モモンガ通信2022年(第2期) ヴェノーヴァとかフルートとかオートバイとか・・・のどかさんの日常ヨタ話


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#28
2022年4月4日(月)
「春ですな(近況報告)」


早いもので今年ももう4月であります。新しい生活をスタートした人も多いでありましょう。私はこれまでの3ヶ月間何をしていたのか、といってモモ通を読み返せば車とオートバイの話をしているだけなのであります。読者の皆様もよくぞこんなどうでもいい話についてきて下さいました。

実際のところはコロナ禍で自由な外出を封じられていただけでいろいろあったのですよ。少し近況報告をしようと思います。



ミナミコアリクイ

ただオートバイの事を考えてばかりいた訳じゃないのよ。




昨年秋から胃腸炎に苦しんでいたのですが、さいわいそれは時間をかけて快方に向かっており今はだいぶ楽になっています。しかし年明けすぐに問題になったのは血圧でありました。

私はヤングな時から比較的血圧が高めな傾向にあったのですが「病院で白衣の人を見るとつい血圧が上がってしまう」というメンタルに起因するものだということにしてその後も様子を見ていたのであります。ところが昨年あたりから

「ふーん。血圧の下って100を超えたりするんだねー」

とか

「今日の最高血圧は185かー。けっこう行ったなー」

とかいう生活を続けているうちに、ある時数値が200の大台を突破し、アメリカ合衆国製SUVのタイヤサイズみたいになった。さすがにこれはマズいんじゃないか、と心配になったのが年の暮れあたり。年が明けてすぐ行きつけの内科の予約が入っていたので、主治医に相談したのであります。

「普段の数値はどれぐらいですか」
「そうですねーウチに血圧計があるわけじゃないんでたまに計る程度ですけど、たいてい上が180、下が110ぐらいですね」

こういう時ってつい「実際より低め」の数値を申告しちゃうよね。あの心理はなんなのでしょうか。スピード違反で捕まった時におまわりさんから「何キロ出してましたか」「そうですね時速10キロオーバーぐらいですかね」「何言ってんの!29キロオーバーだよ!!ここ制限時速50キロって分かってる?」「すみません・・・」みたいなやりとりに通じるものがありますよね。

じゃあちょっと計ってみましょう、ということになって主治医の前で計ったらスキージャンプのK点超えみたいな大記録を叩きだしてしまった。

先生が真顔で「今日は帰りに血圧計を必ず買って帰宅してください。そして朝晩血圧を測定して手帳に記録してください。血圧を下げる薬を出しますから、1ヶ月後に手帳を持って経過をみせてください」という展開となり、処方箋とともに「血圧手帳」なんていうものまで渡されて私は病院をよろめき出たのでありました。

そんな訳で今年最初の大きな買い物は「オムロンの血圧計」だったのであります。先生から「手首に巻く簡易タイプとかじゃなく、ちゃんと腕に巻いて計る機械を買うように」と言われたので帰宅してすぐヨドバシ・ドット・コムで探したのよ。そしたらけっこういい値段するのでビビった。やっぱオムロンですかね、これが使いやすそうね、などとひとりアレコレ悩みつつエイヤッと注文して、午後にはヨドバシエクストリーム便がすぐに届けてくれました。ああ、貴重なオートバイ貯金が血圧計で削られてしまったわい。

それから朝晩血圧を計る生活がはじまったのですよ。これがなかなか楽しいのよね。何しろコロナ禍でほかにコレといってすることないじゃんbyうつ病で療養中の人。いい血圧計を買ったら片手でもう一方の上腕に巻き付けるのも簡単にできるし液晶表示も文字が大きくて見やすいし、実に楽しい時間なのよ。「日課がある」っていうのはいいよね。そして何よりもありがたいことに血圧も目に見えて下がってきて、いやはや助かった、と思う毎日であります。

それにつけても1月、2月はこちら東京もやけに寒い日が多くて辛い冬だったのです。なんか2年前は梅の花が咲いたよ、と聞けば近所の梅園に行ったりしたものだけれど今年は寒くてそういうガッツが全く出ない。家にたてこもっていれば当然ですが面白いニュースなどあるわけがない。そうは言っても私はオミクロン株に感染して後遺症が残るという事態を何よりもおそれているので、「通院」と「近所のスーパーに買い物」以外は極力外出を避けて過ごしたのです。マジで肺機能をヤラれてフルートが吹けない身体とかなったら最悪ですよ。生きる希望もなくなるじゃん。

息を殺してそんな時期をタエていたところ、嬉しいニュースが舞い込んできました。姪っ子が第一志望の大学に受かったという。この知らせでモモンガ一族郎党は狂喜乱舞であります。第一志望に受かるとかマジすごい。

こう言ってはナンだが私は受験にはいい思い出がなくてことごとく失敗しまくった。高校なんて希望していたところは全落ちして、かろうじて「滑り止め」で受験した超絶おバカ高校にギリギリでひっかかり切腹せずに済んだレベル。まあ奇跡は起こるもので、その高校が妙に自分にフィットして教師陣と友人に恵まれ、腐ることなく青春をエンジョイできたのだから人生というのはわからない。もう本当に神様には感謝しかない。

ちょっと話はそれるけど私は母方の祖父、祖母をはじめとして伯父、伯母からは大層かわいがられて育った。私自身はいろいろな事情でかなり性格が歪んだ前代未聞の天邪鬼として家庭内では事実上「問題児」として生きていたのだが、モモンガ母系の親戚にはいい思い出しかない。いろいろな所に連れて行ってくれたり、おいしいものを食べさせてくれたり、いろんな新しいものをくれたり、相談に乗ってくれたり、励ましてくれたり。みんないつもニコニコ顔だった、という思い出が満ち溢れているのです。

高校時代に伯母が当時欲しくてならなかったヘッドホンステレオを買ってくれて、通学の電車の中で英語のカセットテープ教材で一生懸命勉強したこととか忘れられない。繰り返し再生機能が付いている英会話学習モデルでさ、リピート再生が簡単にできるのよ。あれは嬉しかったなあ。今でも思い出すと涙を流して感謝するレベル。

端的に言うと、モモンガ母方の親戚はみんな「気前が良くて大盤振る舞いする人たち」だったのよ。要するに私はたくさんお小遣いをもらったのだった。私は、学校を卒業して社会人になるまで何不自由なく過ごしたクチであります。学費はおろか自動車運転免許の取得代や留学の費用まで出してもらってる訳ですから、絶大な親パワーと親戚のおかげであることを今も忘れず感謝するのであります。

逆に言うと「金をくれない親戚なんて他人未満のクズ」っていうのが私の持論であります。

ということで私はこの春は姪っ子にお祝いを包んだのであります。かつて自分がしてもらったことを、こんどは姪っ子に同じようにしてあげたい、と思うのが人情ってものよ。せめて運転免許取得代ぐらいは出してあげたいじゃん。車のない青春は暗いゾ。ってことでドカンと包んで渡した。いいねえこういうふうに使うお金は。気分爽快だわ。

考えてもみてくだされ。「身内にカネを配る」なんて極悪非道の独裁者だってやってる事だわ。自慢にもならない。本当にえらい人は、自ら名乗ることもなく世の中の困っている人を助けるものであります。私のやってる事なんて匿名で慈善活動に募金する人に較べたら屁みたいなものですよ。

かくしてモモンガ一族は喜びに満ちた日々を送っているのだから嬉しい春ですよ。つぎはハタチのお祝いかな?とか、どんな業界であるにせよ就職が決まったら最初のお客さんとしてご祝儀契約だな!とか、次に派手に包むときは縁談が決まった時よね!逃すな婚期!!とかいろいろ思うのであります。

またちょっと話が脱線するけど女性の婚期をよくクリスマスケーキにたとえたりするじゃん。25日過ぎたら半額にしても売れないっていう話、あれマジだから。23歳〜24歳の友達の結婚ラッシュのとき、私は陰鬱な研究室にこもってスペイン語の文献を読みながら論文を書いているという「人生で最も暗い時期」を過ごしちゃったから、筋金入りの負け犬として言わせてもらうよ。おせっかいかもしれないけど24歳までに結婚、これ絶対大事。24歳は女の最終防衛ラインだから。死守しないと事実上、負け犬側のルートを強いられて人生終わるよ。だから学生時代は恋人つくれ!付き合え!!と私は声を大にして言いたい。

なんて余計な話をしているうちに「あ、そういえば今年の夏は住んでる部屋の契約更新だったな」ということを思い出してキモを冷やしている、というのが現時点の私であります。更新費用支払ったら残りは幾ら?(ドキッ)

お、おーとばい貯金が・・・あれ?



