モモンガ通信2022年(第3期) ヴェノーヴァとかフルートとかオートバイとか・・・のどかさんの日常ヨタ話


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#37
2022年7月7日(木)
「7月2日(土曜日)より全国規模で発生したauの通信障害ネタから車を語る」


今月2日の土曜日に朝から全国でauの通信障害が発生し、復旧までに3日半(86時間)を要したという事態で大きなニュースとなりました。

事件のあった前日の夜、つまりは1日(金曜日)の晩でありますが、私は友達から「アンちゃんが使ってる日本通信の使い心地ってどうよ?」みたいな質問を受け、「そうねえ1GBの月額290円プランに『かけほ』付けてメイン回線にしてるけど通話音質はいいし通話料もアプリ不要で30秒11円と安いし、すごく気に入ってるよん。ま、しょせんはMVNOの格安SIMだから昼休みの時間帯とかはデータ通信速度は落ちるけど、それはしょうがないネ」というような話をしていたのですよ。

モモンガウォッチャーの皆様はすでにご存知のように私は大の無線マニアであります。

子供のころは無線で交信したければアマチュア無線の免許をとって自分がラジオ局を開設し電波を出すよりほかに手は無かったのです。アマチュア無線は「趣味の王様」と呼ばれて、クラスの秀才くんが小学5年のときに電話級アマチュア無線技士(当時)の免許など取ろうものなら


「天才ラジオ少年あらわる」


とかいって新聞の地方記事に名前が載っちゃうぐらいの大事件であった。私は小学校の時に先生の影響を強く受け「電気クラブ」に所属していて、はんだごてを手にトランジスタラジオのキットを組み立てたりしていたのであります。ある日、顧問の先生がモールス通信に使う「縦振れ電鍵」をみせてくれて、凄まじい速度で信号を叩くデモンストレーションで我々生徒一同に衝撃を与えてくれました。先生!「ニイタカヤマノボレ」って打ってください!!とリクエストをすると顧問はニカッと笑ってマシンガンのような速度でモールスを打つ。私は羨望のまなざしでそれを見ていたのであります。

やがて時は流れる。私の同級生が高校卒業し先陣を切って社会人になりはじめる頃、ポケベルが登場した。携帯電話をレンタルではなく「買い取り」で個人契約できるようになり、大学の研究室に残って地味な生活を送っていた私より先を行く社会人の友人たちは当たり前のように携帯電話を持ち始めた。その普及速度はまさに爆発的で、私が人より遅れてようやく就職する頃には「働いたら携帯電話を持つのが当たり前」みたいな時代になっていた。私も静岡事業所に配属が決まり、営業職に就くのにあわせてツーカーセルラー東海の携帯電話を持つに至った。

折しもWindows95の登場とあいまってインターネットが普及。「家でインターネットをやっている」「自分のホームページを持っている」という事が職場にバレただけで、電算システム部署に異動させられてしまうようなアバウトな時代であった。

そして私が血道をあげて取り組んだのが、携帯電話を小型のコンピューターとつないで「いつでもどこでもネット通信できる環境を手に入れる」いわゆるモービル・コンピューティングであります。古くは「音響カプラ」にはじまって、ISDN公衆電話を使ったネット接続、高速デジタル通信の圧倒的優位性をもつPHSとハンドヘルドPCの接続(シグマリオンとかモバイルギアとか覚えてます?)、満を持してDDIポケットが市場に投入したH"(エッジ)の進化系、Air H" Phone(エアエッジフォン)等々。もはやモバイル通信の進化はとどまるところがなかった。あの頃は次々と登場する最新機材に胸をときめかせたものであります。

昔話はこれぐらいにして結論を言うと、スマホの登場によって私が子供のころに夢見た未来は実現してしまったのであった。誰でも容易に無線通信を用いて文字や音声にとどまらず、あらゆるデータのやりとりが可能になってしまったのです。データのクラウドサーバー保管だの、携帯端末による電子決済だの、ある意味「昔夢見た未来」の想像をはるかに越えた技術が現実のものとなったのであります。しかも免許不要、誰でも買えるスマートフォンさえあればOK。そりゃあ、アマチュア無線はすたれる訳ですよ。

そういう次第で私は子供のころに夢見た未来を、今スマホという機材を通して存分に堪能しているのです。当然マニアですからあらゆる携帯電話キャリアを使ってきましたし、今も使っています。普通に生活する分にはスマホは1台あれば足りるでしょうが、マニアはそういう訳にはいきません。私自身、しばらく前に「楽天モバイル」をヤメるまでは国内4大キャリア回線を網羅していました。楽天モバイルは今後に期待ということで今はdocomo回線、au回線、SoftBank回線を契約しています。docomoといっても本家docomoのみならずサブブランドやMVNOも含めた回線を「複数契約している」とだけ言っておきます。そもそもヤング時代はPHSだけでも「NTTパーソナル」「アステル」「DDIポケット」の3社、携帯も「docomo」「J-Phone」「Tu-Ka」「E-mobile」など主だったキャリアは片っ端から契約して回線を維持していました。あの頃は料金も高くて、通信費に毎月すごい金額を払っていたよ。今は格安SIMとか出てきて本当にいい時代になりました。

そんな次第だから、友人には「メインがdocomo回線だったらサブはau系かSoftBank系を持っておくと、万一回線障害が発生した時も安心よ」みたいな話をしていたのです。そうしたら翌日にまさかのau回線障害ですからね。やっぱ複数回線持っておくのは大事、としみじみ思いました。

気づけばスマホが使えて当たり前の生活になってしまいました。それこそ年がら年中スマホのぞきこんでる依存症ふうな人もいますし、逆に私みたいにスマホはほとんどいじらないけど通話はけっこう使う、という人もいるから、おすすめの回線や料金プランは人それぞれ違ってきます。まあ悪い事は言わないから、電話回線ぐらい安いのみつけて2つ3つ契約しておきなよ。固定電話をもってないなら尚更よ。突発的に通信障害が起こるのはある意味避けられないんだから、複数回線持っておくのが断然オススメよ、とマニアな私は思うのであります。

