしてはテレキャスター(エレキギター)の重たい一本をずっと構えているみたいです。うん、この重さはかつて持っていたテレキャスターによく似ているぜい・・・などと思いつつ、ちょっと無謀な荷造りをしてしまったことをジワジワと反省していたのであります。

以前フィルムカメラで撮っていた頃はマミヤC330fという重量級の二眼レフカメラとツァイスのネッターというスプリングカメラの2台を携行していました。その当時の装備の重さも相当でしたが、使っていたバッグはリュックサックタイプだったのです。リュックのショルダーベルトのD環に二眼レフカメラを固定することで「重量を両肩と背中で受け止める」ような状態にしていたこともあり、さほど苦痛は感じませんでした。

しかし現在の、肩掛けバッグにカメラを2台入れるというのはちょっと無理があったようです。左腕はダルくなるし首は凝るし、正直言って「失敗した」と思いましたね。

重たくなっちゃう原因は間違いなくチノンレンズでありましょう。14-42mmのオリンパスレンズはわずか95g、12-60mmのライカレンズが350g。これに対し、28-70mmチノンレンズは543g(マウントアダプター95g、レンズ448g)ですから絶望的です。そりゃー重たいわ。ちなみにサブカメラとチノンレンズの合計は936gにも及びます。ひぇ〜。

しかしチノンレンズ無しでは私の横浜写真は成立しませんから、とりあえず次回はカメラボディは1台のみとしサブカメラとオリンパスのレンズは家に置いてゆくことにしました。

いきなりカメラトークになってしまいましたが肝心の散歩は、みなとみらい線の日本大通り駅で下車して山下公園まで撮り歩き、最後は港の見える丘公園のローズガーデンでバラの花を楽しんできました。前回、ピント合わせに苦労しまくりでしたから今日はライカレンズのAFでいいかんじに撮れてよかった。


笑顔のガーデンベア立像

こんにちは!ガーデンベア!!




それにしてもガーデンベアは本当にかわいいネ。明るい気持ちにさせてくれます。いいキャラクター。お気に入り。

今日の横浜散歩は若き日の甘美な思い出がよみがえるコースだったこともあり、乾いた心に潤いが戻ってくるような心地で悪い気はしませんでした。そして今こうして、好きな街を好きなカメラに好きなレンズつけて好きなように撮り歩けるのだから、これを幸せと言わずにナンとする?という感じであります。そして心地よく疲れた身体を東横線のシートにあずけ、ぼんやりと窓の外を眺めつつ品川方面に帰るのも、なかなか満たされた時間であります。

次回はジョイナスのベイスターズショップを訪ねたいな。いまかぶってるヤマハのキャップがくたびれてきちゃったから、次はベイスターズの帽子にしようかと思っております。





#30
2018 5月26日(土)
「マウスの買い替え」

ネ3ヶ月ほど前からでしょうか、常用しているマウスの右クリックが効かなくなってきました。

おいおい買ってから1年ぐらいしか経っていないぞ・・・

全然使えないなら、とっととあきらめもつくのですが、力を入れてカツカツやっていると、10回に1回ぐらいの頻度で右クリックが可能なので、しばらく様子を見ていました(笑)。

しかし、マウス操作で指先にいちいち力を入れて「ふんっ、ふんっ!!」などと鼻息を荒くし、幾度も右クリックに失敗する現状は人生におけるかけがえのない時間の無駄だということに気づきました。

そもそもコンピューターを使う「作業」をする人にとってマウスというものは欠かせない道具でありまして、それはもう極論すれば「料理人にとって包丁のようなもの」であります。切れない包丁でストレスを感じながら日々の仕事をする料理人などいるはずがないのです。

私もようやくマウスを買い換える覚悟を決めました。

たかがマウスですが私なりのこだわりがあって、バッファローのBSMBW328というのを愛用してきました。いわゆるエルゴノミック・デザインの右手用マウスですが、適度にエッジがあり私の手の大きさにもマッチして使いやすいのであります。

曲面を多用した「プレミアムフィット」みたいな持ちやすいマウスは、ちょっと握った感じは良さそうに思えるのですが、長時間使っていると「ずっと同じ姿勢を強いられているような感覚」になりストレスがたまってくるので好きではありません。適度に角ばったBSMBW328を愛用しているのはそういう理由からです。

ということで2個目のBSMBW328を買ってきました。こんどのは長持ちするといいなあ。右クリックが普通にできることのありがたみを、しみじみと味わっています。





#31
2018年5月27日(日)
「古いカメラ、使わないカメラを処分する」

サブカメラにパナソニックG7を買ってしまったので、金策のために古いカメラ、使用頻度の低いカメラを処分することにしました。

高価なカメラ(G7の中古価格は42,800円)を買ってしまいましたから「このカメラはあまり使わないけれど、できれば売りたくない」などと悠長なことは言ってられません。お金になるものは全て手放して換金する、というのが絶対的任務であります。

まずはサブカメラのパナソニックGH1ゴールド、G1ブルー、SONY NEX-6の各ボディをオークションに出品。無事に入札があり、最終的にはほぼ想定通りの値段で落札されました。

続いて旧メインカメラのパナソニックGH1ブラックのボディーを出品。これも無事に落札され収入を得ました。

これらの売上金があればG7の支払いは何とかなりそうです。
ホッ。
さらにはシステムとしてすでに終了モード臭がただようニコン1 V1も売却しました。これで私の手元からニコンのカメラは一台もなくなります。そう思うとちょっと寂しいけれど、冷静に考えれば別にニコンのカメラが無くなっても困る訳ではない。

それにしても、たかがサブカメラ1台を買うために貴重なカメラ資産(?)を5台も処分したことになります。これまでのように「雨の日はカメラが濡れて駄目になっても精神的ダメージの少ないパナソニックG1を使おう」「3:2のアスペクト比で撮りつつボケを楽しみたいからNEX-6を使おう」みたいな、適材適所的な使い分けはできません。メインカメラG8とサブカメラのG7の2台で、すべての撮影をこなさなければならないのです。果たして大丈夫なのであろうか。

G7にはカメラ5台分の活躍をしてもらわなければ、困ります。サブカメラというのは言い換えれば「横浜撮影散歩以外の全てをこなす」という位置づけで、むしろ日常的にはメインカメラと言ってもいいぐらいの仕事量を任せるわけですから、それなりの期待をかけるわけです。タフな仕事もバリバリこなしてくれないと意味がない。

まあ、ネット上でも評判のいいG7です。大丈夫でしょう。





#32
2018年6月2日(土)
「パナソニックG7の導入について振り返る」

私は写真活動を再開するにあたり、デジタルカメラをパナソニックGH1からG8に買い換えました。これは結果的には大成功で、G8というカメラの出来の良さにほれぼれしながら毎回使っている状態であります。

ボディ前面にマグネシウム合金を使っているということで若干重たいのですがそのぶん剛性感があり、心地よいシャッターフィールとあわせて実に気分が良いのであります。何しろそれまで使っていたのがマイクロフォーサーズ第一世代(GH1とG1)でしたから、いっきに最新機種へジャンプしたわけで、その感動はいくら強調しても足りないほどです。本当にG8はよくできたカメラだと思います。こんなに気分よく撮影に没頭できるのは本当に嬉しいことです。

その後、いったんはGH1をサブカメラに降格させようと思ったのですが、何しろG8との落差が激しい為に「サブカメラも新調したい」という欲望が湧き出てきました。できればG8と同様の1600万画素で、バッテリーパックをG8と共用できる機種がほしい。

そこで注目したのがG8の前の世代の機種、G7でありました。G7はプラスチックボディ、防塵防滴ではない、ボディ内手振れ補正がないなどG8とくらべるとスペックはガクンと落ちるのですが、そのぶん安く(と言ってもそれなりにする)購入できます。私は半ば衝動買いという感じでG7の中古ボディを購入しました。

で、今日のテーマは、サブカメラとして購入したG7についてのお話であります。



結論から言ってしまうと「G7購入は失敗だったかもしれない」と感じています。かもしれない、などと曖昧な表現を使っていますが、そういうことをわずかでも感じている時点で既に「失敗」なのかもしれません。

失敗と感じる理由は、プラボディに起因するボディ剛性の低さ。加えてG8に較べると圧倒的に劣るシャッターの感触。端的に言えばこの二点にあります。

とりわけグリップ部を握るだけでギシギシと音を立てる、ヤワなプラスティックボディは想定外でありました。

ネット上でのG7の評価はそれなりに高いものがあり、軽量ボディや良質なファインダー、高速AFなどの魅力ゆえに愛用者も多いようです。もちろんネット上のレビューでは「剛性」についてのコメントもあるにはあったのですが、私は「まあ、そうは言っても一般的なレベルだろう」とタカをくくっていたのです。一般的なレベル、というのも曖昧な言い方ですが、要するに神経質な人が気にするぐらいで通常の使用には支障がないレベルだろうと想像していたのです。

しかし実機を撮影に投入してみると、プラスティックボディ(特にグリップ部)のミシミシ、ギシギシ感がハンパではありません。私の常用レンズ、ライカ12-60mmF2.8-4.0やチノン28-70mmF3.5-4.5を着けるとその重さにギリギリ耐えているかのようなグリップ部の「たわむ感じ」が、違和感として右手に不必要なストレスを与えるのです。

もちろん小型軽量のレンズ(ライカ15mmF1.7など)を着けたときはあまり気になりません。中途半端に重たいカメラだな、ぐらいにしか感じない。しかし繰り返しになりますが自分のメインレンズを着けたときのストレスが並大抵ではないのです。ちょっと自分の許容量を超えている感じ。

ハッキリ言って、剛性という意味では古いGH1やG1のほうがはるかに「上」です。

参ったな・・・

それからメカシャッターの感触もG8とは雲泥の差です。G8のシャッターフィールが極上ですので、G7のは「普通」に感じてしまいます。悪くはない。でも、G8には遠く及ばない。というか、G8をいじったあとだと「安っぽく」感じてしまう。

サブカメラとしては(G8をもう1台買う、などという無茶な計画を除けば)現時点では最高の物を買ったはずが、何やら不満の残る結果になってしまったことが、いささかショックであります。決して安くはない買い物だっただけに、ダメージが大きい。

これなら更にひとつ前の世代のG6を買ったほうが安上がりで良かったんじゃないのか、などという気持ちも湧き起こってしまい悲しい気分になるのであります。G6の中古なら2万円台半ばで買えたはずですから、2万円ちかいお金をセーブできたことでしょう。

もしくはもうちょっと待ってから、G8の中古並品を購入しても良かったかもしれない。

G8の出来が良すぎるだけに、G7にも期待したわけですが、G7とG8には大きな隔たりがありました。結論としては私にとってG7は「メインレンズを着けるには剛性不足のカメラ」「シャッターの感触はごく普通のカメラ」ということです。今後はコンパクトで軽いレンズを主に装着して使うということになろうと思いますが、安っぽいシャッターの感触は切るたびにいやな気分になります。

あーあ、やっちまった感がハンパないよ・・・





#33
2018年6月7日(木)
「サブカメラとしてのG7をあきらめる」

サブカメラ、というのはメインカメラに対する言葉であります。私の場合、横浜に持って行ってじっくり撮影するのに使うG8がメインカメラということになります。

それ以外の撮影用途で幅広く使おう、という予備機的な位置づけになるのがサブカメラです。

しかし「横浜以外で使う」ということは実質的に日常の9割以上を占めるのであって、サブカメラといえども「実質的にはメインカメラ」と言えるのかもしれません。ふだん積極的に持ち歩いて使うという意味では、横浜専用機とでもいうべきメインカメラ以上に「臨戦態勢」にあるからです。

私はサブカメラにPanasonic DMC-G7を採用し、1600万画素機の日常的使用に備えました。

しかしG7の性能はG8と比べて落差がありすぎて、がっくりきているのであります。剛性が劣りシャッターフィールもイマイチなG7の購入は失敗だった、という結論からどうしても逃れることができない。

結局、このままG7を使い続けてもストレスがたまるだけだと思ったので、G7を売却しその売却益でカメラを買い直すことにしました。

理想をいえばG8の中古品を追加購入することです。

とはいえメインカメラのG8は10万円ちかい値段で購入したほどの「高額製品」です。G8は中古でもまだまだ値段が張ります。マップカメラの中古良品が68,800円。購入資金をどう捻出する?

とりあえず手放すと決めたG7は早々に手放しましょう。ネットオークションに出品し、ただちに換金しました。決して小さくはない購入時との差額は「高かったレンタル料」として、あきらめるよりほかにない。今後の教訓としては「触ったことのないカメラの購入は慎重に」ということでしょうか。

代わりに導入するG8(2号機)については中古品をオークションで狙うことにしました。マップカメラの中古良品価格よりも安い物を入手するのが目的であります。

しかしG8の中古価格相場はやはり6万円をこえます。高すぎる。

そこでふと、考えました。たしかにG8が2台あったら便利でしょうが、普段使いが主たる目的で、雨の日などの過酷な状況においても躊躇なく持ち出す、ということを考えるとサブカメラにG8はもったいないような気がします。

もう一台のG8に6万円以上を費やすぐらいなら安いボディ&欲しいレンズを買ったほうが満足度は高そうだ・・・

ということで、サブカメラとしてはあえて古い世代のG5かG6を買い直すことにしました。





#34
2018年6月9日(土)
「サブカメラの選定」

G7ショック(パナソニックのデジタルカメラ、LUMIX G7が値段の割に満足度が低く、打ちのめされた事件)から立ち直るために、まずは早々にサブカメラを買ってしまうことにしました。適当なカメラを手にして、さっさとG7のことを忘れたい。

サブカメラに求めるのはずばり、1600万画素のスペックであります。あとはバッテリーパックBLC12を使えるもの。そしてG7がそうであったような「剛性感のないもの」は回避したい。私はパナソニックのマイクロフォーサーズ・カメラボディしか眼中にないですから、候補は下記の2機種に絞られました。


LUMIX DMC-G5

 2012年9月発売
 GH2のセンサーを搭載
 BLC12型バッテリー


LUMIX DMC-G6

 2013年6月20日発売
 G5の後継機種
 GH2のセンサー搭載
 動画で240fps対応
 BLC12型バッテリー


正面からの見た目がライカRっぽい(?)G6が格好いいので、とりあえずG6を本命とし、安い機体が見つかればG5でもいいや的な軽い気持ちでネットオークションを覗く日々が続きました。

G6の並品をできれば2万円ぐらいで入手できたらいいな、と思っていたのですが、想定していたよりも価格が高い(並品で2万3千円ぐらい、美品だと2万5千円を超える)。ん?送料を考えたらマップカメラの中古品を買ったほうが良いのではないか?と思いマップカメラを覗いてみると、ちょうど中古良品が22,800円で出ていたので、もうこれでいいやと購入ボタンを押しちゃいました。

マップカメラは中古品の値段が「適正」もしくは「相応」に設定されているし、梱包は丁寧だし、何よりも動作チェックなどがきちんとされていて「ゴミをつかまされる」心配がほとんどないのが有難い。

ポチった2日後、カメラ(LUMIX G6ブラックボディ)が届きました。それなりに使用感はありますがなるほど「良品」であります。レンズを着けて動作をチェックすると問題なさそうな感じです。何よりもG7のギシギシするグリップとは違う、しっかりした剛性感のあるグリップが非常に良いであります。余計なスケベ心を出してG7など買わず、最初からこっちを買えばよかったよ。

ということで紆余曲折を経てパナソニックG6を購入しました。この中古機をサブカメラとし、さまざまな撮影で「常用」できればそれでよいと思います。



参考:パナソニックG6を入手するために手放したカメラ一覧
・パナソニックGH1ブラック(旧メインカメラ)
・パナソニックGH1ゴールド(旧サブカメラ)
・パナソニックG1ブルー(雨の日などに積極的に使う)
・ソニーNEX-6
・ニコン1 V1
・パナソニックG7


今回のカメラ(G6)購入金額が22,800円ということでG7売却益の残高がかなりあります。かねてから欲しいと思っているマクロレンズ(LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm / F2.8 ASPH. / MEGA O.I.S.)を購入する資金としてとっておこうと思います。





#35
2018年6月13日(水)
「Panasonic LUMIX DMC-G6を使ってみた」

もういいかげん、LUMIX G7購入で失敗したことを忘れたい。ということで、G7を売却して買い直したG6をさっそく使ってみました。

結論から言うと、おおむね満足です。


良いと感じた点

・ショップで中古良品を購入した安心感
・小型軽量
・デザイン
・充分な剛性感
・1600万画素
・Wi-Fi搭載
・バッテリーがG8と共有できる


悪いと感じた点

・後ろダイヤルがまわしにくい/押しにくい
・シャッターフィールがG8に遠く及ばない


まずは良いと感じた点についてです。


・ショップで中古良品を購入した安心感

オークションは根本的に「博打」ですから、いくら美品・良品を謳っていても本質的に疑ってかかる必要があります。ヘタをすると高額を支払ってカスをつかまされる可能性もある。しかし今回はショップでの購入ですから安心感がありました。経験上、マップカメラの中古品は価格の設定が適正だし、初期不良があれば返品は可能だし、配送時の梱包も丁寧ですから文句はありません。バッテリーを入れて動作をチェックしてみると特に問題もなくいいかんじです。外見からいうとボディに小傷などありますが全く不満は無し。文字通りの良品でありました。

・小型軽量

「小型軽量」を高いレベルで具現化したいい製品だと思います。サブカメラ用常用レンズ、オリンパスのパンケーキズームレンズM.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 EZを着けたときの軽快感は素晴らしいものがあります。

・デザイン

正面から見たときのデザインが気に入っています。曲線・曲面をデザインに取り入れたカメラは基本的にあまり好きではないのですが、これは許せる(なぜだろう)。

・充分な剛性感

G7のことなど思い出すのもイヤですが、グリップ部の剛性感はG6のほうが上です。

・1600万画素

G8のサブカメラとして充分な解像度を得ることができました。ちなみにアスペクト比4:3だと4608×3456ドット、正方形だと3456×3456ドットの画像を得ることができます。正方形でも約1200万画素となり、A3サイズのプリントも安心して行うことができます。

・Wi-Fi搭載

スマホとの連携がスムーズにできます。そういえばWi-Fi搭載のSDメモリーカード、東芝のFlashAirはバッテリーの消費が激しいし、通信安定性がいまいちなので今は使っていません。

・バッテリーがG8と共有できる

バッテリーパックと充電器をメインカメラと共有できることは、サブカメラの必須条件だと思っています。


つぎに悪いと感じた点について書いてみましょう。まだ使っていない機能、試していない機能はたくさんありますし、G7購入時のようなガッカリ感、やっちまった感はまったくないので、ちょっと強引にマイナスポイントを書いてみます。


・後ろダイヤルがまわしにくい/押しにくい

唯一といってもいい欠点が後ろダイヤルの操作のしにくさでしょうか。なんか位置が変だし指かかりもイマイチ。さらに押しにくさもタダゴトではなく、よっぽどのことがない限り操作したいとは思えないレベルであります。なのでこのカメラでマニュアル露出とか考えたくないです。もう全部プログラムオート(フロントのコマンドレバーで露出補正)でいいじゃん、と思ったりする。

・シャッターフィールがG8に遠く及ばない

これはG8のシャッターの感触が良すぎるので、G8との差を理由にG6を低く評価するのは意地悪に思います。G6の感触はごく普通のシャッターで何の問題もありません。ボディの値段が4万円だったらヤダけど2万円なら許す、というレベル(←まだG7購入の失敗をひきずっている)。


ということで「後ろダイヤルの使いにくさが気になる以外はまったくもってオッケーなカメラ」というのがPanasonic LUMIX DMC-G6の第一印象であります。紆余曲折ありましたが、最終的にはいい買い物ができました。





#36
2018年6月17日(日)
「モモ通URLの移転(外部ブログサービスの使用をヤメました)」

この春のモモンガ通信復活に際しては、Ninja Blogという外部のブログサービスを使ってきました。なぜ工房のサイト内に設けなかったか、その理由は、自分でHTMLを書くのが面倒だったからであります。テキスト原稿を書くのはいいけれど、それをHTMLにしてアップロードするのが面倒くさいと感じていました。

既存のブログサービスであれば、原稿だけ用意してあとはポストするだけですから、非常に楽ちんなわけです。

ところがここ数日、Ninja Blogのサーバーのつながりが悪く、記事をアップロードしたいのにできない日が続きました。これはちょっとしたストレスでした。日記的な文章を外部のサービスを使ってアップすることにはメリットとデメリットがありますね。

【メリット】
 ・記事のアップロードが楽である

【デメリット】
 ・日記の存続が、サービスの運営方針に左右される
 ・内容やデータ容量などに制限がある
 ・アップしたいときに出来ないことがある等、不便なことも発生する


自前のサイト内で勝手にやるのが一番良いのであります。ということで、アップロード作業が面倒ではありますがモモンガ通信を再び自前サイト内にて展開することにいたしました。トップページに来ていただき、それからリンクをたどるのが一番楽かと思います。御面倒をおかけしますが、モモ通のブックマークの変更をお願いいたします。そして今後ともモモ通をどうぞ宜しくお願いいたします。





#37
2018年6月18日(月)
「大伸ばしプリント」

A3ノビサイズまで対応したプリンターを購入したので、やはり写真家たる者としては「大伸ばしをやりたい!」と思う訳です。

本当は最大サイズであるA3ノビでのプリントというのをやってみたい気がしたけれど、プリントの保管を考えたらA3ノビなんてやらないほうがよさそうです。バインダーというか、綴じておく物に困りそうなサイズです。普通に保存ファイルが手に入るA3のほうがハンドリングが良いような気がします。

とりあえずA3の用紙を購入することにしました。

私のスタンダード用紙である富士フイルムの「画彩 写真仕上げ 光沢プレミアム」のA3サイズは20枚入りで、いきつけのカメラ量販店で1,630円でした。

1枚あたり81.5円。銀塩写真の印画紙に較べれば安いものです。余談ですがフイルム写真のプリントで使う富士フイルムのカラー印画紙(大四切)は50枚で8,630円しますから、1枚あたり172.6円です。おそろしい金額であります。いきなり1回目の露光でプリントがビシッと決まることはないですから、3枚、5枚とプリントをかさねてゆくことですさまじいお金が出てゆくことになります。もう銀塩写真は私には無理だ・・・その点、デジタルは用紙の無駄がほとんど出ないのがいいですね。

富士フイルム画彩のA3サイズをとりあえず1パック買ってきました。いよいよ大伸ばしプリントの夢、実現であります。





#38
2018年6月20日(水)
「EP-50VでA3プリント」

さっそく写真をA3フォト用紙にプリントしてみます。

A3用紙の中心に10インチ×10インチの正方形をプリントして、プリント時間は約5分10秒。長方形の写真をA3にめいっぱいプリントするとしても10分ぐらいだろうと想像します(私は長方形の写真をプリントしないのでわからない)。かなりの高速プリンターであることに間違いはありません。

フィルム写真で、暗室で印画紙をラッキーのCP32プロセッサーにセットしても薬液の処理時間は3分30秒とか4分とか普通にかかりますからね。

デジタル写真&インクジェットプリンターを実践してみて「ああ、薬液から解放されるというのはこうも身体が楽なのか」と実感しています。たとえばNOVAプロセッサーを使っていたころ、暗室作業の前段階として必ず「1.2リットルの薬液を準備する」という過程があったわけです。発色現像液と漂白定着液。それから暗闇露光した印画紙をNOVAプロセッサーに入れて優しくかくはんして、こんどはそこから取り出して水洗バットに入れる。さいごに水洗い。ひとしきりプリント作業を終えたらこんどは薬液を片付ける・・・あれは、今思えばかなりの肉体労働でありました。

デジタル写真の場合、PC上で「イメージ通りの画」を仕上げたら、あとはプリンターで出力するだけですから楽なモノです。プリントボタンをクリックしてしまえば、あとはもう鼻歌を歌っていてもOK。紙詰まりやインク切れだけを心配すればヨイ。ひととおり作業を終えての感想を端的に言えば

「PCでRAW現像するプロセスがもっとも重要」

ということになります。写真家の意思が介在する段階は

(1)現場での写真撮影時
(2)PC上でのRAW現像時

の2つであり、暗室系写真家としては(2)こそが「暗室でのプリント作業」に共通する段階であり、作品を仕上げる上で重要ということが分かってきました。

それにしてもA3の用紙を使ったプリントは「圧倒的」です。フィルム時代は六切サイズのNOVAプロセッサーを使い、印画紙の中心に6インチ×6インチの正方形をプリントしていました。今はA3サイズの中心に10インチ×10インチの正方形ですから、印象としては「倍増」したような感覚です。

インクジェットプリンターとしてE-50Vを採用したのは大正解でした。満足のゆく写真画質が得られています。大伸ばし(最大A3ノビサイズ)で写真をプリントしたいと思い、安くてコンパクトなプリンターを探しているなら、買って損はない機種だと思います。私はほとんどA3での出力ですが、写真の品質(得られる画質)にはおおむね満足しています。これまでの事務用プリンター、PX-045Aの写真と比べると大違いです。染料インクということで「褪色」などの懸念はたしかにありますし、そういう意味での写真としての耐久性は未知数ではありますが、ひとまず富士フイルムの「画彩」との相性は良好ですし、私自身は非常に気に入っております。





#39
2018年6月23日(土)
「グレーのインクカートリッジが、急速に減ってゆく」

EP-50Vの使用する染料インクは独立した6色のカートリッジとなっており、最初開封してカートリッジの実物を見たときは


「こんなに小さいんじゃあ、すぐになくなるだろうな」


と思ったものです。案の定、A3サイズで写真を印刷しているとみるみる減ってゆきます。プリント時にはユーティリティソフトが立ち上がり、インク残量表示がされるのですが印刷のたびにドドン!と減るので否が応でも「コスト」を意識しないわけにはいかない感じです。

とりわけすさまじいスピードで減っているのがグレーのインクカートリッジです。グレーインクは主にモノクローム写真のプリント時に減るものだろうとタカをくくっていたのですが、驚くなかれカラー写真においても圧倒的なスピードで減る色であります。そんなに灰色のものを狙って撮っているわけではないのですが、やはり微妙な中間色の再現に使われているのでありましょうか。

他の色の倍ぐらいのスピードでグレーインクが消費されているので、とりあえずグレーのインクカートリッジのみを購入してきました。1個800円ぐらい、ということでなかなかの高価格っぷりであります。何しろサイズが小さいので、これで800円もするのですかマジですか的な不平をこぼしたくなるレベルであります。

それでも下調べの段階でインクカートリッジの価格が安いプリンターを選んだはずですから、これはもう、あきらめるしかありません。デジタル写真でかかるコストの大部分はインクカートリッジ代なのだと覚悟を決めましょう。






#40
2018年6月27日(水)
「EP-50V、はじめてのインクカートリッジ交換」

エプソンのA3ノビサイズ対応プリンタ、EP-50Vを使い始めて約二か月。

最初の一か月の印象を書いてみようと思います。まず、A3判のプリント8枚、ハガキサイズのプリント34枚&それ以外のしょぼいドキュメント印刷を終えたところでグレーインクが無くなりました。他の色はまだ半分ぐらい残っている感じです。なるほど、やはり中間調を描くのにグレーインクは出番が多いのだろうな、と思いつつ、インクカートリッジ交換をすることにしました。

EP-50V用のインクのパッケージに描かれたアイコンは「ソリ(橇)」であります。お値段はビックカメラで797円プラス消費税。非常にちいさいカートリッジで、これしかインクが入ってないんじゃァ、すぐに無くなるよなァ的な気分になるシロモノです。

インクカートリッジは交換しようとするたびに「どうやればいいのか」が分からず困惑するわけですが、液晶モニターを装備して必要なインフォメーションが画面に表示されるEP-50Vの場合は迷うことはありません。ホーム画面から設定を選び、インクカートリッジの交換方法を表示させれば手順を追いながら指示を出してきます。その通りにやればOK。

ということで、これまでの運用でおおよそのインクカートリッジのコストがわかりました。私の場合は1か月あたり8枚程度のA3プリントを行い、それ以外の写真はハガキサイズで30枚ちょっと印刷するとして、インクカートリッジの購入頻度としては「グレーインクのみ買い増しが要るものの、とりあえず1セットあれば1か月はもつ」ということがわかりました。仮にペースを上げてゆくとしても、月に2セットあれば余裕でプリント三昧できるでありましょう。

私の場合は正方形写真にこだわっているので紙の余白をたっぷりとる様式でプリントしますから、仮に「フチなしプリント」で写真用紙にめいっぱい印刷するのであれば現在の倍ぐらいのペースで消費するのだろうな、と思いました。もしもアナタが普通に長方形のプリントを写真用紙にMAXサイズで印刷するのなら、

A3プリント 4枚ぐらい&ハガキプリント 15枚ぐらい

でインクがなくなるだろう、ぐらいに思っていただければ「当たらずとも遠からず」な結果になるだろうと思います。あくまでも参考程度ですが、EP-50Vの購入を検討している方にはこのような情報を提供して今日のモモ通を終わろうと思います。






#41
2018年6月29日(金)
「マイクロフォーサーズ用のマクロレンズを導入する」

これまでマクロ撮影は富士フイルムのFinePix X10を使ってきました。X10はクラシカルなたたずまいが魅力のコンパクトカメラで、一時期は私の「メインカメラ」の地位にあったものです。

しかし画素数が1200万画素ということで、現代においてはスペック不足は否めないのであります。

このたびメインカメラをパナソニックG8に据えましたから、マクロ撮影もマイクロフォーサーズに軸足を移してもいいかな、と思い始めました。横浜散歩だけでなく普段使いからマクロ撮影まですべてをマイクロフォーサーズに統一できれば、無駄がありません。

カメラ売却益の残りをマクロレンズの購入資金に充てます。

マイクロフォーサーズのマクロレンズはパナソニック、オリンパスの2社から発売されています。私はパナソニックのボディを使っていますので、レンズに手振れ補正機能のあるパナソニックのレンズにしようと思います。具体的には、次の2本が候補になります。


LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm / F2.8 ASPH. / MEGA O.I.S.(H-ES045)

LUMIX G MACRO 30mm / F2.8 ASPH. / MEGA O.I.S.(H-HS030)


私はライカ大好きっ子ですから、そういう意味では迷うことなく前者を選んで万事解決となるわけですが、そう簡単にいかないのが世の習い。写真を撮るうえで「ライカの描写」というのは非常に魅力でありますが、だからといって闇雲にライカを買えばいいってモンでもない。

カタログを見ていて、このライカはパスしたほうがよいな、と直感しました。

端的に言えばマクロだけを撮りたい訳じゃないのです。マクロレンズをメインに据えてじっくりお花を撮りたい、というふうな明確な目的が決まっているなら話は別ですが、いろいろなものを撮るなかで時々接写もする、というような私の使い方だと45mmでは画角が狭いのではないか?と思ったのです。

ネット上での評判がいまいち冴えないのも気になります。そもそも、ネット上のレビューは話半分で聞くのが私の流儀であります。実際に自分で使ってみないと正当な評価はできないと思っています。それでもライカのマクロは「大絶賛」という感じでもない。すさまじい金額のレンズなのだから、使ってみたらちょっとガッカリ、なんていう事態は絶対に避けたい。そういう意味ではむしろLUMIX Gマクロのほうが「軽い」「ピント合わせが速い」「使いやすい」など高評価が目につく感じです。

ちなみに手振れ補正機能についてはどちらも旧世代のMEGA O.I.S.ということになっています。

使用頻度と値段との兼ね合いでいけば安いほうのパナソニックで充分だろうな、と思いました。そうと決まれば話は早い。私はライカのマクロを購入候補から外し、LUMIX G MACRO 30mm / F2.8 ASPH. / MEGA O.I.S.を買うことにしました。





#42
2018年6月30日(土)
「マクロレンズで迷う(本当にライカじゃなくていいのか)」

ということで、マクロレンズはLUMIX G MACRO 30mm / F2.8 ASPH. / MEGA O.I.S.を買うことに決めたのですが、心の底には迷いがあります。

本当にライカにしなくていいのか?

そもそも、私がデジタル時代を歩んでゆくにあたってマイクロフォーサーズを使おうと決めた理由は「純正でライカレンズが使えるから」の一言に尽きます。

ライカレンズの描写はそれだけで魅力があります。だからこそ、私は標準ズームレンズをLEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S.にし、そして2本目のレンズをLEICA DG SUMMILUX 15mm / F1.7 ASPH.にしたのです。

マクロレンズもライカにしといたほうが後悔しないんじゃないの?

そんな心の声がなんども頭によぎりました。中途半端に妥協してパナソニックのLUMIX G MACRO 30mm / F2.8 ASPH. / MEGA O.I.S.を買うのなら、どこかに「現状への不満」が残って、いずれはライカを買い直すことになりかねない。

しかし私は「LUMIX G MACRO 30mm / F2.8 ASPH. / MEGA O.I.S.にどうしても満足できなかったら、その時は売り払ってライカを買い直せばいいや」ぐらいに軽く考えています。もちろん高額なモノなので買い直すとか簡単に言えるものではありません。懐具合への影響はたしかに大きいですが、でも、たかがカメラ用レンズであります。迷った末に両方買って、気に入ったほうだけ手元に残す、なんていう過程もまた楽しいのであります。最後に評価するのはこの自分自身。もっと気楽に構えて、写真にまつわるすべての事を楽しめばいいのだ。

ということで、私の決意は決まっています。あとはLUMIX G MACRO 30mm / F2.8 ASPH. / MEGA O.I.S.をポチるだけです。





#43
2018年7月1日(日)
「パナソニックのマクロレンズが素晴らしい!」

ネットオークションでパナソニックのマクロレンズ、LUMIX G MACRO 30mm / F2.8 ASPH. / MEGA O.I.S.を落札しました。

マップカメラの中古良品を買うつもりでしたから、想定していたよりも安く入手できました。

非常に軽くコンパクトでよい感じです。かつてペンタックスの一眼レフ、K10Dにタムロン90mmマクロを装着して使っていたことを思い起こすと、夢のようなダウンサイジングでありまして、小型軽量なマイクロフォーサーズはやっぱりいいなァとしみじみするのであります。

評判通り、ピント合わせが速いです。マクロレンズとは思えないレベル。遠景から近接撮影までいろいろ試しましたが、スッとピントが合うのは実に快感であります。

35mm判換算で60mmレンズの画角ということですから、ちょっと長めの標準レンズでしょうか。ワイド感をもった写真を写すのはさすがに厳しいですが、近接撮影が可能なオールラウンドプレーヤーとして、抜群に使いやすいレンズであります。二眼レフカメラにたとえるとマミヤC330fに105mmF3.5DSを着けた時の比類のない「無敵感」にそっくりな感じを味わえます。こんなたとえじゃ普通の写真愛好家にまったく通じないか。とにかく、これ一本あればノドカふう横浜散歩が楽しめるレンズであります。寄ってよし、引いてよし。開放の描写も素晴らしいであります。アッパレ。


お花

撮り初めの儀、ファーストショット



ちょこっとしか撮ってないけど雨の日はこのレンズ一本で勝負してみようかな、と思わせるだけの結果を残してくれました。使いやすい焦点距離、素早いピント合わせ、不足のない近接撮影能力、きれいなボケ等、個人的にはかなりツボにハマっていまして、このレンズはライカではないけれどすさまじい満足感を与えてくれました。文句なしの五つ星レンズであります。

新品だと4万円を超える値段という事で、決して安くはないのですが、パナソニックユーザーの方には自信をもってオススメしたい「2本目に買いたいレンズ」と思います。

かくして、わたしのメインシステム(レンズ)は下記3本のラインナップをもって完成いたしました。


標準ズームレンズ
LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S.