背中をかくアリクイ

残高は見なかったことにしよう(ポリポリ)




ちょっと姪っ子のお祝いを気前よく行きすぎたかもしれない。でも今更「やっぱ一部でいいから返してください」とも言えない。まあ気にしないZE。お金の事ばかり考えている奴は本当の自由にはなれないんだぜ。

なぁに。またちょっとずつ資金を積み立てるぜ。あきらめちゃいないぜ。映画「イージー・ライダー」では主人公の青年二人組がマリファナの密売で金を儲けてオートバイに乗ってさすらいの旅に出るわけだけど、現実はそういうわけにはいかないのよ。危ない橋をわたって一攫千金、なんて無茶をするわけにはいかない。地道に貯めるしかない。

そうこうしているうちにオートバイ販売・買取ショップの「靴下」で目を付けていたCB125Fのホワイトが「完売」になってしまった。マジかよう。残りはブラックのみ。うわぁもうダメっぽいっすね。私の貯金ペースじゃ間に合わない風味。先に売れてしまいそうだ。



CB125F在庫

レッド【完売】、ブラック、ホワイト【完売】、イエロー【完売】




もしも売れちゃったら、笑ってあきらめる。その時はその時っすね。中共の並行輸入車なんか買ってはならない、という神様のお告げかもしれないし。そもそもオートバイを買う時は「どうしてもこの車種じゃないとヤダ」みたいな感情が爆発して、寝ても覚めてもそのオートバイの事しか考えられない、というような状態にならないと買うべきじゃないと思うのよね。いちおう私はレンタルバイク事業をやるための車種っていう視点でオートバイ探しをしているわけだけれども、やっぱり自分自身が心底惚れた車種じゃないと意味無いかな、としみじみと思うのであります。

ということで、近況報告しつつも最後はオートバイネタに落ち着きました。今日は以上です。










#29
2022年4月6日(水)
「スーパードール★リカちゃんの話、それとフィギュアとかアニメとか」


いきなり告白ですが私はボーカロイドの「初音ミク」というキャラクターが大好きであります。

2007年の初音ミク登場というのは音楽界に強烈なインパクトを与えたばかりでなく、そのバーチャルアイドル的キャラクターによるメディアミックス展開は多くのマニア的な人々(いわゆるオタクなどと呼ばれる人たち)にとどまらず幅広いファンを巻き込んですさまじい商業的成功を収めているのは皆様もご存知だろうと思います。

と同時に、この20年ぐらいの間に劇的な進歩・発展を遂げているのはいわゆる二次元キャラクターの立体化・フィギュア化であります。造形師を呼ばれる職人たちの手による「もともとイラストにすぎない二次元キャラクターの神がかった立体化」はもはや芸術的な高みに至っており、数々の「塗装済みフィギュア」の名作が日々生み出されているのが2022年という時代であります。

そして読者の皆様がお察しの通り、以前の私は初音ミクをはじめとしてフィギュアの収集をしていたわけですよ。コレクション系の趣味というのは本当にやっかいでありまして、飾る場所などたちまち無くなりやがては買っても開封すらせず箱に入れたまま積み上げて、それでも置き場所に困るありさまになったりする。そのうえフィギュアは素材的に経年劣化が避けられないため、よい状態を保ったまま保管するというのは大変な労力と最新の注意を伴うのであります。

結局、今の住所に引っ越しする時に泣く泣く十数体の「初音ミク」フィギュアを処分したのでありました。

で、今はもうフィギュアはキリがないから買わない、ということにして机にはせいぜいガンダムを一体飾る程度にして過ごしてきたのですよ。

しかしときどきヤケクソになって訳の分からないものを買ったりするのであります。皆様は去年末のモモ通(2021年12月19日)でご存知のように、トラクターのミニチュアを買ったりプラレールを買ったりした過去があります。私が死んだらゴミになるんだからもう、そういうつまらないおもちゃを買うのはヤメロ!と言いたくなるのですが、収集癖というのはなかなか治らない。

そして今日のテーマは「リカちゃん人形」のネタなのです。もう、結末が見えたというか、悪い予感しかしないですよね。もったいぶってもしょうがないので結論を先に書きます。

いま
机のうえに
「スーパードール★リカちゃん」が飾ってあります(嬉)。


ご存知、リカちゃんというのはタカラトミー(旧:タカラ)製の着せ替え人形であります。今もバリバリ現役の女の子向け玩具の主力商品です。リカちゃん人形というとおそらく皆様は、こういうのを思い起こすでありましょう。



ジェニーちゃん

こちらは厳密にいうとジェニーちゃんなんですけど、まあリカちゃん人形も似たようなモンです。




しかしここからが本題ですよ(相変わらず前置きが長いな!)。過去に「スーパードール★リカちゃん」というアニメ作品がありました(1998年)。当時は私自身も某アニメ制作会社で働いており、非常に多忙な日々を送っていたのであります。1998年といえばテレビはまだ地デジ化する前であり、ブラウン管が現役で今とはタテヨコ比も違いセル画でアニメをつくっていた時代であります。


「スーパードール★リカちゃん」公式
https://www.nbcuni.co.jp/rondorobe/anime/rika/index.htm

さすが1998年のウェブサイトだけあって当時のコンピューター画面の解像度にあわせたサイズなのが悲しいね。今見ると何もかもが小さく見える。


「スーパードール★リカちゃん」の物語を芯だけ話しますかね。お人形の国ドールランドのお姫様(主人公リカちゃんのお母さん)が人間の男性と結ばれてしまったゆえに王位継承権を失い国を追われ、母(リカちゃんのおばあちゃん)とドールランドの守護者である3体の人形(ドールナイツ)を伴って人間界に逃れてくるのですよ。そして生まれた女の子が主人公のリカちゃん。物語の序盤では母親の身の上もドールランドの事情も知らずに人間界で元気に暮らしている、という設定です。

で、ドールランドは邪悪な勢力が支配していて、王位継承権のある主人公の少女リカちゃんを王位につけようと画策し、その魔の手がいよいよ人間界にのびてくるのであります。リカちゃん危うし!というまさにその瞬間、駆け付けたドールナイツが人間の大きさになって戦いリカちゃんを守るのであります。このドールナイツというのがすなわちリカちゃん人形であって、そのメインキャラがドールリカな訳です。あとはドールイヅミとドールイサムがいます。

この「ドールリカ」がワタシ個人的に問題(?)なのであります。

ふだんはいかにも「衛兵」っていう感じの制服を着て直立不動の姿勢でケースにおさまっています。これが、いざ主人公の少女リカちゃんを助ける時がくると「ドールリカ見参!」の台詞とともに戦闘モードの服装に切り替わるのです。そのファッションが、めちゃくちゃかわいいというか、個人的に完全にツボなのよ。