ただ、バックアップ回線がありさえすればそれで充分とは言えないことも痛感しました。ネット上での各種サービスを使うにあたって、本人確認のためにしばしば行われる「SMS認証」というものです。あらかじめ携帯電話やスマホの番号を登録しておき、サイトで「重要な操作」を行う際に携帯電話番号宛にSMS(ショートメッセージサービス)が送られ、これに記載された暗証番号を入力することで本人かどうかを確認するという「セキュリティ対策」であります。私はこの目的でau回線の電話番号を登録していたので、ネットでログインできないサービスがいくつか発生して大変な不便を感じたのであります。これはもう、避けようがないですね。

あと私は「そんな技術が実用化されている」とは全く知らなかったのですが、トヨタ自動車などが展開する「つながる車」機能とよばれるもの(遠隔で車内エアコンを操作したり、運転中にオペレーターと通話したりする事ができるらしいYO)が今回のau通信障害を受けて使えなくなったとの事です。


トヨタのコネクテッドサービス お得なauスマホ利用料割引キャンペーン
https://toyota.jp/tconnectservice/information/cp_au.html


オンデマンドで新しい道路情報を自動ダウンロードして更新するマップサービスとか、ドライブ中にエージェントが音声で応えてナビの目的地を探し、目的地設定してくれるサービスとか、ナビ画面にオービスの位置を表示してオービスが近づいたら音声でお知らせするサービスぐらいなら、


「別にそんなもの無くたってドライブは楽しめるでしょ」


と鼻で笑って終了(というかむしろ、そんなのまでエレキ仕掛けの通信サービスを使おうとはハナから思わない)ですが、安全装備にまで介入してくるとなるとちょっと待った!それは大きなお世話ではないか?という気もしてくる。


トヨタ T-Connect(ティーコネクト)
https://toyota.jp/tconnectservice/?padid=ag504_navi_pc


私はもっと原始的な機械に乗りたいな、というのが率直な印象であります。ヤング時代にもっとも愛用しいちばん乗り回したパジェロミニなんて、そんな面倒な最先端技術・機能は一切なかったけどナンの不便も無かったですもん。小さくて軽いボディにバランスの取れたエンジンと作り込まれたシャーシ、シンプルにまとめた内装と必要最低限の機能があれば、それでもう充分ではないかと思うよ。第一、というかちょっと極論になってしまうかも知れないけれど、そもそも昔の軽自動車は360ccで箱根の山を登ったんだ。


ホンダ ニュースリリース 1971年05月11日
HONDA Life 新発売
https://www.honda.co.jp/news/1971/4710511.html



ホンダ ライフ 360cc

360cc時代のホンダLIFE(1971年モデル)




キャッチコピーがヨイね。
「当社がこのたび発売する、新しい軽4輪乗用車―〈HONDA Life〉は、広い生活空間 を持ったまろやかなフィーリングファミリーカーとして開発いたしました。」

なかなか表現できないですよ、「まろやかなフィーリングファミリーカー」っていうのが実にいい。同年代、他社では排気量が小さくてもパワーが出せる2ストエンジンで高い運動性能を追い求めていたのに対し、ホンダは技術の粋を集めて先進的な自動車用4サイクル水冷360ccエンジンを完成させていたのだ。余談ですが私が持っている自動二輪免許は排気量400ccまで運転できるものですが、むかしの軽自動車は私が教習車で乗ったオートバイよりも排気量が小さい4輪車だった訳ですよ。私は、360cc規格時代の軽自動車は本当にすごいと思う。まさに日本のモータリゼーションを底辺から支えた「国民車」です。

今の価値判断基準でみたら、やれパワーがないだの安全性が低いだの環境性能が悪いだのと「未熟な乗り物」「走る棺桶」扱いされるのかもしれないけど、ニンゲンが1人か2人で移動する道具としては今の軽自動車よりもはるかに合理的で洗練されており、サイズ、パッケージング、設計ほかあらゆる面で「日本の国土に合っている」だと私は思う。携帯電話回線に接続して機能する安全機能なんていらない。軽くてシンプルな道具であればよい。

いまは軽自動車も肥大化して全長は3.4メートル、全幅は1.48メートルもある。しかも値段はずいぶんと高価になってしまった。いまバリバリ働いている現役世代が将来、年金生活になる頃にはとても買えないし維持すらも難しいだろう。

バスや鉄道などの公共交通機関が廃止されたりして不便を強いられる地方に住む人々の気軽な足として「国民車」を想定したら、今の軽自動車よりも小さいサイズで、もっと廉価で、シンプルな乗り物ではないのか?

とかなんとか考えていると、ホンダライフ360ccは実に魅力的な乗り物に思われます。誰が何と言おうと、車に携帯電話回線を接続する安全装置はゼッタイに要らない!と私は結論せずにいられないのです。


参考:
つながるクルマでさらなる安心・快適を ホンダコネクト
https://www.honda.co.jp/hondaconnect/

なお余談ですが、ホンダコネクトはSoftBank回線を使っているみたいです。










#38
2022年7月20日(水)
「友人たちと『キモい展2022』に行ってきた話(※キモい画像掲載無し)」


7月17日の日曜日、高校時代の友人たちと連れ立って墨田区の東京ソラマチ(東京スカイツリーがあるところ)内にある「スペース634」にて開催されていた『キモい展2022』に行ってまいりました。

私がこの世でもっとも苦手とする「気持ち悪い生き物」をテーマとしたイベントであります。むろん、私が率先してそんな展覧会に行きたくなる訳がない。私はそんなのはイヤだ!!絶対に行きたくないと猛反対したのであるが、多数決で敗れ去ってしまい、いわば強制連行されるカタチで行ってきたのであります。

何しろそういう次第ですから、今日のモモ通に気持ち悪い生き物の写真を載せたりすることはありませんので、安心してお読みいただきたいと思います。

繰り返しになりますが私は爬虫類だの両生類だの昆虫だのニョロニョロだのゲジゲジだの、ありとあらゆる気持ち悪い生き物を苦手としております。私の守備範囲は「哺乳類」と「鳥類」だけです。それ以外の全て、とりわけ節足動物だの軟体動物だの、一切受け付けません。ヤング時代にスキューバダイビングをやったことがありましたが、水中の生物たちのあまりのキモさにパニック状態となったため、私の趣味になることはありませんでした。