広角単焦点
LEICA DG SUMMILUX 15mm / F1.7 ASPH.

標準マクロ
LUMIX G MACRO 30mm / F2.8 ASPH. / MEGA O.I.S.


望遠域がないじゃん、というツッコミがありそうですが、私の横浜写真に極端な望遠レンズって必要ないのであります。

上記の中では、とりわけライカの標準ズームが使いやすくて絶品なのです。ズームレンジが広く、広角から中望遠までをカバーできるのが魅力。描写も素敵で、このレンズが使えるからマイクロフォーサーズを愛用していると言っても過言ではありません。屋内や暗所では15mmレンズが大活躍するし、近接撮影では今回入手したマクロレンズがその役割を担ってくれるでしょう。

横浜撮影用という意味では、あとはチノンのズームレンズがあります。それからサブカメラにはオリンパスのパンケーキズームを着けっぱなしにしています。これらの2本はオマケのようなものです。

フィルム写真時代はほぼすべての写真をマミヤ135mmレンズで撮っていましたが、デジタルの時代は交換レンズをうまく使い分けながら私なりの写真を楽しめればいいなと思っています。





#44
2018年7月3日(火)
「チノンレンズの母艦で悩む」

私は日本のカメラメーカー、チノンが好きでフィルムカメラとレンズをいくつか持っています。

フィルムカメラはもう出番はありませんが、デジタル時代にあってもその気になりさえすれば交換レンズは活用できますので、いまもチノンレンズを愛用しています。

マニュアルフォーカス時代のチノンレンズはKマウントですから、ペンタックスのデジタル一眼レフカメラがあれば基本的にはそのまま使えるようになっています。

ということで、かつてはペンタックスK10Dという一眼レフを所有していました。露出のコントロールが大変やりやすい素晴らしいカメラで気に入っていたのですが、何しろデカい。重い。

その後ペンタックスはK-S1という超小型ボディの一眼レフカメラをリリースしました。これを買おうかと本気で悩みましたが、問題はペンタックスの「行く末」であります。はやい話が、まったくと言っていいくらい人気がない。ユーザーがいない。ユーザーが増えない。つまり、売れてない。

私はペンタックスの将来に「漠然とした不安」を感じたこともあり、ペンタックスK10Dボディと交換レンズ(チノンレンズを除く)を早々に売り払い、ペンタックスユーザーであることをヤメました。

問題はチノンレンズをどうやって使うか、であります。結論から言えば「Kマウントカメラを手放したなら、あとはもうミラーレスカメラのボディにマウントアダプターを介して装着して使うよりほかにない」ということになります。さいわい、私のメインカメラはマイクロフォーサーズですから、アダプターを使えばチノンレンズの装着&使用は充分可能です。

ちょっと整理しましょう。チノンレンズをデジタルカメラで使いたい場合。

(1)ペンタックスの一眼レフボディに装着して使う(最上の策)
(2)マイクロフォーサーズボディに装着して使う(次にマシな策)
(3)ソニーのアルファボディに装着して使う(カメラボディを買う分、お金がかかる)

このうち(1)をあきらめた訳ですから、とりあえず手元にあるボディを活用して(2)をはじめることにしました。マイクロフォーサーズ用のマウントアダプターを購入し、当時のメインカメラだったGH1に装着してみる。画角がすさまじく狭くなる(35mm判換算で24mmレンズが48mm相当に、50mmレンズが100mm相当になってしまう)のですが、まあ、問題なく使用できます。

他方、ソニーのアルファ(Eマウントカメラ)の評判がいいので気になり始めました。かつてソニーについてはNEX-3Nを使っていたことがあり、当時からチノンレンズの使い勝手も良好なことは体感していました。こんどはEVFを装備したソニーのボディを入手して、チノンレンズの母艦として使うのはアリだな・・・と思い始めました。

考えた末、私はNEX-6の中古ボディを手に入れました。標準で装備されているEVFの効果は絶大で、チノンレンズを使うのに非常に都合がよい。撮像素子がAPS-CのNEXではなくフルサイズのアルファ7にすれば画角の変化すらなくチノンレンズをそのままのフォーマットで使えるのだと思うと、可能性が広がるのを感じました。

しかし今回、サブカメラ購入のためにNEX-6を売却したため、ソニーのボディのない生活に逆戻りしました。現在はマイクロフォーサーズボディにアダプタを介してチノンレンズを使っている、という状況です。(つづく)





#45
2018年7月4日(水)
「チノンレンズの母艦で悩む(2)」

チノンレンズの母艦としてすぐれていたNEX-6を失ったことで、ふたたびマイクロフォーサーズボディにチノンレンズを装着して使う生活に戻りました。

そうこうしているうちにペンタックスが満を持してフルサイズ一眼レフ、K-1をリリースするなど「チノンレンズの母艦」の候補としてよさそうな選択肢も出てきました。

チノンレンズを使うのに一番いいのはK-1に装着することかもしれません。しかしK-1はデカく、重く、そして私には高価すぎるのです。

私の心はなんとなく「いつか中古のソニーアルファ7を買うのがベストかもしれない」というところに落ち着いてきました。初代アルファ7の中古価格はいまでも6万円を超えています。おいそれと買えるものではありませんが、これをマウントアダプターを経由して使えばチノン24mmレンズを「24mmレンズ本来の画角で使える」わけですから、いつの日か手にしたいものであります。

というわけで、もうペンタックスの一眼レフボディは眼中にない生活になっていました。

ところが・・・

ネットサーフィンをしていて、ペンタックスの一眼レフカメラのうち過去の数機種は、単3形乾電池駆動だという情報を入手しました。具体的に言うと私が存在を知ったのはK-mという機種であります。Wikipediaによれば、


ペンタックス K-m

2008年10月24日発売。撮像素子にK200Dと同じ有効画素数1020万画素ソニー製CCDセンサーを採用。KAF2マウント。K200Dを置き換える形で発売された新しいエントリーモデルである。APS-Cサイズの撮像素子を採用した1000万画素以上のデジタル一眼レフカメラとしては世界最小。重量もKシリーズの中で最も軽い(525g)。女性、及び初心者向き商品として開発され、機能を説明する「ヘルプボタン」を備える。海外での名称は「K2000」ペンタックスがHOYAに吸収合併されてから初めてのデジタル一眼レフカメラ商品。


とのこと。そういえばペンタックスはHOYAに吸収合併されたこともあったなぁ、と無駄な感慨に浸りつつ、K-mという10年も前のカメラに興味津々となったわけであります。

少し冷静になって考えてみる。

2008年のカメラという事で、言うまでもなく古いです。古すぎます。とはいえ、私はつい最近まで2009年4月発売のパナソニックGH1をメインカメラに据えていたわけですから、使えないことはないはずです。

次に画素数。K-mは1020万画素という、現代においては絶望的な低画素となっています。かつてペンタックスK10Dを使っていて、やはり1020万画素という低スペックにはコンプレックスを抱かざるを得ませんでした。ただ、それが致命的かというと、決してそんなことはなくて、発売当時は「最先端の1000万画素クラス」ということでフラッグシップだったわけですから、大伸ばしもA3サイズぐらいならそれなりにいけると思います。

もっとも目を引く特長が電源であります。単3形電池4本(リチウム電池、ニッケル水素充電池、アルカリ電池)対応。エネループが使える、1000万画素級の一眼レフというだけで俄然輝きを増してきました。専用バッテリーパックの呪縛から解き放たれて、カメラが壊れるまで使えるだろうと思うと、非常に魅力的です。

ファインダーがペンタプリズムではなくペンタミラーだったり、画像モニターが2.7型と小さかったり、やはりどちらかというと「底辺クラス」なのはわかるのですが、トータルで考えると実に魅力的なカメラです。

ソニーのアルファ7を買うまでの「つなぎ」として、買ってみる価値はあるかもしれないな、と思い始めました。何よりもいま、死蔵しているチノン24mmや50mmレンズを活用するのには手ごろでちょうど良さそうなボディに思われてきました。





#46
2018年7月5日(木)
「チノンレンズの母艦で悩む(3)」

チノンレンズの母艦として、ペンタックスのKマウントAPS-C一眼レフカメラ、K-mに白羽の矢が立っています。

単3形乾電池エネループが使える1000万画素級の一眼レフカメラ。今更、デカくて重い一眼レフなど買う気にはなりませんが、ペンタックスKシリーズ史上もっとも小型と言われるK-mなら「とりあえず持っておいて」も悪くはない。

あと注意が必要なのは、私のメインレンズのひとつ、チノンAF28-70mmF3.5-F4.5を装着してもオートフォーカースは使えないという点でしょうか。チノンのレンズにある電気接点はペンタックスとは全く互換性が無く、チノンCP-9というフィルムカメラに装着しないとオートフォーカスが使えないのであります。

まあいい。私は死蔵しているチノン24mmや50mmなどを使えるボディがありさえすればよいのだ。

というわけで、私は本気でK-mの購入を検討し始めました。2008年発売のオールドカメラですから、当然、中古品狙いということになります。マップカメラの中古にもない機種ですので、ネットオークションにて入手することにしました。

オークションの何が嫌かと言えば「しょせん博打」ということでしょうか。潤沢に資金があり、未使用の新品を狙うなら話は別でしょうが、私のように「限られた予算で少しでもマシな中古品を手に入れる」ことを目的とした場合、正直言ってメリットはあまりありません。

説明文と写真での判断ではコンディションの良しあしなどマトモにわかるはずもない。グッドコンディションの美品、なんていうのを落札していざ届いてみるとヨレヨレのボロボロだったりなど日常茶飯事。特にレンズは「悪品」ないし「ひどすぎる製品」が届くことがしばしばあります。

ハズレをひいても笑い飛ばせるレベルの買い物じゃないと、オークションはできない、というのが私のスタンスです。

笑って打てる博打はせいぜい予算1万円まで、というところです。良いのか悪いのか判断できないものに、1万円を超える資金は充てられません。

ましてや触ったこともないデジタル一眼レフ、ペンタックスK-mなどという得体のしれないシロモノですから、できればおこづかいの範囲内(5千円ぐらい)で抑えたいというのが本音。

しばらくオークションウォッチをはじめました。

まず、弾数としてはK-mよりもK-xという「次世代機」のほうが多いようです。K-xになると1200万画素になりシャッターボタンの脇に私の大好きなグリーンボタンが装備されるなど、スペック的にはかなり良くなります。しかし、その分高い。

やはり初志貫徹、K-mをいかに安く落とすかが大事であります。残念ながらボディ単体で5千円というのは無理そうで、ボディのみ8千円コース。標準ズームレンズ付で1万円コースといったところでしょうか。

私は将来絶対に自動ピント合わせレンズが欲しくなると分かっているので、最初から標準ズームレンズ付に絞り込みました。

smc PENTAX-DAL 1:3.5-5.6 18-55mm ALというレンズであります。

いわゆるキットレンズですが、これがもう、稀代の糞レンズ。私はかつてペンタックスK10Dというカメラを使っていたので、もう経験でわかっているのだ。まさに「無いよりはマシ」という底辺レベルの標準ズームレンズであります。でも、しょせん片手間で使うペンタックスの一眼レフですから、そんなレンズで充分なのです。

しかし、やはり迷います。繰り返しますが10年前の型落ち一眼レフ&糞レンズの組み合わせに1万円を出す価値はほんとうにあるのか。

そもそも、チノンレンズを使いたければ現在すでにやっているように、マウントアダプターをつけてマイクロフォーサーズボディに着ければヨイ。画角が狭くなっちゃうのがイヤン、といっても、ペンタックスK-mに付けたって(程度の差こそあれ)画角は狭(せば)まるのだ。

そしてトドメは・・・私はAF一眼レフのファインダーが嫌いなのだった(笑)。

(暗いレンズをつけると)しょーもないほどに暗い「覗き窓」で、ピントの山など掴みようがなく、とりあえずカメラの合焦音機能をたよりにシャッターを切るよりほかにない、あのファインダーが嫌いなのですよ。

マイクロフォーサーズのパナソニックG1、GH1、G8、G6ボディを使ってきましたが、それらの電子ビューファインダーは大変に素晴らしく、もう一眼レフには戻れないナと実感したものであります。

そんな私が、ペンタックスの廉価一眼レフを買って満足できるとは到底思えません。シャレかジョークのレベルで買うならいい。ジョークに1万円なんて出せるだろうか?

冷静になれば「今更一眼レフは要らない」という結論で終わりそうなのですが、私は連日の残業で少し頭が壊れ始めており、そういえばカメラストラップが一本余ってるからペンタボディ逝っちゃおうZE!カモンK-m!!みたいな変なテンションに陥ってしまって、おりしもペンタックスK2000(K-mの海外モデル)中古美品がオークションに出品されているのを見つけてエイヤッと落札してしまったのであります。

落札金額は9,800円。まあいいさ。残業代でまかなえる範囲サ。





#47
2018年7月6日(金)
「チノンレンズの母艦で悩む(4)」

残業続きで思考回路が壊れた私はペンタックスK2000という古い一眼レフデジカメを発作的に落札してしまいました。

使い道としてはチノンの24mmレンズと50mmレンズを装着して遊ぼう!という、30秒で飽きそうな遊びを想定しています。


※本気で24mmレンズや50mmレンズを使いたいならマイクロフォーサーズのG8ボディ(1600万画素)につけたほうが作品として残すのに向くのは自明のことです。


モモンガ母の教えに「買いたいものは我慢しなさい、必要なものは黙って買いなさい」というのがありますが、必要もないものを買ってしまったことで罪悪感がハンパない。しかしもう、落札しちゃったものは、しょうがない。

お金を振り込んだ翌々日、カメラが届きました。

開封して絶句。

デカいにもほどがあるだろ・・・

なにが「ママ想いの世界最小」(K-mのキャッチコピー)だよ。ここまでくると、もう、悪い冗談も度が過ぎて明るい冗談に昇華しているいるから、せっかくなのでK-mのカタログの謳い文句を引用して笑いたい。以下、すべて引用ぅ!!

http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/products/digital/k-m/feature.html




PENTAX K-m

画像はペンタックスの公式サイトより拝借




世界最小だから、どこへもいっしょ。かんたんだから、使いこなせる。

お散歩にぴったり、世界最小ボディ!
横幅は、たったの約122.5mm(突起部を除く)。バッグにすっきり入るから、どこへも気軽に連れ出せます。

軽いレンズで、持ち歩きらくらく!
写りのよさはそのままに、重さをダイエットした専用ズームレンズを同時開発。レンズをつけても、デジタル一眼でトップクラスの軽さです。

ちいさな手にもフィット、ぴったりグリップ!
ちいさいからこそ、グリップのデザインにひと工夫。しっかりした握り心地で、安定して構えられます。

ケータイ電話感覚の、らくらく操作!
ボタンやダイヤルはムダを省き、必要なものだけを、押しやすい場所にレイアウト。片手でスマートに操作できます。

・・・以下略!!引用ここまで!!



いくら一眼レフが小型化をあがいたところで、マイクロフォーサーズ愛用の私にはどうすることもできないほどの巨大サイズ感を味わうより他に無かった。やっぱり一眼レフはデカいわ。

たしかに、過去に使っていたK10Dに較べると小さい。それは認めよう。しかしですね、K2000(K-m)をお散歩に持ち歩けるかって言われたら、答えはノーというか、そんな散歩は嫌だ!と思ってしまうよ。散歩ならマイクロフォーサーズのG6にオリンパスのパンケーキズームを付けて気軽に歩きたいよ。

いやあ、K2000(K-m)が小型だというので選びましたが、実際に手にしてみると普通にデカかった。っていうか普通にデカい一眼レフだった。K2000にDAL18-55mmキットレンズをつけた状態と、マイクロフォーサーズのメインシステム(G8にライカ12-60mmレンズをつけた状態)と、私にとっては大して変わらない感じ。こんなデカいカメラ、いったいどうするんだ?私は。

ってことで祝!!ペンタックスのカメラ購入。あとは野となれ山となれ、という投げやりな心境であります。





#48
2018年7月7日(土)
「ペンタックスK2000をさっそく使ってみる」

発作的にではありますが、ペンタックスのデジタル一眼レフカメラ、K2000(K-mの海外モデル)とレンズのsmc PENTAX-DAL 18-55mmF3.5-5.6ALをセットで入手してみました。

マイクロフォーサーズ愛用者である私にとっては「異常」とでも言うべきレベルの巨大なカメラであります。

事前に充電しておいたエネループ4本をさっそく本体にセットしてみました。

電源を入れると、トコタン!と威勢のいいメカ音がします。撮像素子がスタンバイするのでしょうか。っていうか、こんな音がして大丈夫なんでしょうか。

カメラを構え、ファインダーを覗く。

もういやになるほどにチープな部類のレフレックス式ファインダーであります。薄暗い素通しの覗き窓。「鋭い見え味」などという用語には縁もゆかりもない、ピントの山もつかみようがない素通しファインダー。これだから一眼レフは嫌なんだよ。

ファインダー下にはシャッター速度や絞り値などの必要なインフォメーションがグリーンで表示されており、その感じは悪くない。

ピント合わせはやかましい。ピント面がつかめずに両端をガコンガコンと音をたてて往復する様は涙を誘うレベルであります。思い起こせばK10Dもこんな感じだったなあ。マイクロフォーサーズ、パナソニックG8の超速ピント合わせと比較するのも野暮というものでしょう。なにしろこれは10年前のエントリークラス一眼レフなのだ。

ピッという合焦音をたよりに、シャッターを切る。シャッ・ション!というかすれたような独特のシャッター音で撮影は完了します。このシャッター音でテンションが下がりました。高級感もへったくれもない、安っぽいシャッター音であります。

つまり、使用感としては何一ついいところのない感触のカメラであって、私は1万円をドブにすてた感をまざまざと味わいつつ「ううむ」と唸ったのであります。

またやっちまったか・・・
(またもやオークションで要らぬゴミを入手してしまった的な・・・)


とはいえ重要なのは写りであります。腐ってもAPS-Cサイズの撮像素子を積んでいることもあって高感度での撮影についてもおおいに期待したい。「ペンタックス最後のCCD搭載機」ということで「さほど失望はせずにすんだ」というオチがあったらいいな(希望)。これで写りが糞だったらただちに売却することにしよう。

さて、問題はこのカメラの使い道です。

当初の予定では「チノンレンズの母艦」として使うつもりでしたが、「これだったらマイクロフォーサーズボディを母艦にしたほうが100万倍マシじゃん」的な感想から逃れられないので、チノンレンズ母艦計画は白紙になりました。この時点ですでに、最初の目的が失われています(笑)。

使い道がない・・・とうするんだよ1000万画素の一眼レフ。

横浜に持ち込む、というのはまずありえません。正方形写真が撮れないカメラなど私の作品にお呼びではないのです。あとはもう、強引にテーマを決めて(例:近所の撮影散歩)細々と使ってゆくよりほかになさそうです。

意表をついていいレンズを追加購入して活用しまくるという「逆転の発想」もないことはないが・・・いまさらペンタックス用レンズに大金を投入するのは惜しい気がします。

うーん。どうしたものか。もうしばらく悩もう。





#49
2018年7月8日(日)
「ペンタックスK2000で撮影散歩」

発作的に入手したペンタックスの一眼レフ、K2000の話を続けようと思います。

見た目は超美品です。ラバー部品のべとつきなども発生しておらず、快適な触り心地であります。ズームレンズのゴムに白色化が見られますが、10年前のものだと思えば許容範囲内。まったくもって美品であります。

カメラは顔に近づけて使うものだから、綺麗かどうかは非常に大事なポイントであります。

おんぼろなのは動作音であります。シャッター音、これで大丈夫なんだろうか。カタカナで書くと「シャッ・ション!」みたいな音です。なんかすごくトロい音。シャッター優先AEにして4000分の1秒とかを切ってみましたが、鋭い切れ味はみじんも感じられない(いちおう露出には高速シャッターが反映されているっぽいが)。これはシャッターがスロー気味なんじゃないか?疑惑をいだきつつ撮影直後の背面液晶を見るとなんか微妙に露出アンダーっぽい画像が。なんだこれ?まともに動作しているのか?本当に大丈夫なのか?

ひとまず「こまけぇこたぁいいんだょ」「女は黙ってプログラムAE」というのが私のモットーでありますから、露出補正すらヤル気をすててグリーンモード(オートピクトモード)にダイヤルを合わせて近所に撮影に出ました。

知りたいのはただひとつ、カメラ任せでちゃんとした写真が撮れるのかどうか、です。

シャッター速度(精度)に不安はあるし、背面液晶の感じだと露出もアテにならないわけですから、とにかく撮りまくって家でPCに取り込んで結果を見てみたい。

カメラを首に提げてテクテク歩く。

重たいな・・・

ペンタックスK-mは「ママにぴったりの小型一眼レフ」的なキャッチコピーで売っていた訳ですけれども、普通に無理があるだろうと思うのでありました。こんなデカくて重いものを「ウフフ」と笑いながらかばんに入れてるママがいたら本格的に怖いわ。

とりあえず私が普段持ち歩いてるミラーレスカメラ、パナソニックのLUMIX G6(オリンパスのパンケーキズーム付)とならべてみたので、ペンタックスの一眼レフが小型モデルとはいえマイクロフォーサーズとは比較にならないレベルでデカいというのがおわかりいただけると思います。



PENTAX K-mとPanasonic G6の大きさ比較1


PENTAX K-mとPanasonic G6の大きさ比較2

圧倒的にボリューミーな一眼レフカメラ




ただ大事なのは写り、であります。果たしてK2000の写りはどんなもんでしょうか?もったいぶってないで写真を載せろよ!って感じですね。いよいよ次回こそは写真を掲載するんでしょうか。←なんで疑問形なんだよぅ(笑)





#50
2018年7月9日(月)
「ペンタックスK2000の写り」

近所で適当に撮影し、帰宅して画像をPCを取り込みました。ちなみにRAW撮影はせずjpg撮って出しであります。

それを何の細工もせずにPCに取り込んだわけですよ。

・・・

ちゃんと撮れてる(ホッ)。っていうか、ずいぶんマトモな写りをするじゃないか。さっそく具体的に見てゆきましょう。まずは引き気味の風景。



近所の道



ワイド端では描写もひどく樽型収差の出る糞レンズですが、発色自体は悪くないですね。



黄色い車



黄色と赤色の、ボディの発色が見事というほかにない。これがCCD・1020万画素の威力なのでしょうか。



アジサイ


アジサイ。

いい発色です。描写も素直で非常に好印象。これだけ写れば文句なしの評価ですよ。



壁面の草





ベンチ





写真撮影スタジオ前に置かれた小物たち


発色、細部の描写、いいかんじです。樽型収差は糞レンズのせいです。




結論。
動作音はショボいがまともに写るカメラだった(ホッとした)。
っていうか満足のゆくレベルでよく写るゾ。

やはり、APS-Cサイズのイメージセンサーの威力というのはあるだろうと思いました。マイクロフォーサーズにくらべて、特に高感度撮影でのユトリが違うのです。マイクロフォーサーズのG8やG6では、高感度のノイズが顕著に出るためISO800が限界という気がしますが、ペンタックスK2000ではISO1600でもまあいいかなという感じです。10年前のローエンドモデルでありながら写りは非常に素晴らしいものがあります。

これは・・・掘り出し物とはいかないまでも、そこそこ使えるかもしれない。

気に入らないのは巨大で重いサイズとチープな動作音、そして正方形写真が撮れないというだけで、写りは確かなカメラと言えます。メインで使っているマイクロフォーサーズ2台にプラスして、「第三の存在感」を充分に発揮してくれそうなカメラです。使い道をじっくり考えてみようかな。





#51
2018年7月10日(火)
「ショック!本命のレンズがK2000では使えない!!」

ペンタックスの一眼レフカメラ、K2000を買ったのはひとえに「死蔵しているチノン製レンズを活用したい」という理由によります。

ところが、私が本命としてきたうちの一本、チノンのズームレンズ、CHINON AUTO MC MACRO 35-80mm F3.5-4.9が装着できないことが判明しました。ガビーン!!

カメラボディ側の電子接点が、レンズの突起に干渉してしまい物理的に装着できません。

レンズの突起はチノン独自のものです。内面反射防止のパーツがレンズの外側に大きくせり出しており、これがカメラボディAF電子接点の台座に直撃しています。着くわけが無い。

あーあ・・・なんのためにK2000を買ったというのか・・・

CHINON AUTO MC MACRO 35-80mm F3.5-4.9は、私がフィルムカメラ時代に愛用したチノン・ジェネシスの光学系を一眼レフ用につくりなおした画期的なレンズであります。ブリッジカメラ・ジェネシスのレンズをお好みのボディで楽しめるという「誰が得するんだ的プロダクト」ですが、私にとってはお気に入りのレンズであります。ジェネシスは最後にクイックリターンミラーが戻らないトラブルで故障し、手放したカメラでありましたが、個性的なシルエットとそこそこの写り(←思い出補正がすごいプラスされていると思う)で、深く記憶に刻まれたカメラであります。その写りがデジタル時代でも存分にたのしめるンだZE。いいでしょ。うらやましいでしょ。

しかしペンタックスのデジタル一眼レフに装着できないとわかった今、残された道は「マウントアダプターを使用してマイクロフォーサーズで使う」という、結局もとにもどっちゃった的な結論に達したのでありました。

まあいいさ。マイクロフォーサーズで使うと画角が35mm判換算で70mm-160mmという望遠レンズとして使えます。もう一本使っているCHINON AF MACRO 28-70mm F3.5-4.5と比べて、絞り環が使える分使い勝手は「上」ですから、横浜に持ってゆくのはこちらのほうがいいのかな、と思ったりしています。

それにしてもK2000はいったい何のために買ったのだろうか、という悲しい状況であります。やっちまった感がハンパ無い「無駄な買い物」風味がただよっております。なんとしてでも活用する道を考えないと、イカンであります。





#52
2018年7月11日(水)
「smc PENTAX-DAL 1:3.5-5.6 18-55mm ALでは満たされない」

付属のキットレンズはもうどうしようもないほどの糞レンズであります。とりわけワイド側の周辺描写、樽型収差などは目に余るほどの駄目さ加減であって、これ一本しか持たないで写真生活を送れというのはどんな罰ゲームかと思う訳です。

しかしメインカメラがマイクロフォーサーズの私としては今更Kマウントレンズにお金をかけたくはない。

そもそも2018年7月時点のいま、ペンタックスの将来が暗いのは事実であります。リコーに吸収されたペンタックスですが、お世辞にも人気があるとは言い難く、セールス面でもかなりの苦戦を強いられています。売れないから新機種も出ない、お店にも並ばない、だから余計売れないという負のスパイラルに陥っているのは誰の目にも明らかであります。数年後、ペンタックスがデジタル一眼レフカメラ市場から「撤退」するというのも充分にあり得るわけで、そうなったときの損害を最小限に食い止めたいという本音が私にはあります。

ということで、まずはお茶を濁す程度のことからはじめようと思い、クローズアップレンズ(クローズアップフィルター)を買うことにしました。これはレンズの先端にねじ込んで使う凸レンズで、被写体に近づいて「なんちゃってマクロレンズ」ごっこができるというものです。

新品を買ってもせいぜい1,500円ぐらいなのですが、ケチるためにネットオークションで見つけました。ケンコーのクローズアップレンズ。中古品を送料込300円ぐらいでげっと。これで花のアップ撮影とかが可能になったわけです。

が、なんというか、根本的な解決にはほど遠いのであります。

やはり一本、マトモなレンズを買ったほうが稼働率は上がると判断し、1万円の予算を計上して中古レンズ追加購入計画を発動することにしました。まともにつかえる「そこそこ本気レンズ」を導入して、K2000の活躍の場を広げようという作戦です。

問題はどんなレンズを買うかであります。

考え方としては、メインシステムであるマイクロフォーサーズを補佐するような焦点距離のレンズを買うのがいいでしょうか。といっても必要な焦点距離はほぼ満足のゆくレベルでそろえてあります。足りないのは超広角と超望遠ですが、どちらも使用頻度はほとんどないと考えられるためあえて投資するのは「無駄」です。

マイクロフォーサーズで買いにくいものを選ぶ、という道もあります。たとえば明るさがF2.8通しの標準ズームレンズがそれです。マイクロフォーサーズは高感度撮影を苦手としているため、暗所での撮影は不利になります。高いお金を出してF2.8通しのズームレンズを買っても、明るさが足りない、ということはあり得る話です。だから今回はペンタックス用のF2.8通しのズームレンズで、その弱点を補完するという方法は可能でしょう。

カメラレンズに関して言えば、私の持論は「とりあえず選ぶなら、素晴らしくいい標準ズームレンズが一本ありさえすればよい」というものです。そこそこ広角からわずかに望遠、ぐらいのズームレンジでよく写る一本があれば他は何も要らない。だからこそ、メインシステム(マイクロフォーサーズ)ではライカ12-60mmを使っているのだ。

ペンタックスの本気標準ズームといえばsmc PENTAX-DA★16-50mmF2.8ED AL[IF] SDMということになるでしょうか。新品が普通に8万円ぐらいするレンズです。中古でも5万円以上するでしょう。とても手が届くわけがありません。

なので私は最初からペンタックスの純正をあきらめ、シグマかタムロンの古いものを候補にすることにしました。1万円ごときの予算ではペンタックスの純正レンズなど夢の夢でありますから、サードパーティ製のレンズで勝負に打って出るのは正しい選択であります。

お目当てはF2.8通しの標準ズームであります。F2.8通しの標準ズームであれば、K2000の高感度耐性とあいまってマイクロフォーサーズとの使い分けが現実的になります。

さっそくオークションウォッチをはじめました。





#53
2018年7月12日(木)
「タムロンの17-50mmF2.8ズームレンズ」

候補になりそうなレンズを、まずはピックアップしてみる。シグマからは現在に至るまでF2.8通しの標準ズームが数タイプ出ていたようであります。

18-50mm F2.8 EX DC
18-50mm F2.8 EX DC MACRO HSM
17-50mm F2.8 EX DC OS HSM

一方タムロンはA16というモデルを出しています。

SP AF17-50mm F2.8 XR DiII(A16)

シグマとタムロンを比較すると、シグマの方がフォーカスが速く、音も静かということで評判は断然シグマが上です。

しかし値段はシグマが高くて、中古でも2万円コースになりそうです。もう一方のタムロンなら予算いっぱいの1万円でなんとかなりそう。

ここまでリサーチした時点で私はシグマをあきらめました。本気でKマウントのレンズを買うつもりならシグマに突入すべきでしょうが、私のメインカメラはマイクロフォーサーズであります。Kマウントのレンズにお金をかけるガッツはありません。であるなら、安く済ませるのが一番です。フォーカスが遅くて音がうるさい、というのはかつて使っていたタムロン90mmマクロみたいなものでしょうか。そう思えばまあ、我慢もできるでしょう。

折よくネットオークションにタムロンの17-50mmF2.8美品が出品されていたので入札。純正フードなども付属しています。競り上がりましたが、予算一杯の1万円で落札することができました。

届いてみるとこれがまた曲者で、フードを装着すると正しい位置で留まらない(斜めになってしまう)というとんでもないシロモノでした。おそらく素人が分解、再組立てして失敗したものだろうと思います。

あーあ。ゴミをつかまされてしまった・・・

さて、どうする?これはもう返品あるのみでしょう。しかし返品不可として出されていたものです。出品者が納得してくれなければオークションは成立してしまい私の一方的な敗北となるのは目に見えています。

バトル開始!!今、ゴングが鳴りました。(つづく)





#54
2018年7月13日(金)
「オークション不良品返品騒動」

オークションでつかまされた粗悪品(返品不可で出品されていたもの)を、返品できるか?