ドールリカ

ドールリカ見参!戦闘モードのドールリカ。




ミニスカートからパニエをのぞかせて足元は白のハイカットスニーカーというスポーティなスタイルがマジ最高なのであります。そして

「リカさまには指一本触れさせない!」

とか言いつつナントカスピナーっていうヨーヨーを武器にして派手にアクションしちゃうのです。

これがめちゃくちゃカッコよくて、そしてカワイイのであります。私はもう胸がキュンキュンしちゃって大変な騒ぎでありました。もう誤解をおそれずに言っちゃうんだけど、正直言って、私はドールリカに性癖をちょっといじられた感がある。「かっこいい」「かわいい」「好き」を超越してなんかもう恋しちゃったレベルっていうか、ただのキャラクター好きを遥かに超えて女の子としてマジLOVEになっちゃった的な風味。

アニメキャラに心を奪われ、方向性の違いや程度の差こそあれ「アニメキャラによって性癖を歪められた二次元廃人」は世の中にたくさんいると思うのよ。私自身が実際アニメを作っていた側にいたからあえて言うけれど、制作サイドもそのへんを狙っているというか、いかにマニアな人たちの心をくすぐるか、みたいなところを攻める意図は明確に存在したし、今のアニメ業界にもそういう傾向は脈々と続いていると思う。

とにかく「スーパードール★リカちゃん」のドールリカは私をすっかり虜にしてしまったのであります。

で、さっき結論を先に言ったように、このたび1998年当時物の「スーパードール★リカちゃん」フィギュアをネットオークションで落札してしまった次第です。送料込みで1,600円。届いてみればそれは現代のフィギュア造形技術水準から見ればあまりにも古びた1998年クオリティであり、経年劣化もふくめて残念さはあるものの、まぎれもなく私の愛したドールリカなのです。



ドールリカのフィギュア

いわゆるリカちゃん人形とは違うテイストがお分かり頂けるでしょうか。




何しろもう20年以上前のフィギュアだから経年劣化がひどくて、可動式の関節もポキッといきそうで怖くて動かせないレベル。それでも顔は魅力的なドールリカの表情をよく再現していると思う。嬉しいよ私は。ということで早速机に飾った。

またつまらぬモノを買ってしまった・・・と思う部分もあるんだけど、私の中で「スーパードール★リカちゃん」はやっぱり特別な存在だったんだな、と改めて思った。すごくかわいい。超ときめく。やばい。やっぱり私の性癖は当時ドールリカにいじられたのは間違いない。私はかわいい女の子が好きなのよ(断言)。あまりこれ以上深堀りするとカトリック教徒的にかなり問題のある発言になっちゃうんだけど、本当なんだからしょうがない。「スーパードール★リカちゃん」は私にとってはとても大事な存在であります。

まあひとまずは、これ以上は買わないようにするよ。またフィギュアとか買い始めたらキリがないからね。それこそ「初音ミク」のフィギュアの大量のコレクションを処分した時点で気分的には吹っ切れてるのですから、今更あのような生活に戻ることもない。

コレクション系の趣味っていうのは絶対ヤメたほうがいいよね。たちまち部屋の中がガラクタで一杯になるんだ。私は本当に気を付けていないと危ないんだ。油断するとまた手を出しかねないんだ。

ということで。ドールリカ最高ぅ!!マジかわいい。嬉しい。ヤバい。きゃー。










#30
2022年4月8日(金)
「ひっそりと『少女病』でリカちゃん人形の話をしている間に狙っていたオートバイが売れてしまった的なネタ」


春先になると暖かな陽気に誘われて少し頭のおかしい人とかが現れて世間を騒がせたりするものであります。私は自分の住んでいる品川区の速報メールサービス「しなメール」とか、各種事件の速報が入る「メールけいしちょう」とかに登録しているのですが、このところは季節柄なのか

「品川区西五反田で公然わいせつ事件が発生しました」

みたいな通報がスマホに届いたりするのであります。しかも、割と頻繁にであります。やっぱ頭をどこかヤラれてるヤバめな人たちが自らの欲望を解き放っちゃったりするのだろうな、と妙に納得したりする。

かく言う私も春の陽気に誘われてマスクの下でひとり「謎の思い出し笑い」とかをニヨニヨと浮かべたりしているのだからある意味ヤバい人なのかもしれない。自覚があるうちは大丈夫とはいえ頭のおかしい人の気持ちがわからんでもない、というのはある意味危険ゾーンの一歩手前にいるのであろう。

実際のところ前回のモモ通では「スーパードール★リカちゃん」のネタでちょっと自分を解き放った感がある。私は幼少の時から動物が大好きでヒツジだのウサギだのと様々な動物のぬいぐるみをたくさん集めて可愛がっておりました。その方向性は現在もなお続いていて今もアリクイのタエちゃんを抱いて寝ている次第ですが、成人してアニメ好きをこじらせてから発症した「美少女フィギュア集め」に関してはちょっと正常とは断言しきれない微妙な危うさを感じる。文学で言うと私の敬愛している田山花袋先生の作品『少女病』に通じるものがあるような、ないような。


『少女病』田山花袋 (青空文庫)
https://www.aozora.gr.jp/cards/000214/files/1098_42470.html


ということで自分の欲望を解き放ったツイデに今日も2枚ほど画像を掲載してみることにする。パソコンのハードディスクのなかに過去の「ジェニーちゃんコレクション」フォルダがあって、そこからひっぱり出したお人形ネタです。



ジェニーちゃんその1

この子が私のお気に入りだったYO。




この画像自体をすごく久しぶりに見たのだった。もはや、いつ頃の物とも分からない・・・と言いたいところですが手掛かりになるのはテーブル上の小物であるノート型PCに注目。これは明らかに、Apple社の初代"iBook G3 クラムシェル"(1999年7月発売)をモチーフにしていますね。皆様は初代"iMac G3"(1998年)を覚えておられるであろうか?半透明ブルーの、オニギリみたいな形をしたブラウン管の一体型パソコンであります。まさに一世を風靡しました。翌年に「持ち運べるiMac」みたいなコンセプトで発売になったのがiBookです。アニメ会社にいた私は当時アップルローンでこれを買ったのでよく覚えております。稼ぎが少なくてカツカツの暮らしをしていたので支払いに相当苦労したのだった。ああ、いろいろと記憶がつながってきたヨ。

ジェニーちゃんネタをもう1枚。



ジェニーちゃんその2

もはや完全に「子供のお人形あそび」を超越しちゃっるレベル。




ここまでくると我ながら言葉に詰まるのであります。大人になってから発症する「少女趣味」の、手加減することなく突き抜けるヤバさ的なものを感じます。まあ私はもうこの手のお人形趣味は完全に卒業したから大丈夫です(キッパリ)。と言いつつ前回のモモ通で書きましたようにこのたび「スーパードール★リカちゃん」のお人形を入手しちゃったのですけどね。基本的には卒業してます。ホントに大丈夫です。

私も最近知ったのですが、この手の着せ替え人形遊びにハマってる大人(いわゆる「ドール趣味」の人)というのが世の中にはいるらしいよ。リカちゃん人形、ジェニーちゃん人形よりももっとサイズも大きくて服も細密に仕上げていて、顔なんかも「リアル顔」を愛好する人もいればその一方で「アニメキャラ顔」を好む方向とかもあるらしくて、いろいろな嗜好の人がすさまじい金額を注ぎ込んでお人形を愛でている、という話です。そんな趣味もあるのだと知って、私はジェニーちゃんと初音ミク程度で無事に卒業できて本当にヨカッタと痛感するのであります。

さて。上記のような次第で発作的に「スーパードール★リカちゃん」のフィギュアを入手したことを受けて私の「少女病」ならびにジェニーちゃんにハマっていた過去について赤裸々に語ってきたわけですが、私自身のマニア魂については多方面に向いて現在に至っている次第ですから今更さわぐこともないのであります。私の内側をほじくり出せば他にも怪しげなネタはまだまだ在るわけですが、すくなくとも今に限って言えば

オートバイを欲しがりながら、時々フルートを吹いて、夜には動物のぬいぐるみを枕元に並べて眠る

という極めてシンプルな生活を送っているわけですから気楽なものです。年が明けてから先月までのモモ通を読んでいただくとおわかりのように今は基本的にオートバイを買う事しか頭にありません。