昆虫でも、たとえば女の子が普通に蝶々が好きだったりするじゃないですか。バタフライ柄などと称して蝶のデザインを好む人はけっこういる。ダメだ。私は無理だ。あの幼虫からサナギを経て羽化するさまなど全てが気持ち悪い。

そして決定的に駄目なのは脚がいっぱいある系の生物であります。ムカデとかヤスデとか、もう名前を挙げるのも気持ちが悪い。皆の衆が好んで食べるエビやカニやシャコなどの甲殻類もダメ。エイリアンにしか見えない。かく言う私も、むかしは普通にエビを食べていたのだ。静岡に住んでいた時は「駿河湾の桜エビ超ウマい」とかいって毎日のように食べていたのだ。おそらく、あの頃に一生分のエビを食べてしまったのであろう。三十歳になった頃から甲殻類アレルギーになってしまった。食べると口の中が腫れて大変な事になるのであります。おそらく桜エビを食べ過ぎたのでエビたちが私を呪っているのであろう。

で、話は『キモい展2022』に戻るのでありますが、高校時代に自然科学部に在籍していた友人が過去に見に行ったときに「生物好きの私ですら鳥肌がたった」という具合に熱く語り始め、今年もやってるからみんなで行こう!などと誘ってきたのが事の発端であります。別の子は地域のカエルの保護活動をしている超絶カエルマニアであり、すぐさま誘いにとびついた。そして別の子も「怖い物見たさで、行ってみたい」などと賛成票を投じたりして、絶対反対を唱えた私ひとりが少数派となって「みんなで見に行く計画」が実現しちゃったのであります。民主主義社会というのは要するに多数決なのであり、私は不参加を表明したが「必ず来い」「これは義務」とか言われてもう涙目であった。

イベント自体が7月18日の海の日で終了してしまうので、こういう展覧会のたぐいはラストの駆け込み客が多いケースが見込まれるから、朝イチで行こう!と決まり、朝10時に押上駅に集合した。みんな早めに登場しあっという間に全員そろってしまったので、東京ソラマチの開店を待つ行列のほぼ先頭位置に並んだのだった。10時になりエスカレーターが動き始めると同時に我々は会場に直行、まさにトップ集団を形成しつつ「スペース634」なる開催場所に突入した。

キモい生き物を見るために、ひとり900円の入場料を払うという、私としては有り得ない1日が幕を開けたのであります。

いざ、出陣。私は当然いちばん後ろを歩く。すると既に会場に入った人たちの悲鳴が聞こえるではないか。私はこっそり持参したうさぎのぬいぐるみをキツく握りしめるのであった。

元・自然科学部員の友達が「最初はマイルドに気持ち悪い程度だけど、進むにつれてキモさが増していく」などと前回に行ったときの様子を事前情報として提供してくれていたので、私は正直ナメてかかったのである。こっちだって、ダテにサンシャイン水族館の年間フリーパスを3年連続で所有したわけではない。派手なカエルぐらいなら耐えてみせるぜ!!ヘビもトカゲも怖くはないぞ(震え声)という感じで突入したらイキナリ超絶にキモかった。

少し話はとぶけれど、私は過去にアウトドア系の趣味を増やそうと考えて、せっかく三浦半島がそこにあるんだから海釣りでもはじめてみようか、と企んで入門書を買ったことがあった。世の中には釣り好きの女子もけっこういると聞くし、私だってこう見えて小型船舶操縦士の2級免許を持っているのである。「釣りバカ日誌」のハマちゃんのように楽しく生きていけたらいいではないか!!

しかし私の「釣りをはじめます宣言」は本を読み始めた数分後に撤回された。問題になったのは、端的に言えば「釣りエサ」であります。これが、普通に、私の苦手なキモい虫であった。ニョロニョロを指でつまんで針の先にブッ刺す、という作業が「必須」であった。これは無理だと判断して、私は即時に撤退したのであります。ミルワームっていうんですか?すさまじく「おぞましい姿をした生き物」で魚を釣るとか、もう恐怖しかないよ。

で、『キモい展』でいきなり、巨大な透明のケースに満ち溢れ、うごめくのはでっかい「釣りエサ」でありました。抱えきれないほどの巨大な箱の中に、もう数えきれないほどの「釣りエサ」。

うぎゃー!!(発狂)

私は冗談抜きに失神しそうな感じにメーターをふりきったが、友達はみんな「わー」とか「きゃー」とか言いながら普通にスマホで写真を撮っているのである。あたまおかC。

元・自然科学部の子はもうニッコニコでありまして、生き物の名前を言いながら解説までしてくれる始末。ヤメテクレ・・・

結局、私は全身の毛をさかだてつつ全ての生物を見て会場からよろめき出たのであった。

不幸中の幸いというのであろうか。いわゆる「ゲジゲジ系」の、脚がいっぱいある類(たぐい)が事実上「サソリ」だけだったので、吐かずに済んだ。その昔オーストラリアでホームステイした時に


「靴をはくときは、必ず中にサソリがいないかチェックしてからネ」


とか言われたものである。ま、サソリは充分にキモいよ。なんですあの仕様は。ハサミをもってて脚がいっぱいあって尻尾の先に毒針があるとか、設定が絶望的に禍々しい。宇宙から来たエイリアンじゃないのか。

ちなみに会場を出たところは物販コーナーになっていて、あろうことか「昆虫食」アレコレが売られているのである。食用のコオロギとかサソリとかもう訳がわからない。タガメサイダーとかいって謎の飲み物とか意味不明である。友達は普通に「おみやげ」などと称して買っているのだから、個人的には「地獄を先取りしている気分」になった。オエー。

まあ元・自然科学部の子いわく「今回は初心者向けだった」とのこと。どうやら物足りなかったらしい(謎)。

我々が『キモい展』会場にいたのは、ほんの30分程度であった。美術展など見に行ってじっくりと作品を味わって鑑賞すると2時間とか普通に有り得るから、それに比べれば屁のようなものである。しかし会場を出て入り口を見やると、すさまじい行列ができていた。『キモい展』大人気である。どうやら朝イチで攻めたのは成功だったらしい。あんなに混んでしまったら、人垣ができてしまいゆっくり見れないであろう。キモさも半減といったところであろうか。