ヤフーオークションで落札したカメラレンズに明らかな不良があったため、それを理由に返品・返金を求めてゆきます。

具体的に言うと、バヨネット式のレンズフードが、定位置できちんと留まらず、ナナメの位置に固定されてしまうというものです。あくまでも予想ですが、素人がレンズを分解・再組立てして「フードの固定位置がまっすぐではなくなってしまった」ものと思われます。こんなものにお金はビタ一文払うわけにはいきません。

まだ受取連絡はしていないので、出品者はお金を受け取ってはいない状態です。

ヤフーオークションの「ヘルプ」を見ると、次のように書かれています。


届いた商品が異なる・不良品など(受け取り連絡をしたくない・返金してほしい)
「商品代金を支払ったのに、商品が届かない」という理由以外では、原則としてYahoo! JAPANでは返金などの対応はできません。受け取り連絡の手続きをしなかった場合も、支払ってから14日経過すると自動的に出品者は商品代金を受け取れるようになります。

商品到着後の返品、返金については取引メッセージなどで直接出品者とご相談ください。

明らかに詐欺の疑いがある場合は、「詐欺にあった可能性がある」を参考に、出品者への連絡や手続きをご検討ください。


つまり「当事者同士で話し合ってクレ」というスタンスです。



Yahoo!かんたん決済は受取連絡をすると出品者の口座にお金が振り込まれる仕組みですから、まずは受取連絡を保留しつつ、取引メッセージで実情を伝えるのが第一段階でありましょう。

商品説明は「良品」かつ「動作品」を謳っており、動作するのは事実であります。しかしフードが定位置にて留まらない事が商品説明になかった点に悪意を感じるので出品者に問い合わせます。私が突くべき点はただひとつ、

「不具合がある事が、事前の商品説明には無かった」

という点であります。ここを納得してもらわないと返金には至らないでしょう。不良品でしょうか?とソフトな一言を添えつつメッセージを送り、一晩待ちましたが、出品者からの返信はありません。マズい展開です。翌日、ちょっと語気を強めてメッセージを再送しました。「明かな不具合があるのに事前の商品説明になく良品を謳って落札を誘うのは納得できない」という言葉を入れたので、これを相手が無視するかどうかで次の一手が決まってきます。

すると「現物を見たいので、着払いで送ってほしい」とのメッセージが届きました。まずはモノを返せ、ということです。まだ先方にお金が行っているわけではないので、応じることにしました。ただちに着払いで送りました。メッセージによれば事情がありチェックするのは翌週になってしまうとの事です。

Yahoo!かんたん決済は、落札者が受取ボタンを押さない場合、14日後に売り上げ確定となり出品者が代金を受け取れるシステムです。

なので私は「時間稼ぎしているのではないか」と疑いました。モノ自体が出品者の手に渡ってしまい、14日が過ぎると自動的に取引は終わってしまい、私は「払い損」という状態になります。そのまま無視されたら完全に敗北です。少々焦りが出てきました。

翌週半ばに「事象を確認したので、商品代金と送料をお返ししたい。銀行口座を教えて欲しい」というメッセージが届きました。

銀行口座を伝えた翌日、口座に落札金額と送料が振り込まれました。私はただちに「受取連絡」を行いました。これで取引は終了です。

今回はさいわい出品者と連絡が取れ、双方納得のうえで手続きを行い、無事にお金が戻ってきましたが、ひとつひとつの相手の動きを疑ってかからなければならない、一連のやりとりですっかりウンザリしてしまいました。

ちなみにもし相手が返信してこない、返金に応じない場合は「詐欺」としてYahoo!に通報して動くことになっただろうと思います。ただし「返品不可」の文字がある以上、私にとって不利な戦いになるのは明白でありました。

そういう意味ですんなりと話が通じる出品者だったのが、不幸中の幸いでした。

あー。疲れた。もうレンズなんか要らないわ・・・F2.8通しのタムロン製標準ズームレンズを落札したら不良品だった事件で、なんともいえない疲労感を味わいました。

いちおうお金は戻ってきたから私の側は「無傷」なのですが、やりとりに疲れちゃった。これだからオークションは面倒なんだよなあ。

いろいろ考えた末、結局のところ10年前のペンタックス一眼レフごときに新しくレンズを追加購入するのはお金の無駄ではないか、という結論に行き当たりました。F2.8通しの標準ズームレンズがあったところで、たいして使い道が見つかる訳でもない。これはもう、最初についてきた安物ズームレンズ一本で済ませるぐらいがちょうどいいのかもしれない。どのみち、私は一眼レフ自体がそんなに好きではないのだ。適当なところで、このカメラで遊ぶのもヤメにしようと思うのでした。

ペンタックスK2000か。無駄な買い物だったかもしれないな・・・





#55
2018年7月14日(土)
「前言撤回!結局、ズームレンズを購入した」

前回のモモ通で、ペンタックスのK2000については「新しくレンズを追加購入するのはお金の無駄、最初についてきた安物ズームレンズ一本で済ませる」と書きましたが、舌の根の乾かぬ内に正反対のネタを書くことになりました。

高倍率ズーム買っちゃった(てへぺろ)。

言い訳はしない(キリッ)。実際もうペンタックスのレンズは買わなくてもいいや的な気持ちになっていたのは事実。そんな矢先、ネットオークションにタムロンの18-200mmズームレンズ(広角から望遠まで一本で済ませることができる、いわゆる便利ズームと呼ばれるもの)が安く出ていたのです。ああ、便利ズームにする手もあるな・・・と軽い気持ちで入札したら競合がなくそのまま6,600円で落としてしまったのであります。

これにはちょっとばかり面食らいました。事前のリサーチをほとんどしていなかったので、タムロン18-200mmレンズが6,600円というのが損なのか得なのか、それすらわからない。私はあわててGoogleで該当のレンズを検索し始めました。

高倍率ズームといえば、フィルム写真時代の思い出があります。

もう10年以上前、私は近所の写真屋さんが主催する「写真クラブ」に籍を置いていました。月にいちど、写真屋さんの2階で写真を持ち寄って品評会をするというものです。私はモノクロプリントを持参していましたが、他の人たちはみなリバーサルフィルムでしたから、事実上スライド上映会でありました。

メンバーのなかに関口さんという人がいて、ペンタックスのMZ-Sを愛用していました。私もペンタ党(ペンタックス愛好者)ですから憧れのMZ-S使いの関口さんは非常に身近に感じていました。ちなみにMZ-Sの軍幹部のダイヤルの格好良さは「松本零士ふうデザイン」と私は勝手に名付けていますが、緑色に光る肩の液晶の未来マシン的外見は本当に素晴らしいものがありました。

で、その関口さんの愛用のレンズがタムロンの便利ズーム、28-300mmだったのです。

関口さんの写真はヨイものもあるのですがなんとなく写りが締まらないというか、切れ味に鋭さが感じられないのでした。私は当時135フィルムについてはペンタックスZ-20PとFA24-90mmF3.5-4.5AL IFという組み合わせを使用しており、関口さんももっといいレンズを使えばいいのに、と思わずにいられなかった。

写真クラブに参加している人はみんなそれぞれが「本気レンズ」を持っていて、それで勝負をかけているのは明らかでした。70-200mmF2.8がメインレンズの人、100mmマクロがメインレンズの人などいろいろいました。そんななかで関口さんは明らかに「写りよりも利便性を優先」している珍しい存在でありました。

「これが便利なんだよ」(ニッコリ)

と関口さんは笑っていた。そりゃそうでしょう。レンズ一本で28mmの広角から300mmの望遠まで済ませることができるのだから。でも写真クラブの例会に自分の作品を持ち込んで、ある意味「腕自慢」をするわけですから、もっといい描写をする「本気レンズ」で挑めばいいのにと思ったものでした。せっかくの写真テクニックがもったいない。

で、話は私が落札したタムロン18-200mmレンズに話は戻るわけですが、これは要するに135フィルム用の28-300mmレンズをAPS-Cデジタル用に作り直したものでして、写りに関して言えば「関口さんの写真」を思い出せば推して知るべし。お世辞にもヨイとはいえない描写だろうな、と容易に想像がつくのであります。そんなレンズを発作的な思い付きで落札してしまった自分はやっぱりアホなのかもしれないな、と頭をかいたのでした。





#56
2018年7月15日(日)
「タムロンの高倍率ズームを入手してみて」

ネットオークションで落札した高倍率ズームレンズ、TAMRON AF 18-200mm f3.5-6.3 XR DI IIが手元に届きました。タムロンの型番でいうとA14と呼ばれるモデルです。

35mm判換算で広角28mmから超望遠300mmまでの画角をカバーする、いわゆる「便利ズーム」であります。

私は高倍率ズームレンズというのを手にしたのが人生初であります。中判写真では二眼レフカメラを使っていましたからズームレンズとは無縁でしたし、135フィルムカメラにおいてはペンタックスのZ-20Pには標準ズームレンズと望遠ズームレンズの2本を割り当てていました。

高倍率ズームレンズは利便性を最優先するもので画質は二の次、というのはある程度まで事実だろうと思います。画質に目くじらをたてるひとは買うべきではないレンズ、ということでしょう。

マイクロフォーサーズだと、我らがパナソニックがLUMIX G VARIO 14-140mm / F3.5-5.6 ASPH. / POWER O.I.S.というレンズを出していますね。動画撮影をする人々の間でもきわめて評判が高く、高倍率ズームを買うとしたらこれが本命、でありました。

しかし、まさかのタイミングでペンタックス一眼レフ用の高倍率ズームに手を出してしまった。しかもペンタックス純正ではなくタムロンの安物中古レンズ。もう、写りを検証しようという気にもならない。写りはどうせショボいだろう、とハナから決めてかかっています。

広角の描写が抜群によくて、ズームアップして望遠でも劣化することない画像が撮れて、値段がものすごく安い。そんな夢のようなレンズがあるわけがない。写真の世界(っていうかカメラの世界)は値段というのがものすごく露骨に性能に直結するのだ。今回入手したレンズは何しろ中古6,600円で買えるシロモノであります。ここまで安いと、ピントが合わないとか片ボケがひどいとかいう状況でも文句は言えないレベルではないだろうか。

しかし、もし仮に100点満点中60点の上がりが得られるなら、それはそれでいいレンズと言えるんじゃないか、という気がする。広角の描写が60点、望遠の描写も60点、撮れる写真はたいてい60点、ついでにレンズの使い勝手も60点、ただしレンズ交換の手間は省けて利便性はまあまあ良好となれば、「優」とか「良」とかは無理でも「可」ぐらいの成績をつけてあげていいんじゃないかと思う。成績が「可」のレンズに対してあれこれ文句をつけるのも野暮という気がする。

かつて写真クラブで「高倍率ズームレンズ」を愛用していた関口さんが、どんな心情でそのレンズを使っていたのかは想像もつかないことだけれど、私自身としては

「これはこれで、いいレンズなのだ」

というのが率直な感想で、K2000にはタムロン18-200mmレンズをつけっぱなしにしておけば必要最低限の写真は撮れるのかな、と思ったりするのであります。

能書きはこれぐらいにして、タムロン18-200mmで撮った写真を二枚ほど載せますね。暗室で自家カラープリントするなら、こんなかんじに焼くことでしょう。



彫像その1



彫像その2



プリントの素材として納得のゆくRAWデータが得られました。個人的にはこんな写真がプリントできるならレンズとしては全然問題ないどころか、むしろOKなレンズだと断言しちゃいます。

よく言えば柔らかい描写、悪く言えばシャープさに欠ける感じであります。でも発色はいいし、ボケも比較的綺麗だし、まったくもって十分な感じに写っております。これだけ写ればワタシ的には「合格!」であります。極端なピンずれ、片ボケなどの問題もなさそうで「6,600円で入手したレンズ」としては結果は良好です。

ということで、私はペンタックスK2000ボディにはタムロンの高倍率ズームをつけっぱなしにしておいて、気が向いたらシャキシャキとシャッターを切ればそれでいいじゃん、という結論に達したのであります。





#57
2018年7月16日(月)
「ペンタックスK2000用にバッグを購入」

せっかく入手した一眼レフカメラ、ペンタックスK2000を裸で部屋に転がしておくのもどうかと思い、ケース(バッグ)を買うことにしました。

本来であれば防湿庫に入れるのが筋ですが、うちの防湿庫はマイクロフォーサーズのメインカメラシステム関係でいっぱいなのです。とてもじゃないけど一眼レフを追加で入れるスペースは無い。

とりあえず適当なバッグに入れて部屋につるして置こうと思います。

どんなケース(バッグ)を買おうか迷いながらビックカメラへ。

メインシステムのマイクロフォーサーズを持ち運ぶ肩掛けカバンは以前購入したばかりだし、似たようなショルダーバッグを買うのもどうかと思う。ワンショルダーのスリングバッグというのにしようかな?などと思いつつ売り場へゆく。

さて、どれにするか。

まず「私、カメラ女子です」みたいなものは論外。かわいいのとか、女の子だもん的テイストがあるものは絶対に拒否。あと、自称オシャレ野郎が選ぶようなカジュアルなデザインで一見カメラバッグに見えないもの、なんていうのは断固拒否。できることならコテコテのカメラオヤジが持っていそうな、見るからにカメラが入っていますよ的なバッグがいい。

個人的には一眼レフを構える時はカメラマンベストさえ身に着けたいぐらいであります。もうこの人は写真を撮る以外ないだろう、というぐらいコテコテのカメラマン・ファッションを身にまといたい。私はそういう性分なのだから仕方がない。そういえばカメラマンベストってポケットにフィルムを入れたりできて実用性があった訳だけど、デジタル時代に需要あるんだろうか。ヨドバシの店員さんはまだカメラマンベストを着ているんだろうか。ヨドに最近行ってないからわからない。

話がだいぶ脱線してしまいましたが、むかしは一眼レフには純正でレザーケース(カバー)を装着するのが当たり前だったような気がする。いまはそういう文化って廃れたのだろうな、と思いつつ、私は「一眼レフが入ってます」というのが明らかにわかるような形状のバッグを買うことに決めました。ホルスターバッグというものですね。

ちなみに、カメラ本体に着せるように装着するネオプレーン素材のケースがありますが、あれは、一個持ってるけど使いにくくてかなわない。あれは駄目です。今回は却下。

ということで探していたらロープロ(Lowepro)のFormat TLZ 20というのが税抜1,480円と破格の安さになっているのを見つけたので、カメラの出し入れテストを行い、問題なく使えることが分かった時点で購入決定。

https://store.lowepro.com/format-tlz-20



ロープロ Format TLZ 20



ホルスターバッグであります。カメラおやじ的ムード全開であります。女子っぽくないデザイン、いかにもカメラ入ってます的な形状、地味な色、ロープロのイケてないロゴマーク等、文句のつけようがありません。まさにカメラバッグの王道を行く見た目であります。中に入れるのが事実上「ママにぴったりペンタックスK-m」という軟弱路線モデルなのが若干不満ですが、私のはあくまでもK2000なのだ。K-mじゃない。

余白に予備バッテリーを入れたらもう容量いっぱいであります。ナンなんですかね一眼レフって無駄にデカくて。余談ですがミラーレスのパナソニックG6ならパンケーキズームとマクロレンズが入れられたりします。小さいっていいなあ。

とにかくこれで一眼レフを持って出かける準備が整いました。いいねえ。良かったねえ。嬉しいねえ。土日はこのカメラをメインに持ち歩いて、街角バイクチェックをしながら格好いいオートバイの写真を集めましょうかね。





#58
2018年7月17日(火)
「ペンタックスK2000のストラップで悩む」

私は基本的に、カメラストラップは長いのを買って首に提げる流派であります。カメラは両吊りが基本。胸の前で正面を向いたカメラのたたずまいが大好きです。

で、話は一眼レフカメラになります。

一眼レフカメラは両吊りすると、レンズの重さのせいで胸の前で「おじぎ」をしてしまいますね。元・二眼レフカメラユーザーとしてはこれがウザいったらない。仕方がないんですけど、ヤなものはヤダ。

とりあえず、ショルダーストラップ(ネックストラップ)が一個余っているのでそれを付けてみたものの、相応の長さのストラップがホルスターバッグに入れる時にじゃまです。いちいち折りたたんで入れなくちゃいけない。煩わしいといったらない。

ええい!!これは面倒だ。ハンドストラップにしよう。

実はサブカメラのパナソニックG6にはハンドストラップを付けていて、これが軽快で実に使いやすいのであります。ちなみにモノはNikon 1用の革製のハンドストラップで、たしかビックカメラで1,600円ぐらいだったと思います。片手用のストラップのくせにずいぶん高いな、と思った記憶がありますが、つけてみたら満足度が高すぎてニヨニヨしてしまった。

同じのを買っても良かったのですが、K2000はカメラの重量があるぶん、もう少しタイトに手首に収まるものはないか、と探していて、エツミのハンドストラップ アクションというのを買うことにしました。色はブラックで決まりです。Amazonで818円でした。安いのう。


ハンドストラップ アクション
http://www.etsumi.co.jp/products/strap/slrstrap/hand/detail/886


高倍率ズームをつけた一眼レフの重たいボディを右手だけで支えるというのは考えただけでもダルいのですが、すべては機動力重視のための施策であります。ハンドストラップはホルスターバッグとの相性が抜群によいですから、K2000の出番も増えること間違いなし、であります。うふふ。

ちなみにエツミのハンドストラップ アクションは輪っかが小さくて、手のサイズが大きい人はストラップを手首を通すまで、若干もたつく感じになります。私も手がデカいほうなのでちょっと入れにくい。これは評価が分かれるところです。スムーズに手を出し入れしたい人はニコン1用のハンドストラップのほうがいいかもしれません。もっとも、輪っかのちいさいエツミは一度手首に通してしまえば大切なカメラを落とす心配がないですから、そこが利点といえないこともない。個人的にはおっけーであります。

ケースも買った。ストラップも新調した。これでK2000を使わなかったら「無駄遣い」ということになりますから、第三のカメラ、K2000にもおおいに活躍してもらいたいところであります。

フィルムカメラ時代の話になりますが、かつてフジカGW690という69判のカメラを持っていました。圧倒的なフィルムサイズで「ノドカ史上最大フォーマット」を存分に愉しんだものであります。69判のポジフィルムは息をのむ高画質ですさまじい満足を味わったものです。K2000のアスペクト比2:3というのは懐かしきフジカGW690と同じであるからして、私の中ではK2000は「デジタルGW690」という位置づけで、気軽に撮影を楽しんでいこうと思っています。





#59
2018年7月18日(水)
「タムロン18-200mm(A14)の写りを見てみよう」

誰も期待していないレンズを大特集!!タムロンの高倍率ズームレンズ、TAMRON AF 18-200mm f3.5-6.3 XR DI II(A14)で撮った写真を載せつつ能書きを垂れるという企画であります。

といっても結論から言えば、100点満点として

広角18mmの描写:60点
標準35mmの描写:60点
望遠200mmの描写:60点
発色:60点
ボケの描写:60点
撮れる写真:たいてい60点
レンズの使い勝手:60点
レンズ交換の手間は省けて利便性はまあまあ良好で、総合評価60点

ということで、私の中では「優」「良」はあげられないけど「可」(総合評価60点)というかんじで評価は出てしまっています。総合評価「可」のレンズはそれだけで充分なワケでして、今更、あれこれ付け足す言葉などないのであります。

まあ、写真を見ていきましょう。近所の森に出かけました。



森にて






森にて



これが撮れた時点で「ああ、充分いいレンズだな」と思ったのです。利便性優先で描写は二の次、というけど、よく写ってるじゃん。これだけ写ればなんの不満もない。



森にて



広角端18mmでは盛大な樽型収差が見られます。だから何?私は樽型収差については「ズームレンズなんだからしょうがないじゃん派」というのに属しているので、あまり気になりません。



森にて






森にて






森にて






森にて






森にて






森にて



輪郭はぼんやりしてるけど綺麗な色だから満足。素晴らしい発色といっていいんじゃないの。いいじゃん、タムロン18-200mm。やっぱり60点で成績は「可」をあげてもいいと思うンだ。





#60
2018年7月19日(木)
「タムロン18-200mm(A14)の写りを見てみよう その2」

タムロンの高倍率ズームレンズ、TAMRON AF 18-200mm f3.5-6.3 XR DI II(A14)で撮った写真を載せるだけの企画をつづけていきます。

私の機材評価の基準の一つは「ストレスを感じさせない」こと、であります。使っていて何らかのストレスを感じさせる機材はイヤン。

今回撮影していて、ペンタックスK2000にストレスを感じることはあっても、装着していたレンズ(タムロン18-200mm)にストレスを感じることはありませんでした。軽くスムーズに動くズームリング、ちょっとにぎやかなモーター音、若干迷いがちなピントも含めて

「まあ、こんなもんでしょ」

というレベルでした。モータースポーツを撮るとか、動きの素早い野鳥を撮るとか、そういう目的には不向きでしょう。そもそも、そういう被写体を狙う人はペンタックスK2000なんていう廉価カメラボディは使わないと思いますし、まさか高倍率ズーム一本で済ますこともないだろうと思います。私のように、のんびり歩いて気に入った色彩を見つけたらシャッターを切る、という人間にとってはこのレンズでストレスはありません。



森にて






森にて



なかなかいい具合に写っております。



森にて



樹の幹のアップ。質感もよく出ています。



森にて






森にて






森にて






森にて



次は花を撮ってみる。



花のアップ写真






森にて



ふだんコンクリート・ジャングルで過ごしているので、緑に囲まれると本当に気持ちいいです。そして肝心のレンズ、タムロン18-200mmは広角から望遠までズームリングをまわすだけで自由自在、とっても便利です。これはいいレンズであります。





#61
2018年7月20日(金)
「タムロン18-200mm(A14)の写りを見てみよう その3」

もう飽きてきたので最終回!タムロンの高倍率ズームレンズ、TAMRON AF 18-200mm f3.5-6.3 XR DI II(A14)で撮った写真を載せてゆきます。



花を撮る






青空と雲



マクロレンズ的に接写ができるのがいいですね。



なかなかいい描写



きらきらと眩しい光の感じが出ているかな。



森にて






森にて






森にて






森にて



背景のボケ具合もいいと思います。



花のアップ写真






森にて



すべてペンタックスK2000のオートピクトモードで撮りました。露出が相当明るめに出ている気がしますが、露出の癖なのかシャッター精度が落ちているのかは定かではありません。

それにしても廉価一眼レフカメラのファインダーというのは難儀なものですね。暗くて素通しの覗き窓で、ピントの山がまったくつかめない。カメラの合焦音を頼りにシャッターを切りましたが、思い通りに撮れているかどうか背面液晶でいちいちチェックしないといけない。私はメインカメラのG8やサブカメラのG6で撮ってるときは背面液晶チェックはまったくしないので(フィルムカメラ時代と同じように、撮ったら終了、次の撮影に備える)、一眼レフの使いにくさが際立って感じられました。

もっとも、それはカメラボディ側の話でありまして、レンズそのものはいい感じであります。積極的にズームリングを回し、適当に好みの画角に調整して、気軽にシュートできます。


森の中できれいなグリーンを撮る、というプロジェクトだったので「写真としてはどうなのよ」的な作例もありますが、さわやかな緑に囲まれて私自身はたいそう幸福な時間を過ごしたのであります。





#62
2018年7月21日(土)
「ペンタックスK2000の使い道」

というわけで入手したK2000と、キットレンズsmc PENTAX-DAL 1:3.5-5.6 18-55mm AL、そして追加で購入した高倍率ズームレンズ18-200mmの使い道を考えてみました。

一眼レフの特徴は、ハッタリが効くことでありましょう。一眼レフを構えファインダーを覗くだけで、本気で撮っているムードというのを全身から放つことができます。

しかし私にはハッタリをかます相手などいないし、本気度をアピールする必要性もない。写真ごときで別にそこまでムキになる必要はない。そもそも、本気で撮るにはK2000ではカメラが古すぎると思う。ぱっと見たぐらいではわからないけれど、シャッター音のショボさとかでボロが出ると思う。しょせん1000万画素機ですし。

私はもっとシンプルに考えることにしました。ずばり、アスペクト比3:2の長方形の写真を撮りたい時にK2000を持ち出せばヨイ。

私のメインカメラ、パナソニックG8とサブカメラ、G6の2台はあらかじめ正方形写真が撮れるようにセッティングしてあります。私は正方形の横浜写真を撮っているのです。しかし、たとえばオートバイを撮るときなどは正方形よりも長方形のほうが写真の収まりがいいこともあるでしょう。モーターサイクルショーやモーターショーを見に行く時などに、K2000を出撃させるというのがいいかもしれない。

さいきんは駐車違反の取り締まりがきつくなってしまったせいで、街角に停めたオートバイを見る機会は劇的に減ってしまいましたが、バイクの写真を撮るのに一眼レフを使う、というのは充分にありだと思うのでした。



YAMAHA SDR


本牧の蒼い狼




あれ?逆に言うとそれぐらいしか使い道が無い?

まあ難しく考えず、ご近所散歩のときは面倒がらずにK2000を出動させるのを当面の目標にしつつ、これまで以上に写真撮影を楽しめればいいと思います。





#63
2018年7月22日(日)
「街から消えたオートバイ」

ペンタックスの一眼レフ、K2000を連れて撮影散歩に出ました。今回から新たに開始したプロジェクト「オートバイの写真あつめ」が目的であります。

私は、いまは病気のせいでオートバイに乗っていないのですが、オートバイ大好きっ子であります。エンジンを付けて二輪を走らせてしまうというクレイジーな発想が大好きです。学生の時、スクーターに乗ったのがきっかけですっかりモーターサイクルに魅せられてしまいました。あんなに気持ちよくて、楽しくて、気分のいい乗り物はこの世にふたつとない。誰が何と言おうとオートバイ最高!!なのであります。

まあ、今自分がバイクを所有していないこともありますから、ここはひとつ街をぶらつきながらカッコいいオートバイを見つけてはそれをカメラに収める、というのはおもしろい趣味になるんじゃないかと思ったわけです。

しかし、結論からいうと、街にはオートバイなど走っていないのだった。

数年前からミドリムシ(←蔑称。ただしくは駐車監視員)が増殖し、オートバイの駐車違反を厳しく取り締まるようになったこともあり、街角にバイクが停まっている、という光景はまず見当たりません。私自身も経験がある事ですが、街中を走ってもオートバイを停めるところ(駐車場)がない。

そういうわけで、タカの目で自宅から恵比寿まで歩いたのですが、バイクなんて一台も停まっちゃアいない。いや、ないこともない。郵便配達のスーパーカブとか、お蕎麦屋さんのスーパーカブとか。


郵政カブ






配達カブ





ハンドカバー付きカブ






新聞配達カブ





箱つきカブ




・・・スーパーカブしかない(笑)

ひところは下品なカスタムをしたビッグスクーターをよく見たものですが、それも減ってきています。

むかしは、若い子は車の前にオートバイに憧れる時期があったりした。高校生ぐらいのときはみんなバイクに夢中だった。もう日本にはそういう文化はない。少なくとも東京都内の高校生でバイクにあこがれている子など絶滅したのではないかと思う。

なんか話は悲しい結論に向かいつつあるわけですが、早い話が今回の散歩でまともに写せた自動二輪車は配達関係のスーパーカブばっかりでした。

いまも「仮面ライダー」ってやってるのかな。ちいさい子はライダーに憧れたりしないのかな。

一日の散歩を終えて、ふと思ったのは「街中で乗るならスーパーカブがいいんじゃないか」ということです。配達につかうような大きな箱をつけたり、おそばの出前機をダミーでつけたりすれば、ミドリムシに目をつけられ駐車違反で切符を切られる可能性が低いんじゃないだろうか?なんて思ったりしました。





#64
2018年7月23日(月)
「ローンで購入したカメラの一括返済」

この春、私はローンでカメラ(Panasonic LUMIX DMC-G8)を購入しました。手元にお金がないのにカメラを欲しがるあたりに最大の問題がある気もしますが、結果的には審査も無事に通ってカメラを入手し、ゴールデンウィークは撮影にいそしんだのであります。

あとは返済あるのみ。

無金利ローンという事で、手数料はゼロなのでそのまま分割払いするのが得といえば得なのですが、不測の事態がおこって返済がとどこおる可能性だってある。借金なんてものはとっとと返してスッキリしたほうが自分の性分に合っています。

ということで、一括返済することにしました。

まずはローンの契約が成立した時に届いたハガキをひっぱり出し、クレジット会社の電話番号をチェック。話をすすめるのに必要な情報はハガキに全部書かれていますから、あとはもう電話するだけです。

電話番号をプッシュして15分ぐらい待たされてようやくオペレーターにつながりました。ローンの残債を一括返済したい旨を伝える。本人確認、契約内容の確認などが行われ、「折り返し返済金額のご案内を電話します」とのことでいったん通話終了。

タエのぬいぐるみと会話しつつひとりで遊んでいるとクレジット会社から電話がかかってきました。さっきと別の電話番号からです。

内容は返済金額の連絡。それから振込先口座の連絡。以上。何か質問はございますかと訊かれたので「ありません」と答えて通話は終了しました。

ただちにPCの電源を入れ、インターネットバンキングでとっとと支払いを済ませて、カメラのローン残債一括返済プロジェクトは幕を閉じました。

振り返ってみれば

(1)新しいカメラがどうしても必要である
(2)毎月少しずつ積み立てればカメラは買えるが、写真を撮りたいシーズンに間に合わない
(3)いま現在、手元にお金はないが、返すアテはある(コンスタントに収入はある)

という状況で、無理のない範囲でのローン設計をしたつもりではあります。結果としては早々に一括返済することができ、ローンの呪縛からは解放されたのですが、やはりひとこと言い足すとすれば


「カメラぐらい現金で買えよ!」


という事でありまして、ハナからカメラが必要なのがわかっていたのだから先に貯金しておけ!という反省が残ったのであります。まあ、言い訳すると、そもそも横浜写真は当時のメインカメラGH1ではじめるつもりだったので、G8購入は想定外だったのであります。それも別の言い方をすれば「物欲に負けた」のだから、あまり褒められたモンじゃないですね。

とにかく、あんまり気安くローンなんて組むモンじゃないな、と思った次第です。家、車、バイク以外は、なるべく現金でサクッと買いたいものです。





#65
2018年7月24日(火)
「防湿庫の整理」

さいきんは立て続けにカメラやレンズを購入してきたので、防湿庫の中を片付けました。

私はトーリ・ハンのT-83D-MIIという防湿庫を使っています。

外寸:400×300×600mm(足含)
内寸:398×230×510(47L)
100V(50?60Hz)16W
10kg

三段にわかれているので、一番下をフイルムカメラ用スペースにしつつ上の二段をデジタルカメラ置き場にしています。

さすがにキャパシティを超えた感がありますので、あまり使っていないコンパクトカメラを売却することにしました。現在、2機種をネットオークションに出していますが、売れませんね。スマホ時代にコンパクトデジカメなど出番は無い、ということでしょうか。

枕元に置いておくカメラはペンタックスK2000にすることにしました。デカすぎて防湿庫に入らないんだ。これを入れちゃうとメインのカメラが入れられなくなってしまう。

本当はもうちょっと大きい防湿庫が欲しい気もするけれど、私は防湿庫の上にギターケースを置いたりしているのでこれ以上高さがあるものは買えないのだった。狭い部屋での一人暮らしですから、仕方がないでしょうね。





#66
2018年7月25日(水)
「エネループで動く一眼レフ」

チノンのオールドレンズを使いたく思って、ペンタックスK2000を手に入れました。古いKマウントレンズを使いたければペンタックスの一眼レフカメラを買え、というのは「王道」でありまして、ミラーレスカメラにマウントアダプターを介して装着するのは「次善の策」ということになります。

ところが私のチノンレンズ、35-80mmはマウント接合部に内面反射防止用の突起があり、なんとK2000(というかKマウントAFボディ全般)に装着できないことが判明しました。

フィルムカメラの末期、チノンも独自のAFボディとレンズをリリースしていました(チノンCP-9)が、電子接点の位置などでペンタックスとの互換性は全く無く、たとえばチノンAF28-70mmF3.5-4.5などをペンタックスボディに装着することはできません。

しかしまさかマニュアルフォーカス時代のレンズが装着できないとは想定していなかったので、私は絶句しつつ大いに落胆したのであります。

なんのためにK2000を買ったんだよ・・・

手元のチノンレンズのうちK2000で使えるのは24mmF2.5と50mmF1.7の2本のみということで、大幅なモチベーション・ダウンは避けられませんでした。

となってくると結局、チノンレンズはマイクロフォーサーズボディにマウントアダプターを介して装着した方が快適だということになりまして、K2000は

無 駄 な 買 い 物

ということになった次第であります。チノンレンズの母艦として買ったつもりがメインレンズが装着できずほとんど役に立たなかったというのは強烈なインパクトを残しました。

K2000はそこそこ美品ですので、ただちに売却するというのはひとつの手であります。本来の目的を達することができなかったのだから、とっとと売り払うというのは一番合理的な判断と言えるでしょう。

しかし、ここで注目すべきポイントがあります。何といっても、K2000は一眼レフボディでありながら「単3形乾電池仕様」なのです。専用の充電池パックを使用せず、エネループなどのニッケル水素電池でも使えるという「不思議ちゃん仕様」なのであります。

カメラの専用バッテリーというのは実はやっかいで、経年劣化でヘタってきたり、カメラ販売終了後は入手が困難になったり、とにかく「気に入ったカメラを末永く使うのを難しくする」要因になっています。

たとえば私はFinePix X10という富士フイルムのカメラを使っていますが、とっくの昔に販売が終了し、純正のバッテリーパックの入手も困難になっているため、仕方なくサードパーティ製のバッテリーを購入して延命している状態です。

ところがK2000にはそのような不安がありません。なぜなら単3形乾電池という、入手の容易な汎用電池を使用するものだからです。メカが壊れるまで使えます。少なくとも電源の不安はありません。

そういう意味でK2000を手放すのが惜しく思われます。エネループで使えるのだから、部屋に置いておいても(じゃまかもしれないけど)無駄にはならない。

かくしてK2000は「バッテリーパックの呪縛から解き放たれた稀有なカメラ」として、手元に置いておくことにしました。

「稀有なカメラ」といいましたが、ペンタックスには単3形乾電池仕様のカメラがいろいろありますから、興味ある方は調べてみる事をおすすめします。ちなみに私のK2000というのは海外モデルで、日本ではK-mという機種になります。





#67
2018年7月27日(金)
「サブシステムとしてのK2000用レンズを考える 標準ズーム」

私のメインのカメラシステムはマイクロフォーサーズであります。Panasonic LUMIX DMC-G8をメインカメラ、DMC-G6をサブカメラにしています。

ということでペンタックスK2000は「サブシステム」の位置づけです。標準レンズキットを落札しましたので、smc PENTAX-DA L18-55mmF3.5-5.6ALというレンズが付いてきました。

このレンズは大層評判の悪いレンズでありまして、以前K10Dを使っていたときにも所有していましたが何しろ「広角の描写がひどいレンズ」で、ペンタックスもここまで堕ちたかと落胆せざるを得ないシロモノでありました。最初は不良品をつかまされたと思ったほどでした。

たいていはカメラとセットで販売されるキットレンズというものは、どのメーカーもそれなりによく写るものを揃えているものだろうと思うのですが、われらがペンタックスはしっかり手を抜いています。こういうのは本当に勘弁してほしいところです。

なので、ペンタックスユーザーにとっては、このsmc PENTAX-DA L18-55mmF3.5-5.6ALに固執している限り幸せは訪れません。このレンズにとっとと見切りをつけ、別のいいレンズを使うことが、余計なストレスから身を守る秘訣となります。

とかなんとか言いながら私はこのレンズに装着するためのクローズアップレンズ(クローズアップフィルター)を入手してしまいました。レンズの先端にねじ込んで使う凸レンズで、近接撮影が可能になるものです。高価なマクロレンズを買うことなしに、なんちゃってマクロ撮影ができるという便利グッズであります。マクロレンズに比べると画質は落ちるというものですが、しょせんsmc PENTAX-DA L18-55mmF3.5-5.6ALであります。気にすることはありません。というか、smc PENTAX-DA L18-55mmF3.5-5.6ALで近接撮影ができるようになるというだけで「御の字」と言えるわけですから、買って損はないアクセサリーと言えるでしょう。クローズアップレンズはオススメです。





#68
2018年7月29日(日)
「サブシステムとしてのK2000用レンズを考える 標準ズーム(2)」

キットレンズのsmc PENTAX-DA L18-55mmF3.5-5.6ALは出来があまりよくないですから、可能であればもうちょっといいレンズに替えたいところです。

しかし本命のカメラシステムではなく、ペンタックスはあくまでも私にとってはサブシステムですから、できるだけお金はかけたくないとうのが本音です。

まず私が考えたのは「F2.8通しの標準ズーム」を導入する、という計画でした。

大きな撮像素子をもったデジタル一眼レフでの撮影の醍醐味のひとつは「高感度耐性があり、比較的暗いところでもノイズの少ない画像が得られる」ということだろうと思います。F2.8通しのズームレンズならキットレンズとは段違いに撮影の幅が広がります。メインシステムのマイクロフォーサーズとの使い分けも明確になり、良さそうです。

純正のF2.8通しの標準ズームといえばsmc PENTAX-DA★16-50mmF2.8ED AL[IF] SDMということになります。ペンタックスのカメラシステムに写真人生を賭けている人ならそれもありでしょうが、私のようにメインシステム(マイクロフォーサーズ)は別にある人間にとっては、はっきり言って高価すぎて無駄な買い物に思われます。何しろオンラインストアでの価格は税込99,900円もするのです。本命ではないカメラシステムに10万円をつぎ込むガッツは私にはありません。

さいわいシグマやタムロンから安いF2.8通しズームが出ていますから、迷うことなくそちらに行きます。シグマなら3万円で新品を買っておつりがきます。タムロンはさらに安くて2万円コースのようです。

私は中古でタムロンを狙いました。2万円すら惜しい(笑)。とりあえず1万円でタムロンの中古が入手できれば上出来だと思ったのです。

レンズとしてはシグマのほうが評判はいいのですが、何しろこちらのカメラはK2000(10年前のカメラ)なのです。タムロンとの差額1万円は無視できません。そんなにお金をかけたくない。私はネットオークションで1万円でタムロンA16(SP AF17-50mm F2.8 XR Di II)を落札しました。