そうこうしているうちに、出来たら買いたいなと狙っていたホンダの並行輸入車であるCB125F(新車)が「完売」となってしまいました。あーやっぱり売れちゃったか、間に合わなかったか、とは思いましたが正直なところさほどショックでもなかった。結論から言えば並行輸入車を本気で買う気にはなれなかったのです。オートバイというのは機械、端的にいえば消耗品の塊ですから、交換部品の入手が事実上不可能な並行輸入車を買うというのはそもそも選択肢としてあり得ない。買うなら国内正規販売モデル以外は考えられないです。

車やオートバイは、もう恋に落ちたかの如く心を奪われ、心の底から欲しくてならず、あまりにも欲しすぎて夢にまで出てくるような車種を買うべきなのであります。このバイクじゃなきゃ絶対にヤダ!!他の車種はもはや眼中にない!!このバイクと一生添い遂げるんだ、というぐらい惚れ込んだ車種を買うのが正解です。間違っても値段や消去法で選ぶのは駄目であります。そういう意味でホンダCB125Fはそこまでの魅力はなかった。しょせんは値段で選んだ車種に過ぎなかった。

改めて「ホントに乗りたいのは何?」と自問すればホンダのグロムしかないのであります。現行モデルは黒と銀しかカラーバリエーションがありませんが、旧型のグロムなら黄色が選べたのです。それを中古で探せばよい。2016年モデル、JC61(後期型)のレモンアイスイエローで決まりだな。これを第一候補にして、じっくり探して程度のいいものをできるだけ家の近くのショップで買うのが一番いいずら。

とはいえ今はオートバイの供給不足で中古相場も高値安定。古いグロムも驚くほど高額です。昔は125ccクラスって「ダサい」と馬鹿にされて人気がなくて、どの車種も中古は安かったのにね。

連日のようにネットの中古オートバイ検索サイトで望みのグロムを探しまくっては値段を見てため息をつく、というような日が続いている春のある日、郵便局に用事があるツイデに近所のバイクショップの前を通りかかって、店先に並べられた1台に目が釘付けになった。

お!カワサキのDトラッカー125だ!!
しかもカラーは私の好きなカワサキグリーンじゃん(大興奮)。



カワサキDトラッカー125

Dトラッカー125はカワサキが過去に販売していたスーパーモタードとよばれる車種であります。




特徴的なのはその色とカタチであります。スーパーモタードと呼ばれるジャンル、私はあまり詳しくは無いのですが単純に言うと「オフロード用バイクの車体に舗装路用のタイヤをはかせた軽量スポーツモデル」という感じでしょうか。10年ちょっとぐらい前にはものすごく流行したけれど、ブームが去っていまは完全に絶滅危惧種な存在です。

色は好みが両極端に分かれるカワサキ特有のグリーンです。好きな人はめちゃくちゃ好きな色ですが「あのグリーンだけは理解できない」「あの色に乗れといわれたらどんな罰ゲームかと思う」とまで言い放つ人もいるという、まさに試される色であります。ちなみに私は大好きです。カワサキといったらまずグリーンを連想します。

私はその昔「スーパークロス」っていう、競技場内に人工的につくったコースをオフロードバイクが華麗にジャンプしながら周回して順位を競うというモータースポーツを見るのが好きでした。なんと神宮球場でも開催されていた時代があったのよ。ジェレミー・マクグラスっていう選手がやたら強くてさ。すごくしなやかな、柔らかいフォームでマシンを操るのがもはや神業の域なのよね。ひとりだけフワフワ走ってるように見えて、それで速いという。もうひとり、マイク・ラロッコっていう選手も印象深かった。この人はマクグラスとは対極というか、力業で強引にマシンをねじ伏せる、みたいなフォームで走るの。なんか肩に力入ってるな!身体固いのか!みたいなスタイルで爆走してマクグラスに猛追する姿が実にかっこよくてねー。

で、このとき国内オートバイ4大メーカーのワークスマシンは
・ホンダ:赤
・ヤマハ:青
・スズキ:黄
・カワサキ:緑
っていうカラーリングになっていたから、私は各メーカーの「色」に関しては完全にイメージとして上記組み合わせが刷り込まれてしまった。この組み合わせに優劣などない。4大メーカー、どれもカッコいいのだ。

ところがですねえ。このかっこよさが分からないオートバイ乗りというのもけっこういて、カワサキの緑のオフロードマシンを見て

「何このバッタみたいなバイク超ダセぇ」

とか言って馬鹿にしたりするのであるから私もついムキになって夏目漱石の『坊っちゃん』ばりに「バッタたぁ何だ!!」と反論してしまうのですよ。以前モーターサイクルショーで私がカワサキブースでヴェルシスXツアラーっていうバイクを指して「私これ大好きなのよねー」って言ったら一緒に来ていた友達が

「カマドウマみたいで超キモいんだけど」

とか言い放ちやがったので「ハァ?便所コオロギと一緒にするたぁ何だ!」とマジギレして、悔しくてならず、家に帰ってから枕を涙で濡らしたことがあった。


VERSYS-X 250 TOURER(カワサキ公式) カマドウマじゃないYO!
https://www.kawasaki-motors.com/mc/lineup/versys-x250tourer/


だいぶ話が脱線したのでバイク屋の店頭で中古のDトラッカー125を見つけた時に話を戻します。このDトラッカー125という車種は私が二輪免許をとって一番最初にレンタルして公道を走ったオートバイであり、非常に軽くて細くて乗りやすくて、しかも見た目がかっこいいので大いに気に入りました。



レンタルしたDトラッカー125

はじめて公道を走った思い出のオートバイです。超かっこいい!!




本気で購入候補にあがってカワサキにパンフレットを取り寄せたほどであった。2010年から2015年まで販売され毎年のようにカラーチェンジが行われましたが、カワサキグリーンは2013年モデルのみということで大変に貴重であり、私もこのたび実物をはじめて目にしたのであります。

マジで血圧急上昇ですよ。めちゃくちゃかっこいい!!コレ欲しい!!

値段は近年の中古オートバイ市場高騰を反映して、かなり強気の価格設定です。支払総額34万5千円というのは正直高すぎる。しかも、よく見てみると私の大嫌いな改造がしてあった。詳細は省きますが、いわゆる「フェンダーレス仕様」というものです。



フェンダーレス仕様

車両後部の反射鏡や法定マークのついた部品をはずしてボディの後端にナンバープレートを直付けする。




私は車種・排気量をとわず、車体後部についているナンバープレートの角度を上に向ける改造が大嫌いなのです。ナンバープレートをわざと見えづらい状態にして公道を走る、いわば警察から逃げるために自分の素性を隠しているようなモンです。極論すれば「犯罪者の証」ですよ。フェンダーレス加工をする人はほぼ例外なくこの「ナンバープレートカチ上げ」をやります。そんな改造、私は絶対に受け入れられない。

値段はともかくとして、オートバイ自体はすごくいいのに施してある改造が我慢ならない。

よく見るとそのほかにもウインカーのLED化など電装系もいじっている風味。貴重なグリーンのDトラッカー125になんて余計なことをしてくれたんだよ。ダサい改造しないでノーマルで乗ってほしかったよ。私は「欲しい、けど、でも・・・」状態で帰宅し、いつもオートバイに関してアドバイスをいただいているメカニックさんに半泣きで相談してみたのであります。

手がかりは数枚の写真しかないのに、「ノーマル状態に戻すとしたらどれぐらいの部品交換が必要で、費用はいくら位になるか」という、購入者サイドとしては一番気になる点について細かく調べてくださって、私は心の底から感謝しつつもその提示された明細&金額にボーゼンとなったのであります。これは、もう、無理してノーマルに戻すことはあきらめて、すべてを受け入れてこのまま乗るのが正解であろう、というレベル。