その後我々は「新生・自然科学部」として正式に発足することになった。え?私も入るんですか?じゃあ私は「自然科学部・哺乳類班」ということで哺乳類専門でいいですかね?と申し出たらアッサリ却下された。そして「日本橋に有名な昆虫食の店がある」とかいう恐ろしい話に展開が及んだので私は絶対に不参加を表明した。私は信州をツーリングするのは好きだが「はちのこ」「ざざむし」を食する文化だけは1ミリも馴染んでいないのである。

でも考えてみたら私の大好きなアリクイたち(オオアリクイやミナミコアリクイ)は野生においてはアリ塚を爪で破壊して長い舌をニョロニョロと出しながらアリを絡め取って食べているのだよなあ。

立って日向ぼっこしてる姿がやけに魅力的なミーアキャットだって、野生においては普通にサソリを捕食してたりするんだよなあ。

小型の哺乳類、あるいは鳥類を見渡せば、たくさんの動物たちが普通に虫を食べているんだよねえ実際。地球上の生き物それぞれの食生活があるのだな。あまりキモいキモいと騒いではいけないのかもしれない。

ということで無事に試練のイベントは終了しました。正直怖かったです。しかし自然科学部の活動はこれからも続ける方針らしく、「次は伊豆の『あわしまマリンパーク』にある『カエル館』にみんなで行こう」みたいな話になってるので何とか阻止したいと思っています。青春18きっぷで日帰りとか冗談じゃないよ。交通費と入園料払ってカエル見に行くってどんな罰ゲームですか。伊豆といったら「シャボテン公園」もしくは「アニマルキングダム」でミナミコアリクイでしょうが。

私の未来に待ち受ける次の試練は、果たして何か??(完)










#39
2022年7月27日(水)
「オートバイ用ヘルメットから『ひとり用インカム』を撤去」


今日もオートバイにまつわるネタでいきます。かつてオンロード用のスポーツバイク、ヤマハYZF-R15に乗り換えるにあたって、フルフェイスヘルメットを新調しました。それまでは教習所に通っていた頃からオフロード用ヘルメットを愛用していたのですが、さすがにそのままフルカウルのスポーツバイクに乗るのは不釣り合いにも程がある、と思ってヘルメットを買い換えるというか買い増しすることにしたのです。

最初は当時「すさまじく軽い」と評判の、カブトのエアロブレードIIIというのを使ってみました。私は頸椎が悪いのでヘルメットは少しでも軽い方がありがたいのです。フィット感もよく快適で悪くない製品でしたが、その後SHOEIのクエストというヘルメットで超絶に気に入ったグラフィックのモデルを見つけたのでサラリと買い換えたのであります。

ヘルメットの値段は命の値段、などと言ったりしますが私自身、日本を代表する名門ブランドのAraiとSHOEIの2社には強いあこがれもありました。当然値段も名門級で、モデルにもよりますが6万8万は当たり前の世界ですから思い切らないと買えないのであります。

先輩からは「気に入ったグラフィックがあったら即買いしなさい」と言われていたのでダッシュでバイク用品店に行きエイヤッと購入に踏み切りましたが、実際ヘルメットは各メーカーともにグラフィックデザインの変更がけっこうマメに行われるので「迷っているうちにカタログ落ちして気づいた時には欲しい柄が在庫払底で買えなくなる」ということはありがちなパターンのようです。

かくいう私のSHOEIクエストも、今ではもうカタログ落ちして補修パーツも在庫限りな状態のようです。シールドの予備ぐらいは確保しておいたほうがいいのかなと思ったりする。

さて、私はそんなSHOEIのクエストというヘルメットを気に入ってかぶっているわけですが、当時血迷ってBluetooth接続の「ひとり用インカム」を購入・装着するというアホをやらかしました。



インカム付ヘルメット

SHOEI クエスト(ヘルメットの脇の突起がインカム)




通常、バイクヘルメット用インカムというのは「仲間と連れ立って走る時に、無線通信で会話するための機械」として使うものです。複数人がそれぞれ別のオートバイにまたがって走っていても通話ができるという便利アイテムですな。仲間と一緒に走る機会が多い人には必須の部品かもしれません。

私はもともと「ひとりで走る人」でしたから、そもそもインカムなど必要ないのであります。

ところがある日、友達とはじめて一緒にツーリングに行った時のこと。友人のヘルメットにはインカムがついていて、走り出すときに何やら操作しているのであります。何をしてるの?と訊いたところ

「スマホにつないで音楽聴いてるのよ」

という返事が返ってきました。ヘルメットの耳の位置に小型のスピーカーが仕込んであって、配線をとりまわしてヘルメット脇のインカムにつながっている。このインカムとスマホがBluetoothで無線接続され、バッグの中のスマホに入れたミュージックデータのプレイリストを運転中に聴いているのだという。

ほーん。それは面白そうじゃないか。オートバイの運転中に音楽を聴けたらそれはそれでいいかもしれないな。

私はそんな友人の影響を受けて、後日バイク用品店に出向いてB+COM(ビーコム)の「ひとり用インカム」を購入したのでありました。厳密に言うと仲間と通話する「インカム」ではなく「ただのBluetoothレシーバーとスピーカーのセット」ですね。

オートバイ運転中に好きな音楽を聴けるのはたしかに気分がよくて、夜の道を演歌を聴きつつ軽く流すのは「トラック野郎」になったような感じもして最初はおもしろがって使っていましたが、無ければ無いでいい、というか、運転に集中するときはむしろ「使いたくない」「要らない」というのが正直なところでした。音楽に気を取られて事故をおこしたらつまらないな、と思うようになって、まったく使わなくなりました。

その後私は病気になってオートバイをいったん降りてしまったので、ヘルメットはそのまま(インカムを装着した状態のまま)部屋の隅に飾ってありました。

このたび、まったくの別件で「シールはがし」を買ってきました。瓶に貼ってあるシールを綺麗にはがしたい的な用事があって、文房具屋でレイメイの「はがしっこシリーズ シールはがし ペンタイプ」なるものを入手してきたのであります。で、瓶のシールは綺麗にはがせてニンマリ、これにて一件落着、というところに至ったのですが、ふと