ところが私がネットオークションで入手したタムロンのレンズは不良品で、返品&返金の事態に陥ったのは以前モモ通で書いた通りです。

残念な結果に終わりましたが、サブのシステムにサードパーティ製の安いF2.8通しのズームを使うというのは選択肢としては「王道」だろうと思います。特にマイクロフォーサーズユーザーにはおすすめの選択肢です。





#69
2018年7月29日(日)
「サブシステムとしてのK2000用レンズを考える 単焦点レンズ」

サブシステムのカメラ(ペンタックスK2000)にどのレンズをつけるか、という問題です。

意表をついて「安くて写りの良い単焦点レンズ」を買う、という方法もあるように思います。

「撒き餌レンズ」という言葉があるらしいですね。安くて良く写るレンズを指している言葉のようです。撒き餌というぐらいですから、ユーザーがどんどん釣れる、ということでしょうか。釣られる身としては複雑な心境になる用語ですが、なんにせよ「安くて良く写るレンズ」というのはいいものです。

ペンタックスの場合、代表的なものとしてsmc PENTAX-DA 35mmF2.4AL(俗称「35mm安」)というのがあるそうです。撮像素子APS-Cサイズのカメラに装着すると35mm判換算で53.5mm相当の画角になる、F2.4の明るさを持ったレンズ。

これは本当に評判がよいレンズで、軽くて抜群に良く写るらしいです。私は使ったことがないのですが、ネット上の作例を見る限り噂は本当だろうと思います。それでいて値段も安い(新品で1万7千円ぐらい)。

メインシステムがズーム中心の人とかなら、アリだと思います。ペンタックスK2000(K-m)は一眼レフとしてはそこそこ小さいですから、これに小型の単焦点レンズを装着して気軽にシュートするというのは合理的に思われます。

しかし私の場合、

(1)マイクロフォーサーズに比べればデカくて機動性に劣る

(2)マイクロフォーサーズで単焦点(15mmや30mm)をすでに持っている

(3)チノン24mmや50mmとキャラがかぶりそう

という理由で、ペンタックスK2000には単焦点レンズをつけたくないのです。K2000ボディはマイクロフォーサーズよりも圧倒的にボディサイズが大きいので、むしろズームレンズをつけるほうがバランスが取れるように思います。

メインシステムに何を(どのカメラメーカーを)使っているかにも依ると思います。私はメインがマイクロフォーサーズなので、ペンタックスで小型軽量を追求しようという気になれないだけです。メインがニコンやキヤノンのフルサイズ、という方なら、ペンタックスに単焦点というのはアリだと思います。

特にペンタックスには個性的で魅力あふれる単焦点レンズが多いですからね。カタログを見ているだけでも楽しくなります。





#70
2018年8月1日(水)
「サブシステムとしてのK2000用レンズを考える 高倍率ズームレンズ」

私の到達した結論は、サブシステムには高倍率ズームをつけてシャッターチャンスを逃さないようにしよう、という作戦でありまして、最終的にはタムロンの18-200mmレンズを購入してレンズ探しの旅を終えました。

メインで使っているマイクロフォーサーズでは「高倍率ズームレンズ」を持っていない為、いい感じで使い分けが出来そうです。

高倍率ズームレンズというのは、文字通り、広角から望遠までの幅広いズームレンジを有した利便性優先のレンズであります。これを使えば(写りの良し悪しはともかく)様々な画角での写真が撮れます。引いて広範囲を写したり、大きくクローズアップした写真を撮ったり、自由自在です。

本来であれば、写真なんてサブシステムは要らないはずであります。メインカメラがあり、予備カメラがあればそれで充分。わざわざ別メーカー、別マウントのシステムを追加で持つ必要性などほとんどありません。

私は「エネループで使える一眼レフ」としてK2000を入手したことで、強引にサブシステムを構築したわけですが、その必然性は限りなく薄いというのが実情です。実際に、K2000を使ってまで撮りたい物などないというのが本当のところ。今後の運用はどうなるか様子を見たいと思いますが、最悪の場合はたいして使わないまま売却・換金することになるのだろうな、と思っています。でも、それもまたヨシ。適度な物欲を満たしながら写真を楽しんでいけるのなら、私はそれで幸せなのであります。





#71
2018年8月2日(木)
「ペンタックスK2000の露出制御について思う」

ペンタックスの一眼レフカメラ、K2000を所有するようになって何枚か写真を撮ってきましたが、どうも露出がオーバー目に出るように感じています。

可能性としてはシャッターユニットが劣化して動作がトロくなっていて、きちんと精度が出ていないという事です。これは充分にあり得る話です。

もしくは、ペンタックスK-m自体が「ママにやさしい一眼レフ」というコンセプトですから、子供の写真などを想定して明るめに写すセッティングになっているとか。これもあり得る話です。

さらに考えられるのはペンタックスの露出制御自体があまり優秀ではなく、コンピューターが判断した結果にもかかわらず露出をオーバー目にしてしまうとか。哀しいことですが、可能性としては、あり得る話です。

3段階の段階露出(-0.7段、適正、+0.7段)に設定をして撮ると、露出アンダーのショットが一番よい、という結果が見えてきました。逆に露出オーバーのコマは、白トビしているものさえありとても採用できない写真ばかりです。

何にせよ手を打たねばなるまい。とりあえず、年がら年中、露出補正を-0.7段に設定して、様子を見ることにしました。また、jpg画像とRAWデータの同時保存をして、最悪の場合はRAWデータからレタッチして画像を得るという方法も考えています。

もう10年前のカメラですから修理に持ち込むこともできませんから、うまく付き合ってゆくしかないと思います。





#72
2018年8月3日(金)
「何か写真を撮りに行くか(計画)」

せっかくペンタックスK2000を入手したので、何か写真を撮りに行きたいところであります。

私はメインカメラで正方形の横浜を撮っているので、それ以外の目的が欲しい。せっかくのK2000ですからアスペクト比2:3の、長方形の写真を堪能したいではないか。

春のモーターサイクルショーは終わってしまったし・・・

もう18年ぐらい前ですが、輸入車ショーを見に行ったことがありました。たしかビッグサイトでの開催でした。私はルノーのトゥインゴという小型の車が大層気に入ったのを覚えています。

輸入車ショーは楽しいでしょうね。今はやってないのかな?

調べてみたところ、 JAIA(日本自動車輸入組合)主催の輸入車ショーで東京開催は無いようです。地方だとある。何故なんだ・・・東京では運営費がかさみすぎてしまうんだろうか。

たしかに東京には輸入車の正規ディーラーのショールームがある。しかし、だからといって外車のディーラーなんてそうそう気楽に入れる空間じゃないのだから、やっぱり「気軽に外車を見ることが出来る」輸入車ショーはぜひとも開催してほしいものだなー、と思ったりしたのです。

それじゃ、次。モーターショーの開催はいつか?

こちらは隔年での開催ということで、次回は2019年とのこと。今年は開催がないということで残念無念であります。

残念。いまは撮りたいものが、無い(涙)。





#73
2018年8月4日(土)
「一眼レフでの撮影について(フィルム時代の経験と比較)」

フィルム写真の頃は「スポット測光&マニュアル露出」というのが私のスタンダードでした。

メインで使っている二眼レフカメラがそれを余儀なくさせていた、というのもありますが、サブカメラのペンタックスZ-20Pでも同じように「スポット測光&マニュアル露出」で撮っていました。ペンタックスのハイパーマニュアルがとても使いやすかったのを覚えています。

しかしK2000では、スポット測光でマニュアル露出をやる気になれない。

一番の理由は「ハイパーマニュアル」が使えない(ハイパー操作系ではない)ということに尽きるのです。

Z-20Pのときの撮影はこんな感じでした。まず絞り値を決め、次にファインダーを覗いて主たる被写体をスポット測光する。シャッター速度を上下して意図通りの「露出」値にセットしてシュート。

K2000ではこれができない。

K2000のマニュアル露出は、グリーンボタンが無い為に手間と時間がかかります。非常にストレスを感じます。

ということでK2000では分割測光(評価測光)を使ってカメラ任せで露出を決めることにしています。露出がオーバー目に出るので常時マイナス0.7段の補正を行っています。

なんとも癖のあるカメラです。ストレスなく使えたフィルムカメラのペンタックスZ-20Pや、デジタル一眼レフのK10Dが懐かしいよ。





#74
2018年8月5日(日)
「ペンタックスK2000の最終評価」

私は発作的にペンタックスの一眼レフカメラ、K2000(日本国内ではK-mとして販売)という機種を入手したのですが、今日はその最終的な評価をしたいと思っています。

そもそもこのカメラを入手するきっかけとしては、チノン製のKマウントレンズを活用したいと思ったからであります。フィルムカメラ時代から「資産」として手元にある、チノンレンズを気軽に使えるデジタルカメラボディが欲しくなりました。

かつてはペンタックスのフラッグシップ機であるK10Dを持っていたわたくしであります。K10Dは発売当時、その高性能ぶりでデジタルカメラ市場で圧倒的な存在感を示したものです。今思えばペンタックスが一番輝いていた時代かもしれない。

そのK10Dを手放したのは、私自身がメインシステムをマイクロフォーサーズに移行させるためでありました。フィルム写真の時代にはレフレックス式ファインダーの優位性を強く感じていた私ですが、デジタル時代にはミラーレスカメラのほうが合理的だと思ったのです。私が最初に手にしたミラーレスカメラは文字通り、ミラーレス初号機であるパナソニックのLUMIX G1でありました。「女流一眼」のキャッチコピーで鮮烈にデビューしたレンズ交換式ミラーレスカメラ。G1に搭載されていたEVF(電子式ビューファインダー)は非常に素晴らしく、使いやすく、合理的で「レフレックス式の時代は終わった」と感じたのであります。

にもかかわらず私は(よせばいいのに)またペンタックスの一眼レフボディを入手してしまったのであります。K2000(日本国内ではK-m)です。

・カメラとしての出来がイマイチ(使いにくい)
・でかい、重い
・チノンMFレンズで装着できないものもある

というようなことで、正直言ってあまり良い印象はありません。順に見てゆくと次のようになります。


・カメラとしての出来がイマイチ(使いにくい)

ペンタックス一眼レフの魅力はスポット測光とマニュアル露出を存分に活用できる「ハイパー操作系」にあると考えていますが、K2000にはハイパーマニュアル、ハイパープログラムは非搭載。

本来グリーンボタンを配置すべき場所が露出補正ボタンとなっている。これを押しながら後ダイヤルを回して露出補正を行うのだが、やりにくい。

初心者向け装備であるシャッター付近の[?]ボタンが、事実上無駄。使い方で迷うことなどまずないし、[?]ボタンを押して確認する必要もない。

ファインダーがいかにも廉価機という感じで見づらい。

ピント合わせがトロい。モーター音がうるさい。



・でかい、重い

パナソニックのミラーレスカメラ、DMC-G8やG6を愛用している身からするとカメラ本体とレンズを付けた状態のサイズが大きすぎ、また重たい。写真散歩目的で持ち運ぶ気にはなれないレベル。



・チノンMFレンズで装着できないものもある

これは誤算でした。カメラボディのAF電気接点が、レンズの内面反射防止部品と干渉してレンズの装着そのものが物理的に不可能という。チノンはKマウントだからと安心しきっていましたが、現実はもっと厳しかったという。


という具合です。トータル的にみて、K2000の満足度は非常に低いのです。100点満点中、30点ぐらいでしょうか。エネループなどのニッケル水素電池が使えるから25点、カメラとしての出来は5点(涙)。これまで使った駄目カメラ・ワースト10をやったら間違いなく上位に食い込むことでしょう。

まあ、単3形乾電池が使えるというのがこのカメラの持ち味ですから、それ以外は目をつむるとしましょう。





#75
2018年8月7日(火)
「メインスマホのSIMで悩む」

私は家のネット固定回線がOCNということもあって、スマホはSIMフリーのものを使いOCNモバイルONEのSIMを使っています。

とはいえ「OCN光モバイル割」はわずか毎月200円。それしか安くならないのかよ、と叫びたくなるレベル。

しかも音声SIMの値段はちょっと高い。データ通信の基本料にプラス700円かかりますから、3GBコースで1,800円(税抜)もする。(OCN光モバイル割があるから200円引かれて1,600円)

私はサブスマホとしてLIBMOのライトプランSIMを使っています。サブスマホってなんだよ!っていう声が聞こえてきますがスマホの二台持ちは便利なのですよ。片方で通話しながら片方で調べものができたり、片方がバッテリー切れになってももう一方が使えたりとか。

LIBMOのライトプランはいわゆる「低速・使い放題」SIMであります。速度が出ない(最大200kbps)かわりにいくら使っても1,180円(データ通信+音声通話+SMS)。もしデータ通信専用SIMでよければ月わずか480円で済みますのよセニョール。

このLIBMOのSIM、人柱になる覚悟で導入してみたのですがライトプランが思いのほか使えるのであります。Googleマップなんかもギリギリ使えるという嬉しい誤算もありまして、おぬしナカナカやるな、と感心する事しきりであります。なんだかんだで月にデータ総量2GBぐらい使ってます。

このLIBMOのSIMをメインにしちゃえばいいんじゃないか?

OCNモバイルONEの音声SIMは格安SIMのなかでも比較的維持費が高い部類に入りますから、思い切って解約してしまうというのは案外いい計画かもしれません。

ちょっと悩もう。





#76
2018年8月8日(水)
「メインスマホのSIMで悩む 2」

ちなみに私はnuroモバイルの0SIM(ゼロシム)というのも使っております。データ専用プランの場合、月間通信量500MB未満は無料。以降100MBごとに100円(税抜)というすさまじい価格設定のSIMであります。基本的には「いざというときに使うSIM」なので、毎月100円程度の支払いで済んでおります。月額0円から使えるSIMというのはこれ以外にはありません。

お前はいったいいくつのSIMを契約しているんだ?!と言われそうですね。

とりあえずメインで使ってきたOCNモバイルONEを解約し、これまで2番手の地位でフル活用してきたLIBMOのライトプランSIMをメインにしたうえでサブスマホを0SIMにする、という方法で節約ができそうであります。

LIBMOは昨年秋のキャンペーン時に加入したので、10月まで税込で月844円で使えています。キャンペーン価格が終わったら通常料金の月1,274円に上がりますが、それでも(音声SIMとしては)安い方ですから、これをメインスマホにしちゃってもいいような気がしてきました。

さて、どうするかな。





#77
2018年8月9日(木)
「OCNモバイルONEを解約した」

ということで、通信費の見直しを行いました。これまではOCNモバイルONE(音声SIM)とLIBMO(音声SIM)および0SIM(データ通信SIM)の3契約でしたが、高額なOCNモバイルONEを解約してLIBMOと0SIMの2契約体制になりました。

これで当面の(10月までの)スマホ代はLIBMOの844円と、0SIMで使った分の合計金額となります。それだけ安ければ充分でありましょう。通話料については最低限の使用なので無視できる範囲でしょうか。

しかしメインスマホがLIBMOの低速SIMというのは少々不安がありますな。何しろ昼休みの時間などは速度が劇的に落ちてしまい「駅すぱあと」の検索すらできなくなるSIMであります。でもいいの。そういう不便さやスリル(?)を含めて楽しむのがスマホ用SIMマニアの生きる道だからであります。

っていうか私はスマホ用SIMマニアだったのか・・・





#78
2018年8月10日(金)
「Androidの使いやすさ、というよりiTunesの使いにくさについて」

私はかつて大のApple派で、当然のように電話もiPhoneだったのでした。しかしiPhone5を最後に、Appleの電話機を使うのをやめてしまいました。

今はAndroid端末を使っています。

Appleの最大の欠点は使いにくいiTunesではないか、と思います。私は音楽ライブラリの管理をiTunesで行っていますが、正直言って使いにくいソフトです。

新しい動画をスマホに入れたいとき、AppleではiTunesに動画データを登録してiPhoneとシンクロする必要があります。こういう作業が地味に面倒くさい。

Androidなら動画ファイルをスマホ内のフォルダにつかんでポイするだけでよい。

収納したいファイルの管理をいちいちiTunesで行わなければならないのは本当に不満であります。iTunesはバージョンアップするたびに使いにくさが増えてきたように感じています。

とりあえずApple製品はiPod touchががあればヨシとしよう、と自分に言い聞かせて生きているのであります。





#79
2018年8月13日(月)
「ギターの弦を交換」

メインで使っているギターの弦を交換しました。前回はルシエール(青)の弦を張りましたが、今回はまたハナバッハの黒です。以前の指定銘柄に戻しました。

ただですねえ・・・私の部屋が一階にあり湿気がすごいせいもあってか、ギターが湿気って音色はイマイチな感じがしてしまう。カラッとした明るい音が出ないのであります。私のギターは、あきらかに(この部屋に引っ越してから)鳴りが悪くなったと感じています。これは絶対に「気のせい」などではないと思う。

毎日、エアコンまたは除湿器がフル稼働している部屋です。クローゼットの中やタンスのひきだし、衣装ケースの中には除湿剤を入れて年に4回、交換していますが、すぐに能力いっぱいまで使い果たします。すさまじい湿気であります。

エアコンがフル稼働と言っても自分が出かけている時間は止めますから、私が不在の間は冗談抜きに湿度90パーセントの部屋になります。

せっかくのスペイン製ギターもこの環境では「湿気って」しまいます。

だから「いいギター」物欲がなくなってしまった。この部屋にいる限り、今以上のギターは欲しくないんだよね。どんなにいいギターを入手しても、湿気でヤラれてしまうだろうと思うと、買えない(もったいなくて買うのが馬鹿馬鹿しい)のです。

私の愛用のギターはスペイン・バレンシア産ですが、音色を聴く限りもうすっかりその面影はない。前はもっと明るく、軽く鳴ったのに。いまはかなり湿気を含んだ音がします。よくもわるくも「日本のギター」になってしまった。

ちなみにエレキの弦は錆びます、ドレッドノートの音も響かなくなってしまった。ギターケースに除湿剤を入れているのですが、あまりにも湿気がすさまじいので除湿剤を入れる程度では歯が立たないみたいです。

日当たりのよい、湿度の高くない部屋に引っ越したいよ・・・





#80
2018年8月15日(水)
「プラスチックは悪魔の物質」

コードの長いヘッドホンを使いたく思って、古いオーディオテクニカのヘッドホンが部屋の片隅に吊るしてあるのを手に取りました。私はなんと物持ちがよいのであろう。「ブラジャーからミサイルまで、なんでも揃えてみせるぜ!」の台詞でおなじみ、特攻野郎Aチームのフェイスマンじゃないけど、モノならたいてい揃ってる。

と言って久しぶりに手にしてみると、ぬわんと!頭に沿って弓型になっているプラスチックのパーツが、紫外線で劣化して割れておりました。これじゃあ頭にハメられないじゃん・・・はいゴミ箱行き〜

保管していた意味がない(涙)。

私は常々思っているのでありますが、「プラスチックは悪魔の物質」であります。

石油からつくられ、ありとあらゆる形状に簡単に成型できるため汎用性はきわめて高いが、劣化が速くてもろい(寿命が短い)くせに自然界では分解されず、どんどん地球を汚染してゆく。

洗濯物を干すときにつかう洗濯バサミをみるがよい。紫外線にやられてグズグズのボロボロに割れてしまうくせに、そのごみは自然に帰ってゆくことはない。

とはいえ(繰り返しになるけど)石油からつくられ成型が容易で汎用性がきわめて高く、コストも安いので「代わりになる物がない」。だからどんどん使われて、プラスチック製品は地球上を埋め尽くしてゆく。これを悪魔の物質と言わずしてなんと言おうか。

などと思いながら、古いヘッドホンを燃えないゴミ箱に入れたのであります。本来ならバラして金属パーツ(スピーカー部分やコード、プラグ部分)とプラのパーツを分別するべきなのかもしれないけど、さすがにそこまではできないヨ。

かくして私は今日も地球を汚したのであります。プラスチックの馬鹿〜!!





#81
2018年8月17日(金)
「安いヘッドホンを入手」

オーディオテクニカのヘッドホンが割れて燃えないゴミ箱行きになってしまったので、一時しのぎで安いものを買うことにしました。

本格的にDTMをやったりするなら、きちんとした「モニター用ヘッドホン」が必要になるのでしょうけれど、そこまでの性能は求めていません。むしろ「コードが長くて安いの」ならなんでもいい、というぐらいの勢いです。

といっても謎のChinaメーカーとかは嫌ですから、ある程度名前の知られている(っていうか、自分が知っている)ブランドの物で、安いものを探します。

ヨドバシでいいものを見つけました。

パイオニア PIONEER
SE-M521 [密閉型ダイナミックヘッドホン オーディオ・TV用 レザータイプイヤーパッド]

商品説明文によると、


大口径40mmユニットによる迫力サウンドのAVリスニング向け密閉型ダイナミックヘッドホンです。POWERFUL BASSダクトによる低域再現により、臨場感豊かで迫力ある重低音を再生します。画面から離れて見るのに便利な片出し3.5mコード、快適な装着性のレザータイプイヤーパッドを採用しています。


とのこと。これが1,260円。

とりあえず「つなぎ」として買うにはちょうどいい値段かと思います。さっそく購入しました。





#82
2018年8月18日(土)
「パイオニアの安いヘッドホン、SE-M521を使ってみた」

パイオニアのテレビ用ヘッドホン、SE-M521 [密閉型ダイナミックヘッドホン]を買ってきました。

Made in Chinaの廉価モデルですが音楽を再生してみると充分すぎるほどの気持ちよさに包まれました。とりあえずFireFallのファーストアルバムを聴いてみましたがアコースティックギターのストローク音やパーカッションの音が奇麗に分離して聴こえます。コーラス(ハモり)がよく聴こえる。

楽器の練習に使うならこれで充分でありましょう。

私はオーディオマニアではありません。客観的に音を聴くためのモニターヘッドホンを必要とする人間でもありません。ひとりの音楽好きにすぎないのであります。で、SE-M521でも充分に満足するわけです。

「おまえの耳は腐っているのか?」

などというオーディオマニアがいるかもしれない。安物のSE-M521で充分だなんて、本当に(本気で)音楽をやっているのか?などと陰口をたたかれるかもしれない。でもいいの。圧縮音源のMP3音楽データを1,260円のヘッドホンで聴いて満足できることの何が悪いというのだ。

存分に活用しましょ、といいたいところですがヘッドホンの使用は最低限にしたいと思っています。耳(の、音を聞く神経)は消耗品ですからね。できれば婆さんになるまで補聴器の世話にはなりたくないと思うのであります。ヘッドホンで大音量で音楽を聴くなどもってのほか。

耳を大事にしつつ音楽を楽しんでゆきたいものであります。





#83
2018年8月20日(月)
「コンパクトデジカメようやく売却」

使う予定のないコンパクトデジカメをネットオークションに出していましたが、このたびようやく落札されました。

いまの時代、カメラに興味を持たない一般人は写真を撮る道具イコール「スマホのカメラ機能」ということになっていて、コンパクトデジカメは完全に人気を失っています。

そういうわけでなかなか売れなかったカメラも、出品価格を大幅に下げることでようやく買い手がついた次第です。大変なダンピングでフトコロのダメージはそれなりに大きなものがあるのですが、それでも手放せてよかったと思うのは、写りがイマイチなカメラだったから。

使わない機材の整理はだいぶ進みました。私自身、もうコンパクトカメラを買うことはないと思います。これからはスマホで充分。

これからは、たぶん旅先で記念写真を撮る、なんていうのはスマホで済ませてしまうことでありましょう。もうコンパクトカメラの出番は無さそうです。

私の中でひとつの時代が終わりました。





#84
2018年8月22日(水)
「2020年東京五輪の開催時期について」

ことしの夏は本当に暑かったですね。

いいですねえニッポンの夏、というレベルをはるかに超越してしまい、いいかげん勘弁願いたいレベルの暑さとなっていました。

私は夜寝るときにエアコンをつけっぱなしにするとノドをやられてしまうため、フラメンコ歌手生命をかけて寝る寸前にエアコンをとめるのです。部屋が一階なので窓を開けて寝ることが(身の安全という意味で)できません。しっかりと戸締りをしないと怖い。武蔵国荏原郡の治安をナメてはいけない。

眠りに落ちる瞬間ギリギリまでエアコンをガンガンまわしています。とはいえ何しろ不眠症なのでなかなか寝付けません。クスリをのんでいるのに本当に寝られない。で、聖書朗読を聴いて過ごすのですが(これが眠気を誘発する最強のツール)、聖書を聴きつつ何時間も起きてると定期的にトイレに行きたくなるんで幾度も起きあがらなくちゃいけない。これが面倒くさい。

いつしか疲れて眠りに落ちる。

ブレーキが全く効かない自転車に乗ってる夢など見る。恐怖で目が覚めると、のどがカラカラに渇いている。部屋の中はすさまじい暑さ。枕元の水筒の水を飲む。仕方なくまたエアコンをつける・・・

・・・なんていうかんじで暮らしているので本当に疲れてきました。はやく涼しくなってほしいですねえ。

話はとびますが2020年に東京オリンピック、パラリンピックをやるのはいいとして、真夏の開催というのは本当に大丈夫なんでしょうか。いくらトップアスリートといえどもこんな気候のもとでスポーツをやるのはいくらなんでも危険なんじゃないでしょうか。10月頃、それこそ体育の日に開会式やるぐらいのスケジュールにしたほうがいいと思うんですけどどうなんですか。

オリンピック、パラリンピックを準備している人たちの中で一人もそういう意見する人がいないんでしょうか。ひょっとして、言いたくても言えない雰囲気があるんでしょうか。いかにも日本社会的な。で、結局は誰も責任を取らない的な。誰が責任者なのか曖昧なままはじまってしまった「インパール作戦」はもう誰にも止められない的な。

そういう意味で私は真夏開催のオリンピックは「失敗」するだろうと思います。こんな事言うと「非国民!」とか言われるかもしれないけどさ。多くの競技で記録の更新は期待できないんじゃないかと思う。選手も観客も病院に搬送されまくるだろうと思う。犠牲者がでないことを祈るよ、ほんとうに。

マジで五輪は秋に開催しようよ・・・





#85
2018年8月24日(金)
「メトロノームの話」

今日はメトロノームの話です。

ギターに装着するセイコーSTMX1(クリップオンチューナー兼メトロノーム)のメトロノーム機能ではストレスを感じてきました。テンポの設定ボタンがひとつしかなく、「テンポを上げる」の一方通行で、テンポを下げたい時にはスイッチを押し続けていちど最速まで至り、続いて最低から少しずつ上げて「一周」しないといけないのです。

これは不便だ。メトロノームを買い増ししよう。

前から目を付けていたのがKORGのKDM-2であります。「ぜんまい式」ではなく電池を使うメトロノームですが、ピッ、ピッというような露骨な電子音で鳴るタイプではなく、アナログライクな、カツ、カツ、カツみたいな音が出るので非常に使いやすいのであります。しかもルンバ・クラーベ、ソン・クラーベといったラテンのリズムまでも備えており、いつか買いたいと思いながら先延ばしにしていたのであります。今こそ買う時が来た。

ところが、なんと販売終了とのこと!!ガビーン。

いつでも買える物だとタカをくくっていたので軽く衝撃を受けつつ、急いでネットで在庫のある店を探す。ところが在庫があるショップはフザけたプレミアム価格設定をしており、1万円以上の値段をつけている。もともと3千円ぐらいで売っていた物ですから、いくらなんでも馬鹿げています。そんな値段で誰が買うものか。

これは失敗したゾ。よい商品を買い逃してしまった。はて、どうするか。





#86
2018年8月25日(土)
「メトロノーム?リズムマシン?どっちにしようか」

メトロノームの名品、KORGのKDM-2を買い逃しました。残念ながら販売終了となってしまったのであります。お買い物女王の私としては大失態と言っていい事態であります。

買わずに後悔というのは本当になさけない。

しかし気を取り直して調べてみたら我らがKORGからは後継のKDM-3というのが発売されていました。こんどは角ばったデザインとなり、公式サイトの動画を見ると電子音じゃないアナログ音も健在です。

しかし値段が高い。サウンドハウスで4千5百円ぐらいします。まじか・・・リズムマシンのKR miniと大して値段が変わらないじゃないか。

だったらいっそのことKR miniを買うか?ここでリズムマシンを使いこなす努力をしてみる、というのも意味があることかもしれない。

シンプルなメトロノームを買うか、それともドラムスを鳴らせるリズムマシンを買うか。これは悩みます。





#87
2018年8月27日(月)
「意表をついてKORG MA-1を買うのはどうか」

コルグのシンプルなメトロノームKDM-3を買おうか、それとも思い切ってリズムマシンであるKR miniを買おうか、迷っています。いったいどっちが自分の音楽活動にプラスになるのだろう?

同じぐらいのお金を出すならリズムマシンの方が楽しそうではある。ただ、自分に使いこなせるかどうかはまったくわからない。操作法が理解できず挫折する可能性もある。

迷ったときはシンプルなのを買え、というのが私の持論であります。となるとKDM-3か?

ここでいったん冷静になろうと思って、コルグのメトロノームのラインナップを再チェックしてみました。なんといっても真っ先に目に飛び込んでくるのは小型軽量のローエンドモデル、MA-1というメトロノームであります。これは千円ちょっとで買えます。必要最低限の機能は揃えているわけで、ギターの練習ならこれで充分という気もする。

欠点は電子音で鳴ることぐらい。でも今はセイコーのメトロノームSTMX1で電子音を使っているわけで、個人的にはまったく駄目ということでもない。

メトロノームはMA-1にして、それにプラスしてリズムマシンのKR miniを買い増しするというのはどう?

悩みます。





#88
2018年8月28日(火)
「まずはMA-1(という廉価メトロノーム)を買うことにした」

オオアリクイのぬいぐるみ「アンちゃん」を胸に抱きつつ、買い増しするメトロノームをどれにするかで悩んでいた私ですが、とりあえずKORGのMA-1という小型軽量なものを買ってみることにしました。

テンポの上げ下げが自由自在という事で、セイコーSTMX1よりも遥かにストレスフリーな練習環境が整うでありましょう。

小型軽量という事で持ち運びにも便利であれば、バンドメンバーとの合同練習の時に活用できるでありましょう。

とりあえずMA-1を使ってみて、それでもなお必要であると判断するなら、KDM-3なりKR miniなりを追加導入すればヨイ。

値段が安いのでネット通販で即刻MA-1をポチってもよいのですが、いちおう念のためにネットオークションに出品物がないかとチェックを入れました。ネットオークションの場合、たいていが送料落札者負担ですから、送付方法も含めてよほど安く出ているものがないと意味がない。

まあ、ないでしょうね。

と思ったら開始価格350円の中古品を見つけました。クリックポストにて発送、と謳っているのでうまくいくと514円で中古品が手に入る寸法です。これはチャレンジあるのみです。早速入札〜(つづく)





#89
2018年8月29日(水)
「KORGのメトロノーム、MA-1の使い心地」

ちょうどいいタイミングでMA-1の中古品がネットオークションに出品されていたので、入札。ありがたいことに競合はなくて出品価格のまま無事落札できました。送料込みで514円。

新品を買っても千円なのだから新品を買えよ!という声も聞こえてきますが、中古で安く済むならそのほうがいいのだ。

代金を払い込んだ翌々日、MA-1が手元に届きました。

まずはサイズ。縦約5.8cm、横約10.2cm、厚さ約1.5cm(突起含まず)という、非常にコンパクトな大きさであります。背後には折り畳み式のスタンドがついていて、立てかけて使用することができます。

特長はボリュームダイヤルとフォンジャックが付いていることでしょうか。電子式なので音量を変えることができるのと、イヤホン(ヘッドホン)を装着しての使用も可能となっています。

あとは大きな液晶画面も特長のひとつと言えそうです(KDM-3の液晶表示より大きい)。

あとはごく普通の、メトロノームということで特筆すべき点はありません。拍数を変えたい時はBEAT/RHYTHMボタンを押してから上下ボタンを押して変更します。テンポを変えたい時はTEMPO/TAPボタンを押してから上下ボタンを押して変更します。3-2や2-3のクラーベがないのは残念です。そういうリズムが欲しいラテンな人は上位機種のKDM-3を黙って買えということでしょうか。

単四電池2本で動きます。素晴らしいです。

なお、刻む拍の音はやはり「電子音」です。ポッ、ポッ、ポッという感じで嫌な気はしません。

すべてが押しボタン式の操作体系ということでちょっとストレスを感じますが、慣れてしまえばどうということもない。ダイヤル式でテンポを変えられるKDM-3がうらやましく思われますが、値段が違いすぎます。何しろMA-1は千円ちょっとで買えてしまうのです。廉価で必要最低限のことができるMA-1は、これはこれでいい機械だと思います。

これさえあればリズムキープしながらの楽器練習が捗ること間違いなし。ギターの練習で存分に使おうと思います。





#90
2018年8月30日(木)
「左手小指が痛いので、整形外科に行ってきた」

左手の小指の第二関節、出っ張ってるところが痛い。

気になりだしたのはゴールデンウィークの頃からでしょうか。出っ張ってるところを軽く触れるだけでも痛い。

原因の心当たりは全くない。

ギターを弾くのにちょっと気になるナ・・・と思いつつ「助さん、格さん、もうしばらく様子を見ましょう」と水戸黄門ばりの様子見をしていたらどんどんひどくなってきました。普通に曲げ伸ばしをするだけでも痛いと感じるレベル。

まさか関節リウマチとかじゃないだろうな・・・

覚悟を決めて整形外科に行ってきました。そういえば右手の親指の付け根が重だるいのも気になるので、ツイデに診てもらおう。

ドクターの指示のとおりに両手の指を動かしてみる。つづいてドクターの触診。痛ッ!みたいな技をいくつか食らう。

左手小指は側面の腱を痛めたらしい。炎症が悪化しているとのこと。そして右手はあろうことか、腱鞘炎という診断でした。まじかよ・・・ついでに診てもらった右手のほうが重篤じゃないか。

あと、骨に異常が無いかレントゲン写真撮影もしました。結果、骨には異常なしで安心しました。

左手小指は「湿布して、あまりうごかさないようにしなさい」とのこと。動かしちゃダメって事実上ギター禁止令じゃん。泣ける。小さく切った湿布を貼ってもらう。

右手は、親指のみならず人差し指の付け根も痛いことが発覚し、痛み止めの注射をしてもらいました。手のひらのやわらかいところにブスッと2発。し、しびれる〜

注射はまた一週間後にすることになり、今日は飲み薬(ボルタレン)と湿布を処方されて診察は終わりました。

本人としては右手親指&人差し指の腱鞘炎というのがショックであります。心当たりが全くない。やっぱりギターなんだろうか。

そういえば前回のギターレッスンで先生からピッキングフォームをかなり修正させられたので、これまでの自分の奏法が良くなかったのかもしれない。

いや違う!わかった!!ペンタックスK2000にハンドストラップを付けて右手だけで持ち歩いていたのがマズかったんじゃないだろうか?実際、1.5kgもする変な形状の物(カメラのこと)を、いつでも電源を入れられるような持ち方をキープして何時間も歩いていた訳で、腱鞘炎になってもおかしくはないんじゃないか?つまりカメラの持ちすぎで腱鞘炎になってしまったのだとしたら、私は相当マヌケだ!!