余談ですがオートバイに限らず修理の見積もりを出すのって相当手間がかかる作業であります。どんなふうに扱われたかも分からない中古車の修理見積もりは経験のある職人さんでも大変な手間をかけて行うものです。研修を終えたばかりの新人でもできちゃう「新車の見積もり無料!」というのとはワケが違うのですよ。なので今回相談にのっていただいたお見積もりについても相応のお礼をきちんとしたい気持ちです。親しき仲にも礼儀あり。何をお渡しするのがよかんべえ?最悪、お見積り代を請求してください、って申し出ようかと思う。

なんか日本人って昭和の昔から基本的にエンジニアを軽んじる風潮があるっていうか、メカニックさんに対して敬意を払わない人が多すぎると思うのよね。ひどい人になると車の修理を依頼して工賃を値切ろうとするキチガイまで存在するのだから呆れる。それこそ手を油でよごしつつ不具合を見つけ出し、機械が再び問題なく動作するように直すというのがどれだけ大変で、繊細で、労力がかかることかを理解していないってことだ。そこに見合った報酬を払わないで済ませるなど到底許されることではない。

この20年で日本の工業分野が軒並み衰退したのは、あらゆる業界で最前線で手を動かすエンジニアを軽視する風潮が蔓延しているせいだと個人的には思うのです。文系の莫迦経営者とか取り巻きの無能役員とか人件費カットしかアドバイスしない単細胞コンサルとか超要らないわ。この世の製造業のトップから一掃したいわ。名前は出さないけど、かつて三菱自動車の社長の座についた人がモータースポーツ部門をツブしたり車種を減らしたりしてオレが経営を改善してやった的な態度で偉そうにしているくせに「実はソイツ自身は車の運転免許すら持っていない」と知った時はマジで激怒したわ。無能な文系連中が製造業のトップにつくような時代が続いてから日本の製造業は凋落の一途ですよ。実に腹立たしく、悔しくてなりません。

私自身は母方の祖父が横浜で機械部品製造会社を一代で築き上げた人であったから、必ずきちんとした工具を使う事、工具は大事に扱う事(容易に他人に貸したりするものではない)とか機械は必ず両手でしっかりと持つことなどいろいろ教わった。危険だから、ということで仕事場には決して入ることを許してはくれなかったから仕事中の祖父といえば背中しか見たことはないけれど、私は農家さんや漁師さんを尊敬するのと同じぐらいに、技術屋さんを尊敬しているのであります。

なんかまた興奮しすぎて話が脱線してしまった。話はDトラッカー125であった。

これほどの改造車を買うのだったら最初から無改造の中古車を気長に探したほうが満足度は高いであろう、というような結論に達しつつあります。ま、おかげで購入候補が黄色い旧型グロムだけじゃなくなったわ。Dトラッカー125の存在を思い出せただけでもヨシとしよう。カラーについてもグリーンのみにこだわらず、他の色も購入候補にして、じっくり探してゆこうと思います。










#31
2022年4月11日(月)
「映画『イージー・ライダー』とアメリカンバイクの話」


私が映画『イージー・ライダー』を見たのは1995年の春であった。今はなき有楽町のスバル座で25周年記念リバイバル上映が行われたのを、待ってましたとばかりに見に行ったのである。

映画『イージー・ライダー』(1969年アメリカで公開、日本では1970年に公開)に関しては私があえて多くを語る必要もないであろう。時代を強烈に代表する歴史的作品であります。個人的にはオートバイ好きな人はもちろんのこと、当時の"The Band"とか"Jimi Hendrix"とかのロックミュージックが好きな人は必見だと思います。絶対に見るべし。私自身、Roger McGuinn率いる"The Byrds"の熱烈なファンでありましたから、劇場でこの映画を見ることができたことは大いなる満足となりました。

麻薬の密売で大金を儲けたニックネーム「キャプテン・アメリカ」ことワイアットとビリーの青年二人組がオートバイでさすらいの旅に出る、という物語であります。

Easy Rider - Intro - Born to be wild!





ステッペンウルフ(Steppenwolf)による主題歌「ワイルドでいこう!(Born To Be Wild)」の印象は強烈のひと言に尽きます。

話はちょっとそれますが私は「一発屋」というのを愛してやまないのであります。どんな方面であれ芸術の道をこころざし、創作活動に魂を捧げている人であれば

世界に名を残す作品をつくりあげたい

と思うのは当然のことであって、そして現実に目を向ければ「実際に歴史に名を刻む作品を残す」人というのは星の数ほどいる人たちのなかの、ほんの一握りなのであります。

こんな言い方をすると熱烈なステッペンウルフ・ファンは怒るかもしれないけれど、彼らは一般世間の視線からすれば「ワイルドでいこう!」の一発屋であります。ほかの曲は正直、誰も知らない。しかしそれでもステッペンウルフは偉大であって、その輝きは永遠に消えることはない。映画『イージー・ライダー』とともにロック史上に大いなる足跡を残したバンドであることは不変なのです。

そして、こう言ってはナンですが映画『イージー・ライダー』の主役とでも呼ぶべきキャプテン・アメリカことワイアットを演じた俳優ピーター・フォンダも、俳優としてのキャリアを見たら『イージー・ライダー』だけの一発屋だと思います。しかしキャプテン・アメリカの最高にクールなかっこよさ、チョッパーハンドルで細身なボディのオートバイを颯爽と駆るイカした姿はもう永遠の輝き、青春のシンボルであって、その魅力は私たちの心の中でワイアットとしていつまでも生き続けるのであります。

一発屋であることが、どれだけ偉大であるか。日本人はヒット作をいくつも飛ばした人を高く評価して一発屋を小馬鹿にする傾向があるけれど私は違うんだ。もちろんヒットを連発するのはすごい事だし、それを批判する気などないけれど、一発屋には一発屋ならではの強烈な個性を放っている事を称賛する人間でありたい。

さて。映画『イージー・ライダー』に登場するオートバイに話題を移そうと思います。劇中ではチョッパーハンドルとすさまじい角度で長く伸びたフロントフォーク、スリムな前輪、星条旗をあしらった細身の燃料タンクが目をひくキャプテン・アメリカ号と、バーハンドルをおごり軽く前傾姿勢を保ちつつ力強さを全開でアピールするかのようなビリー号という、2台のアメリカンバイクが登場します。言わずと知れたハーレーダビッドソンであります。

オートバイを乗らない人がしがちな誤解のひとつが「バイク乗りは皆、いつかはハーレーに乗りたいと思っている」と勝手に思い込むことであります。ハーレーに憧れてバイク免許を取る人というのはそれなりに多いとは思うけど、みんながみんなハーレー好きという訳でもないのが現実です。むしろ、見るからにアウトローっぽい装いで多数で群れて爆音を響かせているハーレー乗り集団なんかは逆に嫌われてたりするから、ひと口にバイク乗りと言っても事情はいろいろ複雑なのです。



昔のハーレーの広告

ハーレーダビッドソンと言ってまさかこういうのを連想する人はおるまい。




最近ではオートバイの車種分類としては「クルーザー」と呼ばれるのが一般的らしいが、私の時代はハーレーのような車種イコール「アメリカン」と呼ばれていた。かつては日本のオートバイメーカーも独自のテイストをもったアメリカンを多数リリースしていて、その個性も実に豊かでまさに百花繚乱という感じであった。今は各社のラインナップから姿を消しつつある。アメリカンが好きな人は、もう迷わず本家ハーレーに行っちゃうのかもしれないね。

私の友人にもハーレー乗りはいるし、旅先でもたくさんのハーレー乗りをみてきたが、個人的には(非常に言いにくいのだが)なんだかパッとしないという印象である。

映画『イージー・ライダー』のキャプテン・アメリカのようなクールでイカしたハーレー&ハーレー乗りというのを見たことがないのである。全国のハーレー乗りを敵に回す覚悟で言っちゃうけれど、総じてダサい。揃いも揃って、みなボロい。

なぜなのか。

改造したのはいいがチョッパーハンドルの高さがありすぎて「万歳!」みたいになっちゃってる人とか見たりすると悲しみに沈むレベル。なぜ、みんな、ピーター・フォンダみたいにかっこよくキメてくれないのか?カスタムの好みや指向性は自由だから他人が口をはさむのはヤボというものだけど、なぜキャプテン・アメリカ号のようにかっこよくしないで、見るからにダサくしてしまうのか?