「ついでだからヘルメットに貼ったインカムも外そうかな」

と思い立ったのであります。私の使っていた「B+COM」というインカムは本体とヘルメットをベルクロで固定するのですが、そのためにヘルメットには表面がベルクロになった強力な粘着テープが貼られているのであります。一度貼ったらちょっとやそっとじゃ剥がれないレベルの強粘着テープですので、綺麗にはがすのが面倒に思われて放置していたのでありますな。

この「シールはがし」でイッキにはがせるんじゃないか?と思って、重い腰をあげてヘルメットを手に取りました。

まず本体に差し込んであるスピーカーの配線を抜く。それからヘルメットの内装をはずし、左右のスピーカーを壊さないように外しました。つづいてヘルメットにベルクロでヘバりついている「B+COM」本体をひっぺがす。ヘルメットに残されたのは、表面がベルクロの強力な粘着テープが貼り付いている状態です。これを綺麗にはがすのが今回の任務であります。ヘルメット表面の素材がケミカル的にヤラれたりグラフィックが消えたりしたら泣きますが、目立たないところで「シールはがし」を塗ってみて、大丈夫な事を確認してから任務にとりかかりました。

貼ってあるシールのキワから「シールはがし」の液体をじわじわと染み込ませつつ、ゆっくり、ゆっくりと剥がしてゆく。ネッチョリと独特の感触を展開しながらシールが糸をひいて剥がれてゆくのであります。シールはがしの威力は絶大で、ヘルメットに粘着剤を残すことなく、それこそ洗い流すかのように綺麗サッパリとシールを分離してくれて、所要時間は数十秒ぐらいであろうか、大して苦も無くベルクロのシールをうまいぐあいに剥がしてくれたのであった。私は大いに感動し、そして満足しました。

将来はホンダのグロムを買うつもりであるが、もしオートバイ仲間と走りに行く機会があるならコミュニケーション道具として「通話用インカム」を改めて導入することもあるかもしれない。でも、間違っても音楽を聴くための「ひとり用インカム」っていうか「ただのBluetoothレシーバー&スピーカー」を付け直すことはないであろう。しっかり運転に集中して安全な旅を心がけたいところであります。同様の理由で、安全装備としてのドライブレコーダーは装着したいとは思うけれども、遊び目的(たとえばYouTubeにアップするとか)で車載カメラまではやらなくていいな、ましてやモトブログなんてもってのほかだなと思う。私は自分の性格がよくわかっているから、娯楽目的の撮影用カメラなんて付けてたら絶対にそっちに気を取られて運転がおろそかになるであろう。カメラを意識しすぎて万一事故でも起こしたら大変なことになる。そういうのはヤメておきたい。

次のバイクが買えるのはいつになるかわからないけど、その頃はもう手元のSHOEIクエストも古くてダメかもしれませんね。安全を考えたら新調したほうがよいのかな。仮に現時点でSHOEIのヘルメットをかぶるならZ-8あたりが良いと思うけど、現行ラインナップには好きなグラフィックモデルが無いのよね。


SHOEI Z-8 ヘルメット(公式)
https://www.shoei.com/products/helmet/fullface/z-8/


ま、慌てることはないのさ。まずはオートバイ本体を入手するのが先なのさ。ヘルメットなんてとりあえず手元にあるモノを使っておいて、現実問題として不自由が出たらその時に新しいのに買い換えればいいのさ。ということで、私はお気に入りのSHOEIクエストを大切に持っておこうと思います。はい。










#40
2022年8月1日(月)
「メガネがこわれて焦る話(ありがとうJINS)」


先日、角膜外来(眼科)の定期検診に行ってきました。私は幼少時より目が弱く成長するとともに視力も悪化し、表面が傷だらけでボロボロになった角膜の状態がいよいよ絶望的となったところで杏林大学病院送りとなりましたが、世の中には「名医」というのは本当にいるもので私の目は瞬く間に改善して今は(治療と定期検診は続けているものの)日常生活に関してはほとんど不自由のない日々を送っているのであります。まあ、以前はオートバイも乗っていたのだからどれだけ調子が良いかはお察しいただけるかと思います。

すごくおおざっぱに言うと、角膜の表面がボロボロ・デコボコすぎてメガネでは矯正できないほどの状態でありますが、これにコンタクトレンズを載せることで強制的に角膜の表面を平らにし、視力を絞り出しているという感じでしょうか。

ただしコンタクトレンズの装用時間に関しては先生からかなり厳しい制限を課せられており、できれば1日5時間以内、やむを得ぬ場合に限って8時間まで、それ以上着けて過ごすのは問答無用で禁止、と言われています。理由は長時間レンズを着けていると目にかかる負担が大きく、瞳が酸素不足に陥り違うトラブルが発生する可能性が高まるから、だそうです。

しかし普通に会社勤めをすれば労働時間は1日8時間であります。仮に毎日定時で上がれるとしても、勤務時間にちゃんと視力を出すためにコンタクトレンズを使うと毎日が限界ギリギリ生活です。拘束時間を含めるととてもではないけれど「レンズは8時間まで」なんて無理ですし、家でレンズの着け外しをして通勤時間を含めたらもう完全に制限時間オーバーでドクターストップ間違いなしです。

で、角膜外来に行くと内容や程度に差はあれど、患者さんはみんな揃って「角膜がヤバい状態になっちゃってる人」な訳ですよ。当たり前ですけど、おおむね私に似た境遇で似たような治療すなわち「医療用のコンタクトレンズを装用して何とか視力を得る」という方々でにぎわっているのであります。

そして案の定というか、これまた当然というか、どうしても目の治療をしながらお仕事を続けている患者さんは「毎日のコンタクトレンズ装用時間オーバー問題」でトラブルに見舞われている人が多い。コンタクトレンズを着けないと視力が出ない人が、仕事の途中で外す訳にもいかず、つい装用時間が長くなるというのは当たり前の話ですよ。職場環境的にレンズの着け外しが自由にできなかったり、仕事が終わらなかったりでコンタクトレンズの長時間装用を強いられていれば、遅かれ早かれ瞳の健康は「寿命を削るように損なわれてゆく」のであります。