ダサすぎて言葉も出ません。カメラで腱鞘炎だなんて。やっぱり「一眼レフ嫌い」な私が一眼レフに手を出したのがそもそもの間違いだったのかもしれませんね。

それにしても右手にした注射のあとの「指のしびれ」が強烈で、お会計のときに財布からお金を出すのにめちゃくちゃ苦労しました。左手を使って小銭を出したけど左手も小指に湿布してるから否応なく「小指を立ててる人」になってしまう。あやしい動きでお支払いを済ませました。

まあなんにせよ骨に異常が無くてよかった。しばらく大人しくしていれば治るでありましょう。

夕飯はしびれた指でも苦労せず食べられるようにサンドウィッチにしました。サラダは仕方なく左手で箸を使って(でも小指は立ってる)がんばって食べたYO。

右手のしびれは5時間ぐらいで落ち着いてきました。とりあえず出された薬を大人しくのんで、手指をいたわろうと思います。早く治るといいなあ。

さーて。K2000をどうするかだな。





#91
2018年8月31日(金)
「まさかの、カメラで腱鞘炎」

右手が腱鞘炎になってしまいました。ギタリストの宿命ですな・・・と言いたいところですが、私の場合は何と

カメラの持ちすぎ

ではないかという、あくまでも疑惑の段階ではありますが、本人には確証のようなものがあります。

症状としては「右手親指の付け根が重だるい」というものです。整形外科で診てもらったところ、ドクターの触診で相当な痛みがあり、加えて人差し指の付け根も痛い。

注射をしてもらい、痛み止めの薬「ボルタレン」と湿布を処方されて帰ってきました。

原因の心当たりをさぐってみる。まず、ギターを弾いている段階では自覚症状が全くなかった。練習していても、指がつらくなるほどの状態にはなったことがない。私の場合、腱鞘炎になるとすればむしろ左手(弦を押さえる方)が可能性が高いように思えます。

しかし夜になって、いつものように寝床に入りつつ(いつもの習慣で)カメラを手に取ろうとして、「原因はこれだ!」と思いました。

ペンタックスの一眼レフ、K2000とタムロンの18-200mmズームレンズの組み合わせです。

そのズシリと重いカメラを右手でホールドした瞬間、腱鞘炎の原因として思い当たったのであります。

それまで枕元に常備しているカメラはパナソニックのLUMIX DMC-G6というミラーレスカメラにオリンパスのパンケーキズームレンズを装着したものでした。これは私にとってのサブカメラで、小さなポーチに入れて持ち歩ける「最小・最軽量」の組み合わせであります。ものすごく小さくて軽い。

先日、ペンタックスK2000を入手したわけですが、何しろサイズがデカいので防湿庫に入りきれません。私のメイン・システムはマイクロフォーサーズのミラーレスカメラで、カメラボディ、レンズともに全体的に小振りの機材が占めていて、それらを心地よい感じに並べただけで防湿庫は一杯になってしまうのであります。

考えた末、サブカメラのLUMIX DMC-G6にオリンパスのパンケーキズームをつけた状態のものをサラリと防湿庫にしまって、デカいペンタックスK2000とレンズは枕元保管にしようと思い立ちました。

眠りに落ちる前に体を横たえた状態でカメラをいじくるのは私の数少ない楽しい時間のひとつでありますから、その目的でペンタックスの一眼レフを使おうと考えたわけです。

私はカメラはストラップを両側に通して首から提げる流派に属していますが、ペンタックスK2000はホルスターバッグに入れることにしたこともあり、出し入れのしやすさを考えてハンドストラップを装着しました。右の手首を挿し入れて、右手だけでカメラを握りしめて持ち歩くスタイルです。

これが腱鞘炎の原因になったのではないか。

カメラを片手だけでホールドすると、かなりの握力を使います。しかも「人差し指の位置は電源のオン・オフがやりやすい場所に置く」という感じになり、ただ握るのではなく独特のフォームとなります。カメラの重さは親指と中指、薬指、小指でしっかり支える感じでしょうか。

こんな持ち方を何十分も続けたまま、写真散歩をしたり夜の寝床で遊んだりしていたわけですから、手首から指にかけて相当負担がかかったのは疑いがありません。

「自業自得」

ということになるのですが、パナソニックのLUMIX DMC-G6の頃は全体が軽量だったので気にならなかったということでありましょう。やはり原因はデカくて重い一眼レフで同じことをしていたということにありそうです。

一眼レフ嫌いが発作的に一眼レフを買って腱鞘炎になる、という、まるでアホな展開をやらかしてしまいました。

腱鞘炎が治るまでしばらくの間、枕元カメラ遊びは我慢することにしますが、トホホな気分はおさえきれません。





#92
2018年9月1日(土)
「腱鞘炎(カメラ自体が悪いわけじゃない)」

カメラを右手ホールドすることを続けていて腱鞘炎になりました。

冷静に考えれば、本来両手で持つべきもの(左手はレンズの下を支える感じ)を、強引に右手だけで握って持ち歩いていた私がクレイジーだったという事になります。

たしかに重たかったさ(ぼそっ)。

いわゆるハンドストラップが許されるのは軽量のカメラまでですね、などと当たり前のことを今更言ってみる。

でもマイクロフォーサーズなら楽勝で右手ホールドができるンだよ。G6にパンケーキズームを付けた状態をいつも右手で持って歩いていたもん。

でも腱鞘炎は一度なると癖になるというから、今後はG6を持つときもちょっと気を付けたほうがいいかもしれないな、と思ったりしています。





#93
2018年9月2日(日)
「ニコンZシリーズ発表」

いよいよニコンが新マウントをひっさげてフルサイズ・ミラーレス市場に打って出ることになりましたね。

去る8月23日にZ7とZ6の発表がありました。

フルサイズ・ミラーレスの世界ではソニーが独走態勢に入っていましたが、ここにきて日本を代表するカメラメーカーであるニコンが参入するということで、俄然注目しています。

まずはカメラボディ2機種とZマウントのレンズが3本、発表されています。F4通しの24-70mmズームレンズと、F1.8の明るさをもつ35mmおよび50mmということで、まさに「満を持しての発売」ということになろうかと思います。

さて、私はどうかと言えばご存知のようにマイクロフォーサーズ・システムのカメラを使っております。ミラーレスカメラはマイクロフォーサーズからはじまりましたからね。何と言っても先行者であります。私はデジタルカメラに関してはミラーレス主義者であります。

そんな私から見たニコンZシステムは「やっぱり大きくて重たそうだな」という感じです。いずれスポーツ撮影などにも対応するような大口径のレンズも出てくるでしょうから、総体としては相当大きくて重たいカメラシステムとなるのでしょう。もちろん世界トップレベルの性能を有して成熟してゆくだろうと思います。期待しつつ見守ってゆきたいところです。

このようなフルサイズ・ミラーレスの争いが激化してゆくと、マイクロフォーサーズはゆっくりと沈んでゆくのかもしれません。小型軽量でハンドリングの良い、バランスの取れた良いシステムだと思って使っていますが、性能面ではフルサイズ・イメージセンサーをもつカメラには敵わないでしょう。オリンパスとパナソニックの陣営は「ミラーレスの先行者」としてどんな手を打つのか、楽しみではあります。

やがてはニコンZシリーズにも廉価モデルが登場することでしょう。となるとマイクロフォーサーズ陣営は苦戦を強いられそうです。

私個人はスチルカメラはマイクロフォーサーズでこれからも行くゾ!という気分です。音楽活動をしてゆくうえでより重要度を増しているのはビデオカメラの方ですから、もうこれ以上スチルカメラにお金をかけようという気になれないのです。

今後のマイクロフォーサーズの動向に注目しつつ、まずはニコンと、迎え撃つソニーのフルサイズ・ミラーレス一騎打ちを見守ろうと思います。がんばれニコン。がんばれソニー。がんばれマイクロフォーサーズ。





#94
2018年9月3日(月)
「ドメインの更新手続き」

私はオリジナルドメイン(ezomomo.com)を取得して自分のウェブサイトを運営しています。

ドメインを最初に取ったのが2003年ですから、もう15年も使っていることになります。

このたび、ドメインの契約を更新しました。2028年までの分を払い込んだZE。気の長い話であります。

でも正直いうと別にオリジナルドメインじゃなくてもいいのかもしれないな、と思ったりする。「エゾモモ・ドット・コム」のドメインを売ってくれ、というオファーが来たなら、金額によっては躊躇することなく手放すと思う。愛着があるといえばあるけれど、そこまで固執することもないのかな、と思うのであります。

ドメインの維持には何しろお金がかかりますからね。お金のかからないウェブサイト運営を考えた方が(今後は)フトコロの負担が少なくていいかもしれない。





#95
2018年9月5日(水)
「BOSS VE-1 Vocal Echo」

今日はカメラではなく音楽機材の話。BOSSのヴォーカルエフェクター、VE-1が気になっています。というよりも、欲しい。

エフェクターというと真っ先に思い浮かべるのはギター用のエフェクターですが、世の中にはヴォーカル用のエフェクターがあるのだということを最近になって知りました。

私も歌手のひとりであります。

歌声を魅力的に響かせる装置、としてのヴォーカルエフェクターに早速興味を持ちました。

ざっくり言えばカラオケのエコーのようなものです。歌声に空間的な広がりを与えるなどの機能があります。それ以外にもいろいろと使い道はあるようですが、「声の響き」に味付けをする装置、という説明で足りると思います。

これが思いのほか、値段が高いのです。新品の実売価格は1万6千円を超えます。おいそれと買うわけにはいかない高価なものです。それに、そもそもフラメンコの唄にそんなものを使うのは「邪道」という気がしないでもない。

でもうちのバンドは広くラテンの曲をレパートリーとしており、映画「黒いオルフェ」の主題歌「カーニバルの朝」や、ジプシー・キングス版の「マイ・ウェイ」なんかも歌ったりしますから、ヴォーカルとしては


唄が上手く聞こえたらそれに越したことはない


わけであります。あと個人的にはギターの練習メニューにイーグルスの楽曲や好きなフォークソングも加えたこともあって、「唄うこと」自体のクオリティを高めたいという気持ちは十分すぎるほどにあります。

うーん。BOSSのVE-1 Vocal Echo。割と本気で欲しい。





#96
2018年9月6日(木)
「BOSS VE-1 Vocal Echo その2」

BOSSのヴォーカルエフェクター、VE-1 Vocal Echoがどうしても欲しい。今後の私の音楽活動にどうしても必要な機材だと思う。

新品は1万6千円を超える高額製品ということで中古品を狙いますが、何しろヴォーカルエフェクターなんてニッチな製品ですから、圧倒的にタマ数が少ない。ネットオークションにもめったに出てこない。

調べてみるとヴォーカルエフェクターというものが各社から出ており、決してVE-1「だけ」というわけではないのだ。これがもし「業界でスタンダードなもの」とかならタマ数も増えるでしょうが、そもそもヴォーカルエフェクター自体が一部のミュージシャンを狙ったピンポイント商品ですから、数が出てくるはずがない。

ということで、私はかなり気長に出物を待ちました。

他のメーカーのヴォーカルエフェクターもあるのですが、BOSS VE-1は乾電池で動作するというのがポイントでして、私の使い方にマッチしているのでどうしてもVE-1がいいのです。

そうこうしているうちにようやくネットオークションに中古美品が出品されました。開始価格6千円。果たしていくらまで上がるか。というより、自分がいくらまでなら出せるかがポイントになってきます。

送料込みで一万までだな。それ以上するようだったら、あきらめて素直に新品を買おう。そう思いつつ、入札しました。





#97
2018年9月9日(日)
「BOSS VE-1 Vocal Echo その3」

結論から言うとお目当てのヴォーカルエフェクターを落札しました。中古美品が送料込でちょうど1万円をわずかに切るぐらいでしたから、まあ良かったのではないかと思っています。

かくして念願のBOSS VE-1を入手しました。

取扱説明書を見るとものすごく多機能なわけですが、ひとことで言えば「歌声を響かせる」機械であります。つまみをまわすとエコーの利き具合が段階的に調整できるようになっています。あまり難しい事を考えなければ、単純に使いこなすことができそうです。

足元にセットし、MCのときはエコーをカットしてしゃべり、歌うときだけスイッチを踏み込んで機能をオンにすればよい感じ。

マイクの入力端子・出力端子がキャノン端子なのでケーブルが必要になりました。VE-1の端子を見ると

MIC IN(XLRメス)

MIC OUT (XLRオス)

ということになっています。

私のヘッドセットマイクは端子がXLRオスですからそのまま刺さるのですが、いかんせん長さが足りません。なので延長ケーブルを一本、調達しました。

OUTのほうは通常のマイクケーブルでアンプにさせばOK。

電源を入れてマイクテスト。さっそくVE-1をオンにしてみると、気持ちの良い声の響きがアンプから流れてきました。おお、実に素晴らしい。

エコーを浅めにかければフラメンコの唄でも充分使えそうであります。

そして「カーニバルの朝」などを歌う時はエコーをちょっと深めにかければJazzyでメロウな響きで聴かせられそうです。

これはいいものを入手しました。

しかし難点は思ったよりもデカくて重い、ということであります。想定したよりも二回りぐらい、大きなサイズの機材でありました。

うーん。ライブの時の荷物が増えるなあ。





#98
2018年9月10日(月)
「タムロンのレンズが売れた」

ネットオークションに出していたタムロンのペンタックス用18-200mmレンズが無事に落札されました。

新しいオーナーのもとでかわいがってもらうんだぞー。

思えば不遇のレンズでありました。キットレンズsmc PENTAX-DAL 18-55mmF3.5-5.6ALがあまりにも「駄目レンズ」なので、それに代わるメインレンズとしての地位が約束されていたものです。その実力はなかなかのものがあり、広角端の歪曲収差がひどい&テレ端あたりの描写が甘いといった欠点を持ちながらも「ゆたかな発色と優しいボケ」で総合60点という評価をつけられていたものです。

それが、まさかの腱鞘炎になってしまったことで事情が変わりました。やはり一眼レフはデカくて重い。その現実を覆すことはできませんでした。

しかし人生初の高倍率ズームは思いのほか印象が良かったです。何しろそれを装着さえしておけばワイドな写真から望遠までズームリングをひねるだけで自由自在に画角調整ができるわけですから、これほど便利なものはありません。いずれ機会があればマイクロフォーサーズ用の高倍率ズームレンズを買い足すのもアリだな、と思ったものです。写真生活を一変させるだけの魅力はあると感じました。

一眼レフ用は安く手に入るのがうらやましくもあります。マイクロフォーサーズ用は高い。新品だと6万円、中古美品でも4万5千円ぐらいが相場ですからね。ペンタックス用のタムロン18-200mmの中古品が1万円を切るのは本当に魅力です。一眼レフユーザーなら1本持っておけば、旅行の時などに便利に使えるだろうなと思いました。個人的にオススメであります。





#99
2018年9月11日(火)
「古いプリンターの処分」

私はこの春にA3ノビサイズ対応のプリンターを買いまして、当初は従来使ってきたA4サイズのプリンターと併用(目的に応じて使い分け)するつもりでおりました。

写真を印刷するときは新しいプリンターを使い、普通の書類を印刷するときは古いエプソンPX-045Aを使えばよいと思っていたのです。

しかし無線LANを搭載した新しいEP-50Vの利便性の高さは圧倒的で、PCを介さずともタブレットやスマホから直接プリントアウトができたりしてしまうものだから、「書類は古いプリンターで印刷する」というルールが守られなくなってきました。結局、すべての印刷を新しいほうのプリンターで行ってしまうのです。

だって使いやすいんだもん。

こうなると、古いプリンターは「お荷物」というかんじになってきます。使わずにいる期間が長くなれば印字のヘッドも詰まる確率が上がるでしょう。プリンターインクカートリッジのスペアも無駄になります。このまま使わずに所有し続けるのもナンだな・・・と思い始めました。

とりあえずネットオークションに開始価格千円で出してみました。アクセスがほとんどないので絶望的かと思われましたが、終了直前に入札があり、そのまま千円で落札されました。

送料は落札者負担としましたがシステム使用料を差し引かれたらせいぜい900円程度にしかなりません。それでも「わずかでも現金になった」ということで良しとすることにしました。

ごく普通に書類を印刷するなら(ランニングコスト的に)古いPX-405Aのほうが有利だったようですが、私は利便性を取りました。これからは全ての写真、文書をEP-50Vで印刷する体制になります。ランニングコストは多少上がってしまいますが、まあ、そういうものだと思って受け入れようと思います。





#100
2018年9月12日(水)
「ペンタックスK2000売却」

私にとっては「腱鞘炎の原因になった大型重量級のカメラ」であるK2000をネットオークションに出品していました。

腱鞘炎になったこともあり、使い道に困ったからです。

私にはメインシステムのマイクロフォーサーズがあればそれで充分です。チノンのレンズもすべて(マウントアダプターを介して)マイクロフォーサーズで使えます。だから、わざわざ違うシステムのカメラを導入する理由がない。

キットレンズとのセット出品であります。とりあえず出品価格は9千円としました。即決価格は設定せず。

オークション開始直後はほとんど訪問数も少なく動きがありませんでしたが、最終日の前日にはウォッチリストが20件ほど。あとは誰かが入札してくれるのを待つだけです。

最終日。オークション終了1時間前になって、ようやく1人目の入札者が現れました。ホッとする瞬間です。カメラが売れることが確定したので、ぼちぼち梱包を開始する。

終了間際には競合入札もあり、値段はすこしだけ上がって落札されました。

数日後に入金があり、翌朝出荷しました。

新しいオーナーにかわいがってもらうんだよ。アディオス!!K2000。





#101
2018年9月13日(木)
「さらば、一眼レフ」

ということで右手の腱鞘炎の原因となったカメラ、ペンタックスK2000を売却しました。

今後は従来通り、マイクロフォーサーズのシステムで写真を続けてゆこうと思います。

そして思うのは、もう一眼レフを買うことはないだろうな、ということです。

フィルムカメラの時代は「レフレックス式のファインダー」というのに大きな意味がありましたが、デジタルカメラではわざわざミラーを配して光学ファインダーにする意味がない、と思っています。EVFと背面液晶で充分だと思っています。

メインと別のカメラシステムを持つことも不要だと感じました。私にはマイクロフォーサーズがあれば充分です。安心して開放から使えるレンズ、適度に深い被写界深度など、マイクロフォーサーズにはわたし好みの「能力」がそなわっており、撮っていて楽しいです。

ちなみにペンタックスの一眼レフ用に購入したホルスターバッグはサイズ的にかなり微妙な感じで、マイクロフォーサーズに使おうとするとちょっと大きすぎるようです。





#102
2018年9月14日(金)
「他人には一眼レフを薦めつつ、自分はミラーレスを使う理由」

どんなカメラを使ったらいいか、と訊かれたなら、私は「ニコンかキヤノンの一眼レフを買うのがいいと思うヨ」的な返事をするだろうと思います。

私は熱烈なマイクロフォーサーズ支持者ですが、マイクロフォーサーズの良さというのは「一度、一眼レフを使いまくったあと」でないと、いまいち分かりにくいんじゃないかと思うのであります。

ことに写真の良さを語るうえで「画質の良さ」というのが重要になるならば、撮像素子の大きいほうが有利になるのは自明のことで、おのずと「フルサイズの撮像素子がよい」あるいは「APS-Cの撮像素子がよい」という結論になるのが世の習い。

もしもビギナーがマイクロフォーサーズを買ってしまうと、小さい撮像素子が「足枷」になって精神的にストレスを感じるのではないかと思うのであります。

「フルサイズならもっといい写真が撮れたのではないか」

または

「APS-Cならもっといい写真が撮れたのではないか」

などと、つねに思いながら写真を撮り続けるのは精神衛生上あまり良いとは言えない。結局はカメラを買い替えることにつながりかねないと思う訳であります。

マイクロフォーサーズは

・撮像素子が小さい(ボケが得難い)
・画素数が少ない
・高感度耐性があまりない

というハンディキャップを宿命的に背負っています。普通に考えて、メインシステムとして使うのは「スペック不足」が否めない。普通の発想でいくなら、マイクロフォーサーズは「小型軽量なサブシステム」としてはじめて輝き出す部分があります。メインでニコン、キヤノンの一眼レフを使っている人が、あくまでもセカンドカメラ、サブシステム的に気軽に使うものとしてマイクロフォーサーズを選ぶ、というのが(普通に考えれば)王道だと思うのです。

私のようにメインシステムをマイクロフォーサーズにするためには、一度一眼レフを使い倒した後で自分の使用目的をよく理解し、これならマイクロフォーサーズで充分と悟った時点ではじめて選択肢に入れて良いということになります。これは決して

「達観し、カメラ仙人の域に達した人だけがマイクロフォーサーズをメインにできる」

というのではなくて

「自分の使用目的が、マイクロフォーサーズで充分と気づいた人だけでがマイクロフォーサーズをメインにできる」

というのが本当だと思います。

もう少し具体的に、マイクロフォーサーズを選ぶ理由を考えてみましょう。

・全体として小型・軽量でよく写るシステムを使いたい
・静止画だけでなく動画も撮る
・ボケはさほど重視しない、むしろ被写界深度の深い写真に価値を見出している
・高感度撮影は重視しない
・画素数は1600万画素あればよい
・マウントの異なる古いレンズも積極的に使いたい

もうひとつ重要なのが

・純正でライカレンズを使えるシステムを使いたい

という感じになります。あまり万人受けするシステムでは無いのかも知れませんが、絞り開放から最高に素晴らしい写真が撮れるライカレンズの魅力にとりつかれて使っている私の場合、マイクロフォーサーズのバランスの良さは際立っていて、もう一眼レフにこだわる必要はまったくなくなってしまったというのは真実であります。

結局、カメラの「いい性能」は、本当にいい性能なのかどうかを判断するのは自分自身なのであって、様々な要素を総合的に判断して総合力の高いものが自分のスタンダードになるわけであります。他人のレビューをあてにしてカメラの良し悪しを判断するのは「無駄な回り道」だと思っています。カメラごとの得手・不得手を冷静に分析して少しでも早く自分自身のスタンダードを見つけることが大事だと思うのであります。

そういう意味で私はもう一眼レフを買うことはないでしょう。





#103
2018年9月15日(土)
「二眼レフからの乗り換え対象としてのマイクロフォーサーズ」

私はフィルムカメラ時代は二眼レフカメラを愛用していました。上下に2つのレンズが並び、上の対物レンズはレフレックス式ピント合わせに使われ、下の対物レンズは撮影専門に使われるという設計のカメラです。

デジタルカメラに移行するにあたり、当然、はじめは一眼レフを使ってみました。

しかしレフレックス式のピント合わせ機構というのは、フィルムだからこそ利点があるのであって、デジタルでは「優位性」はほとんどありません。

ミラーレスのパナソニックLUMIX DMC-GH1を使ったときに、「ああ、二眼レフから乗り換えるならこっちだな」と強く思いました。

・マルチフォーマットに対応し正方形写真が撮れる
・EVFを使いながらの拡大ピント合わせ機構が便利
・バリアングル液晶を採用しており撮影スタイルが自由になる

一般的に二眼レフカメラは小型軽量なものがほとんどですが、その点でマイクロフォーサーズは近いものがあります。

私は二眼レフカメラからの乗りかえでLUMIX GH1を使い、現在はG8に乗り換えました。ライカのズームレンズが使える正方形写真のカメラという夢のようなスペックで、いつも撮っていてすごく楽しいです。また、大好きなチノンのレンズで正方形写真が撮れる、というのが最高に嬉しいです。

正方形写真党の皆さま、マイクロフォーサーズカメラを使ってみてはいかがでしょうか。個人的にはオススメなのですが・・・どうかな?好みがわかれる選択かもしれませんね。





#104
2018年9月16日(日)
「腱鞘炎、その後」

右手が腱鞘炎と診断されてから、無理しない日々を送っています。

毎晩の喜びである「布団の上でカメラいじりタイム」も、おやすみ中です。

何しろ重たい一眼レフを持って遊んでいたら腱鞘炎になっちゃったワケですからね。なさけない話でありますが本当です。なのでスマホをいじるのも程ほどにしています。腕がダルいんですよ実際。

週に一度、整形外科に行き注射をしてもらっています。効果はかなり高いようです。注射直後の指のシビレは勘弁してほしいところですが、そのあとは腕全体が軽くなります。

という次第で、日常の持ち運びカメラはスマホのみ、ということになっています。なんたる情けない気分。でもしょうがない。早く治さないといけないね。





#105
2018年9月17日(月)
「ギター大クラッシュ事件!」

最近やらかした大失敗について、モモ通で書いていこうと思います。精神的にかなりのダメージを受けていて、今もまだ復活できていません。

ギターレッスンのあった土曜日、私はいつものように自分のギターをソフトケースに入れて家を出ました。

両肩を通すストラップがついていて、背負えるようになっているケースですが、地下鉄の駅で列車を待つ間、片方だけ肩に通して持っていました。

なぜ両肩で背中に背負わなかったのかというと、どうせ電車に乗り込んだら体の前に抱えて持たなければならないので、すぐに体の前に動かせるようにしたかったせいであります。

しかし、もっと言うと、片方の肩にかけてカッコつけていた、というのも事実であります。その姿が格好いいかどうかは別の話ですが。

とにかく、私は中途半端な感じでギターを肩にかけていたわけですが、ちょっとしたはずみにギターが肩からすべり落ちました。

手を添えていなかったので、ギターはそのままホームの床に落下しました。

ガコン!とすごい音がして、肝を冷やしました。

中のギターを取り出してみると、トップ板がおもいっきり割れているではないか(涙)。

バクバクいう心臓をおさえつつ冷静に状況を見てみる。

まず、トップ板に3本の亀裂。うち一本はギターの尻からブリッジ方向に向けて10センチほどの長さにおよび、完全に割れて段差を生じている。

それから地面にヒットしたと思われる部位は、バインディングが完全に剥がれています。その長さは外周にそって約5センチといったところでしょうか。


これはもう、ギター生命が終了したと言ってもいいほどの重傷であります。私は青ざめました。

あなたならどうする?(←いしだあゆみの歌声) 話のつづきはまた次回。





#106
2018年9月18日(火)
「ギター大クラッシュ事件!じっさい、どれぐらいの被害なのか」

前回のモモ通で書いたように、ギターをケースごと落下させてギターの尻の部分からトップ板にかけて、おもいっきり破損しました。

そのままレッスンを受けましたが、あきらかに音も変わった感じです。やばいよやばいよ。これは本当にヤバい。

レッスン終了後、新大久保にあるクロサワ楽器に持ってゆきました。開口一番「ギターを壊しました」といって、リペアマンの方に相談してみる。

(1)トップ板のダメージ
 ギターの尻から3本ほどの亀裂。うち1本は10センチ近く割れてブリッジ付近に及び、段差を生じている。

(2)バインディングのダメージ
 ギターの周囲を飾るバインディングのはがれ(尻周辺の5センチほど)。

(3)力木(ブレーシング)のはがれ
 トップ板の裏側に渡している力木のダメージは未知数。

ということで、私は「直りますか?」と尋ねてみました。リペアマンさんは「直します」と言ってくれましたが、問題は修理代金です。壊れた個所×修理単価という計算をするので、けっこうな金額に達しそうな感じです。後日見積もりを出してもらい、電話してもらうことになりました。

私はドヨーンと重い空気に包まれつつ、店を後にしました。





#107
2018年9月19日(水)
「ギター大クラッシュ事件!敗因はソフトケースなのか」

私はギターの運搬にソフトケースを使用しています。クッション性よりも携帯性、軽さを優先したギターケースです。

ひょっとしてこれが、ギターに大ダメージを与えた原因なのではないだろうか。まず考えたのはそれでした。

重たいハードケースを敬遠していたツケをいよいよ支払うことになった、ということなのだろうか。

私自身、SKBのハードケースを所有しています。SKB30という型番の、なにやら秋元康っぽいネーミングが気になるケースです。これはミュージシャンが海外ツアーなどに行くときに飛行機の荷物として預けるためのケースということで、堅牢なのが売りです。フライトケースの定番であります。

はっきりいって、めちゃくちゃカッコいいケースです。提げているだけでいっぱしのミュージシャンになった気分になれます。

しかし重たいのと持ちにくいのが特徴で、利便性という意味では超絶マイナス評価のケースなのであります。

まず重さが4kgあります。ギターケースだけで4kgです。フラメンコギターを入れた状態では5kgぐらいになります。持った時に、ギターが入っているのかどうなのかがわからない。そんなバカな!っていう人がいるかもしれないけど本当です。ギターケースを片手で持って、ギターが入っているのかどうなのかが分からないというおそろしいケースです。ギターが入っているとばかり思いこんで、ライブ会場でケースを開けたら空だった、という事態が起きる可能性がある(実際にやらかしたことがある)恐怖のケースであります。

持ちにくい、というのもすさまじいレベルです。いわゆる「取っ手」が一個ついていて、片手で提げて歩くしかない。背中に背負うためのショルダーストラップなんて気の利いたものは一切ない。仕方なく右手で持ち、辛くなったら左手に持ち替え、また右手で持って、みたいなことをしながら肩が抜けそうな思いをしながら歩く。重たい思いをして駅まで運び、もう片方の手でICカードをかざして改札に入る、ということですが、雨が降って傘をさしている日などはもう打つ手がない。手が一本足りない(笑)。

電車で運よく座れたとする。自分の前にギターケースを立てて置く。しかし、持って支える場所がない。仕方なく、「大きく前へ倣え」したような格好でギターケースを両手で支えるしかない。電車の中で文庫本を読む余裕すらない。

しかしハードケースですから防御力は最強レベルです。何しろ飛行機で手荷物として預けるためのフライトケースですから、事実上無敵です。

このケースを使ったほうがいいのかもしれないな・・・今更言っても後の祭り感がハンパないけど。





#108
2018年9月20日(木)
「ギター大クラッシュ事件!モモンガ母は語る」

私はモモンガ母にギターを壊した話を報告しました。モモンガ母は琴を弾くのですが、ミュージシャンとしてのキャリアは私とは比べ物にならないほど長い大ベテランであります。

「ノドカ、それはあなたが悪い」と一蹴されました。

彼女から言われたことをまとめて書くとこんな感じ。

(1)メイン楽器は家で大事に使え!外で使うのはサブ楽器にしなさい
(2)ハードケースを使っても壊れるときは一緒。大事なのは楽器の保持の仕方
(3)サブのギターはヤマハにしておけ



(1)メイン楽器は家で大事に使え!外で使うのはサブ楽器にしなさい

最初に言われたのは「なんでそんな、命の次に大事なスペイン製のギターを、ほいほい外に持ち出して弾いていたのか」という事でした。琴奏者の彼女曰く「大事な楽器は家で大事に弾け」「楽器をひとつで済ませようと思うな」「外に持ち出して練習やライブをやるのは、サブ楽器を使え」とのこと。私も彼女がいくつも琴を持っているのを知っていたけれど、大事な琴は家でしか弾かないというのは初めて聞きました。私がスペイン製のギター1本だけですべての音楽活動に挑んでいたことは「意識が足りない」と言われました。ちなみに彼女はハワイで買った超高額のウクレレは家で大事に保管して、気軽に使えるようにサブのウクレレを速攻で買ったとのことです。メインウクレレを家で大事に弾く為だと言っていました。



(2)ハードケースを使っても壊れるときは一緒。大事なのは楽器の保持の仕方

母親は、彼女も若かりし頃にハードケースに入れた琴をうっかり倒してしまい、ケース自体は無事だったが中を見ると琴がダメージを受けていた事があったという話をしてくれました。

「ハードケースなら絶対大丈夫」とは限らない、ということ。

なので大事なのはソフトかハードかというケースの種類の問題ではなく、楽器の保持の仕方だとのことでした。琴ならちゃんと両手でしっかりと抱える、ギターで背負えるケースならちゃんと両肩で背負う、という当たり前の事を徹底しなさいとのこと。技術者であるモモンガ祖父が「どんな機械でも必ず両手でしっかり保持しなさい」と言っていたのは、楽器でも言えるということでしょうか。なおハードケースについては「あれは車を持ってるミュージシャンが使うもの」と言っていました。実際、そう思いますよね。



(3)サブのギターはヤマハにしておけ

母が言うには、音色のよいスペイン製のギターを買ってきても、多湿の日本の気候には合わずに音が曇ってしまうようなことが多々ある、とのこと。

もちろんスペイン製で日本においてもよい音が鳴るものもあるだろうが、そういうのは高価でおいそれと簡単に入手することはできない。ましてや今住んでいる部屋が1階で湿気がひどいのだから、楽器にとっては厳しいコンディションであることは明らか。

だから、練習やライブに持ち出すギターはスペイン製にこだわらずにヤマハにしておけ、と彼女は言うのであります。日本の気候に合った、ほどよい音色の楽器をリーズナブルに入手したければヤマハが一番だ、と彼女は言うのであります。

たしかに、ヤマハの楽器は突出して素晴らしいかどうかという点よりも、リーズナブルな価格帯で程よく鳴る楽器をつくっているという意味で称賛すべきメーカーといえるだろうと思います。私もかつてヤマハのサイレンとギターを買ったとき

「こういう、どうでもいい製品をつくらせたら世界一だな」

とヤマハの技術力に唸ったものであります。私はもうちょっと、日本の楽器のふるさと浜松(磐田)に敬意を払わなければならないな。



ということでモモンガ母から「修理もいいけど先にヤマハのギターをとっとと買ってこい」と言われたのであります。ううむ。





#109
2018年9月21日(金)
「ギター大クラッシュ事件!ということで、サブギター入手を計画する」

スペイン製のギターを壊した流れで話が続いているわけですが、仮に修理をしたところで「ギターの鳴りが修理前よりよくなる」ことは決してないのだろうな、と思っています。

繊細なバランスでつくられている楽器をリペアしたところで、最初の性能に戻るはずがない。そう思うとギターを壊した自分を呪うわけですが、もう、起きてしまったことは仕方がない。

とりあえず修理は(金額次第ですが)やってもらうことにするでしょうけど、今後は自慢のスペイン製ギターは家で大切に保管し、大切に弾くことになるだろうなと思いました。

モモンガ母から言われたように、今後の活動で使うための「もう一本のギター」を、早急に入手すべきだなと思いました。

手元にはクラシックギターをエレガットに改造したギターが一本、あるにはあるのですが、やはりちゃんとしたフラメンコギターが欲しい。

私は数年前に、ヤマハが廉価なフラメンコギターを出していたことを思い出していました。店頭在庫があるところを、さがしてみようか。


記憶をたよりに調べてみると、型番はすぐにわかりました。

YAMAHA CG182SF フラメンコギター
https://jp.yamaha.com/products/musical_instruments/guitars_basses/cl_guitars/cg182sf/index.html#product-tabs


希望小売価格: 50,000 円(税抜)


2011年5月 発売
音の立ち上がりが速く、減衰が速い。歯切れがよくクリアで明るいサウンドで、フラメンコギター入門者に最適なモデルです。

表板にはゴルペ板を装着
クラシックギターよりも弦高を抑えた高い演奏性
側板/裏板にシープレスを用いた歯切れの良い音響特性

主な仕様
胴厚   94mm〜100mm
表板   スプルース単板
裏板   シープレス
側板   シープレス
棹   ナトー
指板   ローズウッド
下駒   ローズウッド
弦長   650mm
指板幅(上駒部/胴接合部)   52mm/62mm
糸巻   1388G (ゴ―ルド)
塗装   つや消し
弦   高音弦:ヤマハハイテンション弦 / 低音弦:グランドコンサート弦(S10)
付属品   -