私が愕然としたのは、ハーレーダビッドソンの公式サイトを見てみたらラインナップにキャプテン・アメリカ号みたいなかっこいい車種が1台もないという恐るべき真実であった。


ハーレーダビッドソン・ジャパン(公式)
https://www.harley-davidson.com/jp/ja/index.html


なんかもう『イージー・ライダー』とは別の世界の乗り物ですよね。こう言ってはナンですが、私個人としてはかつてホンダがつくっていた50cc原付バイクの"JAZZ"のほうが、よっぽどキャプテン・アメリカ号っぽくてかっこよいように思える。



ホンダJAZZ(1997年モデル)

冗談抜きでこっちのほうがよっぽどかっこよくないか?




ホンダ ニュースリリース1986年4月14日
小粋な50ccアメリカンバイク「ホンダ・ジャズ」を発売。
https://www.honda.co.jp/news/1986/2860414.html


・・・なんでお前はいつも挙げるオートバイの例が原付なんだよ!と怒られそうですが、そういう世代なので勘弁して下され。80年代〜90年代にかけて、原付バイクが大人気で高校生はみんな夢中になった時代を過ごしていたから、たとえに出すのも当時の記憶が基準になっちゃうのよ。

それにしてもこうしてみるとJAZZのデザインは実に秀逸ではないか。チョッパーハンドルの塩梅といい、フロントフォークのキャスター角といい長さといい、そしてタイヤの細さといい、誰がどう見ても映画『イージー・ライダー』の世界観を見事に50cc原付で具現化している。上に載せた写真は最終モデルである1997年型ですが、この見た目なら本気で乗りたいと思うぐらいだ。日本メーカーがつくるアメリカンバイクを「ジャメリカン」などと呼んで馬鹿にする人もいたが、私の個人的見解でいくと和製アメリカンの最高峰はホンダのJAZZではないかという気さえする。

ということで一瞬「JAZZの中古車ってありえるのかな?」などと思って検索サイトを見たりしてしまったよ。冷静に考えたら、JAZZは50ccだから最高時速30キロ制限もあるし、二段階右折のルールも守らなきゃいけない。都内で乗るには不便が多いだろうな、と思う。逆に、田舎道をJAZZで時速30キロで流したら最高に気分がよさそうだ。まずいね。欲しくなってしまうわ。現実問題としてはキャブ車でキックスタートっていう時点で今更無理だけど。

ということでホンダさんよぉ。ハンターカブにはじまってモンキーもダックスも125ccで復活させているホンダさんよぉ。次はぜひジャズを125ccでやってくれませんかね?現行レブルみたいな路線じゃなくて、映画『イージー・ライダー』路線で。

えー。最後に。映画『イージー・ライダー』につきましては、冒頭の麻薬密売、稼いだ金をホースにつめてオートバイの燃料タンクに隠し、そして颯爽とマシンにまたがり腕時計を捨てて走り出すとステッペンウルフの「ワイルドでいこう!」がバックで流れるあたりがピークで、あとはグダグダな展開です。はっきり言って、グダグダ映画。もう絶望的にグダグダ。でも私は好き。これから見る人は覚悟して見てくださいね。










#32
2022年4月14日(木)
「ビッグスクーターはお好き?」


前回のモモ通では私が唐突に「アメリカン」タイプのオートバイについて語ったので、意外に思われた方もいるかもしれません。キミはそういうタイプも好きだったのか?的な。

私自身はオートバイに関しては「嫌いな車種(ジャンル)」というのは無いですね。強いて言えば排気量の大きいバイクは免許がないので乗れないし、そもそも興味が薄い、という程度で、大型だから即、嫌いとかいうのはないです。現行のカタナとかかっこいいから好きだし。大型バイクといったらカワサキNinja H2 SX SEだし、車種はなんであれ大型車を上手に取り回ししている人とか心の底から尊敬しちゃうし。

しかしいささか残念な事ではありますがバイク乗りのなかでも極端に「偏食な人」というのは実際にいるわけで、割と多いのが「スクーターはバイクと認めない派」とか「ビッグスクーターは問答無用で嫌い派」とかいう人たちです。

そういえば1990年代の終わり頃から2010年ぐらいまでであろうか。世の中にビッグスクーターなる乗り物が登場し、大流行し、都内でも数多く見かけた時代がありました。排気量250ccや400ccといったサイズの大柄なスクーターであります。ヤンキー系というのでしょうか、特定の層にとりわけ人気が高く、常人にはちょっと理解しがたいような改造を施し(青色LEDを車体につけまくったり、爆音がうるさいマフラーを装着したり)、乗り手も足を前に投げ出し、ラッコが水面で仰向けになっているかのようなだらしない姿勢でそこいら中を走り回っていたのであります。

特に青色LEDの照明を無駄にたくさん装着してそれを全点灯して走る様は「イカ釣り漁船」などと呼ばれて嘲笑の的となりました。あれはさすがの私も理解できないレベルでした。何故光らせるのか?そんなに目立ちたいのか?彼らなりの、精いっぱいの自己主張だったんでしょうね。

のちに蔑称「ミドリムシ」と呼ばれる駐車監視員が2006年に登場し、2人1組となって歩道に停めてあるバイクを一斉に「駐車違反」扱いにする時代がやってきました。街中をあふれんばかりに走っていたビッグスクーターはミドリムシの格好の餌食となり、またそれと並行して日本の景気が低迷し人々がビッグスクーターを買うことができなくなるほどに貧困問題が加速したせいもあって、ビッグスクーターブームは嘘のように尻すぼみ状態で終焉を迎えたのでありました。

私はビッグスクーターは旅の道具として秀でている(運転が楽だし旅の荷物もたくさん積める)と知っていたので、あれはあれでOKな乗り物と思っていました。特にタンデム乗車で後席にのせてもらうと有難みがよくわかる。かつてヤマハにマグザムっていう250ccのスクーターがあって、やたら車高が低くてヤンキーの兄ちゃんがラッコ乗りするケースが多かったので嫌悪感を抱く人が多かったのですが、リアシートは乗り降りが楽で実際に着席してみるとすこぶる快適ということで私はマグザムを高く評価していました。

いいじゃないですか、ビッグスクーター。私自身もスズキのジェンマという250ccのスクーターのデザインが好きでわざわざカタログを請求したほどです。



ジェンマ250

ジェンマは購入候補に挙がるぐらい好きだった。




あらためて考えてみると嫌いなバイクはないなあ。強いて言えばマフラーを改造してやたら音がうるさいのとか、ナンバープレートをカチ上げてるのがイヤですね。でもそれはオートバイのジャンルには関係なくて、どちらかといえば乗り手(の趣味)の問題ですね。

だから「フルカウルのバイクはオタク臭い」だの「アドベンチャーは中途半端」だの「群れてるハーレー乗りがウザい」だのと、自分の好みに合わないというだけで容赦なくを他人の趣味をこき下ろすのはツマらんなあ、と思う。みんな違ってみんないい。好みは人それぞれなんだから、同じオートバイ乗り同士で仲良く行こうZE!という気持ちですよ。

じゃあ何かい?
アンタは「珍走団」も容認するのかい?