私は今はありがたいことに「自宅療養」ということで過ごせていますから、たいてい朝9時にレンズを入れて早ければ昼ごろ、14時にレンズを外すという感じです。主治医に命じられたレンズの装用時間制限を守っています。コンタクトレンズの装用時間はやっぱり3〜5時間ぐらいにとどめておくとだいぶ目が楽な感じがします。目の疲れ具合が全然違う。コンタクトレンズの装用時間が長引くと、翌朝目をあけるのが辛いぐらいに疲れますからね。仮にフルタイムで仕事をすることになったら、こういう「ノンビリ角膜いたわり生活」を続けるわけにはいかないだろうな、と思う。

そんな次第で、他の患者さんたちが皆、角膜のトラブルで苦悶の訴えをする中、私ひとりだけが「視力快調!」「角膜の状態きわめて良好!」「瞳にじゅうぶんな潤い!」「その他、目に関する問題まったくナシ!」「この調子を保てれば万事OK!!」ということで、次回の定期検診までのコンタクトレンズを処方されるだけで診察終了となりました。ちゃんと目が見えてるんですよ。ありがてえ、ありがてえ。夜盲がひどいとか老眼がすすんでつらいとか、大局的に見れば些細な問題でしかない。主治医には感謝しかない。


ということで私は外出するときを中心に昼の時間帯はコンタクトレンズを使用し、それ以外の時間、とりわけ午後のほとんど(14時以降)は基本的にメガネで過ごしているのであります。

これまで家で使っているメガネはもう10年モノであろうか。オートバイ旅をして、宿泊先で使えるようにと作ったからちょうどそれぐらいの年月は経っている。残念ながらメガネでは運転条件を満たす視力が得られない。ごはんを食べたりパソコンをいじったり、というぐらいならまあ何とかなるから、私の日常生活を陰でささえてきたわけであります。

あるとき、このメガネがなんだか妙に「安定」しなくなってきました。かけてみると、顔の定位置にぴったりとおさまらずに歩いているうちにナナメってきたりするのであります。鬱陶しいなと思いつつそのまま使っていたのですがあまりにも不快なのでメガネをはずしてまじまじと観察してみました。理由はすぐにわかりました。鼻パッドが片方取れて紛失してしまっていたのであります。これではビシッと定位置にハマるわけがない。私のメインメガネはいつの間にやら壊れていたのであった。

ひとまず、すごく昔につくった「近くを見る用」のメガネがあるので、これを引っ張り出して当面はそれで乗り切ることにした。とは言うものの老眼もかなりすすんでいることもあって「遠くも近くも見えない中途半端メガネ」になっていて、「無いよりはマシ」程度の視力しか得られずコレはコレでストレスがたまるな、と思った。

どうやらメガネを作りなおすときが来たようであります。

これはタイミング的に痛い出費だな、というのがまず最初に思った事でした。私のこれまでの人生ではメガネというと「眼科で処方箋をもらって腕のいいメガネ屋に製作を依頼する」というのが当然の流れだという認識があり、メガネで4万5万は当たり前、気に入ったフレームにちょっといいレンズを使うと冗談抜きで6万円のメガネが完成!というのも「やむを得ない」という世界だったのであります。

しかし時代が流れて、長らくお世話になっていた腕のいいメガネ屋が廃業していてガビーン。それに、今年は姪っ子の進学祝いに部屋の契約更新、auの3G停波にともなう電話機の買い替え&夏のはじめに突然死したスマホの更新などとにかくすさまじい出費が立て続けにかさみまくってしまい、非常事態用の積立金もオートバイ貯金も完全崩壊して素寒貧になって「明日の米代」にも困るほどに経済破綻し毎日「貧窮問答歌」をうたっているという状態であります。このタイミングでまさかメガネが壊れるとは(涙)。

さいわい世の中は捨てたものではないというか、人生はヤケを起こしてはいけないというか、ここ15年くらいであろうか、「安いメガネ屋さん」というのが登場しており、昔みたいに5万6万という大金を出さなくてもメガネがつくれる時代に突入しているのであった。数年前からウチの近所の商店街にも「メガネのJINS(ジンズ)」が進出してきて、聞くところによるとレンズ代込みで5千円から作れるという。消費税を入れると5,500円ですな。え!コミコミで5,500円?マジですか!


メガネのJINS【公式】
https://www.jins.com/jp/


ということで、とりあえず朝イチでお店を訪ねてみたのであります。平日の午前中だというのにけっこうお客さんが入っていてビビった。まずは店内をぐるりとまわりながら商品ラインナップをチェックしてみる。5千円というからよっぽどチープ感あふれる製品ばかりではなかろうかと勝手に予測していたが違った。ぱっと見た感じではバリエーションも豊かでしっかりしたフレームが選べそうである。

お、これいいじゃないですか!と最初に目にとまったフレームを手に取ってみると13,200円の価格表示がついていた。ぐふっ(吐血)。その隣をみると19,800円である。ああ、そういう事か。つまりはナンでもカンでも5千円ではないのである。ラインナップの最安が5,000円スタートで、モノによって8,000円、12,000円、18,000円(プラス消費税)というふうにグレードが段階的に設定されているということだ。そして当然のことながら、デザインや細部の仕上げに関してこだわりはじめると自ずと値段が高いものが欲しくなってくるという見事なクラス分けがされていたよ。

そこで私はひそかに「5千円コース」の中から気に入ったのを選ぶことにしよう、と気弱な作戦をとることを決意した。何しろ貧乏なのである。明日の米も買えないのである。今日は禁断のクレジットカード決済を発動をするのである。とにかく出費は最低限で乗り切る、と心に決めたのだった。

事実上、5千円のフレームの中から好きなのを選べ!という戦いになったので候補はアッサリと決まった。さいわいなことに楕円形のメタルフレームで気に入ったものがすぐに見つかったので短期決戦で快勝という感じです。