棹がナトーというのが超絶に安物感MAXIMUMですが、これを今後のメイン楽器に据えるというのは、悪くないかもしれない。まさに私のような最下層フラメンコギタリストにやさしい、廉価なフラメンコギターです。





#110
2018年9月22日(土)
「ギター大クラッシュ事件!サブギターをどこで買うか」

ターゲットにするギターが決まったので、さっそくネットで検索を開始しました。

ギタリストをはじめとするミュージシャンにとってなじみの楽器検索サイトといえば「デジマート」や「J-Guitar」でしょうか。

予算や年代、コンディション(新品か中古か)等の条件を詳細に設定して、在庫している楽器屋さんを探すことができます。

中古でもまったく構わないのだけれど、できれば実物を触って、弾いて、確かめたい。あまり遠方のショップから通販的に買いたくはない。

ちょうど、新宿にある楽器屋さんにお目当てのギターの新品在庫があることがわかったので、さっそくメールで問い合わせてみました。

するとすぐに返信が来て、在庫がある事、新品でコンディションについては特に注意すべき点もないこと、あとは実物をみていただければ・・・というようなことが書いてありました。

ひとまず「お取り置き」をお願いして、翌日、その楽器屋さんを訪ねることにしました。手に取った印象次第ですが、ピンときたら購入に踏み切る気持ちでお金も用意しました。ひとまずはこれで安心です。今夜はおとなしく布団に入り、明日の午後にお店で実物を見るのを楽しみにしようと思います。





#111
2018年9月23日(日)
「ギター大クラッシュ事件!サブギターを見に行ってきた」

ネットで見つけたフラメンコギターを見に行ってきました。

新宿の楽器屋さんで在庫しているのを取り置きしてもらったのです。お店に着いて店員さんに「エゾモモンガです」と名乗ると、すぐにお目当ての楽器を持ってきてくれました。

YAMAHA CG182SF フラメンコギターであります。

一度、錦糸町の楽器屋さんで実物を見たことがあったので初対面という感じではありません。ああ、あの時に見たギターだ、という感じです。

店員さんはサラリとチューニングを済ませて、ギターを手渡してくれました。

第一印象は「見た目が地味なフラメンコギターだな」という感じでした。私のスペイン産のギターはもっとオレンジ色っぽいカラーですが、このヤマハは「黄色い」のが特長です。憧れの糸杉のギターのように白いわけでもない。あまり見かけない「黄色」です。私はへそ曲がりでみんなと一緒なのは「イヤ」だから、ある意味「個性的」でいいかもしれない。

まずは全体を見てみる。特に気になる部分のない、問題の無さそうなギターです。ネックが激ぞりしてるとか、腹が出ているとか、そういう「露骨にヤバい」点はありません。

より細かなコンディションをチェックするため、スケールをなぞりながら各フレットの音をたしかめる。様々なコードを弾いてみる。ハイフレットでセーハするのも違和感はない。

それからフラメンコ曲のファルセータ(ソロパート)を弾いてみたり、曲を通して弾いたりしてみました。けっこういい感じで音は鳴っているようです。

弾きにくい、という感じはない。それが非常に好ましく思われます。

唯一気になるのはデカデカとMade in Chinaと書かれているラベルでしょうか。まあ、4万円(プラス消費税)ですからね。コストパフォーマンスの高さを売りにしているモデルですし、いまの私にも買える価格というのはありがたいです。なんてったってMade in Spainのギターをブチ壊した私でありますから、次はChina製ぐらいがちょうどよいのかもしれない。

しばしギターを眺めながら、今後の相棒として迎える心の準備ができているかどうか、自問しました。

華はありませんが、堅実に仕事をこなしてくれそうなギターです。

これから、楽しい時も、苦しい時も、ともに歩んでいくギター。音楽活動を、ともに続けてゆくための大切な伴侶。この地味に黄色いギターなら、それができそうな気がしました。

私は店員さんに購入の意思を伝えました。ほんの少しですが、店員さんは値段をオマケしてくれました。

ギターにはいかにも廉価品、という感じの、しょぼいソフトケースが付いてきました。三本の音叉が交差するヤマハのマークとロゴが入っています。ちなみにエンジンやオートバイを作ってるほうの、私の大好きなヤマハ発動機とは音叉マークもYAMAHAのロゴも微妙に違うのをみなさんご存知でしょうか。

お会計をすませて、新しい相棒を背負って私は店を出ました。





#112
2018年9月24日(月)
「ギター大クラッシュ事件!新しいギターとともに」

ということで、私は安いヤマハのフラメンコギターを入手しました。モモンガ母のおしえ「外に持ち出して弾くギターはヤマハで充分」というのを実践していこう、という気構えができています。

帰りの電車では「お買い物」を済ませた後の心地よい高揚感にひたりつつも、何しろ付属のケースがペラペラのソフトケースなのと、先日スペイン製ギターを駅で落下させた経験が記憶に新しいこともあいまって、持ち運びは慎重に行います。座席に座っても抱くようにして持っていました。

新品で4万円の安物ギター。でもこれが今の自分には「分相応」なギターなんだ、そう思いながら家路を急ぎました。


さて帰宅して最初に行ったのは、新しいギターにストラップピンを打つことでした。私はギターストラップを付けて立奏するのが好きなので(腰痛持ちなので立って弾く方がラク)、ギターにストラップピンは必須のパーツなのです。フラメンコギターにストラップピンを打つのは「邪道」かもしれませんが、私に言わせれば音楽は自由なのだ。自分の楽器は自分に合うようにアレンジして使いたい。

いつものようにネックヒールの裏側と、ギターの尻の部分にゴールドのピンを装着しました。いきなり新品に付けるという心理的プレッシャーに負けてちょっと曲がってしまったけど、キニシナイ。

つづいてサウンドホールチューナー、KORGのRimpitchを装着。

これで「のどかスペシャル」は完成です。本来ですと、あとは7フレットの位置にマークを付けるのですが、なんとヤマハのギターには最初からポジションマークが入っていました。

あらためて弾いてみると、そこそこに音も出るし弾きやすいし、それなりにいいギターという感じであります。4万円というのが信じられない。泣いても笑っても今後はこのギターが私のメインギターになるわけですから、愛おしくてなりません。アリクイのようにかわいい、のどかスペシャルギター。大切に使おうと思います。





#113
2018年9月25日(火)
「ギター大クラッシュ事件!教訓・ギターの運搬は慎重に」

今日のモモ通は老婆心MAXIMUM。自分が不注意でギターを運搬中に破損させたもんだから、皆には同じような失敗をしてほしくない、という気持ちで書いています。

私の言いたいことは3つ。モモンガ母からの受け売りです。

(1)ハードケースを使っても壊れるときは一緒。大事なのは楽器の保持の仕方
(2)メイン楽器は家で大事に使え!外で使うのはサブ楽器にしなさい
(3)サブのギターはヤマハにしておけ

もしあなたが「ギターなんざぁ壊れたら新しいのを買うヨ」というお金持ちであるならば、以下は読まなくてよい。プロフェッショナルとして活躍しているギタリストであるなら、当てはまらない可能性も高い。しかし、もしあなたが、私のように「基本的にお金は無い」「急な出費ほど焦るものはない」という貧乏貴族的アマチュアギタリストであるなら、年寄りが先輩風を吹かせている、とか、面倒くさい説教だ、とか思わずに読んでいただきたい。私と同じ失敗を繰り返す人がこの世からいなくなることを切に願うよ。



(1)ハードケースを使っても壊れるときは一緒。大事なのは楽器の保持の仕方

ギターケースについては、なんでもよい。使いたいものを使えばよい。ハードケース派だろうがソフトケース派だろうが、気に入ったものを使えば問題はない。ただし私のように「ギターを携行している自分に酔い」「誰に見られているわけでもないのにカッコつける」というのは、慎むべきである。ギターケースは、背中に背負えるものはちゃんと両肩で背負う。ハードケースなら、電車の中などでは両手でしっかりと保持する。当たり前のことを当たり前に、基本通りにして、ケースをしっかり持つようにするべきだ。間違っても私のように片方の肩だけストラップを通してカッコつけて立つ、なんていうことは、してはならない。



(2)メイン楽器は家で大事に使え!外で使うのはサブ楽器にしなさい

念願かなって夢にまで見た高価なギターを買ったからと言って、それを外に持ち出すのは危険きわまりない。私のように不用意に落下させて壊したら目も当てられない。だからギターは最低でも2本買うべきである。本命のギターと、外に持ち出して使うサブギターである。本命ギターは、門外不出。家で大事に弾くべし。そして外では、サブギターを使うこと。持ち出し中に万一、落下させる等の事故にあっても、損害はサブギターで済み、家にあるメインギターは守られる。



(3)サブのギターはヤマハにしておけ

私は大事なスペイン製のギターを落下させて壊した。愛用のギターがスペイン製であることの喜びはこの上ないが、壊したら意味がない。サブギターはコスト・パフォーマンスで選ぶのがよい。日本の気候風土に合った廉価商品といえばヤマハが筆頭である。湿気の多い季節も、乾燥した季節も、ヤマハのギターなら変わらずに及第点の音色をひびかせてくれるであろう。私のおすすめはヤマハである。ヤマハの楽器のなかから選ぶようにすれば、まず失敗することはない。




弾きやすく音色の素晴らしい楽器は高価である。高価な楽器を使うことで羨望のまなざしが注がれるということもあるだろう。見せびらかしたい気持ちもわかるが、壊したら元も子もないのである。高い楽器は、家で使うだけにしておくのがヨイ。

遅ればせながら私もギター2本体制に移行しました。今後はヤマハのギターを主に持ち歩き、ライブなどでも使おうと思っています。

そして大事なことは、なんにせよ、今後はギターの運搬は慎重に行いたいと思っています。





#114
2018年9月26日(水)
「新しいギターの演奏感」

ということで、貧乏ギタリストである私は落ちるところまで落ちて、最廉価クラスのギターを奏でるところにまで至りました。

おそらく製品化され売られているフラメンコギターとしては「最安値」のギターであろう、CG182SF フラメンコギターを入手したのであります。

しかし当の本人は、ある意味で満ち足りた気分でおります。

「これより下はない」

というのが、何とも言えないほどに精神的に楽でありまして、自分は誰よりも安物のギターを使っているというのが、非常に気楽でよいのであります。あとはもう、心を込めて演奏するだけであって、上を見ればキリがない「ギター物欲」のようなものから解放されたような、安堵したような気持ちが在り、それはそれですがすがしいのであります。

壊してしまったスペイン製ギターのダメージとか修理費用とかを考えると、相変わらず気持ちは沈むわけですが、それはもう過ぎ去った過去の事であって、いくら悔やんでも仕方がない部分もあり、いずれまた高額なギターを買えるような身の上になったなら容赦なく下取りに出して処分するのもアリだなと、なんとも気持ちは軽いのであります。

新しいギターの「身の丈に合った感じ」はとても心地よくて、もっと早くに(スペイン製ギターを壊す前に)このギターを買っていたならどんなに幸福だったろうと思う。

スペイン製のギターはまるでヒマワリの花のような華やかさがあったが、このヤマハにはそういう華はない。せいぜいキバナコスモスか菜の花ぐらいの輝きであります。私の好きな花である黄色いガーベラの名を冠してあげたいが、それほどの強い魅力は放っていないようである。とにかく地味なギターなのだ。

だからといって地味な名前をつけるのはかわいそうなので、ちょっと考えた。いくらチャイナ製だからってシャンシャンみたいな名前はつけてくはない(笑)。チャイナ製だろうと、スペインの香りがする名前をつけてあげたい。ということで私の好きなスペインの詩人、グスタボ・アドルフォ・ベッケルの作品「はたご屋"ねこ"」にでてくるアンダルシア娘の名前からとって、Amparo(アンパーロ)と名付けようと思う。

スペインの女性の名前はマリアとかテレサとかアンヘリカとか、基本、-a で終わるのですが、ときどき男性形のように -o で終わる名前があり、アンパーロはそのなかの一つです。独特のかわいらしさがあります。

気軽に弾けるAmparoが今の私のメインギターであります。





#115
2018年9月27日(木)
「新しいギターが悪くない(っていうかむしろ良い気がする)件」

新しく購入したヤマハのフラメンコギターに"Amparo"(アンパーロ)と名付けて、かわいがっております。毎日のように弾いております。

けっこう音量があり、明瞭な音色であると感じています。

そして弾きやすい。私がエレガット化したクラシックギターよりも格段に弾きやすいのもいいです。

あれ?スペイン製ギターよりいい音がしているような気がするのだが(気のせいか?)

価格が数分の一のギターに音色が負ける、というのは私のスペイン贔屓なプライドが許さないわけですが、ここは冷静になってみたほうがよい。

鳴りはよくても繊細な表現が苦手なギターというのもある。しかし繊細な表現というのはテクニックがあってはじめて出せる技であって、私のように「あまり上手ではない」を自認しているギタリストとしては「鳴りが全て」みたいなところはある。

そして現在修理に出しているスペイン製のギターについては、修理が終わっても「音色が死亡」する可能性が高い。つまり見た目は綺麗に直っても音色が悪い方に変わってしまう可能性は否定できない。要するに鳴りが悪くなって帰ってくるかもしれない。

こうしてみると私のなかのギター番付で下克上があるかもわかりません。

ン十万円のスペイン製ギター(修理済み)よりも4万円ギターのほうがいい音がする、というのはある意味「痛快」であってモモ通のネタ的にはおいしい内容と言えなくもないのですが、そういうことになると私のこれまでのギター生活を全否定するかのような気がしないでもなく、複雑な心境であります。

かつて、私の最初のギター師匠がホセ・ラミレスのクラシックギター(超高級なギター)を破損して修理に出したところ、まったく鳴らなくなって帰ってきて、以来死蔵しているという話をしていました。どうもその話が頭の片隅にあって、私は現在修理中のギターの行く末が不安でならないのであります。

もし仮にスペイン製ギターの音色が劣化したら、将来資金を貯め、そして容赦なく手放して(下取りに出して)いいギターに買い換えてしまおう、ぐらいに考えています。私はね、ギターを始めて以来ずっと、糸杉のフラメンコギターにあこがれているのだよ。とにかくいい音色のスペイン製ギターを入手した暁には、門外不出の家庭内専用ギターとして死ぬまで大事に弾くのです。

なんにせよ、いま手元にあるギターの音色がそれなりに良い、という実感だけが有難く感じられる今日この頃でありました。どう転んだって今の自分にはこのギターしかないのだ。このギターとともに生きてゆくのさ。





#116
2018年9月28日(金)
「ここ数日の疲れがドッと出た」

仕事ではない。ギターの事でここ数日は本当に神経をすり減らしました。まったくもって、疲れた数日間でありました。

ギターを壊してしまうという実にオソロシイ経験をしたのですが、ここまで精神的にダメージを受けるとは思いもしませんでした。というより、自分がギターを壊したという現実を受け入れるのが大変でした。

ときどき「レスポール(というエレキギター)のネックを折ってしまった」なんていう話を聞くことがあり、そんな思いをしたら自分だったら立ち直れないだろうな、などと思ったものでしたが、まさか自分が「命の次に大事にしているギター」を壊すことがあるなんて、夢にも思いませんでした。

不幸中の幸いといいましょうか、ありがたいことに安価で気に入った2本目のギターが見つかり、それを購入することで「手元にメインギターがない状態」からは早々に脱したのですが、まだ修理代がいくらになるのかはわからない状態です。

こわれたギターを将来手放す(下取りに出して新しいギターに買い換える)にしても、まずは修理をしておくことは必須条件ですから、修理代金がいくらなのかは本当に気になります。変な話、「払えない金額だったらどうしよう」という心配もある(笑)。

前回のモモ通でもちょっと書きましたが、私が最初に入門したギター師匠のお宅におじゃましたときに、ギタースタンドにホセ・ラミレス(超高級のクラシックギター)があるので、ちょっと触ってもよいか、弾かせてもらってもよいかと頼んだところ「それ、一度壊れて修理に出したら全然鳴らなくなっちゃって、いい音しないよ」と寂しい答えが返ってきたことがありました。もう仕事でも使っていない、と先生はおっしゃっていて、私はそんなおそろしい事があるのかと思ったものです。

そんなエピソードがあるので、私も自分が壊したギターはもうマトモに鳴らなくなってしまったに違いないと覚悟を決めています。もともと繊細なバランスで作られているギターという楽器が、一部分を直しただけで音が良くなるはずなど絶対にない、というのは断言できる。

まあこれが160万円のギターじゃなくてよかった、いやもっと値の張るチェロやヴィオラやヴァイオリンでなかっただけ救いだ、と思わないこともない。数千万円のヴァイオリンを壊してしまった、などということになったら人生真っ暗だもんね。ン十万円のギターなど、タカが知れているといえばそれまでだ。

私のヤング時代の趣味はランドナーやスポルティーフと呼ばれる旅行用自転車であって、そういう自転車をオーダーメイドすると60万円から200万円ぐらいかかった。そして理想の自転車にめぐり会いたければ最低3回はオーダーしないといけない、とまで言われた。実際、最初にオーダーして60万円で出来上がったランドナーは「コンナハズジャナカッタ」的な失敗作であった。趣味の世界というもの、お金がかかって当然であり、ギターなどはまだ趣味としては安い方ではないかと思う。

私はヤマハという楽器ブランドは嫌いではない(オートバイやエンジンを作っているヤマハ発動機は大好き)なのだけれど、やっぱりメインギターがMade in Chinaというのがどうも引っかかってしまう。スペインの手工ギターでも、生産はChinaでやって最後の仕上げだけスペインに持ち込み、Made in Spainのラベルを貼っているところもあると聞く。そういうことがあるとしても、やはりギターにはMade in Spainのラベルが欲しいと思うのだった。次は中古でもいいからスペイン製のギターで気に入った音色の物を手に入れて、それを門外不出・家の中専用ギターにして生きていきたいと、つよく思うのであります。

あとは壊したギターの修理代見積もりが出たら、続きを書きましょうかね。





#117
2018年9月29日(土)
「美容院に行ってきた」

私は以前は前髪をつくらず重い前髪を流していたのですが、ここ数年は前髪をつくってアルパカのような顔をしています(なんちゅー喩えだ)。

1か月もするとのびてきて毛先が目に入るようで鬱陶しく、月に1度は髪を切りに行っています。

私の通っているところは、かつては「誕生月割引」があったのですが、廃止されてしまいました。これは地味に残念なことでありました。

その代わりにTポイントを使うことができます。Tポイントが使える美容院というのはあまりないんじゃなかろうか。まあTポイントなんてもともとあまり貯まらないんだけどねえ。

ということでサッパリして帰宅。秋モードに切り替わりますよ。





#118
2018年9月30日(日)
「衣替え」

日曜日は春夏物の服をかたづけて、秋冬物をひっぱり出しました。

台風はとてもいやですが、秋は大好きな季節なので嬉しいのです。女の子のファッションが深みのある色に染まり、あったかモコモコに近づいていくのを見るのはかわいくて大好きです。

しかし私個人に限って言えば、だいぶ太ってしまっているので「あったかモコモコでかわいい感じ」を通り越して、アルプスアイベックスとかバーバリーシープとか(←知らない人は画像検索してみて)みたいなたくましさを全身にたたえてしまっているのであった。かつてはスリムで「キリン」のようだった私が、超えてはならないゾーンをあっさりと超越してしまい、いまじゃ見る影もない。

先日友達と会って写真を撮ったのだけれど、私がパンパンに膨れ上がっており「即・秘蔵写真」となってみごとにお蔵入りとなった。友人は、眼の下のクマなんかを気にしていたけど私のアルプスアイベックス風味よりははるかにマシだよ。

うむ。マジでお気に入りのコートが


入 ら な い か も し れ な い 問 題


が、切実です。こわくて試せない(涙)。今季は新しいコートを買ったほうがいいんじゃないのか問題がこの週末にでも、緊急議案第一号として提出される見通し。やばい!!

っつーことで霊名の祝日は和栗のケーキも我慢ですわ。間食撲滅運動はつづいている。女もつらいよ。





#119
2018年10月1日(月)
「auウォレットを愛用」

かつて、電話回線をdocomoからauに移した時、「auウォレット」なるカードを作らされました。

auがサービスを展開している電子マネーであり、チャージして使うプリペイドカードであります。

私もクレジットカードは使っていますが、それは月々の「インターネット料金」や「格安スマホSIM」の支払いに使っていて、あまり突発的な買い物をクレジットカードですることはありません。

貧しい詩人である私のところはおもいっきり計画経済なので「クレジットカードの支払額が月ごとに乱高下する」のは、資金繰り的な意味で、できればさけたいと思っています。

突発的な買い物に関しては「いつもニコニコ現金払い」が基本です。

しかしネットショッピングではクレジットカードの利便性の高さが圧倒的でありまして、たとえばネットショッピングの支払いを銀行振り込みにすると手数料がかかったり代引きにするとこれまた手数料がかかったりします。

そんなときの救世主がauウォレットでありました。何しろプリペイド式で(クレジット)カード払いができちゃうんであります。

実は三井住友VISAカードのデビットカードも使っているのですが、ときどきネット通販で使えないサイトがあったりして、使い勝手の良さでは圧倒的にauウォレットに軍配が上がります。

今回もAmazonで自分の霊名のお祝いプレゼントに本を買おうとして、auウォレットのお世話になりました。


さて。

auウォレットのチャージ方法はいくつかありまして、

1.携帯電話でチャージして、携帯電話料金と一緒に金額を支払う
2.auショップ店頭でチャージする
3.ローソン店頭でチャージする

という感じになっており、個人的には電話代と合算されるのはイヤだしauショップはいつも混んでいるから行きたくないし、ということで近所のローソンでチャージしてもらっています。

ところが今回、近所のローソンが改装中でチャージができず、隣駅のローソンまで足を延ばすことになりました。私はふだんコンビニをほとんど利用しないので、改装していることすら気づかなかったのです。いやはや。下ばっかり見てないでたまには周りを見て歩こう。

今回買った本の話は、届いたときにでもしようと思います。





#120
2018年10月2日(火)
「霊名の日を祝う」

ということで迎えました10月2日。私の霊名(洗礼名)のお祝い日。今日は守護の天使の記念日であります。

実にめでたい(←自分で言う)。

カトリックが定める守護の天使の記念日を霊名の日にしている人は、私の知る限り、周りには自分ひとりしかいないのであります。

人は生まれたときからひとりに一人ずつ、守護の天使がついていて、その魂が天に帰る時までずっと一緒にいて下さるという教えは、私のような「やさぐれ系女子」には衝撃的な事実でありまして、そうまでして神様がひとりひとりに「あふれんばかりの愛を」注いでくださっているという、ただそれだけで私は涙するのであります。

私は教会にかよいはじめ、神父様の勉強会に参加するようになり、やがて洗礼を受ける決意をしたときに

「ゴージャスな霊名が欲しい」

という、私の信者にあるまじきアホなリクエストに、神父様が「アンジェリカ」というエレガントな名前をつけてくださったことを、私は何よりも嬉しく思い、感謝し、そして生きる希望へとつなげているのであります。

そしていい感じに太ってしまい、これで鎧をつけ剣をもち悪魔を足台としたらマジで私は迫力あるガーディアン・エンジェルになれそうな気がするのを、ちょっとばかり悲しく思うのだった。

やせよう・・・





#121
2018年10月3日(水)
「ギターの修理代(見積もり)連絡がきた」

私を激鬱にしたギター落下・破損事件でありますが、待つこと2週間、ついに見積もりの電話がかかってきました。

修理費用は、3万円プラス消費税。つまり32,400円であります。

6万円を突破するようならいったん修理はヤメにして破損したまま死蔵しよう、などと悲壮な決意を固めていたので、3万円と言われたときは正直、救われた思いがしました。そりゃもちろん、もっと安いに越したことはないんだけど、修理箇所×単価で計算すると4〜5万は行きそうな勢いでしたから、3万円でヨカッタ!と胸をなでおろすのであります。

とりあえずカメラを売る必要はないレベルの出費でおさまったことが、非常にうれしいのであります。ありがたや、ありがたや。

ということでお店の方には修理をお願いする旨を伝えました。あとはリペアが完了して戻ってくるのを待つだけであります。

音色がどうなってしまうのか、というのが気がかりですが、気にしてもしょうがない部分ですし「悪化して当然」なことをしでかしたのだから、どう転んでもあきらめるよりほかにない。

帰ってきたら大事にハードケースに入れて保管し、家でしか弾かないんダ。これまでさんざん外に持ち出していたのだから「なにを今更」という感じですが、箱入り娘として、厳重な監視のもとで育ててゆこうと思っています。

なにはともあれ、よかった、よかった。





#122
2018年10月4日(木)
「ギターの修理にはどれぐらいの期間がかかるのだろうか」

とりあえず、破損したギターの修理代金見積もりが32,400円と出ました。うう、何と痛い出費であろうか。悔やんでもくやみくれない(涙)。

そして、修理に要する期間はいったいどれぐらいなのであろうか。こういうとき、リペアしてくれる職人さんをせかすのは「愚の骨頂」であることは、かつてオーダーメイド自転車に数百万をつぎこんだ私だからよくわかる。どんな世界であれ、職人さんに対して絶対にやってはいけないことというのがあり

(1)値切る
(2)作業をせかす
(3)やり方に口をはさむ

というのが厳禁であることは、宇宙の大原則なのであります。納期を尋ねるのは、相手によっては(2)せかされている、と受け取られる可能性もあるため、慎重にしなければならない。

もう、ここまで来たら覚悟を決めて、修理には2か月かかるぐらいに思っておいた方が良い。それよりも早ければラッキー、ぐらいに思っているのが精神衛生上よいだろうと思う。

ギターなんて壊すもんじゃないな・・・本当にトホホな気分ですよ私は。





#123
2018年10月5日(金)
「霊名のお祝い日に買った本」

私は10月2日、霊名(洗礼名)のお祝いの日に自分へのプレゼントとして本を買いました。

19世紀スペインの詩人グスタボ・アドルフォ・ベッケルの詩集であります。



ベッケル詩集の表紙


おお、ベッケルの詩集よ!!



大学2年の時に授業で習い、その繊細な表現に胸を打たれてたちまち虜になりました。セビーリャに生まれ、大都会マドリードに憧れ、そして貧しい生活を送りつつも才能豊かな作品を残し、若くして逝った彼の生涯にも強く惹かれるものがありました。

私は彼スペイン各地の伝説をあつめて書いた"Leyendas"(レジェンダス:「伝説集」)が狂おしいほどに好きなのですが、"Rimas"(リマス:「うた」)と呼ばれる彼の詩も深く味わいたく思って、今回この本を購入したのであります。スノッブな私は彼の詩集のスペイン語版を読んでは悦に入っていたわけですが、やはり日本語訳はありがたい(笑)。

閃光のようにきらめきを放ったベッケルの生涯を思うと胸がしめつけられそうになります。

いいついでなので告白しますが、私のこの「モモンガ通信」のスペイン語タイトルは"Desde mi taller"(デスデ・ミ・タジェール:「わが工房より」)でありまして、これはベッケルの作品"Desde mi celda"(デスデ・ミ・セルダ:「わが僧房より」)のリツイート(っていうかもろパクリ)なのは、スペイン語学科出身者にはおもいっきりバレている真実なのであります。ベッケルが好きすぎて真似しちゃったのよ。てへぺろ。

何はともあれ秋の夜長はベッケルの詩集であります。こういう気の利いたプレゼントを自分にしちゃう自分に酔いしれるのであります。最高です。





#124
2018年10月6日(土)
「グスタボ・アドルフォ・ベッケルの詩集に酔いしれる」

霊名のお祝い日に、自分へのプレゼントとして買った本、グスタボ・アドルフォ・ベッケルの詩集が素晴らしすぎてまずい展開です。

毎晩1〜2ページずつ、じっくり味わって読み進めているのですが、

私 へ の 影 響 が 大 き す ぎ て ヤ バ い

という感じであります。何がヤバいって、自分の書く作品がもろに影響を受けてしまい、これから書く作品がすべて「ベッケルの詩の二番煎じ」みたいな作品にシフトしてしまうではないか。

好きな詩人の影響を受けた、といえば聞こえはいいがモロパクリみたいな詩を書いたらただのゴミにしかならない。

あまり味わって読むとそれが「身について」しまい、リツイートしまくりみたいな詩を書きたくなってしまうかもしれない。これはマズい。新作のアップまでにいろいろと支障をきたしてしまう。

とにかく、それほどまでに私の魂をゆさぶる詩が、ベッケルの作品なのであります。その影響は北原白秋や萩原朔太郎、中原中也の比ではなく、もう自分の創作意欲がたちまちギブアップしてしまうほどの「電撃的インパクト」のある言葉で綴られた素晴らしい世界なのであります。

ベッケルを読めば読むほど、私は詩が書けなくなる感じであります。

まあいい。今はそれでいい。今はベッケルの詩に深く酔いしれていたい。今はそれが心地よいのだ。そのへんの「熱」が下がってからでないと、自分の作品はかけないだろうと思う。

ある程度は仕方のない事だと思う。





#125
2018年10月7日(日)
「アネロの肩掛けバッグ」

お医者さんの帰りにお気に入りの雑貨屋さん"Bleu Bleuet"(ブルー・ブルーエ)でアネロの肩掛けバッグを購入しました。

アネロのバッグと言えば、がまぐち風に開くリュックが定番ですが、私はA4サイズの書類が入る肩掛けカバン愛用者なので、リュックではなく斜め掛けのバッグであります。色は黒。



アネロの肩掛けバッグ


平凡なナイロンの肩掛けバッグでございます



とりあえずどんな服装でも使えるので満足度は非常に高いです。ギターのレッスン時などに活躍しそうな感じであります。

これまでずっと「手ごろな肩掛けバッグ」をさがしていて、なかなか気に入ったのが見つかりませんでした。今回購入したアネロは「全体がナイロン製」「ショルダーストラップもナイロン」「軽量」「A4のファイルが入る」ということで、非常に満足です。

もう一つ雨の日用に欲しいな・・・とかいって。実は店頭で色違いがあって、どっちにしようか悩んだのですが、今回は黒にしました。しかしもう一個にも未練があります。

あれを雨の日用に使えたらいいな。

とりあえず、こんど時間があるときにもういちどお店に寄ってみて、売れ残っていたら買おうと思いました。





#126
2018年10月8日(月)
「ギターのスペア弦で悩む」

ギターの弦のスペアは、なるべく在庫を切らさないように気を付けてはいるのだけれども、手元の在庫を1セット張ったらスペア弦がなくなってしまうことに気づいた。

仕方ないな、ちょっくら買ってくるか。

病院の帰りに新宿に寄るツイデに山野楽器ロックインとイシバシ楽器を見に行きました。どちらも私の本命であるハナバッハのフラメンコギター弦やルシエールの弦は無かった。特にロックインは山野楽器になってからラインナップが「悲惨」になってしまい、もう買いたいものが全くない。ハナバッハのフラメンコギター弦をしっかり在庫していた新星堂ロックインだったころが懐かしい。

イシバシ楽器ではガリストリングス(Galli Strings)というのを取り扱っていて、聞いたことのないブランドであり、果たしてどんなものなのかなと思いつつも買わずに帰ってきました。

仕方ない、通販にしよう。

財政的に潤沢であれば文句なくハナバッハのフラメンコギター弦にするわけで、かつては「まとめ買い」などもしていたのですが、いまは貧乏底辺ギタリストの身分におちぶれてしまったので、さすがにまとめ買いをするガッツはない。何しろハナバッハの1セットを買うお金があればヤマハの安いのが2セット買えちゃうんである。

しかしヤマハの安い弦は私のメインギターに張るとボワボワとした音で気に入らなかったの。

ということで最近のお気に入りは「ルシエールの青」なのであります。ハナバッハほど値段が高くないのがよい。

ちなみにハナバッハのフラメンコギター弦は1弦から3弦がオレンジ色をしており、きらびやかな音色がして私は大層好きなのですが、ルシエールの弦は色がついていません。白、というか透明な弦であります。これがビジュアル的に若干物足りない。やはりフラメンコギター弦はオレンジ色が素敵に思える。

あとは弦によっては「ブラックナイロン」といって黒い物もあります。いちど試したら私のギターには音が合わなくてすぐに使うのをヤメましたが、もしかしたらサブギターには合うかもしれない。

本命ギターはルシエールでいいとしてサブギターの弦をどうするかが問題だな。アンパーロ(新たに追加購入したギター)には一度ハナバッハを張ってみたい気もするし、しょせんサブギターなのだから弦のグレードは落としてもいいような気もする。

などと、うだうだ思いつつ、どの弦にしようかいつまでも迷うのであった。





#127
2018年10月9日(火)
「サブギター用の弦はエルネスト・パリャにしよう」

かつていくつか安い弦を試したことがあって、たとえばサウンドハウスの「プレイテック弦」なんていうのを張ったこともあった。

そんななかでちょっと印象深かったのが、エレキギター弦でおなじみのブランド、アーニーボール(ERNIEBALL)が出しているクラシックギター弦でありました。何を血迷ったか私はボールエンド付のクラシックギター弦、というのに手を出してアーニーボールのエルネスト・パリャ(ERNESTO PALLA)、ブラックナイロン&ゴールドというわけのわからない弦を買ったことがあった。

この弦、パッケージがものすごく格好良くてレコードジャケットにしたくなるようなデザインなのであります。左側にペガサス、右側にユニコーンが描かれた文様はじつに見事で、いいかんじに西洋にかぶれている私の琴線に触れるものがあります。

1〜3弦はブラックナイロン。4〜6弦の巻弦はゴールドでありました。

弦を張った時のビジュアルのインパクトがすごすぎて音色の記憶がまったくない。また、当時ガットギターにプリアンプを仕込む作業のときに使っていたので、すぐに切れてしまったため、惜しい事をしました。

そんなアーニーボールですが、エルネスト・パリャという銘柄でのクラシックギター弦は3種類出している模様。

(1)ボールエンド付 ブラックナイロン、ゴールド巻弦
(2)ブラックナイロン、シルバー巻弦
(3)クリアーナイロン、シルバー巻弦

(3)こそが、いたって普通のクラシックギター弦でありますから、まずはこれを買ってみるのはどうだろう、と思ったのであります。サウンドハウスで税込626円という値段がありがたい。

とりあえず今回は(1)と(2)と(3)を1セットずつ注文してみることにしました。ビジュアル的に是非とも(1)を使いたいので、ボールエンドを切り落とそうかと画策しています。いや、どうせ家で使うギターなら、そのまま張ってもかまわないのだよな。





#128
2018年10月10日(水)
「クラシックギター『パスクワーラ』の弦高を下げたい」

「ギター大好き!」のコーナーで最初に取り上げたように、ヤマハの古いクラシックギターにプリアンプを装着して、なんちゃってフラメンコギターに改造した経験があります。

このギターは「パスクワーラ」と名付け、ケースにも入れずに部屋の片隅に置いてあり、いつでも手に取って弾けるようになっています。

ただ弦高がちょっとありすぎて、フラメンコの奏法がやりにくいのであります。

この秋にあらたに購入したヤマハのフラメンコギター「アンパーロ」がとても弾きやすいので、さいきんは「パスクワーラ」の地位が相対的に下がってきております。

まあもともとクラシックギターだし、自分でプリアンプ取り付け加工をしたような安物でもあるので、どうでもいいといえばそれまでなのだが、もうちょっと弾きやすかったらよいなと思う。