という人がいるかもしれない。「珍走団(ちんそうだん)」ってわかります?ネットスラング発祥で、かつて「暴走族」と呼ばれた人たちの呼称であります。えてして落ちこぼれた少年少女が憧れてしまう「暴走族」というものを、もっとダサいイメージで呼ぼうという運動から生まれた呼称であり、現在では福岡県警が制式に採用するなど定着がすすんでいます。

昭和の時代を思えば少なくなったとはいえ今でも地方などでは珍走団が健在ですね。信じがたいことですが茨城県なんかにいくと「青森のねぶた」みたいに過剰な装飾をほどこしたオートバイ等、思わず二度見してしまうほどすごいのがいます。雑誌でいうと「チャンプロード」の世界でしょうか。特攻服のレディースが凄んでる写真とか懐かしくて涙が出るわ(←何故知っているんだワタシは)。

三段シートにロケットカウル、絞りハンドルなど独特の文化があって、エンジンを空ぶかしして彼らなりのビートで爆音を刻みながら徒党を組んで走るさまは悲しみと憐れみをさそうのです。そんな珍走団も高齢化がすすみ「旧車會(きゅうしゃかい)」などと自称し活動を続けている老人もいるそうですから、もう「悲惨」の一言です。

私の個人的な見解としては、珍走団の独特な文化、すなわち車やオートバイに改造を施して他人に迷惑をかけながら徘徊する行為は「有形民俗文化財」の一種だろうと思います。特定の人間層のあいだで脈々と受け継がれる民俗的な習慣や芸能ですね。

少し真面目にいえば珍走は「文化財保護法」が取り扱うような分野、すなわち、衣食住、生業、信仰、年中行事などに関する風俗慣習、民俗芸能、民俗技術などの無形の民俗文化財に用いられる衣服、器具、家屋その他の有形の民俗文化財ということだろうと思います。車やオートバイはあくまでも彼らの活動の素材として主に改造されて用いられますが、一般の人が用いる車やオートバイとはそもそも「文化圏が違う」のであります。

また私自身は「異文化は尊重すべきだが無理してまで共存する必要はない」というスタンスで生きていますので、おのずと珍走団に注ぐ視線もそれに従ったものとなります。これ以上はコメントのしようがないですねえ。

話をビッグスクーターに戻そうと思います。かつては大流行したものの今は本当にパッとしないジャンルになってしまいました。最近はいにしえのビッグスクーターよりふたまわりほど小さいサイズが主流です。人気スクーターの代表と言えばホンダのPCXですね。排気量160ccの軽二輪と、125ccの原付二種があります。発売してから幾度かモデルチェンジをしているようですがどれも高性能で評判がよい。あまりにも人気がありすぎて盗難の被害も多いと聞きます。余談ながら個人的に尾崎豊は好きでしたがバイクを盗んで走る歌だけは我慢ならなかった。車やバイクを盗む奴は呪われるがよい。犯人が捕まったら問答無用で両腕切り落としの刑でいいと思う。

私はヤマハ党だからイチオシはグランドマジェスティ400!といいたいところですが現実は違った。前述のように私の魂をわしづかみにしたのはスズキのジェンマでした。



赤いジェンマ250

憧れだった赤いジェンマ。旅の相棒として、これはおおいにアリですよ。




それにつけてもジェンマのデザインは今見ても素晴らしいものだと感じます。こう言ってはなんですがちょっと常軌を逸したセンスが爆裂しちゃっていますよね。デザインした人も相当頭のネジがふっとんでるけど製品化にOKを出した上層部も普通じゃないと思う。私は個人的にものすごくツボにはまっていますが案の定「普通の人」はまず選ぼうとしないスクーターであり、街では希少車であり、要するに不人気でありました。

なおこのタイプのジェンマは2008年登場でありますが、ジェンマというネーミングはかつて存在した車種の名前を復活させたものであり、1981年に登場したジェンマ50が初出であります。そして重要なポイントですが、名前の由来はマカロニ・ウェスタン映画の大スター、イタリア人俳優のジュリアーノ・ジェンマというのだから超イカすじゃないですか。

話がそれますが私は幼少のころより西部劇が大好きで合衆国のテレビドラマ「ローハイド」をはじめとする西部開拓時代のカウボーイやガンマンの世界が狂おしいほどに好きなのであります。いったいどういう訳なのか1960年代から70年代はじめにかけてイタリアで西部劇が作られまくったという謎の時代がありまして、その代表的な俳優がジュリアーノ・ジェンマであります。めちゃくちゃカッコよかった。ほかにもフランコ・ネロとか、まだハリウッドではいまひとつな存在感だった若き日のクリント・イーストウッドやバート・レイノルズなんかも活躍していましたね。いやはや、昔話になるとつい熱くなってしまう。

ということで、今日の結論としましては「スクーターも含めてオートバイはみんなイイ!」というのが言いたかったのです。自分の好きじゃないジャンルの車種をけなすとか、エンジン排気量の大小や気筒数で優劣を語るとかマジでつまらないです。なんのかんの言っても、しょせんオートバイ乗りにとっては

「自分の愛車が世界で一番かっこいい」

というのが揺るぎない真実なのですから、もうそれだけで充分ハッピー、いわば天国を先取りしているようなわけですよ。他人のバイクをけなすなんていうヤボな真似はさっさとやめて、自分の愛車のガソリンタンクを指でまさぐり、つい思いあふれてタンクを舐めてしまうに至ればもはやそれが快楽へと変わるのであります。ああ、今日もバイク乗りの心は平穏であります。










#33
2022年4月17日(日)
「自宅のネット回線不調と今後の作戦」


本日のモモ通、まずは「復活祭」のご挨拶から。Happy Easter!!主の御復活まことにおめでとうございます。カトリック教徒である私としてはウキウキが止まらないのであります。主イエス・キリストは復活し私たちとともにおられます。これを喜ばずに何を喜べというのでしょうか?もうエゾモモンガは小躍り状態でありまして、神を賛美しまくるのであります。甘党としては「あんこ」を食べずにいられないレベル。あーすごいシアワセ。

まあ正直に言っちゃうとカトリック教徒になっても「つらい病気が瞬時に治る」とか「宝くじの一等賞がサラリと当たる」とか「飼い犬がココ掘れワンワンとほえて実際に掘ってみたら大判小判がザックザク」とか、そういうストレートな現世的な御利益はないのであります。「一番自分を苦しめているお金の問題が一晩で解決する」なんていうことはまず無い。

でもシアワセになれるよ。これは本当。

神様に感謝しながら送る毎日、すべての天使と聖人に感謝しながら過ごす「この世」というのは実に、実にハッピィなのであります。私なんて神様をたたえるためにフルートを吹き、神様をたたえるためにオートバイに乗るという人生ですよ。何もかも神様に捧げちゃえば生きることの全てが有難く、そして愛おしいのであります。

ということで御復活祭で洗礼を受けられた皆様おめでとうございます。

まあ私はしがないひとりの信徒にすぎないわけですが、何も自分の信仰を他の人に無理矢理押し付けようとかいうウザさは持ち合わせておりませんのでご安心いただきたい。人と会うたびに宗教の勧誘なんてやってたらマジで友達いなくなるって(笑)。

たとえばモモ通読者の多くの皆様もご先祖様を敬い、感謝し、神仏に手を合わせる日々を送られているでありましょう。私は「信心深くあること」「敬虔であること」って大切だと思うのよねん。大事なポイントはそこですよ。逆の言い方をすると神をもおそれず浅はかな知識と謎の自信に満ちて自分の価値基準だけで世の中を俯瞰した気になっているような傲岸不遜な人には敬意を抱けない。唯物論で生きてる共産主義者なんてそもそも人として見ることができない。私に言わせれば信仰心の無い奴なんて虫けらと同様なのですよ。

おっと前置きが長くなったZE。今日の話題に入りましょう。今日は珍しくオートバイネタじゃないよ。

ここ数週間、自宅のインターネット回線の調子が悪いのであります。夕方ぐらいから深夜にかけて、通信がブツブツと切れる&つながらない時間がしばらく続くという状態が続いています。