いいタイミングで店員さんがさりげなく声をかけてきてくれた。普段使いのメガネをつくりたいというリクエストをし、視力測定の順番待ち予約などの手続きをしてもらった。何やらJINSのアプリをスマホに入れることによっていろいろ利便性が増すとかで、言われるがままにアプリのインストール&ユーザー登録を行った。店員さん曰く「メガネ2個作ったら割引がアリクイ」というサービスをやっているそうで、たとえば2個目を「近くを見る用」にするなど度数が違ってもヨイの?と訊くとそれも割引対象になるという。私はふだん老眼で絶望的に不自由しているので、この際だから「近くを見る用」もつくってもらうことにした。待ち時間の間にもうひとつのフレームを選ぶ。もちろん5千円コースから選ぶのは言うまでもない。



メガネその1(メタルフレーム)

遠くを見る用・メタルフレーム(ピンク)







メガネその2(樹脂フレーム)

近くを見る用・ボストンタイプ樹脂フレーム




やがて自分の順番が来て、ホイホイと視力を測定してもらったのだが、ここで夢にも思わなかった真実が判明した。10年以上におよぶ地道な角膜治療が功を奏したのであろうか?なんと、両目ともメガネで普通に0.8の矯正視力が出たのであります。

これまでは「どうやってもメガネでは視力0.3から0.4しか出ない」という状態が長く続いていたのであります。だから運転免許の更新にはコンタクトレンズが必要不可欠でありました。しかし、メガネで両目で0.8が安定して出せるとなると、端的に言えばメガネでオートバイを運転してもOK!ということになります。これは大きな事件です。


(参考)

警視庁の運転免許関連情報【公式】

適性試験の合格基準
https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/menkyo/menkyo/annai/other/tekisei03.html

視力については、何に乗るか(免許種別)によって合格基準が異なりますが、ごく普通に自家用の車に乗るための普通第一種免許や二輪免許については次のように書かれています。


視力が両眼で0.7以上、かつ、一眼でそれぞれ0.3以上であること。一眼の視力が0.3に満たない方若しくは一眼が見えない方については、他眼の視野が左右150度以上で、視力が0.7以上であること。


ちなみにバスやタクシーの運転手さんが取得している第二種免許なんかは「両眼で0.8以上、かつ、一眼がそれぞれ0.5以上」と条件が厳しくなるのに加えて「深視力」についても問われる。立体視が危うい私にはとても取得はできない。余談ながら私も初めて知ったのだが50ccの原付免許だと「両眼で0.5以上、又は一眼が見えない方については、他眼の視野が左右150度以上で、視力が0.5以上であること」と、だいぶ基準がユルくなる。


なんにせよ有難い話であった。0.8ぐらいの視力があると日常生活はほとんど困るところがないのであります。私の最大の弱点のひとつであった「視力」については、ここまで回復したならほぼ「事実上無問題」と言っていいぐらいではなかろうか。

さらに驚いたことにメガネは今日中、っていうか1時間するかしないかのウチに仕上がるという。え?マジですか?これまではいつもメガネ屋で「このあとレンズを発注するので出来上がったら電話します」とか言われて、1週間とか10日とか待たされるのが当たり前であった。まさか今日の今日でメガネを受け取れるとは思わなかったので本当にびっくりした。

引換券をもらっていったん店を出て、商店街をフラついて時間をつぶしているうちに指定の時刻がきた。本当にもう仕上がっているのかねえ、と半信半疑で再び店舗を訪ねて店員さんに声をかけると、いま順番に「引き渡し&お会計の儀」がとりおこなわれているので、このまましばし待たれよ、とのこと。けっこうみんなメガネ作りにこの店を利用しているのだなあ、と感心しているうちに私の番がまわってきた。完成した2つのメガネをかけてみてフィッティングなど診てもらう。遠くを見るメガネは視界良好だし近くを見るメガネは細かい文字も見やすくて実にいい感じです。お会計は「まとめ買い」割引が適用されて総額10,450円であった。まさに衝撃の安さ。ハウスバーモントカレーのCMふうに言えば「ヒデキ、感激!!」であります。カード払いでサラリと会計を済ませて、新しいメガネで店を出ました。

そんな次第で「メガネまさかの突然ぶっ壊れ事件」はJINSのおかげで無事に切り抜けることができました。コンタクトレンズに較べるとメガネは目に負担がかからなくていいですね。自宅時間の快適さが劇的に向上しました。「そもそも格安メガネ店なんて信用できるのか?」「教育も行き届いていないようなアルバイト店員が妙ちくりんな接客してきて不快な思いをするんじゃないか?」「しょせん粗悪品が出来上がって、安物買いの銭失いになりはしないか?」等々、あれこれ疑っていた自分はまだまだ甘ちゃんだったということでしょうか。今回は本当に助かりました。

その後、初めてJINSを利用した人向けのアンケートメールが来たので非常に気持ちよく買い物ができたことへの感謝を綴っておきました。購入した店舗、接客してくれた店員さんの名も書いて「是非優秀な彼を表彰してあげてクレ」ぐらいに褒めておきました。誠にすがすがしい気分ですよ。

いまは夏の真っただ中ということもあって今度は「度付きサングラス」なんかをつくりたくなりますね。ひとまず近所のJINSがいい店でよかったなと思います。










#41
2022年8月7日(日)
「JINSオンラインショップでメガネを買ってみた」


前回のモモ通では近所のJINSで「遠くを見る用」と「近くを見る用」の2本のメガネをつくってきた話を書きました。

2本同時につくったら割引がオオアリクイ!という店の術中に見事にハマってしまった訳ですが、結果としてはそのおかげで非常に快適に過ごせているのであります。メガネが無いと文字通り日常生活にも支障をきたすのであるから、思い切ってつくって正解でした。

好きなブランドのフレームに超絶的なこだわりがある人は「JINSのメガネなんて駄目だら」みたいな拒否反応が出るのかもしれないけど、私はむしろ価格が安いおかげで大助かりでした。2本のメガネをつかいわけて生活の質が大幅にアップしましたよ。

そして今回の最大の収穫として、どうやら私はメガネでもオートバイの運転ができるレベルの視力がちゃんと出るという真実が明るみになったので「ヘルメット装着時にも使えるような、オートバイ旅用のメガネが追加で欲しい」という欲望が湧き起こってしまったのであります。