ギター屋さんに持ち込んで弦高の調整をしてもらいたいような気がしてきた。加工してもらって、弦高が「アンパーロ」並になってくれたら最高に嬉しい。

サドル下にピエゾピックアップを仕込んだせいで弦高がグンと上がったのを、サドルを削って対処したのだった。たぶんサドルはこれ以上削れないと思うので、おそらくピックアップ自体が置いてある溝を深く削り直す作業がいるのではないかと思う。工賃は1万円コースでしょうか。

メインギターが修理から帰ってきたら、出費のついでだ。次はパスクワーラの弦高調整をお願いしようかな。





#129
2018年10月11日(木)
「パスクワーラにエルネスト・パリャのゴールド弦を張った」

私のクラシックギター改・フラメンコ用ギターであるパスクワーラの弦がボロボロになってきたので張り替えることにしました。一度4弦がブリッジの所で切れたのですが、まだ長さ的にギリギリ張れそうだったのでもう一度張ったりして、延命してきたのです。さすが貧乏ギタリスト。

「スペイン・アンダルシアの貧しいギター青年がそう頻繁に弦を張り替えるとは思えない」

という謎の理論武装によって、私はギター弦については「限界まで使う主義」であります。プロのクラシックギタリストなら、音色が劣化した時点で張り替えたりするのでありましょう。しかしこちらは貧しき詩人、スペインかぶれの底辺フラメンコギタリストであります。それにフラメンコの「かきならし奏法」(ラスゲアード)には新しい弦の音色などなくてもよい(←暴言)。とにかく、ギター弦はぎりぎりまで使うのが私の流儀。

さて。フレットとこすれてガリガリになった巻弦などを、鼻歌交じりに外しつつ、指板の掃除をする。心穏やかな時間が流れてゆきます。

巻弦は3本をたばねつつ適当に結んで、燃えないゴミ(金属ゴミ)へ。ナイロン弦はすっかり伸びきってカチンコチンになっています。これも3本をまとめて束ねて、プラごみへ。

弦はエルネスト・パリャのボールエンド弦を張ることにしました。フラメンコギターにボールエンド弦を張るのは邪道な感じがしますが、私が弾くギターなのだから好きなようにしたらいいと思う。

エルネスト・パリャの素晴らしいパッケージに酔いしれる。



エルネスト・パリャの弦が入っている袋


1本1本の弦がこんなかっこいい袋に入っているのですよ。私が興奮するのもお分かりいただけるでありましょう。



さらに強烈なのが弦の見た目でありまして、1〜3弦(ナイロン弦)は色が黒、4〜6弦(巻弦)は色がゴールドなのです。ギターに張られた弦が黒と金ですのよセニョール。煙草で言ったらJPSカラーですよ。自分の愛器がなんともいえない「たたずまい」になります。いま一生懸命写真を撮ってみたけど金色がうまく出ない。なので実物を見ないとこの妖しさは理解いただけないかもしれない。

ナイロン弦としてはテンションが高めの、硬いかんじの弦であります。腱鞘炎に注意しながら弾きましょう。

新しい弦を張って気分爽快であります。これでまた1年ぐらいは粘るのだ。





#130
2018年10月12日(金)
「auからスマホに替えないかという案内文が届いた」

私はガラケーとスマホの2台持ちであります。auのガラケーは通話用、スマホはLIBMO(という会社)の格安SIMを挿して使っています。

ガラケーは通話専用として考えると非常に合理的であり、電池の持ちの良さと、二つ折りで持ち運びの際に気を遣わなくて済むという2点が好きで今も使っているのです。料金はプランZシンプルというもので

・au宛の国内通話は1時から21時まで無料
・SMSは24時間無料

というものになっています。これが月額934円。

さてauは2018年11月7日(水)をもって3G携帯電話向け通信サービス「CDMA 1X WIN」の新規お申し込み受付を終了するらしい。いよいよ3Gサービス終了が近づいてきたのだろうか。

そんなこともあってか、今回auから「スマホに替えてみませんか?」という封書が届きました。

じつはウチは住宅地の奥まった場所にあり、周囲の建物の影響もあってかau 4G(LTE)の電波があまり良くないのです。3Gガラケーは大丈夫なのですが、以前iPhone5を使っていた時はアンテナ感度が悪く、ちょっと不安な気持ちにさせられました。

そういうこともあってガラケーのスマホへの交換は急ぐ気になれないのです。

あと今回の案内文書ではおすすめされている機種はわずか2機種にとどまっており、それ以外の機種に変更した場合はメリットがほとんどない。

次はdocomoのガラケーに戻りたいような気もして、ちょっと決心が固まりません。





#131
2018年10月13日(土)
「自転車に免許制を」

いまはロードバイクがブームですね。私の時代(1980〜90年代)には「ロードバイク」なんてそんなダサい呼び名ではなく、「ロードレーサー」という流麗な呼び名が当たり前でした。そしてヤングのどかは自転車に夢中でしたが、いまは全く乗る気になれません。原因は腰と股関節を痛めてしまい事実上ペダルがこげないからであります。いまも左脚に少しだけ不自由があり、とてもじゃないが自転車でシャカリキ!になるのは不可能でありますから、もういいだろうって感じです。

そんなわけで今の私はモーターサイクリストなわけです。オートバイ大好き。病気の治療で薬を常用してるので乗れないのが残念ですが、また元気になった暁にはぜひ乗りたいと思う次第であります。

それにしても我が街SHINAGAWAでは自転車乗りの無法っぷりが幅をきかせていて、私のような歩行者からすると「自転車UZEEEE!!」という感情が捨てきれません。スマホ片手!とか一時停止無視!とか、連中のフリーダムっぷりには元・優等自転車乗りとしては眉をしかめたくなるわけです。

個人的には
・自転車にも運転免許制・ナンバープレートの義務化・自賠責保険の強制加入を導入
・一方通行路の「自転車を除く」の例外措置の廃止
を切に望むのであります。

前者は特に重要であります。免許制・登録制にして、交通ルール違反する自転車乗りから警察はじゃんじゃん切符をきってもらいたい。スマホ片手に歩道をヘラヘラ走る自転車なんて即刻免停でいいよ!!あと自賠責の強制加入もセットで頼む。

後者はあまり声高に叫ぶ人はいませんが、私はすごく重要に思っています。車両の一方通行という原則が徹底されれば出会い頭の事故は格段に減ると思っています。自転車だって車両なのだ。一方通行のルールぐらいガタガタ言わずに守れよ!と言いたい。

自転車で言いたいことはこれぐらい。まずは免許制・ナンバープレート義務化・自賠責保険加入の即刻導入を強く望むのであります!!





#132
2018年10月14日(日)
「新型ジムニーに憧れつつ、アルトのグレードFに注目する」

いいですねー新型ジムニー。さっそく近所で実車を見た事がありますが最高にかっこよかったです。

車を買う余裕も予定もないのにモーターファン別冊「新型ジムニーのすべて」を買ってしまったよ。私にとってジムニーは特別な車なのです。

しかし実車はすさまじい値段するのね・・・グレードXCの5MT車が1,744,200円ですって。やっぱり。いまは車もバイクも本当に高くなりました。

もしもいま、必要に迫られて(通勤で使うとか)車を買うとしたら何にするか、なんていうのをあれこれ想像するのは楽しいものです。

若かりし日々は自転車に夢中だったので、自転車を積める車(軽自動車)というのが必須の条件でありました。今だと・・・ギターが積める車じゃないと困る、のかな。

私はバンドでドサ周り(笑)するので、バンドメンバー3人が乗れてギターやマイクスタンドやアンプを積める車、となったらスズキのエブリィとかダイハツのハイゼットとかになるのかな、と思ったりする。

数年前、バンドをやってる同級生の男の子がホンダのバモスに乗っていたけれど、すごくよくわかる。間違いのない車のチョイスだと思いました。音楽演奏の機材はデカくて重たいのだ。

でも、できることなら全高の低い車に乗りたいんだよねえ。運転していて楽しいし。

そんなわけで、とりあえずギターのことは置いといて純粋に乗りたい車となると私の場合はアルト・ワークスになったりする(ぉぃ)。充分な動力性能とシフトフィールの良い5速マニュアル車といったらワークスで決まりです。

しかしアルト・ワークスは高いし、動力性能も高すぎて運転へたっぴな私には危ないような気がする。

そこで注目したのがアルトのグレードFという「ノーマル・アルトの底辺モデル」であります。ちなみにこのグレードじゃないと5MTが選べない(上のグレードだとCVTになってしまう)。おそらく、私みたいにマニュアルシフト車じゃないと運転できない高齢ジジババ用に用意された「おつきあい」グレードでありましょう。フルタイム4WDの5MT車が953,650円。車重も重く燃費も落ちる4WDを選ぶのは、雨の日の安定感が2WDとは比べ物にならないからであります。

わずか660kgの車両重量を3気筒DOHC12バルブ、49PS(36KW)の最高出力で走らせることができます。これはもう、間違いなく楽しいでありましょう。ギターを積む必要さえなければ私は迷わずこの車を選びます。色はもちろん赤。

その昔、スズキにはツインという2人乗りの軽自動車がありまして、大いに憧れたものであります。私は小さい車に乗りたいんだよ。

車選びは楽しいものですが、ギターの運搬だけが悩ましいのであります。





#133
2018年10月15日(月)
「アルトFでギターの運搬は可能か」

アルトのグレードFに乗りたいなあ、という話を前回のモモ通でしました。

実車を見ていないのでなんとも言えませんが、スズキ・アルトの荷室にギターを入れるのは無理だろうな、と思います。

リヤシートを畳んで2人乗り状態にして、やっと積めるか積めないか、というレベルだろうと思います。

自転車ならルーフキャリアに搭載して解決、という大技が使えましたが、ギターだとどうでしょうか。ギターを屋根に積むなど聞いたことがありません。

やっぱりバンド活動、音楽活動での移動手段と考えるとスズキのエブリィやダイハツのハイゼットみたいな1BOXがいいのだろうと思います。

バンドメンバー3人で乗車し、3人分のギターやライブ音響機材をすべて積むことが出来るでしょう。それはとても素晴らしいことです。ただし走りの楽しさみたいなのは全然味わえないだろうなあ。山のワインディングロードを気持ちよく流す、なんていうことはできないでありましょう。

まあいいさ。快適に走るという楽しみはオートバイで追求すればよい。いま私が乗りたいオートバイは、ヤマハのYZF-R25であります。これを黄色に塗装して「のどかスペシャル」として乗り回したい。

ということで、理想は車とバイクの2台持ちですね。そんな贅沢、夢の夢ですが。現実はバイクも持たず、ギターとライブ機材を担いで電車、バスを乗り継いでのドサ周りですよ。





#134
2018年10月16日(火)
「ライブの記録係として悩む」

私は仲間と フラメンコ/ラテン ギターバンドを組んでいます。フラメンコギターのトリオです。私の役どころはギター&唄、そして記録係(ビデオカメラ担当)という地味な存在を担っております。

この、記録係というのが、実に悩ましい。何が悩ましいかと言えば、ライブの動画(映像及び音声)の出来栄えを、どのあたりの水準で完成させるかという問題が、常につきまとうからです。

現在は、SONYのハンディカム(家庭用ビデオカメラ)でライブを録画し、終わったらBlu-rayディスクにダビングしてバンドメンバーに配布しています。スタジオ練習の時は、ハンディカムを長回しし、帰宅したら編集ソフトで重要な部分動画を切り出して動画サイトにアップロードしています。

地味な任務ですが、これがけっこう大変なのよ。

まずライブ当日の荷物がすごいことになります。ギターと衣装は当然として、私の場合はマイクロフォンと拡声器(電池駆動のアンプ)を持参します。アンプは床に置くとよく聴こえないので、スタンドとして中型の三脚を持ちます。これが「演奏者」としての装備。

つぎに、記録係としてまずハンディカム(特大バッテリーパック付)を持ちます。ハンディカムの設置用に大型三脚を持ちます。大型三脚、というのは文字通り「おっきい三脚」でありまして、伸ばすと自分の身長をゆうに超える高さになります。ずっしりと重たい三脚です。具体的な機種名を挙げますと、イタリアのマンフロット社の055XPROBというものになります。カメラ好きの人なら

えー!!あのクソ重たい三脚使ってんの?

と、ピンとくるかもしれません。私はかつてマミヤC330プロフェッショナルfという中判カメラを使っていたこともあり、この巨大で重たいアルミ三脚がメイン機材なのです。

ライブの時は観客の最後列に三脚を立てますので、立ち見客のさらに上の高さが必要ということでこれぐらいの高さが無いと駄目ですし、安定感を考えるとこれぐらいの重さが無いと駄目なんであります。

つまりライブの当日は三脚2本(ビデオカメラ用とアンプ用)を持ち、カメラとアンプとギターと衣装を担いで電車・バスを乗り継いで会場へと向かっているのです。けっこう大変なのよ。私がプロレスラーのような体格になったなら、それはライブの荷物運びをしているせいであります。

で、話は記録係の任務である動画撮影に戻ります。

いまのクオリティで個人的には満足しています。っていうか、満足してクレ皆の衆、と切に願いながらやっております。これ以上のクオリティを求めると機材が現状の体制では「不足」ということになりかねないからです。

フルハイビジョンのビデオ動画を撮影。帰宅したらBlu-rayレコーダーにダビングしただちにBlu-rayディスクに焼く、という作業フローもいちおう「落ち着いて」いるので、これ以上の面倒をかけたくない、というのもあります。

しかし、やはり、というか、当然、というか、とにかく「もっと記録動画のクオリティを上げられないか」という思いが、ないこともないのだった。つづく。





#135
2018年10月17日(水)
「ビデオカメラで悩む」

ライブの記録でビデオカメラを回していますが、ソニーのいわゆる家庭用ハンディカムです。具体的な機種名を挙げると、ソニーHDR-CX180というモデルになります。

もともとはアリクイのタエちゃんを撮影するために買ったビデオカメラです。2011の春、発売されてすぐに購入しました。

弱点はふたつ。

(1)画角が狭い
(2)音がしょぼい


まず(1)の「画角が狭い」という点について。このカメラは広角30mm相当(35mm判換算)というのを売りにしていましたが、はっきりいって音楽のライブ撮影には画角が狭すぎます、フラメンコで踊り手さんがいる場合、ステージ全体を収めるには、ホールの最後部にまでカメラを後退させないと写りきらない場合がよくあります。狭いスタジオでの練習動画を撮るときは更に悲惨なことになります。部屋の片隅に設置し、ワイド端にしてがんばるしかない。

対応策としては、ワイドコンバージョンレンズを購入して装着することでしょうか。モノにもよりますが、レイノックスの0.7倍ワイコンが1万円ぐらいで購入できるようです。これで多少は改善すると思われます。正直なところ、実際に使ったことが無いので何とも言えない。

あとは画質ですね。現在は4K動画というのが流行りになりつつあることを考えると、フルハイビジョン(2K)であるHDR-CX180はやはり時代遅れという気がしないでもないのであった・・・


(2)の「音がしょぼい」というのも、音楽をやっている者としては致命的な部分となります。

内蔵マイクを使うと低音も高音も情けない感じにカットされた「家庭用ビデオカメラ」の音質で録ることになります。

しかし言い訳をするわけではないが購入時点で私としてはフラメンコライブの撮影なんて想定外だったんであります。繰り返しになりますが私はアリクイのタエちゃんを撮りたくてこのビデオカメラを買ったのであって、もともとは音楽ステージを撮るつもりなどなかったのだ。タエちゃんを撮るなら広角30mmというのは充分すぎる広さだし、せいぜい鼻息をたてるぐらいのコアリクイをガラス越しに狙うのに高性能なマイクなど必要ないのであります。だから、当時の機種選択としては間違いではないし、予算一杯でいい機種を買ったつもりなのであるヨ。

しかしまあ、そんな事をいってもしょうがない。対応策としては、さいわいHDR-CX180には外部マイク端子があります。ブラケットを用意し、外部接続タイプでグレードの高いマイクを装着することで、多少の改善は見込めると思います。これも、やったことがないので何とも言えない。

音声に関して言えば、昨今はハイレゾ録音などというものが流行りとなりつつあり、それに応じたリニアPCMレコーダーというのが百花繚乱という感じで売られているのが気になります。高音質にこだわるとなると、リニアPCMレコーダーを使わなきゃ駄目なんじゃないか的な不安がよぎるのであります。

ここで思いつく最悪のシナリオとしては、4K動画が撮れるハンディカムで映像を撮り、リニアPCMレコーダーで音声を別録りし、PCで編集・合成する、という展開であります。最高のものができるかもしれませんが、PCの高性能化が必要になるでしょうし、編集ソフトも必要になります。そして映像と音声を同期させて一本の動画にまとめる、というのも大変な労力でありましょう。そういうことは、できればしたくない。

ということでライブ記録係の悩みについての話、しばらく続きます。





#136
2018年10月18日(木)
「意表をついて、マイクロフォーサーズのカメラで動画撮影してはどうか」

フラメンコライブの記録係としての私の苦悩を綴っております。

おさらいすると、現状はソニーのフルハイビジョン(2K)ハンディカムで撮影し、Blu-rayディスクにダビングしてメンバーに配布しています。

画角のワイド化、ついでに高画質化と高音質化を目指した場合、どのような解決策があるのかを考えています。

高画質化はあきらめて、画角が狭い分をワイドコンバージョンレンズで解決させる事、音声については外部マイクを購入してハンディカムに接続する事を考えています。これで「ワイド化&音質の若干の向上」は図れるのではないか。


ふと思ったのですが、私はメインカメラシステムとしてマイクロフォーサーズを採用しています。具体的な機種名を挙げると、PanasonicのLUMIX DMC-G8とDMC-G6の二機種を使っています。

G8にいたっては4K動画が撮れます。

・・・マイクロフォーサーズで動画を撮るというのは、どうだろう?

課題としては私が動画撮影用のレンズを持っていない事であります。これを買わなきゃいけない。音声については、内蔵マイクではタカがしれているでしょうから、やはり外部マイクが要る。設備投資としては15万円コースになるでしょうか。

何はともあれできる範囲で実験です。まずはG6(マイクロフォーサーズカメラ)で撮った動画をBlu-rayレコーダーにダビングできるか、試してみます。G6はいわゆる「枕元カメラ」でして、いつでもサッと出せる位置に置いているのであります。

まずはカメラで動画を撮影。これはうまくいきました(当たり前)。

続いて、カメラとBlu-rayレコーダーをUSBケーブルで接続します。と思ったら・・・G6にUSB端子が無い!マジか。

しょうがないなあ。カメラをメインカメラG8に持ち替えて、フルハイビジョンで動画を再撮影しました。G8にはマイクロUSB端子がありますから、レコーダーへのダビングに期待が持てそうです。

いざ、G8をBlu-rayレコーダーとUSBケーブルでつなぎます。ちなみにレコーダーはシャープのAQUOSブルーレイBD-S560です。

接続した状態でG8の電源を入れると、PictBridgeまたはPCの選択画面になりました。まずPictBridgeのほうを選んでみる。するとG8に記録していた写真(静止画)のデータを読み込み始めました。ちょっと待って。私が取り込みたいのは動画なのよん。

しかしダビングメニューをどういじっても動画の取込ができません。そこでこんどはPictBridgeではなくPCを選んで再度、動画の取込を試みました。

駄目だ・・・どうやっても動画をダビングできない。

USBカードリーダーでデータだけ移せるかな?とか思ってひとまず手元にいくつかあるカードリーダーを片っ端から試してみました。しかし、できない。ううむ、マイクロフォーサーズで撮った動画データをBlu-rayレコーダーにダビングするのは無理なのか?

そんななかで最後に手に取ったカードリーダーで動画の取込に成功しました。やった!!型番でいうとエレコムのMR-A13HSVという機種であります。マイクロフォーサーズカメラで撮った動画データのSDカードをこれに挿し、ブルーレイレコーダーに接続するとダビングが可能となります。

よっしゃぁ!!

となると、あとは動画撮影用のレンズと外部マイクを用意すればヨイ、ということになります。えーとレンズはライカのVARIO-ELMARIT 8-18mmF2.8-4を買うとして、13万円で外部マイクが2万円ぐらいか・・・ええと、高いっすね(冷や汗)。ちょっと経済的にそんな金額を捻出するのは今の私には難しいナ。マイクフォローサーズで動画を撮るプロジェクトは暗礁に乗り上げました。これは将来の課題として「延期」しよう。





#137
2018年10月19日(金)
「やはりHDR-CX180のグレードアップが現実的な策なのか」

マイクロフォーサーズのカメラで撮った動画をブルーレイレコーダーにダビングできることはわかったのですが、資金不足でこれ以上の設備投資ができない。

それに、そもそも、マイクロフォーサーズのカメラに動画撮影用のレンズを装着したら、ハンディカムHDR-CX180よりも大荷物になってしまうではないか。荷物のダウンサイジングができるならともかく、その逆に荷物が増えるようではちょっと勘弁願いたい感じだ。

ううむ。ううむ。

となると手元にあるハンディカム、ソニーHDR-CX180にワイコンを装着し、画角の不足を補うというほうがよい、ということになります。音声についても、CX-180に外部マイクを装着する方法があります。

でもね・・・アタシ思うんだ。経験上、思うんだ。

家庭用ビデオカメラに装着する外部マイクの威力は「意外と大したことはない」というオチになる可能性が高いんじゃないか、と。1万5千〜2万円ぐらいの、中途半端な値段のマイクを使ったところで音質の向上は「微々たるモノ」にすぎないだろうと思うのです。すっごく高価なマイクを使って初めて「あ、ちょっといいかもしれないなあ」と気分的に感じる程度だろうと思います。実際には、ほとんど効果はないに等しいと思う(断言)。

そもそも、そのカメラが「リニアPCMレコーダー」並みのレコーディング性能を有しているのなら、外部マイクの良し悪しは重大なポイントとなります。しかし家庭用ハンディカムの場合は、その生い立ちからして「子供の学芸会をきれいに録れればヨイ」という程度のレコーディング性能(周波数特性)しか有しておらず、リニアPCMレコーダーの周波数特性には足元にもおよばない低レベルで設計されているでありましょう。そしてその録音性能は、内蔵マイクでちょうどいい塩梅のチューニングになっているだろうと考えるのは「きわめて妥当」と思われます。

要するに家庭用ハンディカムというのは「学芸会を撮るのにちょうどよいオール・イン・ワン・パッケージ商品」にすぎず、音質の向上などを意図して外部マイクをつけたりするのはせいぜい「撮り手をその気にさせる」程度の影響力しかないのではないか。

つまり端的に言えば家庭用ハンディカムに外部マイクを付けるのは「無駄」とまではいかないまでも、きわめてコストパフォーマンスの悪い作戦ではないかと私は個人的に思うのであります。

さいわい、我々は爆音をとどろかすエレキ楽器バンドではありません。フラメンコギタートリオであります。乾電池駆動のアンプを鳴らす程度の音圧ですから、学芸会レベルのマイク性能でコト足りるということになります。

ということで、私はハンディカムへの外部マイクの装着は慎重に検討したいと思っています。





#138
2018年10月20日(土)
「ワイドコンバージョンレンズを買うことにした」

バンドの記録係としてライブ・パフォーマンスのビデオ録画を担当しています。

使用しているハンディカムはソニーのHDR-CX180です。フルハイビジョン(2K)での録画ができます。これを使って、ライブや練習時の動画を撮影しています。

前回のモモ通で書いたように、音質については「外部マイクの採用はコストパフォーマンスが悪い」という判断のもと、現状維持で行くことにしました。すなわちハンディカムの内蔵マイクで乗り切ろうという寸法です。もっと音質を向上させたければリニアPCMレコーダーに手を出すよりほかにない、と思います。

他方、導入すれば明らかに効果があると思われるのがカメラの画角を広くするワイコン(ワイドコンバージョンレンズ)です。これまで、狭いスタジオ内での練習を撮るときに、35mm判換算30mm相当という画角は「狭い」と感じていました。

ワイコンを購入するにあたり、まずは安く済まそうと思ってネットオークションでレイノックスの0.5xというのに入札してみました。1500円で落札したのはいいのですが、突出したワイコンの後ろ玉がレンズカバーに当たってしまい、うまく動作しません。強引につけてみたところ、激しく四隅がケラれてしまいました。

だめだこりゃ。ちゃんとした「型番適正品」を探して買わないと駄目だな、と思いました。

落札したばかりのワイコンはオークションに再放出しました。





#139
2018年10月21日(日)
「ワイドコンバージョンレンズ購入」

安物のワイドコンバージョンレンズ(中古品)が自分のカメラに合わなかったので、深く深く反省し、こんどはちゃんと使えるものを買うことにしました。自分の持っているハンディカム、CX180の型番をたよりに対応するワイコンを探します。さっそく探り当てたのが、レイノックスのHDS-680Kです。


レイノックス HDS-680K
http://www.raynox.co.jp/japanese/video/hds680/index.html


ハイビジョン対応を謳っているのが心強く、メーカーの適合表を見るとズーム全域で使用することが可能なようです。公称倍率0.67倍ということで、CX-180に装着した場合35mm判換算で20mmぐらいの画角になる計算です。狭い室内での使い勝手は大幅に向上することでしょう。

ヨドバシで9,670円。けっこういい値段しますね。っていうか高いぞ。たかが2群2枚のレンズで1万円ですか。まあ、ハイビジョン対応(中心解像力375本/mm)ということで無理に自分を納得させる次第であります。これは高性能だから高いのだ、と。

さっそく購入してきました。かなり大きく、ずっしりと重さ(125g)のあるレンズです。CX-180のフィルター径は37mmのねじ込み式ですから、そのまま装着できるようになっています。

これで「記録係」としての悩みはひとつ解消しました。これ以上のことをしようと思ったら、カメラ自体のスペックから抜本的に見直さなくちゃならなくなりそうですから、今できることでベストを尽くす、という意味ではこれで限界かな、と思うのでありました。





#140
2018年10月22日(月)
「スタジオ練習の録画にワイコンを使用してみた」

フラメンコの踊り伴奏のスタジオ練習にビデオカメラとワイコン(ワイドコンバージョンレンズ)を持ち込んでみました。5坪ほどの広さのスタジオの隅っこにワイコンをつけたハンディカムをセットしたところ、椅子に座ったギタリスト4名&唄1名をおさめることができました。そして踊り手さんの脚さばきなどもきちんと収録できたので、復習するにはいいかんじの動画が録れました。

カメラはソニーHDR-CX180、ワイコンはレイノックスのHDS-680Kであります。

やはり、35mm判換算で約20mmの広角というのは室内撮影で威力絶大だということがわかりました。樽型の歪曲収差がかなり出ますが、全景が写っていることが大事なのであります。動画カメラに関して言えば広角レンズ至上主義にならざるを得ない。

本音を言うともうちょっと画角は広くてもいい感じですが35mm判換算16mmの画角なんて言うのは特殊なレンズになりますから、画角の面はこれであきらめることにします。

いまどきのハンディカムならもっと広角のレンズを搭載した機械があるのかもしれないな・・・と思いつつ、4Kカメラは私にはオーバースペックということもあって市場調査はしていません。とりあえず古いハンディカム、HDR-CX180でいけるところまで行こう、と考えています。

それにしても、当初はアリクイのタエちゃんを写すのに大活躍していたハンディカムが、今はフラメンコの練習に役立っているのだから、ワタシも長生きしてよかった、と思う今日この頃であります。いやこれは冗談ではなく、生きていれば色々と新しいドラマチックな体験ができるという意味で、長生きするのはいいことだ的な思いが強まるのであった。





#141
2018年10月23日(火)
「バンド記録係の憂鬱・練習の模様を動画サイトにアップする」

私はバンドの記録係として地味な作業にいそしむ日々を送っております。

ライブ本番のビデオ録画というのは、カメラの故障さえなければ、そのまま撮り続ければいいわけですから、ある意味「ラクちん」です。

大変なのはむしろ、自宅で反省・復習する目的で練習の動画を撮影し、仲間たちでシェアするための作業です。

スタジオでの練習中、ずっとカメラをまわしていますが、帰宅してから「それなりの部分を抜粋して、動画サイトにアップする」という作業が待っています。

早い話が動画の編集作業&アップロード作業です。

これは非常に大変であります。地味に面倒くさい。たとえば2時間のスタジオ練習中、曲を通してやるのはホンの数回であり、基本的には駄目な部分の繰り返し練習や要所要所でのお互いの確認作業、それからおしゃべりタイムなども含まれた、ダラダラと(?)長い動画となります。

トーク部分は要らないので容赦なくカットし、できれば曲を通して演った動画をいくつかアップロードするのが望ましい。

他の人はどうだか知らないけれど、私はビデオの編集というのが本当に嫌い。イチにもニにも面倒くさい。ビデオを長回しした中からヨイ動画を切り出す作業というのは本当に大変であります。2時間撮った動画の編集作業には見直すだけでも2時間は必要ということで、実際にはそれ以上の時間がかかるのであります。かといって、いちいち「ビデオ撮ります」「止めます」と細切れにするのも、練習中は面倒くさいのであります。私の場合、練習中は唄うことに集中したい。

バンド練習を終えて帰宅し、風呂に入り、夕食をとってからの作業は本当に大変であります。疲れて眠い。とりあえずビデオカメラからデータをPCに取り込むところまでやって、残りの作業はまた明日、みたいな感じになります。次の練習または本番の直前にアップロードしても意味ないですから、なるべく早く編集してアップロードし、メンバーにメール連絡しなければならないのは、実はものすごく大変なのであります。

そして、より一層重大な事は、この苦労を他のメンバーはあまり分かってくれないという事でしょうか。世の中の多くのバンド記録係(おそらくはヴォーカルが兼任していると思われる)は、そういう人知れずの苦労を背負って生きているのだ。


「ヴォーカルの奴は本番の時にマイクだけあればいいんだから楽なもんだ」


とか、思われたらつらすぎて泣ける。

ちなみに個人的に一番キツいのは写真担当を任された時ですね。シャッターチャンスを逃さないためにそれなりのレンズが必要になるし、本番中は気を抜けないし、演奏を楽しむ余裕すらなくなるからであります。幸か不幸か私は一眼レフを処分してしまったので、今後は写真撮影をお願いされることもないであろう。

何はともあれ今回の練習も無事に動画の切り出しを行い、翌日には動画サイトにアップし、バンドメンバーにメールで連絡しました。「ありがとう」と言われるだけでホンのちょっぴり報われるんだよなぁ。無反応だと泣けるんだよなあ。わかるかなぁ。わっかんねえだろうなぁ。

全国のバンド記録係(撮影/録音担当)の皆さん、この苦労は天におられるまことの神がごらんになっていて、天国で報いてくださることでしょう。たくましく生きていきましょう。





#142
2018年10月24日(水)
「コートを新調」

コートを買いに行ってきました。

人生初の巨体サイズを試着。ああそうだよ太ったんだよ!!(←居直ってる)ということで従来の私には考えられないサイズ表示のものを購入。何かに敗北した気がしながらカートに入れる。いいの、これはホラ、ゆったりと羽織るものだから(汗)。うえーん!このデブ!!

今回買った特大サイズのコートはいちおう「一時しのぎ」ということで、いずれまた元のサイズに戻すと固く心に誓うのであった。新しいコート。なんかねえ、着た姿がねえ、


「こんな太ったジェダイは居ないだろっ!」


ってツッコミたくなるかんじです。もうだめだ何を言っても自爆しかしない。

あと、コートにあわせてスヌード買ってきた。っていうかスヌードっていうのね。「なんじゃこのマフラーは。ああ、ネックウォーマーか」とか言ってる私は間違いなく昭和の人間であります。

ということで、ぬくぬくモード。無事に冬支度完了です。





#143
2018年10月25日(木)
「かわいい靴をみつけて涙する」

近所の雑貨屋さんで、とてもかわいいブーツをみつけました。

リアルのどかをご存知の方はおわかりかと思いますが、私は体格的に「大柄」でありまして、そのうえ手も足もデカいのであります。指環のサイズとか訊かれると赤面するレベル。

「ギターを弾くのに手が小さくて困る」という悩みがないのはいいのですが、手袋なんかを探すときに苦労しています。

足なんてドナルドダック状態ですから、当然、サイズ問題は深刻であります。

それでもあまりにもデザインが素敵なので、ダメもとでブーツの大きいサイズがあるかたずねてみました。結果、轟沈。「そこに出ているだけなんです」みたいな。

ウエーン。かわいい靴を見つけて買えたためしがない。靴を買う時は常に妥協の産物であります。昨シーズンでロングブーツを2足引退させたので、今季も1足買えるといいんだけどなあ。

今回は涙をのんで撤収しました。


わたしのお気に入りの店(っていうか唯一の選択肢)は学芸大学の「タルサタイム」です。
24.5cm以上の方はぜひこちらへ!!