私は基本的に「日没がきたら暦が次の日にかわる」という前提で生きていますから、翌日のモモ通は前日の晩にアップしたいのですが18時ぐらいになるともうネットの接続が不安定になってしまう。これは困る。

自前で用意した無線LANのルーターは正常に作動しているし、自宅内の有線のネットワークも絶好調である。何よりも、朝から昼の間は全く問題なくインターネットに繋がるのだから機具の不具合は考えにくい。

住んでいる建物が超絶に古いオンボロ物件で、マンションタイプのVDSL方式となっています。2022年の時点で、一般的な光回線の最大通信速度は1Gbpsが主流になっているにもかかわらず、VDSL方式は最大100Mbpsです。悲しいよねえ。何のための光契約だよ。この時点で悪い予感しかしません。

以前住んでいたマンションも築が古く、ネットワーク環境の設備が老朽化しており回線が不安定なうえに速度も出ませんでした。住人みんなが一斉にネットを使うと設備がダウンするみたいな状況でした。たぶん今の住まいも似たような状況なんだろうな、と思っています。大家さんが意を決して各戸に光ファイバーを引くぐらいの大工事をしてくれない限り解決の目処はたちません。

ということで端的に言えば「ネット固定回線のトラブルは建物が古いせい」なのだろうと思います。これはもう、あきらめるしかない。

夜な夜なネットにへばりついてもせいぜい動画サイトでアリクイをはじめとする好きな動物を見るとか中古オートバイ検索サイトを覗いて身悶えするとか、その程度のことしかしない。ということでネットがブツブツ切れ始めたら、ネット徘徊的な娯楽をあきらめることにしていました。

しかしですねえ。ネットオークションはたいてい夜に終了するケースがほとんどであります。おのずと夜遅くまでネットにかじりつき、ライバルと競り合うという感じになります。「いざ入札しようとしたらネットが切れていた」では話になりません。ネットの不具合ゆえにマトモにオークションで戦えない状態にさすがの私もストレスがたまってきました。あー!!

で、翌朝になってオークション結果をチェックして激しく凹みつつ、すべてをあきらめる的な悲しみが止まらなかったりする訳よ。



プラレールのオークション終了

お前、またこんなモン狙ってたのかよ。




それにしてもプラレールの中古で20,500円はすごいね。マニアは普通HOゲージとかNゲージとかの、ちゃんとしたスケールの「リアルな模型」を欲しがるもんだとばかり思っていたよ。プラレールにもマニアはいるのだな。驚愕であります。おっと話がそれてしまった。

さて。いまどきは5Gとかいって、無線通信環境が高速化しているじゃないですか。自宅に固定回線をあえて引かずに使うような簡易な5G設備はないかな?とか思って調べてみた。たとえばドコモのhome 5Gなんていうのがある。


ドコモ home 5G(公式)
https://www.docomo.ne.jp/home_5g/



ホーム5G

あるじゃん。そうそう、こういうイメージですよ。




5Gエリア内であればウチのクッソ遅いVDSL回線よりも高速通信ができるのではないか?と期待しちゃうものであります。しかし5Gはエリアが曲者(くせもの)で自宅がまだ圏外だったりするし、仮にエリア内に入ったとしても上記ドコモの公式サイトでは

「当日を含む直近3日間のデータ利用量が特に多い場合は、それ以外のユーザーと比べて通信が遅くなる場合がある」

としており、無線ルーター契約にありがちな使用制限の罠もありそうだからちょっと導入するのはためらってしまうのです。その昔イーモバイルなんかを契約してけっこう痛い目にあったよなあ(遠い目)。そもそも私のスマホは5G対応じゃないし、デスクトップパソコンにいたっては有線じゃないとネットにつなげないのだった。時期尚早どころではない。物理的に無理。

とりあえずスマホの料金プランを見直して当面をしのぐしかないな。

これまでは

(1)メイン回線 日本通信SIM かけほプラン データ3GB+通話かけ放題 月額2,728円
(2)サブ回線 UQモバイル くりこしプランS データ3GB+通話従量制 月額1,628円

という組み合わせできました。しかしメイン回線の日本通信が「シンプル290プラン」というすさまじい料金プランを発表したことで状況が変わりました。データ1GB・音声通話可で月額基本料が税込290円なのです。これに通話かけ放題オプション(1,600円)を追加すると月額合計1,890円という破格の安さで「データ1GB&通話かけ放題スマホ」が誕生します。私は通話をしまくるので最高のメイン回線に化けました。ガラケー時代のカケホより安い。

通話に関しては専用アプリを用いるプレフィックス制の物は総じてクソですから(これまで楽天LinkやOCN電話の品質でどれだけ痛い目にあったことか)、ドコモ回線品質で通話ができる日本通信以外はもはや考えられない。ほかには移れない。

データ通信はサブのUQモバイルを使ってきましたが月額料金が高いのが悩みでした。

そんなさなか、この春に日本通信の兄弟とでも呼ぶべきMVNO、HISモバイルがなかなか魅力的なプランを出してきました。HISってあの旅行会社のHISですよ。スマホSIMのMVNOもやっているというのがちょっと不思議な気がしますね。新型コロナウイルスの流行で本業が心配ですけど、経営の多角化ですかね?


HISモバイル 2022年新プラン(音声通話月額290円 等)公式
https://his-mobile.com/domestic/planlp_2022splan



HISモバイル音声通話税込290円プラン

今は音声通話SIMを月290円で持てる時代ですのよ。凄い!




290円というのがまず驚きですが、私はまず通話料の安さに注目しました。30秒あたり税込9円です。UQモバイルで通話すると30秒あたり税込22円。プレフィックス制のMVNOが30秒あたり11円というのが相場ですから、HISモバイルがどれだけ安いかがわかろうというものです。こういう事を言うとしたり顔で「楽天Linkなら通話は無料ですよ!」とか言う人がしゃしゃり出てくるけど、そういう人はえてして人生経験が足りない。楽天Linkなんて通話品質がひどすぎてマトモに会話もできず速攻で解約したわ。ネットで読んだ知識だけ披露したってダメなのよ。実際に使ってみないと。

次に驚いたのがデータ7GBプラン(音声通話可)の料金です。1ヶ月に7GBで月額990円(税込)というのは実にアッパレではないか。まあ格安SIMですから昼休みの時間帯とかは速度低下が避けられないでしょうけど、私は年がら年中スマホとにらめっこするタイプの人間ではないので大丈夫かと思う。

この料金プランは2022年5月中旬提供予定という話ですから、サービスがはじまった時点で

(1)メイン回線 日本通信SIM 290円プラン+かけほ データ1GB+通話かけ放題 月額1,890円
(2)サブ回線 HISモバイル 7GBプラン 月額990円

という体制に変更することにしました。通話用とデータ用のスマホ2台持ちで合計2,880円(別途、ユニバーサルサービス料が必要)ということになればフトコロ的にも良いのではなかろうか。かつて、通話用ガラケーとデータ通信SIMスマホの2台体制だった頃を思い出しますね。

ちなみにスマホ1台にまとめるならHISモバイルの7GBプランに完全かけ放題のオプションを付けると合計金額は月2,470円でイケます。もはや信じがたい安さですな。実のところ、スマホが2台あるとサブスマホで調べものをしながらメインスマホで通話ができるとか、片方にトラブルが発生しても慌てずに済むとか、諸々のメリットがありますので私は2台体制を続けていこうと思います。ひとまずデータ通信用のスマホが7GBも使えるなら、夜の自宅固定回線が不調でもストレスを抱えずに済みそうです。夜のオークション競り合いも安心です。

それにつけてもスマホの維持費も随分と安くなりましたね。その昔、NECのモバイルギアっていうハンドヘルドPCをISDN公衆電話に接続してメール送受信やネットサーフィンをしていた「モービル・コンピューティング・マニア」だった私にとっては、本当に夢のような時代を生きております。やっぱり長生きするモンだよ。










#34












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