オートバイに興味が無い方からすれば、「快傑メガネマン」がフルフェイスヘルメットをかぶる場合、メガネはどうやって装着するのか?という「けっこう深刻な問題」は超絶にどうでもいいのかもしれません。簡単に言うといったんメガネを外し、メガネをバイクのシート部分などに置き、両手をつかってヘルメットをかぶって、先ほどシートに置いたメガネを手にとって「ヘルメットの正面から顔に向けて差し込む」のであります。ヘルメットをかぶっている間にメガネが地面に落ちたりとか冗談抜きにけっこう大変なのですよ。

で、今回作った「遠くを見る用メガネ」はメタルフレームであり、フルフェイスヘルメットに強引に突っ込もうとすると細いフレームが歪んでしまいそうです。顔を包み込んでいるヘルメット内装の「隙間」に柔軟に入っていくような、ある程度しなやかで壊れにくい樹脂製のフレームがいいように思います。

さて。このたびJINSで買い物をし、スマホにアプリを入れ、家でいろいろ調べてみたらなんとJINSのサイトにメガネのオンラインショップがあった。


JINSオンラインショップについて【公式】
https://www.jins.com/jp/about/onlineshop/


オンラインショップねえ…いくら値段が安かろうとネット通販でメガネを買うなんて無謀すぎるのではなかろうか。メガネのフレームは実際に手に取って装着してみないと良し悪しの判断ができません。顔に合うか合わないかというのは第一に優先すべき項目であって、アンバランスで似合っていないメガネをかけてオモテに出るなんて想像するのも恐ろしい罰ゲームであります。常識的に考えてネット通販でメガネを買うなんて「博打」でしかない、というのが私の最初のイメージであります。

しかし、上記通販サイトを見れば「安心のアフターサービス」と謳い「通販購入の場合でも気になることがあればいつでもお近くのJINSのお店へ。フレームのかけ心地調整や、レンズ交換など、あらゆるご相談に対応します」と書いてあります。最悪の場合はショップに駆け込めばヨイ、言い換えれば余程ヒドい物が届いても泣き寝入りせずに済む、ということです。そう考えると「博打」呼ばわりするのは失礼かもしれない。実店舗をうまく活用したなかなかのサービスではないか?

ちなみに度数については、前回店で買った時の情報が登録されているので、同じ仕様でつくることにすれば一切の面倒がない。あらたに処方箋を用意したりする必要もないのであります。これはもう、チャレンジしてみたい感じですな。



LightWeight -Pattern&Bicolor-

楕円形の樹脂フレームがヨイんでないかい?




しかもセールで4,400円(税込)とかいって安いじゃん!なお1回の注文で税込3,300円以上であれば送料は無料だという。つまりは、ここで「シュワッチ!」と思い切れば4,400円の追加出費でオートバイ・ツーリング時に使用できるメガネが手に入るということであります。

今まではオートバイを運転する時間はコンタクトレンズを使用し、帰宅するor宿に着いた時点でレンズを外してメガネにつけかえるというスタイルでありました。前回ちょっと触れましたように主治医からコンタクトレンズの装用時間については無理をしないよう厳しく言われているので、一日のオートバイ活動時間にかなりの制約がありました。

しかし活用方法を逆にしてオートバイ運転時にメガネをつかい、帰宅後or宿についてからの時間をコンタクトレンズで過ごすというスタイルに切り替えると、かなりオートバイ乗車時間の自由度が増します。目の疲れ具合が段違いに楽になるし、先を急ぐ必要がなくなる。結果的に安全運転にもつながるのではないか?

ということで、半分シャレ気分で注文してみました。たちまち加工されて完成、3日後には佐川急便で配達されるという爆速っぷり。まず普通にかけてみると全然問題なく使える普通のメガネであって、この時点ですでに勝利のヨロコビが全身をみなぎったのであります。つづいてヘルメットを実際にかぶって、エイヤッとメガネを正面から差し込んでみる。これまた何の問題もありません。視界は良好、問題なく運転できるレベルでありましょう。見事じゃないですか!ということで早速ヘルメット顔面写真を掲載しよう。



ヘルメットをかぶってメガネを装着

すっぴんブサイクな顔面どアップは恥ずかしいのでホンの少しだけ(?)画質を粗くしてみたぞ




ちょっと話はとぶけど最近はアプリをつかって顔面を加工したりするのが流行じゃないですか。別人に成りすます的な感じで。あれはあれで面白そうだけど、顔を偽るよりも画質を粗くしたほうが、「看板に偽りなし」っていうか実物のワタシの雰囲気がちゃんと伝わってヨイような気がするので、上記のような写真を載せてみた次第。さすがに、下の写真までやると原型をとどめていない感じですが、将来AIが進化したらこんな画像からでも元の顔を再現できる時代がくるかもしれませんね。


同じ写真の画像を粗くしてみた

ここまでやると、もはやモザイクと変わりませんね。先に載せた写真ぐらいがちょうどいい(笑)







オオカミさんがメガネをかけた写真

美人のモデルさんがかけるとこんな感じのメガネということです




華奢なメタルフレームと違って、樹脂製ならではの「柔軟性」をそなえているゆえに壊れにくそうな感じもするので、アウトドア系の遊びに行くときにもいいかもしれません。これは決して「値段が安いからぞんざいに扱ってヨイ」という意味ではなく、素材の利点を活かして上手に使い分けができそうだという意味です。

ちなみに私の手元に実物が届いた日にサイトを見たら私が選んだフレームは売り切れになっていました。オンラインショップを利用する人がそれなりに居るってことでしょうか。私自身、実際に買い物をしてみて「近所にJINS店舗がある」「ふだんもJINSのメガネを愛用している」という人なら事実上アフターサービスも万全ですから、安心しておすすめできるなと思いました。

それにつけても、わずか4,400円でオートバイ運転に問題なく使える「ちゃんとしたメガネ」が入手できたというのは個人的にかなり衝撃的な事件であります。しかも通販で買えてしまった、というのは「すごい時代を生きてるなぁ」と思いますね。いやはや、いつも思うけど、長生きするモンですよ。生きてると日々エキサイティングな体験ができて素晴らしいね。

突然の「メガネぶっこわれ事件」で慌てふためいてからわずか数日の間に3つのメガネが手元にそろって気づけば快適なメガネ生活ですよ。ありがてえ、ありがてえ。










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