タルサタイム
http://www.tulsatime.co.jp/





#144
2018年10月26日(金)
「フラメンコライブのビデオ記録係」

さて今回は、唄の師匠のライブでのビデオ記録係を頼まれました。

スペイン料理屋さんでのフラメンコライブであります。

その店は過去に何度か訪問していますが、狭い店内には三脚を立てるスペースが無いというビデオ記録係としては過酷な条件です。

そこでかねてから欲しいと思っていたボールヘッドクランプを購入しました。

壁面のどこか、もしくは柱、天井の梁なんかにビデオカメラを固定するための巨大なクリップであります。何か突起があれば、そこにクリップを咥えさせる感じでビデオカメラを固定できます。

現場に丁度いい突起があればよいのですが。

あとは養生テープを持参し、最悪の場合はカメラのベストポジションにテープでぐるぐる巻きににて固定する、という荒技で行こうと思っています。

このように、最近は「ビデオ記録係」として着実に実績を積み上げております。デジタル時代を迎えたこと、私のメイン活動が写真(暗室)から音楽に変ったことをうけて、工房の仕事自体も変わったという事でしょうか。ほとんどが裏方としての地味な仕事になりますが、自分自身としては非常に充実感を味わっていますし、満足しています。記録係として培ったノウハウは自分のライブを記録するのにも確実に役立つわけですからね。





#145
2018年10月27日(土)
「記録係として着々と実績を積む」

ということで、師匠のライブの記録係をやってきました。メインはライブを通してのビデオ撮影、そして要所要所での写真撮影、最後に出演者の記念写真であります。

ビデオカメラはステージのほぼ正面にセットできました。ヨドバシで購入したボールヘッドクランプが大当たりであります。こういう「頭脳戦での作戦勝ち」みたいな展開は嬉しいものです。便利な道具は、どんどん購入して活用しなければならない。

スチルカメラはマイクロフォーサーズのLUMIX DMC-G6にオリンパスのパンケーキズームレンズM.ZUIKO DIGITAL 14-42mm 1:3.5-5.6を装着したものを持ってゆきました。コンパクトな装備ですが「カメラマンとしてちゃんとしたカメラで撮ってる感」は演出できると思います。

演奏はとても素晴らしく、2部制・トータルで1時間程度の楽しいライブでありました。

しかし記録係はゆったりのんびりと演奏に身をゆだねている訳にはいきません。ビデオカメラがきちんと動作しているかどうかを逐一確認し、そしてステージ上での出演者の演奏中のショットをカメラで押さえなければなりません。緊張感のある時間が流れました。

演奏が終わり、最後にお店のオーナーさんご夫妻と出演者の記念写真を撮り、任務を完了しました。

暗くなるステージ撮影では、M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm 1:3.5-5.6では太刀打ちできません。というより、マイクロフォーサーズでは厳しい戦いを強いられます。しかし今回は比較的照明の明るいスペイン料理店のなかでのライブでしたから、マイクロフォーサーズ+小型ズームレンズでもなんとか勝負になりました。このへんも私の読みどおりで良かったです。

作業としては当日の撮影8割、データのダビング等2割といった感じでしょうか。撮影さえ済めば8割がた、作業は終わったも同然です。しかしブルーレイレコーダーへの取込、不要部分のカット、ブルーレイディスクへのダビングといった作業もそれなりに時間のかかる作業となります。

出演者の皆様とお店のご主人にブルーレイディスクを渡し、またビデオカメラで撮った録画データ(AVCHDファイル)と写真データ(jpgファイル)についてもSDカードで納品させてもらいました。完璧です。

ということで15周年をむかえた工房エゾモモンガはデジタル化にともない「暗室での写真プリント作業からデジタル記録係へ」と、役割が大きく変わりましたが、着々と実績を積んでおります。





#146
2018年10月28日(日)
「動画データのブルーレイディスクへのダビング」

実はここ数日、iPhoneやiPod touchで撮影した動画(.MOVファイル)や、Androidスマホで撮影した動画(.MP4ファイル)をブルーレイレコーダーにダビングできないか、いろいろ挑戦していました。

私の使っているレコーダー、AQUOSブルーレイはAVCHD動画しかダビングできない(読み込めない)仕様ですから、端的に言えば、.MOVファイルや.MP4ファイルを何らかの方法で.m2tsファイル形式に変換し、カードリーダーで読み込むという「実験」をしていました。

さまざまな動画変換アプリケーションソフトの試用版をダウンロードし、試したのですが、結論から言うとすべて失敗に終わりました。

.m2tsファイルへの変換はできたのですが、おそらくダビングに必要と思われる.moddファイルや.moffファイルが生成されない為、どうしてもダビングができないのであります。

私は頭を抱えました。

つまりひとことで言えば、ウチの環境ではiPhoneやiPod、Androidスマホで撮影した動画をBlu-rayディスクにダビングすることは「不可能」ということになります。もう打つ手はない。

となると、最終的にBlu-rayディスクに焼くことがゴールであるならば、動画は決してiPhoneやAndroidスマホで撮ってはイケナイ、ということになります。

要するに(これまで、そうしてきたように)ソニーのハンディカムで撮ってBlu-rayにダビングするのが唯一の方法、ということです。

私は再び頭を抱えました。

そんなバカな話があるでしょうか。おそらくは何らかの設備投資をすることで.MOVファイルや.MP4ファイルのフルハイビジョン動画をBlu-rayディスクにダビングすることは可能でありましょう。その方法がわからない。

調べているうちにPanasonicのDIGAは.MP4ファイルの動画を読み込めることがわかりました。ううむ、となると次にBlu-rayレコーダーを買い換える時にシャープのAQUOSブルーレイからPanasonicのDIGAにすればよいということか・・・先の話になりますな。

私の使っているPC(LenovoのThink Centre M73 small)にはブルーレイドライブがありません。PCにブルーレイドライブが装備され、相応の書き込みソフトが得られれば、コンピュータ上でBlu-rayディスクを焼くことができるのかもしれません。次のPC買い替えのときの検討課題でしょうか。

そういう次第で、これからの動画撮影はハンディカムをメインにしてゆく方向で舵を切ることにしました。

私の使っているソニーHDR-CX180は2011年モデルですから、そろそろ寿命(ソニータイマーが作動)がきてももおかしくはない。

予備機が欲しいな・・・





#147
2018年10月29日(月)
「ビデオカメラ(ハンディカム)の予備機採用を検討する」

私はスチルカメラに関してはメインカメラ(Panasonic LUMIX G8)とサブカメラ(LUMIX G6)の2台体制です。日常での使用、普段持ち歩き用としてはサブカメラが任務にあたり、本気の横浜撮影などでメインカメラが出動する感じになっています。

ビデオカメラもサブカメラが欲しいな。

メインカメラが故障してしまったときのことを考えると、サブカメラは絶対に必要です。メインカメラは重要な撮影のために「温存」しながら、末永く使いたい。

ライフワークとしての横浜撮影にスチルカメラは重要ではありますが、私の現在のメイン活動である音楽の方向ではハンディカム(ビデオカメラ)のほうが一層重要度が高い。

これからはビデオカメラにお金をかけるようになるかもしれないな・・・

ビデオカメラにもいろいろある訳ですが、バッテリーパックの使いまわしを考えると今使ってるのと同じメーカーがよい。つまりはソニーであります。私はパソコン上でPlayMemoriesというソニーのアプリケーションソフトを使い、画像の取込と編集を行っているので、他のメーカーは眼中にありません。ソニーのハンディカムの中から選ぶことになります。

Wikipediaを参考にして、歴代のハンディカムについて調べてみる。


ソニーのビデオカメラ製品一覧
https://ja.wikipedia.org/wiki/ソニーのビデオカメラ製品一覧


内蔵フラッシュメモリーに記録するフルハイビジョンカメラ以降が私のターゲットとなります。調べてみると、私の持っているHDR-CX180(2011年2月発売)というのはまさに私が欲する機能を有する「最初の機種」ということになります。当時の私の目は正しかったということですな。我ながらいい機種を買ったのだなあと自己満足MAXIMUM。

それより前だと
HDR-CX7(2007年7月発売)
HDR-CX12(2008年7月発売)
HDR-CX120(2009年2月発売)
HDR-CX170V(2010年1月発売)

あたりになり、ちょっと不足を感じます。逆に、CX180より後の機種を見るとどんどん性能がグレードアップしているから、スペック過剰感が否めません。素直に中古で同じ機種(CX180)を買うのが良いように思われます。同じ機種なら操作に迷いはないし、ワイドコンバージョンレンズも使いまわしがききますからね。

しばらくはネットオークションウォッチだな。





#148
2018年10月30日(火)
「ソニーのハンディカム製品一覧(抜粋)」

ソニーのハンディカム製品一覧(Wikipediaより抜粋)
私の使っているHDR-CX180以降の機種を抜き出してみました。


HDR-CX700V/CX560V/CX180
2011年2月発売。1080/60p記録に対応。CX700V/CX560Vは1080/24pにも対応。

HDR-CX590V/CX270V
2012年1月発売。

HDR-CX720V
2012年3月発売。空間光学手ブレ補正搭載。

HDR-CX630V / CX430V / CX390
2013年1月発売。CX630V/CX430Vは空間光学手ブレ補正搭載。

HDR-CX535 / CX420
2014年1月発売。CX535のみ空間光学手ブレ補正搭載。内蔵メモリー搭載。

HDR-CX900
2014年3月発売。1.0型Exmor R CMOSセンサー搭載。XAVC Sフォーマットで最大50Mbps記録が可能。内蔵メモリー非搭載。

HDR-CX670 / CX480
2015年1月発売。XAVC Sフォーマットで最大50Mbps記録が可能。CX670のみ空間光学手ブレ補正搭載。

HDR-CX675 / CX485
2016年1月発売。XAVC Sフォーマットで最大50Mbps記録が可能。CX485のみインテリジェントアクティブモード搭載。

HDR-CX680
2017年1月発売。XAVC Sフォーマット搭載。

HDR-CX470
2017年4月発売。XAVC Sフォーマット搭載。


今回はこれらをコピー&ペーストしただけ。話は次回に続きます。





#149
2018年10月31日(水)
「XAVC Sってなんだ?」

現行モデルのソニーハンディカムについて調べていて、XAVC Sフォーマットという用語が出てきました。なんだ?これは?

ひとことで言えば、XAVCはソニーが開発した4K対応の動画記録フォーマットであります。XAVCが業務用、XAVC Sが民生用、ということのようです。

ちょっと気になったのでパナソニックの4Kフォーマットを見てみる。

パナソニックが採用している4K対応の動画記録フォーマットは・・・AVCHD規格 Ver 2.0準拠(AVCHD Progressive)とのこと。

え?ソニーとパナソニックで4K動画のフォーマットが違うってこと?これはもしや、ベータマックス対VHS陣営の悪夢ふたたび、なのであろうか。

ここで話はフルハイビジョン(2K)時代のビデオカメラにさかのぼりましょう。私の持っているソニーHDR-CX180というハンディカムは、AVCHDという動画記録フォーマットを採用しています。

AVCHDは2006年5月に松下電器産業(現:パナソニック)とソニーが基本仕様を策定したハイビジョン動画記録フォーマットであります。対立する2大メーカーが同じフォーマットを採用したという、画期的な事がおこなわれていたのだな。ユーザーとしては、どっちのカメラで撮っても得られるデータは共通フォーマットということで、レコーダー等の相性問題が発生することもなく、安心して使えたわけですよ。

ところがその次世代フォーマットは、またしてもメーカー別にわかれてしまった、ということのようであります。

ソニー:XAVC S
パナソニック:AVCHD規格 Ver 2.0準拠(AVCHD Progressive)



ムキーッ!!
またユーザーの利便性をないがしろにした事態に発展してるのか!!
ソニーの馬鹿!パナソニックの阿呆!

ということはつまり、私がテキトーな気持ちで何らかの中古ハンディカムに入札してしまい、それがXAVC Sフォーマットだったりしたら、ブルーレイレコーダーに動画を取り込めないということになりはしないか(私のAQUOSブルーレイはAVCHDのみ対応)。

こんなオソロシイことが起きているなんて、すでにタダゴトではないのであります。となると、やはり予備機として入手すべきハンディカムは今使ってるのと同じ機種じゃないと危ない、ということになりますな。

私はあわてて、AVCHD対応のソニー・ハンディカムの型番をピックアップしました。とりあえず確実にAVCHDを搭載したソニーのハンディカムは以下の通り。これ以外にもあるかもしれないけど何しろ数が多すぎてフォローしきれなかった。



AVCHDフォーマットのハンディカム一覧(仮)

HDR-CX500V
HDR-CX520V
HDR-CX12
HDR-TG5V
HDR-CX180(私が持ってるハンディカム)
HDR-CX560V
HDR-XR500
HDR-XR520V
HDR-XR550V
HDR-AX2000


やはり安全策としては、自分が使ってるHDR-CX180を入手するのが一番間違いないということになりますね。





#150
2018年11月1日(木)
「SONYのPlayMemories Homeを使っていたら、XAVC Sの文字に遭遇した」

HDR-CX180で撮った動画を編集し、テロップなどを入れると保存形式はMP4になってしまいます。テロップを入れてAVCHDにて保存しBlu-rayディスクにダビング、ということはできません。

やむを得ず、MP4にて保存しようとしたところ、4つの選択肢が現れました。そしてなんと!高画質で保存したければ、XAVC Sフォーマットになってしまうらしい。

「保存形式」

◎速い動きがなめらかな動画を保持できる形式 - 高画質(I)
 MP4(XAVC S)形式 1920x1980 50p/60p 50 Mbps

〇速い動きがなめらかな動画を保持できる形式 - 標準画質(D)
 MP4(AVC)形式 1920x1980 50p/60p 25 Mbps

〇TVやPCでの鑑賞に十分な形式(G)
 MP4(AVC)形式 1920x1980 25p/30p 14 Mbps

〇アップロード時の速度を優先する形式(U)
 MP4(AVC)形式 1280x720 25p/30p 2.25 Mbps

つまりフルハイビジョンの動画を高画質で保存しようとするとXAVC S形式になっちゃうのだね。もうわけがわからないヨ。





#151
2018年11月2日(金)
「そもそも4Kカメラで撮った動画はBlu-rayディスクにダビングできない」

今回ハンディカムに関して調査していて一番衝撃だったのは、4Kカメラで4K動画を撮ったとしても、それをBlu-rayディスクにダビングできないという事でした。

現時点ではようやく、4Kカメラで撮った動画を読み込めるレコーダーが登場したばかり、という段階らしい。しかし、だからといってBlu-rayディスクにダビングにできるわけではない。そもそもBlu-rayディスク自体が、4K動画の収録を想定していない、ということです。

えー!!
それじゃあライブで撮った動画をバンドメンバーにディスクメディアで配れないジャン!

言い方を変えると、最終的にBlu-rayディスクで配布したい場合は、4Kカメラを買っても無駄、ということであります。

この真実を知って私は、フルハイビジョン(2K)カメラの予備機を買っておく決意を強く固めたのであります。

4Kカメラなんて買ってもその後の動画ダビングができないんじゃあ、仕方ないじゃん。NHKはやがて8Kの放送を開始するとか言ってるけど、消費者にとってはほとんどメリットがない。


NHK スーパーハイビジョン
https://www.nhk.or.jp/shv/index.html


とりあえず言えることは我々消費者の身からするとフルハイビジョン(2K)のハンドリングの良さが光っております。レコーダーに録画できたりBlu-rayディスクにダビングして仲間に配ったりできます。4K、8Kまわりの環境については「もう少し様子を見る」ということでよいような気がしています。個人的にはBlu-rayディスクの次世代メディアが登場して、円盤にダビングしてバンドメンバーに渡す環境が整ってから手を出すのがよいかなと思いました。

しつこく繰り返しますがBlu-rayディスクにダビングしたければフルハイビジョン(2K)カメラじゃないと駄目です。

いまや店頭では4Kビデオカメラしか売られていない現実を考慮し、急ぎ中古でフルハイビジョン・ビデオカメラの予備機を入手することを最優先課題に設定しました。

いやぁ気づくのが早くて良かったわ。





#152
2018年11月3日(土)
「ビデオカメラ予備機は同じ機種で統一することにした」

4Kビデオカメラを買うのはイチ消費者としてほとんどメリットがない、ということで急きょフルハイビジョン・ビデオカメラの予備機を入手することに決めました。


参考:4Kカメラのここが嫌

・ソニー、パナソニックおよびJVCの各社がそれぞれ違う記録フォーマットを採用している
・4K動画をダビングできるレコーダーが出てきたばかり
・そもそもBlu-rayディスクに動画をダビングすることができない


ビデオカメラ予備機は、いま自分が使っている機種と同じものを中古で買うことにしました。SONYのHDR-CX180という機種です。2011年2月発売の、実はけっこう古いものになります。

もう7年前の機種で修理などの受付も終了しているだろうから投げ売られているんじゃないか、と期待したらそんなことはなかった。今なお、かなりの高額で取引されているのを知って驚愕。

おそらく私と同様に「4Kカメラは要らない」という結論に達した人が、性能的にバランスのよいAVCHD採用機種という事でCX180に注目しているんじゃないかと思ったりしています。マジか・・・

とりあえずネットオークションで、めぼしいCX180を見つけては入札してゆきます。





#153
2018年11月4日(日)
「ソニーHDR-CX180の予備機を入手」

結局、フルハイビジョン(2K)ビデオカメラであるソニーHDR-CX180を1台、追加で入手しました。もう修理不能の機種ですから、壊れたら次に乗り換えるという「ボトムズのスコープドッグ方式」で順に使っていこうと思っています。

なんといっても怖いのはソニータイマーですね。ソニーと言えば「一定期間が過ぎるとちゃんと壊れる仕様」という、すぐれたタイマーを装備しているのは衆知の事実であります。手元にある2台のHDR-CX180がほぼ同時期に一斉に壊れる、という可能性もある。そうなったらもう、あきらめるよりほかにない。

ということで、私自身としては「いけるところまでは2Kカメラで踏ん張る」というスタンスをとることに決めました。4K、8Kの時代に抗(あらが)い、フルハイビジョンでとにかく粘る、ということです。

しかし作戦として本当にこれが正しいのかどうかは大いに疑問であります。

私は昨年、どういうわけか古いXacti(サンヨーの動画デジカメ)にハマり、それで散歩動画を撮って編集しDVDに焼く、という作業を楽しんでいたのですが、やはりフルハイビジョン時代にDVD画質のXactiでは正直いって辛いものがありました。手元にあるハイビジョンカメラとの画質面での落差があまりにも激しいので、すぐにXactiでのビデオ撮影にも飽きてしまい、すべてのXactiを売り払いました。

今後、高細密の4Kテレビが普及し始めると、フルハイビジョン(2K)のBlu-ray画質というのは見劣りするようになるのは火を見るよりも明らかです。

やはり同じ撮るなら4K画質で撮っておきたい、という気がするのです。

ライブの記録係はいったいどうすればいいんだ?





#154
2018年11月5日(月)
「往生際の悪い私は、まだ4K動画をあきらめきれない」

私はヨドバシカメラにビデオカメラのリサーチに行ってきたのですよ。そして、言うまでもない事ですが、店頭でデモ展示している4Kモニターに映し出された4K動画の美しさは圧倒的でありました。やっぱり時代は4K画質だよなあ。

現在、私がバンドメンバーに配っているライブ映像のBlu-rayディスクも、いずれは「目も当てられない低画質」ということになるのだろうな、と思うのです。

繰り返しになりますが、4K動画については

・各メーカーの動画記録フォーマットがバラバラである(統一規格が存在しない)
・基本的にレコーダーへのダビングができない(現在は一部、できるものが出始めた段階)
・Blu-rayディスクのような円盤メディアへのダビングができない

という欠点があります。現時点でバンドメンバーにライブ動画をBlu-rayディスクで渡している私にとっては、どれも致命的な欠陥に思われます。

私は店員さんに現在バンドの記録係をしており、ライブ映像を撮ってはBlu-rayディスクにダビングして配っている現実を伝え、素朴な疑問として「そんな私が4Kカメラを買うとしたらどうすれば良い?」ときいてみました。

店員さんの回答をまとめるとこんなかんじ。

・もう円盤(ディスクメディア)にダビングして配る時代は終了している
・データをスマホ等にコピーしてシェアする、あるいは動画サイトにアップする等の方法が主流
・録画データはパソコンを経由し外付けのHDDに保管するのが普通
・4Kの記録フォーマットが乱立する現代においてはソニー優位とは言い難い


円盤にダビングして配る時代は終わった、と言われましても、拙者は困るのであるヨ。

データそのものを渡す時代ということで、考えるのも恐ろしいことですが、たとえば4K動画(容量32GB)なんていうものを、仮にSDカードにコピーしてメンバーに渡す、ということになるようです。コピーが終わったらSDカードを回収するようにすればいいのだな。それって、考えようによっては


「データを丸ごと渡すから、あとは各自PCで見るなりスマホにコピーするなり好きなようにしてクレ」


と言えば済む。その意味では、ライブ記録係としてはむしろ楽になるのかもしれない。あとはYoutubeかなんかにアップロードしておけば、完璧といえるでしょう。

店員さんによれば4K動画をレコーダーにダビングして元の動画を長期保存とかは「下策」を用いるのも同じ、ということのようです。すなわち、メーカーによって規格が違うものを専用の機械にダビングして保管するというのは「将来、見られなくなる危険もある」ということ。

ソニーのHAVC S動画がようやくソニーのレコーダーにダビングできるようになったから、とソニーのレコーダーを買い換えても、安泰なのは一時敵なものにすぎず、いずれソニーが(たとえば8K時代に)また違う規格を立ち上げてしまい4K時代の動画データが見られなくなる可能性すらある。

なのでデータはパソコンを経由して外付けのHDDに保存し、バックアップを取るのがよいという。

でも、もっと肝心な部分は「メーカーごとに異なる規格が乱立している現状」を踏まえると、私はいったいどのカメラを買ったらいいのか、という点であります。長くなったので、次回に続きます。





#155
2018年11月6日(火)
「統一規格のない4Kビデオカメラ、買うべきなのはズバリこれ」

私としてはソニーもパナソニックもGoProも「みんな独自フォーマット」で4K動画を記録している現状、いったいどれを買えばヨイのかわからない。

店員さんの答えは明快であった。

「お客様のような方には、.MOV形式を採用しているJVCのGZ-RY980が断然お薦めです」

私はずっこけそうになった。JVCは盲点だった。というより、他の皆様はどうか知らないけれど、普通ビデオカメラでJVCは選ばない。ソニーとパナソニックがトップランナーの位置でしのぎを削っており、JVCを選ぶのはむしろ素人(←失礼!)、あるいは店員さんの口車にのせられて買っちゃった「あまり詳しくない人」的なイメージがあります。

もっと端的に言えば、JVCは(ソニー、パナソニックよりも)1ランク下という位置づけで思い込んでいたのであります。えー!!JVCですか?なんかJVCケンウッドって「負け犬連合」っていうイメージなんですけど・・・

ここからの店員さんの熱いJVCケンウッド推しの弁舌はすごかった。これがまさにセールストークというのだろうな、と思いながらも、その熱弁にはしびれるものがあった。

曰く、

・汎用フォーマットである.MOVファイル形式を採用しているため、PCでの再生等に向く
・.MOV形式であるからiPhoneやiPadなどにそのまま動画を取り込める
・.MOV形式であるから動画編集ソフト選び等で困ることはない

ここまでは大いに納得できる。私とて無駄にPCをいじってきたわけではない。QuickTimeの.MOVファイルであればPC上で困ることはまずない。しかし店員さんのトークのすごいところはこの先にあった。さらに曰く、

・ビクターのカメラはひとことで言えばテレビ局で使っているものの民生品であり、中身的には業務用と同じ
・GZ-RY980はテレビ局の人が一人ロケで使うことを想定したモデルである
・それゆえに防塵防水・耐衝撃、耐低温、さらに大型のバッテリーをビルトインしている
・画質の良さ・マイクロフォン性能の高さは折り紙付き(テレビ局やスタジオで使われる)
・放熱の課題などがある為一般に4Kカメラは大柄だが本機は充分に小型でしかも堅牢である

店員さんは「テレビ局で使われるカメラ」という点を見事にアピールして私のたましいをワシづかみにしてしまった。それは知らなかった。これまでJVCケンウッドを「負け犬連合」というイメージでを馬鹿にしていた自分を恥じたよ。ビクターのカメラが業界で使われていることなど知る由もなかったんだ。許しておくれ。

店員さんの話をまとめると、規格乱立する4Kビデオのデータを保存する方法として、汎用フォーマット(.MOV)を採用したJVCを選ぶのは大いにアリだということでした。

ということでまさかの(?)JVCケンウッド製のビデオカメラ、GZ-RY980に白羽の矢が立ったのであります。まあ、高くて買えないんですけどね。それに私はソニーHDR-CX180の予備機を入手してビデオカメラプロジェクトはいちおう「終了」にしています。将来導入する候補として、GZ-RY980を残しておきたい感じであります。





#156
2018年11月7日(水)
「JVCエブリオGZ-RY980のカタログをもらってきた」

店員さんの熱いトークをきいたこともあり、JVCケンウッドのビデオカメラ、エブリオのカタログをもらってきました。

もちろん本命は4Kカメラのトップエンドモデル、GZ-RY980でありますが、他の機種についてもQUAD PROOF(防水・防塵・耐衝撃・耐低温)を謳っているのを知ってビビりました。

アウトドアで使うビデオカメラとしてはJVCケンウッドは相当、いいのではないか?

今更新品でハイビジョンカメラを買う気などさらさらない(手元にあるソニーHDR-CX180で充分)ですから、関係ないといえば関係ないのですが、クアッドプルーフをウリにしたJVCの売り方にはおおいに共感できるものがあります。

今までJVCを馬鹿にしていたのは浅はかだったな・・・私は地味に反省モードに入っていったのであります。

しかしやはり欲しくなるのは4Kカメラ、GZ-RY980ただひとつであります。


仕様一覧をまじまじと眺めつつ、思ったことを書いてみる。

(1)4K動画が.MOV(QuickTime)形式というのはやはり魅力的、音声はリニアPCMだという。

(2)画角が35mm判換算で29.9mmとそれなりに広角なのは良い。

(3)手ぶれ補正が電子式というのはちょっと弱いかもしれない(ソニーなどと比べて)。

(4)内蔵メモリーがなく、SDHC/SDXCのダブルスロットを備えているのは「潔くて良い」と感じる。

(5)別売りのLANアダプターを使用してWi-Fi機能が使えるのは魅力的。

(6)USB給電が可能なので、モバイルバッテリーが使えるのはすごく良い。

(7)オール・イン・ワン・パッケージで約620gの質量というのはよくがんばっていると思う。


見れば見るほど欲しくなるので、これぐらいにしておいたほうが良さそうです。どっちにしても今の私には買えない高級ビデオカメラでありますし、そもそもバンド活動にはオーバースペックな感じも否めないモノですから、とりあえずは「ま、いずれ買えたらイイネ」ぐらいの気持ちで話を終わりにしようと思います。





#157
2018年11月8日(木)
「クリスマスパーティの準備」

私の通っているフラメンコの唄のお教室で、クリスマスパーティがあります。スペイン語レッスンの生徒さんなんかと一緒にひと時を楽しむということで、


私も持ちネタを披露


することになるわけであります。まずは「かくし芸」ということで先生とディズニー映画「リメンバー・ミー」の曲を一緒に演ることになりました。私がギターで伴奏して先生が歌うという作戦であります。

それとは別に、なんか一曲やってクレ、とのお達しがきました。

私は日本語の持ちネタをやるつもりでいたのです。フォークシンガーとしての活動を発揮するよい機会ではないか。ところが先生から「スペイン語の曲をやってよ!!」と言われてしまったのであります。

さて、どうする?

バンドでやってる「マイ・ウェイ」なんかでもいいのですが、今回は意表をついてフォルクローレ(アンデス民謡)でいくことに決めました。

El Sariri(エル・サリリ)という曲であります。邦題「アンデスの旅人」。

チャランゴ(アルマジロの甲羅でつくった楽器)でイントロを鳴らし伴奏するのが通常なのですが、チャランゴなんて持ってないしそもそも弾けないので、12弦ギターを使います。12弦ギターのきらびやかな金属弦でチャランゴを再現しようという作戦です。

そして歌詞に入る前にケーナ、もしくはサンポーニャでワンコーラス吹くのが通常ですが、どちらも吹けないですし、そもそもギターを弾きながら鳴らすのは不可能ですから、ここも意表をついてブルースハープを吹くことにしました。

つまり完全にフォークシンガーのスタイルで、アンデス民謡をやろうという作戦であります。これは取り組んでみる価値がありそうです。

さっそくサウンドハウスでKeyがAmのブルースハープを注文しました。あとハーモニカホルダーも。これから数週間、みっちり練習します。





#158
2018年11月9日(金)
「ヤマハ・ヴェノーヴァ」

先日の師匠のライブは、ギター、フルート、唄という3人ユニットによる聴きごたえのある内容でありました。

特にフルートの存在感は圧倒的でありまして、その旋律は実に心地よく響き、伴奏楽器としてのギターの魅力が一段と際立つ感じがしました。

フルートも実に素晴らしい楽器だなあ(自分はギターひとすじだからやらないけど)と、しみじみしながら帰宅しました。

何を隠そう私はかつてヤマハのフルート教室に通うことを真剣に考えていたことがあったのだ。ギターをはじめるずっと前の話であります。いったいどこで身についたのか「フルートはエレガントな女性に似合う楽器」というイメージが心の奥底にあり、ひそかに憧れていたのだ。さっそくミュージシャンとしては大先輩であるモモンガ母に相談したところ

「ノドカは頸椎を傷めているからあの演奏姿勢は無理だろう」

と言われました。私は10代の頃から自転車競技をやっていて、25歳の夏に激しい落車事故を起こし、全身(首肩腰)を激しく路面に叩きつけて大けがを負ったことがありました。そのときの後遺症はすさまじいもので、特に頸椎を傷めた事による左腕のしびれや腰をヤッってしまって左脚が自由に動かせないという症状で長年、苦しんできています。いまも左手がしびれるし、腰も痛い。

そういう次第ですからモモンガ母の言うことはもっともだと思い、フルートはあきらめました。



さて。師匠のライブから数週間後のことであります。私はいつものようにパソコンの画面に向かいコーヒーを飲みながらネット界隈(楽器屋のサイトなど)をぐるぐるふにふにしていました。またギター物欲かよ!!

ふと、見慣れない楽器に目がとまりました。


ヤマハ ヴェノーヴァ
(ヤマハ公式サイト)


なんだ・・・これは。




ヴェノーヴァ演奏中


なにやら不思議な楽器であります。





置かれたヴェノーヴァ


獣の脚の骨か?




管楽器に対してすさまじいコンプレックスをもつ私は釘付けになりました。なにやら獣の骨みたいな外見ですが、まさにミニ・サクソフォンではないか。

これは面白そうだ!!

ふと思う。もしも私がこんな楽器を鳴らせたらウチのバンドのサウンドもバリエーションがひろがるのではないか。何しろフラメンコギターばかり3人のユニットでありますから、ギター曲を30分もやるとオーディエンスもいいかげん飽きてくるのであり、やむなく「さだまさし」ばりの長めのMCで笑いをとることに比重が置かれているのだ(ぉぃ)。

よくよく調べてみると月2回のレッスン(3ヶ月コース)というのがあるらしく、それなら通ってみたいナと思っちゃうのである。

しかし私はさっきも書いたようにギターひとすじの女なのである。それほどにギターに熱く打ち込んでいる、というよりも、正直言って不器用なので一度にアレもコレもはできないのだ。ギターをやりながら新しい楽器に手を出すなど、無謀な二正面作戦というよりほかにない。最初は破竹の勢いで戦線を拡大した旧ドイツ軍のように、東部戦線で手痛い敗北を喫するのは火を見るよりも明らか。

でもね・・・たった3ヶ月のレッスンですのよセニョール。それぐらいの「短期決戦」なら、二正面作戦もアリではないのか。農家じゃないけどギターの繁忙期(←いつだよ)をはずせば無理せず通えるんじゃないだろうか。

3ヶ月習ってみて、何か曲が吹けるようになったらそれこそ「ノドカの奇跡」として語り継ぐことができるんじゃないか。

やばい。ヴェノーヴァをやってみたい衝動がおさえきれない。





#159
2018年11月10日(土)
「ヤマハ・ヴェノーヴァ その2」

ギタリストでありながら新しい楽器に挑戦したいなどというひそやかな衝動をこらえております。その楽器とは、ヤマハのヴェノーヴァであります。

ヴェノーヴァが、たとえば10万円するといわれたら黙ってブラウザを閉じることでしょう。そんな高価な楽器は貧乏詩人には買えない。しかしヴェノーヴァの値段はわずか1万円(最初のレッスン時に購入する)なのですって。楽器の値段としては破格の安さであり、これを試さないでどうする的な気持ちになるのであります。

こうなると悔やまれるのがスペイン製ギターの破損事件であります。ギターの修理代で3万円プラス消費税が消えました。それさえなければ、ヴェノーヴァの教室に通う費用の大部分をまかなうことができたはずであります。

バカー!!あたしのバカー!!

ギターの修理代を支払ったら素寒貧になってしまった私には、1万円といえどもヴェノーヴァは高嶺の花であります。

意表をついて楽器本体だけを入手し、あとは独学で攻めるという技もあるにはあるのですが、できれば初歩の楽器は教室に通いたい。ギターもそうだったけれど独学では効率が悪いし、変な癖がついたりしてロクなことがないのだ。

ここはいったん「新しい楽器に挑戦したい」という衝動をグッとおさえて、またいずれ「いい風が吹く」というのを待つのがよいかもしれない。いまはその時期ではない、ということだろうか。待てば海路の日和あり。いずれまた金回りがよくなる日もくることであろう。バンドの音楽的バリエーションに関しては、当面は現状維持で良しとしよう。

ということで、どなたかヴェノーヴァをやっている方、あるいはこれから始める方、このモモンガ通信をお読みでしたらぜひ詳しいお話をきかせてくだされ。





#160
2018年11月11日(日)
「ヤマハ・ヴェノーヴァにまさかの黄色登場」

私はヤマハのヴェノーヴァという管楽器をやってみたいと思っていて、いろいろなことが落ち着いたら教室に通おうと思っているのであります。

これから年末にかけてはどうしても生活があわただしくなるから、まあ来年の春ぐらいにできればいいかな、ぐらいに考えていました。

ところが。

ふとヴェノーヴァの公式サイトを見に行くと、なななな何と!この冬限定ということで、ヴェノーヴァに黄色のカラーモデルが登場(2018年11月6日発売)。



ヴェノーヴァのカラーバリエーション


限定色で黄色を出してくるとはヤルじゃないか。




皆様ご存知のように、私の好きな色は「黄色」であります。かつては黄色いオートバイにも乗っていました。好きなのですよ黄色が。黄色は最高のビタミンカラーでありまして、持ち物を黄色にすると気持ちが明るく晴れ渡るのであります。

で、話はヴェノーヴァに戻るわけですが、まさかの黄色バージョンを見てテンションが上がってしまったわたくしであります。

これは、欲しい。

実はことし、黄色のスクーターを買うつもりで仕事をしてきたのですが、ふたたび体調を崩してしまいスクーターを買うどころではなくなってしまいました。憧れていた黄色のスクーターをあきらめざるを得ない、という状況での挫折感はハンパではなく、虚しい思いにふけっていたのであります。

しかしここに黄色い楽器がある!!私がやってみたい楽器で、黄色が選べる!!

これはすごく意味のあることでした。スクーターはあきらめざるを得なかったけれど、その代わりに黄色い楽器を手に入れて、演奏する。それは心の隙間を埋めるどころか、なおさら一層の喜びをもたらしてくれるように思われます。

私も、ぜひとも黄色いヴェノーヴァで講習をうけてみたい!!

これから年末に向かうという中途半端なタイミングですが、ヴェノーヴァクラスについて問い合わせてみることにしました。





#161
2018年11月12日(月)
「ヴェノーヴァ教室に問い合わせてみた」

ヤマハの楽器、ヴェノーヴァに黄色ばーじょんが登場していると知り、居ても立っても居られなくなったわたくし。さっそくレッスンの問い合わせをしてみました。

ネットで調べてみると、月2回レッスンの3ヶ月コースというカタチでグループレッスンをやっているらしい。そこで、


・クラスはいつからはじまるのか
・黄色いヴェノーヴァが欲しいのだが可能か
・月謝の支払い方法


というような点について、電話できいてみました。

まず、現在はグループレッスンはやっておらず、個人レッスンをやっているとのこと。

黄色いヴェノーヴァについては問い合わせが殺到しており(笑)、入手にはベストは尽くすので当面のレッスンは備品の楽器を使ってほしいとのこと。

お金は3ヶ月分の月謝、教材費等を全額前納することになっているとのこと。

ついては、体験レッスンがあるのでそれに来てからどうするか決めておくんなせえ、とのお話だったので体験レッスンを申し込みました。

グループレッスンのはじまるタイミングを確認し、そこから開始するはずが、意表をついて個人レッスンという展開になり、スケジュールが前倒しになりそうな勢いです。

でもいい機会なので、まずは体験レッスンをやってみてから最終判断を下そうと決めました。





#162












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